2014/08/02 - 2014/08/04
78位(同エリア4374件中)
Mugieさん
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2014年の夏休みの家族旅行の記録です。
パパはギリシャから合流だったので、トルコは長女10歳、次女5歳を連れた母娘3人旅です。
当時はSIMフリーのスマホを持っていなかったので、家に残ったパパのために、旅行中Wi-Fiにつながったところで、写真をアップロードして旅の様子を伝えていた旅行記がありますが、少しでも個人旅行の計画の参考になればと思い、コロナで海外に行けないこの時期に、きれいにまとめ直すことにしました。
今の会社に転職して、初めて2週間の夏休みをフル活用した旅です。
土日挟んで16日間の長旅がうれしくて、今思うと、詰め込み過ぎのスケジュールで、予定通りに進んだのが奇跡みたいに思います。
トルコ国内だけでも、イスタンブール、カッパドキア、パムッカレ、クシャダシと4都市訪問し、さらにフェリーでギリシャに渡り、エーゲ海のサモス島、ミコノス島、サントリーニ島をめぐりながらアテネに抜けるという、大移動の旅でした。
子連れでトルコに行くというと周囲に驚かれましたが、トルコは昔両親とツアーで行ったことがあり、治安も良かったし、世界遺産のオンパレードで子供たちにも楽しいんじゃないかと思い選びました。
実際、子供たちはまだ小さかったですが、インパクトが強かったのか、トルコやギリシャのことはよく覚えてるみたいです。
今回旅行記を書くのに、何かと子供たちにも確認しましたが、家族旅行の思い出を振り返るいい機会になりました。
<スケジュール>
8/2 羽田からドバイ経由でイスタンブール ←ココ
8/3 イスタンブール観光 ←ココ
8/4 イスタンブール半日観光後、飛行機でカッパドキア ←ココ
8/5 カッパドキア終日観光
8/6 カッパドキアからパムッカレに移動
8/7 パムッカレ終日観光
8/8 パムッカレからクシャダシに移動
8/9 エフェソス遺跡観光
8/10 クシャダシからサモス島経由でミコノス島に移動
8/11 ミコノス終日観光
8/12 ミコノス島からサントリーニ島に移動
8/13 サントリーニ終日観光
8/14 サントリーニから飛行機でアテネに移動
8/15 アテネ終日観光
8/16 アテネからドバイ
8/17 ドバイ経由で羽田着
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 4.0
- ショッピング
- 4.5
- 交通
- 4.5
- 同行者
- 家族旅行
- 交通手段
- 高速・路線バス 徒歩 飛行機
- 航空会社
- エミレーツ航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
今回のルートは地図で示すとこんな感じです。
トルコの国土は日本の面積の2倍あるそうです。
子連れなので、長時間のバス移動は避け、飛行機を活用して回りました。
緑の線が飛行機移動、青がバス、ピンクはフェリーです。
世界8番目の不思議とされる巨大神像があるネムルトダーゥに行ってみたかったのですが、カッパドキアよりさらに遠く、シリアとの国境にも近いので、あきらめました。
エーゲ海の真珠と讃えられるイズミルも前回行ったときに素敵な街で感動したのですが、旅程に入りきれませんでした。
先日、大きな地震が起きたので、被害が心配です。
また、サモス島は津波があったそうですが、観光した町の広場が浸水してる映像を見てびっくりしました。 -
さて、ハードスケジュールの旅の始まりです。
8/1の金曜日に仕事を終えて、定時ダッシュで家に帰り、保育園に迎えに行って、夕飯を食べ、お風呂に入り、荷物をまとめて、タクシーで羽田空港に来ました。
翌日0時30分発のエミレーツの夜行便でドバイに飛びます。 -
8/2
エミレーツのキッズミールです。
飛行機はイスタンブールIn、アテネoutのオープンジョーになるため、両都市に乗り入れていて、かつ自宅から近い、羽田に就航していたエミレーツにしました。 -
早朝、ドバイでトランジット中です。
旅行に行く直前にプライオリティパスの有効期限が切れていることに気づき、急いで更新の手続したけど新しいカードは出発には間に合いませんでした。
でも、エミレーツは乗り継ぐ時間が4時間以上の場合はフリーのミールクーポンを出してくれるので、それを活用しました。 -
COSIというレストランで子供たちはピザを頼みましたが、ちょっと変わった味で、中東に来たな、と思いました。
ドバイ空港は民族衣装を着たインド系や、アフリカ系の人がいて国際色豊かでびっくりしました。
子供たちは、服装も、髪の色も、肌の色も違う人たちを見て、不思議そうでした。
アフリカの人など、どこの国の人なのかさっぱりわからず、外国人が中国人も韓国人も日本人も区別がつかないのは当然だと思いました。 -
イスタンブールに着きましたが、まだ同じ8/2の午後3時です。
スーツケースがなかなか出てこなくてちょっとドキドキしましたが、無事にピックアップできました。
子供を出産してからは近場でのアジアに行っていたので、久しぶりのヨーロッパ、遠かったけど、無事に到着してホッとしました。 -
ホテルは旧市街にあるホテルアルカディアブルーイスタンブールです。
空港からホテルまでタクシー代は40TM/2,000円くらいでした。
アヤソフィアやブルーモスクに歩いて行ける好立地です。
部屋もきれいでバスルームはタイルの装飾がおしゃれでした。
http://www.hotelarcadiablue.com/ホテル アルカディア ブルー イスタンブール ホテル
-
長旅の割にまだ元気があったので、トラムに乗ってエジプシャンバザールに行くことにしました。
券売機でチケットを買うと、ジェトンというコイン型の切符が出てきます。
4TL/200円です。
子供料金はよく覚えてませんが、5歳の次女を見て、係りの人は年齢も聞かずにフリーって言ってたので、身長基準なんだと思います。 -
トラムは街の景色を楽しみながら移動できるのがいいです。
スルタンアフメット駅からエミノニュ駅に来ました。
この辺はサバサンドを売る屋台船で有名です。
橋の向こう向こう側はアジアとなり、まさにここがヨーロッパとアジアの境目です。 -
トラムの駅から近いのに、地図を読むのが苦手なので、道に迷い、レストランの前に立つ客引きのお兄さんに教えてもらいながら、エジプシャンバザールにつきました。
ここは昔、エジプトからの貢物を集めて売っていたことからこの名がついたそうです。
香辛料やお菓子など、食べ物が多いです。 -
日本人とみると、いきなり「よりどりみどり、色とりどり、黄緑」とまくしたてられました。
その迫力に気おされたのか、お姉ちゃんが「早くここから出たい」と言い出して焦りましたが、お菓子の試食をしているうちに楽しくなってきたみたいです。
トルコの伝統菓子ロクムがすごくおいしくて、たくさん試食しました。 -
ホテルに戻って9階にあるFine Dine Istanbulレストランで夕飯をとりました。
ここからは、アヤソフィア、ブルー・モスク、ボスポラス海峡、マルマラ海の景色を楽しみながら食事ができます。
赤い壁が目印のアヤソフィア。 -
白い壁にミナレット(尖塔)が6本立っているのがブルーモスク。
白いのに、なぜブルーモスクというかと、太陽光がステンドグラスを通って、淡い青い光となりドームの中を照らすからだそうです。
つまり中に入ると青いのです。 -
トルコはイスラムの国ですが、お酒はどこでも飲めました。
まずは有名なエフェスビールを飲んでみました。
世界遺産の古代エフェソス遺跡から名付けられたトルコを代表するビールです。
ピルスナーなのですっきりしていて飲みやすいです。 -
トルコといえば、というか中東といえば、ケバブとピタパン。
お肉はビーフとラム、チキンのミックスだったと思います。
イスラム教の国なので、ポークだけはありません。 -
夜8時半を回り、ようやく辺りが暗くなりました。
闇夜に浮かぶアヤソフィアやブルーモスクもきれいです。
以前、両親とツアーで来た時は、当然ながら、自分の好きなようには観光できず、心残りがたくさんありました。
その一つが旧市街に泊まって、アヤソフィアやブルーモスクをじっくり眺めていたいという思いでした。 -
この日は不思議な夜で、ホテルの部屋から不自然に移動する赤い飛行物体が見えて、UFOじゃないかと子供たちは大騒ぎでした。
寝るころには、突然雷が鳴りだし、大粒の雨が降り出しました。
まるで嵐です。
アザーン(礼拝時間を告げる呼びかけ)を盛り上げるかのように、雷が太鼓のように伴奏するのを聞きながら、長い一日を終えました。 -
8/3
朝食の時間です。
朝食はコールドミールが多く、ちょっとさみしい品ぞろえでした。 -
でも、レストランは開放感があって、景色は最高です。
-
朝のアヤソフィア。
もともとはキリスト教の教会ですが、イスラムの寺院に変わった際にミナレットが付け足されました。 -
ブルーモスク。
イスラム教では、ミナレットは基本4本ですが、ブルーモスクはスルタンがアルトゥン(黄金)のミナレットを作るように命じたところ、建築士がアルトゥ(6本)と聞き間違えたという逸話が残っています。 -
マルマラ海。
周囲もホテルがたくさんあり、同じようにテラスで朝食をとっている姿が見えました。 -
貨物船もたくさん航行しています。
イスタンブールはその昔コンスタンティノープルと呼ばれ、ビザンツ帝国(東ローマ帝国)の都だった頃から交易で栄えた街です。 -
テラスには残り物にあずかろうと鳥たちが待機してます。
子供たちはブルーモスクよりも鳥の方が気になるのか、鳥の写真大量に撮ってありました。 -
ご飯を食べたら、さっそく観光に出かけます。
ホテルのフロントで「イスタンブールカードはどこで買えますか?」と聞いたら「帰りに必ず返してください」と言われ、カードを貸してくれました。
イスタンブールカードはスイカみたいなもので、交通機関で使えるデポジット式のカードです。
最後の払い戻しがめんどくさいと思ってたので、ホテルで貸してもらえて助かりました。
おまけに16TL/800円チャージされていました。 -
トラムに乗って、1駅、まずはトプカプ宮殿に向かいます。
ホテルから歩けない距離ではありませんが、子連れだし、子供たちは乗り物を喜ぶので、トラムにしました。 -
トプカプ宮殿についてまず、ミュージアムパスを買いました。
ミュージアムパスは、イスタンブールの博物館や宮殿などの主要スポット観光時に、チケット購入の列に並ばずに入場できるお得なパスです。
値段は85TL/4,250円、12歳以下は無料でした。
うちはトプカプ宮殿とアヤソフィアくらいしか使う予定はなかったので、元が取れずちょっと迷いましたが、炎天下、長時間、子供を並ばせたくなかったので、買いました。コンヤル (トプカプ宮殿) 地元の料理
-
2つの尖塔がそそり立つ儀礼の門から入ります。
ここからが有料ゾーンです。
かつてこの門を馬にまたがって通過できたのは歴代のスルタンだけだったそうです。コンヤル (トプカプ宮殿) 地元の料理
-
トプカプ宮殿は、難攻不落と言われたビザンツ帝国(東ローマ帝国)の首都コンスタンティノープルを攻略したメフメト2世が7年の歳月をかけて作った、歴代スルタンの居城であり、オスマン帝国の政治の中枢でもありました。
ここはスルタンとの謁見の間。コンヤル (トプカプ宮殿) 地元の料理
-
トプカプ宮殿の見どころの一つがこの宝物館です。
外観は質素な建物ですが、この中に金銀財宝が展示されています。コンヤル (トプカプ宮殿) 地元の料理
-
残念ながら中は撮影禁止ですが、86カラットもあるスプーンダイヤモンドや大きなエメラルドが3個もついたトプカプの短剣などお宝があります。
スプーンダイヤは漁師が偶然海で見つけたものを宝石商に見せたら、ただのガラス玉だと言われ、スプーン3本と交換されたという逸話が残っています。
写真はガイドブック「地球の歩き方」から取りました。
こんなの序の口で金銀財宝がザックザックと展示されています。 -
トプカプ宮殿は、北は金角湾、東にボスポラス海峡、そして南にマルマラ海と三方海に囲まれた小高い丘に建っています。
ボスポラス海峡というと世界史で習ったロシアの南下政策を思い出しますが、この名前はギリシャ神話に由来しているそうです。
ボスポラスは「牝牛の渡渉」という意味で、ゼウスが浮気を隠ぺいしようと、不倫相手のイオを牝牛の姿へ変えたのですが、妻のヘラはそれを見破り、恐ろしいアブを放って追いかけたため、イオは牛の姿のままこの海峡を泳いで渡ったそうです。 -
第4庭園の奥には、金閣湾と新市街を一望できる絶景のテラスがあります。
-
奥はイスタンブールの新市街です。
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ハレムに入って行きます。
ハレムは日本でいうところの大奥ですね。
「オスマン帝国外伝~愛と欲望のハレム~」というトルコの時代劇を見てますが、スレイマン皇帝のハレムに奴隷としてやってきた女性が、あの手この手でのし上がっていくドラマでおもしろいです。
ハレムでは母后(皇帝の母親)が一番権力を持ち、黒人の宦官が使えていたそうです。コンヤル (トプカプ宮殿) 地元の料理
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イズニックタイルと呼ばれる、花や葉、幾何学模様を描いたタイルがきれいです。
トプカプ宮殿は敷地が広いので、少なくとも観光に1-2時間は必要です。コンヤル (トプカプ宮殿) 地元の料理
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トプカプ宮殿からアヤソフィアに向かっていると、自称学生の微妙に老けたお兄さんに絡まれました。
昔、京都の語学学校に通い、そこから早稲田大学に編入したそうですが、日本語はほんとに片言で、英語でずっと話しかけてきます。
そして近くにおいしいケバブ屋さんがあると勧誘してきますが、娘がここがいいとレストランを決めたので、敢え無く撃沈でした。
娘が選んだのはオープンエアーのきれいなMihri Restaurantです。
口コミでも評価が高いです↓
https://www.tripadvisor.jp/Restaurant_Review-g293974-d6754343-Reviews-Mihri_Restaurant-Istanbul.html -
アヤソフィアとブルーモスクを眺めながらランチです。
サンドウィッチが9TL/450円、ハンバーガーが22TL/1,100円、コーラ7TL/350円でした。 -
娘がつけているカチューシャはイスタンブールで買ったものです。
トプカプ宮殿からブルーモスクにかけて、おばさんたちが観光客向けに売り歩いていました。 -
ご飯を食べていると、花嫁さんが通り過ぎました。
ウエディングフォトの撮影中のようです。
旅先で花嫁さんを見かけると、幸せな気分になります。 -
レストランからみたブルーモスク。
-
こちらはアヤソフィア。
-
食後はアヤソフィアに行こうとしたら、また自称学生のお兄さんにつかまってしまいました。
アヤソフィアは今の時間混んでるから、先に地下宮殿に行ったほうがいいと案内してくれました。
このまま絨毯屋かどっかに連れ込まれるのかと思っていたら、ちゃんと地下宮殿につきました。
入口がわかりにくかったので助かりました。 -
通称、地下宮殿と言ってますが、ビザンツ皇帝ユスティニアヌス帝によって建設された貯水槽です。
ここは残念ながらミュージアムパスの対象ではありません。
大人20TL/1,000円、子供は8歳まで無料です。イスタンブル地下宮殿 城・宮殿
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下まで降りてくると宮殿感が出てきます。
ぼんやりとライトアップされていて、幻想的です。
柱は現在246本あるようですが、デザインが一本一本違うそうです。イスタンブル地下宮殿 城・宮殿
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有名なのはメデューサの頭が使われた2本の柱です。
貯水槽の一番奥の方にあります。
メデューサはギリシャ神話に出てくる怪物で、見たものを石に変える能力を持つとされています。
魔よけとして大きな建造物に使われたそうです。
ここでは、なぜか下向きに踏みつけられたようになっています。イスタンブル地下宮殿 城・宮殿
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こちらは横向きのメデューサ。
目が合わないようにこんな向きになってるのかもしれないですね。
ダン・ブラウン原作の「ダ・ヴィンチ・コード」の続編映画、「インフェルノ」は、この地下宮殿でクライマックスを迎えます。イスタンブル地下宮殿 城・宮殿
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天井の方も装飾が施されていてきれいでした。
ローマ時代にタイムトリップしたような幻想的な空間でした。イスタンブル地下宮殿 城・宮殿
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地下宮殿を出ると、子供たちがアイス売りにつかまります。
あの長くびろーんと伸びるトルコアイスです。
味は7,8種類ありましたが、勝手に「ミックスね!」と決められ、ぐるぐる混ぜるパフォーマンスをしてくれました。
が、味は最悪。次女はまずくて残したという悲しい思い出のアイスです。
1つ8TL/400円。
ミックスされる前にフレーバーを選んだほうがいいです!! -
気を取り直して、アヤソフィアに戻ります。
高校生になった長女の世界史の中間テスト勉強につきあったら、今は聖ハギア・ソフィア聖堂と習います。
わざわざギリシャ語読みしてるんですね。アヤソフィア 寺院・教会
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アヤソフィアはビザンツ帝国時代に建設されたキリスト教の教会ですが、1453年オスマントルコよってコンスタンティノープルが陥落され、イスタンブールとなった際に、キリスト教の教会からモスクに改築されます。
20世紀に入ってトルコ共和国ができた時に博物館となり、修復作業をしていたら、漆喰の下から黄金に輝くビザンティン時代のモザイク画が次々と発見され、現在のような姿になります。アヤソフィア 寺院・教会
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キリストの像が描かれた大きなドームの下には、丸い円盤に「唯一神アッラー」や「預言者ムハンマド」を表すアラビア文字が装飾化されて描かれています。
アヤソフィア 寺院・教会
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長女は説明を聞きたいというのでオーディオガイドを借りましたが、すぐに飽きてしまいました。
20TL/1,000円もしたので、もったいないと思い、私も聞きましたが、なんとか何世が何年に建造、とつまらない説明にギブアップしてしまいました。
でも、この美しさには説明が要りません。アヤソフィア 寺院・教会
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ただ、うっかり写真撮影を5歳の次女に任せていたらしく、アヤソフィアの写真はピンボケやこんな風に人の頭が入ったものや、なんでここを撮ったんだろうというものばかりでした。
小さな体で頑張って撮ってくれたんだとほほえましくもあり、残念な写真の山に悲しくもあり…アヤソフィア 寺院・教会
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まあ、写真には残っていませんが、キリスト教とイスラム教が同じ空間に重なり合う独特なアヤソフィアの魅力は、私にも長女にも強く印象に残っています。
アヤソフィア 寺院・教会
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アヤソフィアの後はブルーモスクに向かいます。
二つの間は公園みたいになっていて、観光客で賑わっています。
トルコに人たちは子供好きなのか、すれ違いざまに突然、次女を激しくなでなでしていくので、びっくりしました。
東京では知らない子に話しかけただけでも、誘拐犯か変質者扱いされかねませんが、こういうのどかな習慣はいいですね。 -
ちょうどお祈りの時間とかぶってしまい、少し待ちましたが、ブルーモスクの中に入れました。
その名の通り、イズニックタイルのターコイズブルーがきれいです。
ちなみにイズニックは地名で、中国の染付の影響を受けて陶器の製造が発展した場所です。スルタン アフメト モスク 寺院・教会
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イスラム建築は天井からぶら下がるランプもきれいです。
ブルーモスクは通称で、正式にはスルタンアフメット・ジャーミィというそうです。スルタン アフメト モスク 寺院・教会
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タイルだけでなく、ステンドグラスも青が基調となり、とてもきれいです。
天井まで精密な装飾が施されているので、時を忘れて首が痛くなるほど眺めてしまいます。スルタン アフメト モスク 寺院・教会
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ブルーモスクの中は土足厳禁、さらに女性は肌を見せてはいけないので、半袖だと、左端の女性のように、入口でスカーフとショールを貸してもらい、身に着けなければなりません。
通気性が悪く、夏場はけっこう暑かったです。
軽くハンジュンマク状態です。 -
ブルーモスク観光後は、ホテルに歩いて戻り、一休みしました。
トプカプ宮殿から、アヤソフィア、地下宮殿、ブルーモスクは徒歩圏内なので、旧市街のホテルに泊まってよかったです。
夕方、夕飯を食べに外に出ました。
けっこう騒がしいと思いますが、トラムの駅で猫が昼寝してます。
トルコは猫ちゃん大国で、かわいい野良猫たちが旅の疲れを癒してくれます。 -
お店やレストランをぶらっと一回りしましたが、あんまりおなかもすいてなく、結局ケバブサンドなどを買ってホテルで食べました。
-
道端で焼いていたトウモロコシはすごくおいしそうに見えましたが、なんだろう?日本で食べるトウモロコシとは別物でした。
ネバネバしていて、甘みもないです。
トルコ産のワインは意外においしかったです。
ケバブサンド、6TL/300円、コーラ3TL/150円、とうもろこし1個2TL/100円、ワイン15TL/750円でした。 -
8/4
この日は午後カッパドキアに移動するので、午前中だけの観光です。
トラムに乗って、2駅先のグランドバザールに行きます。 -
今回は客引きに頼らずに、自力でグランドバザールの入口につきました。
といっても他の観光客の後をつけて行ったのですが(笑)グランド バザール 市場
-
エジプシャンバザールはみやげ物のお菓子が多かったですが、ここは貴金属、絨毯、陶器、日用品など、何でもそろってるという感じです。
旅の始まりなので、とりあえずザクロ味のクロム(トルコの伝統菓子)を買いました。
ギリシャに行った頃、食べたけど、すごくおいしかったです。
今回のルートでは、トルコのクシャダシからギリシャに渡りましたが、クシャダシのメディナは粗悪なブランド品のバッタものばかりで、いいおみやげがなかったので、イスタンブールOutにすればよかったかな~と思いました。
この次はカッパドキアの予定です。
気球に乗ったのがすごく感動的でした!グランド バザール 市場
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この旅行記へのコメント (8)
-
- sanaboさん 2021/01/15 01:26:18
- 今年もよろしくお願いいたします。
- Mugieさん、こんばんは
Mugieさんはこの年に今の会社に転職され、2週間の夏休みを貰えるようになったのですね。そしたら俄然頑張って旅程を詰め込みたくなりますよね(笑)
私の会社も(中途退職しましたが)2週間のお休みが取れたので、長期旅行ができて大助かりでした。
お嬢様たち、まだ小さくて可愛かったですね^^
イスタンブールは再訪したいとずっと思っていましたが、ラヴェンナでビザンティンの世界に触れ、尚更かつてのコンスタンティノープルに興味を引かれるようになりました。
ブルーモスクの美しい佇まいやイズニックタイルなど、改めて観てみたくなりました。
今年もどうぞお元気でご活躍下さい!
sanabo
- Mugieさん からの返信 2021/01/15 10:49:23
- RE: 今年もよろしくお願いいたします。
- sanaboさん、こちらこそ、今年もよろしくお願いします。
> Mugieさんはこの年に今の会社に転職され、2週間の夏休みを貰えるようになったのですね。そしたら俄然頑張って旅程を詰め込みたくなりますよね(笑)
> 私の会社も(中途退職しましたが)2週間のお休みが取れたので、長期旅行ができて大助かりでした。
> お嬢様たち、まだ小さくて可愛かったですね^^
2週間も休みがとれる会社なんてそうないと思いますが、sanaboさんの会社もそうだったんですね。
旅行好きには最高の条件ですよね(笑)
娘が小さいときは旅行に連れて行くのが大変でしたが、手がかからなくなったらついてきてくれないので、悲しいです(>_<)
> イスタンブールは再訪したいとずっと思っていましたが、ラヴェンナでビザンティンの世界に触れ、尚更かつてのコンスタンティノープルに興味を引かれるようになりました。
> ブルーモスクの美しい佇まいやイズニックタイルなど、改めて観てみたくなりました。
私もsanaboさんのラヴェンナの旅行記読んでいて、確かにイスタンブールはコンスタンティノープルだったんだから、調べればビザンツ時代の建築がいっぱい残ってるんじゃないかと思ってました(笑)
エーゲ海に近い辺りはギリシャ神話ゆかりの地だし、トルコって奥深いです。
ヒッタイトとか古代王国にも興味があるので、また行こうと決めています。
早くコロナが収まってほしいですね。
ムギー
-
- トットさん 2020/12/24 08:41:38
- 行きたいなイスタンブール
- Mugieさんおはよう御座います。
異文化の交流地点、良いですね。
娘さん達にも素晴らしい思い出に
なりましたね。
私も4月からは予約していた海外が
全てキャンセル、仕方が無いので
国内をウロウロしていますが、
ドキドキ感が皆無で物足りません。
唯レッサーパンダの可愛らしさで
何とか救われています。
良い旅行記ありがとう御座いました。
トット
- Mugieさん からの返信 2020/12/24 18:27:13
- RE: 行きたいなイスタンブール
- トットさん、メッセージありがとうございます。
> 異文化の交流地点、良いですね。
> 娘さん達にも素晴らしい思い出に
> なりましたね。
イスタンブールは見ごたえがあってよかったです。
> 私も4月からは予約していた海外が
> 全てキャンセル、仕方が無いので
> 国内をウロウロしていますが、
> ドキドキ感が皆無で物足りません。
そうですよね。
GW明けから夏ぐらいまでは私も近場をウロウロしてましたが、
ひきこもり生活にもすっかり慣れてしまい、今では過去の
思い出旅行に浸っています(笑)
> 唯レッサーパンダの可愛らしさで
> 何とか救われています。
夏ごろ、横浜ズーラシアにレッサーパンダを見に行きました。
かわいいですよね。
トットさんの旅行記を見たら、けっこう日本各地の動物園に
いるんですね。
びっくりしました。
ムギー
-
- さとこさん 2020/11/12 13:24:43
- 覚えてる!!
- こんにちわ~
そうそう、ムギーさんが旅先からどんどん写真アップしていたの覚えています。
私楽しみに見ていたので。。
今回改めて編集されたとのことですが・・・
詳しすぎ!!!
いつもムギーさんの旅行記は深く広い知識ベースで書かれてますが、こんなに前の旅行をこれだけかけるとは・・・すごいです。
トルコ懐かしいな~。
また行きたいな~。旅歴(海外)の空白期間が長くなってきて・・・切ないです!
- Mugieさん からの返信 2020/11/13 09:14:15
- RE: 覚えてる!!
- さとこさん、おはようございます。
> そうそう、ムギーさんが旅先からどんどん写真アップしていたの覚えています。
> 私楽しみに見ていたので。。
ありがとうございます。
さとこさんとはかれこれ6年以上のお付き合いですね(笑)
私もさとこさんの旅行記に出会って、子連れでもこんなに行けるんだと感動しました。
> 今回改めて編集されたとのことですが・・・
> 詳しすぎ!!!
> いつもムギーさんの旅行記は深く広い知識ベースで書かれてますが、こんなに前の旅行をこれだけかけるとは・・・すごいです。
> トルコ懐かしいな?。
中東、ヨーロッパの歴史はけっこう好きで本もよく読んでます。
長女は私の血を受け継いで世界史好きです(笑)
旅行に行ったのはだいぶ前ですが、日記を読み返したり、写真を見てるとけっこう思い出します。
おまけにガイドブック見てると次はここに行きたい、あそこも行きたいと妄想旅行が広がって、けっこう楽しく書いてます。
> また行きたいな?。旅歴(海外)の空白期間が長くなってきて・・・切ないです!
ワクチンが治験で効果が認められたと聞いて、希望が見えてきたと思ったら、第3波というニュース…
冬はやっぱり無理そうですね。
春になったらいけるのでしょうか…
ムギー
-
- 働きマンさん 2020/11/11 22:03:00
- さすが!詳しいですね!
- ムギーさん♪
こんばんわー!
トルコ、行かれたことがあると言われていましたが、さすがに・・・詳しい・・・詳しすぎる!(笑)
「オスマン帝国外伝~愛と欲望のハレム~」
ですか?前もどこかの旅行記で言われていましたよね?
ちなみに私もスレイマン1世のハレムの話は篠原千絵さんの『夢の雫、黄金の鳥籠』で勉強しました!(笑)
ハレムでのし上がっていくのって大変なんだなーってね♪
トルコって見所が沢山ありますよねー!
2014年と言うと丁度良い時期だったのではないでしょうか?
今だと・・・コロナのこともありますが、なかなかのリスク地帯で中々子供を連れて行けないですものね?
ムギーさんのご旅行はこの次はカッパドキアで気球ですか?
良いなー!我が家もカッパドキアで気球乗りたいのですが、パパが気球に怖くて乗れないらしいです。(笑)ヘリコプターも自信がないそうで。。。
子供でさえ有明で気球に乗ったことがあるのに。。。(笑)
続き!楽しみにしています!
働きマン
- Mugieさん からの返信 2020/11/12 09:00:16
- RE: さすが!詳しいですね!
- 働きマンさん、おはようございます!
> トルコ、行かれたことがあると言われていましたが、さすがに・・・詳しい・・・詳しすぎる!(笑)
> 「オスマン帝国外伝?愛と欲望のハレム?」
> ですか?前もどこかの旅行記で言われていましたよね?
>
> ちなみに私もスレイマン1世のハレムの話は篠原千絵さんの『夢の雫、黄金の鳥籠』で勉強しました!(笑)
> ハレムでのし上がっていくのって大変なんだなーってね♪
そうですね。私も『夢の雫、黄金の鳥籠』の話を聞いたの思い出しました。
ドラマは長すぎてシーズン1の途中で挫折してしまいましたが、旅行記を書くのにハレムの生活とかネットで読んでたら、歴史とドラマで違うことに気が付きました。
ドラマでは部屋に豪華なベッドがありましたが、昔はお布団ひいて寝ていたそうです。
確かにトプカピ宮殿の写真を見直したら、ベッドが写ってませんでした。
お布団なんて日本人と同じ習慣なんでびっくりです。
> トルコって見所が沢山ありますよねー!
> 2014年と言うと丁度良い時期だったのではないでしょうか?
> 今だと・・・コロナのこともありますが、なかなかのリスク地帯で中々子供を連れて行けないですものね?
トルコはまだ安定している方ですが、本当に中東はタイミングが難しいです。
エジプトにもう一度行きたいとずっと思ってますが、なかなか叶いません。
> ムギーさんのご旅行はこの次はカッパドキアで気球ですか?
> 良いなー!我が家もカッパドキアで気球乗りたいのですが、パパが気球に怖くて乗れないらしいです。(笑)ヘリコプターも自信がないそうで。。。
>
> 子供でさえ有明で気球に乗ったことがあるのに。。。(笑)
> 続き!楽しみにしています!
ご主人は高所恐怖症なんですか??
気球というと、エジプトで日本人観光客が亡くなった事故が思い出されて私もちょっと安全面が怖かったですが、てきぱきと動くちゃんとした感じのパイロットで、飛行自体はゆっくりとした動きで大丈夫でした。
景色は違う惑星にいるような不思議な奇岩だし、飛んでる数もすごくて、なかなか壮観でした。
すっごいお勧めです。
ムギー
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旅行記グループ トルコ&ギリシャ2014
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