2014/08/11 - 2014/08/11
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Mugieさん
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この旅行記のスケジュール
2014/08/11
この旅行記スケジュールを元に
島国に住む日本人にとって国境超えはなんだかロマンを感じます。
境界を越えた途端、言葉や民族、文化、そして街並みが変わるとワクワクします。
鉄道やバスなど陸路で国境を越えたことはありましたが、この旅で初めて船での国境越えに挑戦してみました。
エーゲ海という響きも素敵ですが、島がたくさんあってどこに行くか悩みました。
歴史好きな私にとって、ヨハネ騎士団とオスマン帝国との攻防があったロードス島も魅力的だし、クノッソス宮殿があるクレタ島も気になりましたが、まずは景色がきれいなミコノス島とサントリーニ島に決めました。
いろいろ航路を調べた中で見つけたのが、トルコのクシャダスからサモス島を経由し、ミコノス島、サントリーニ島と巡るルートでした。
でも、サモス島の情報は本当に少なくて、無事に船が乗り継げるのか、この旅で一番不安な移動でした。
<スケジュール>
8/2 羽田からドバイ経由でイスタンブール
8/3 イスタンブール観光
8/4 イスタンブール半日観光後、飛行機でカッパドキア
8/5 カッパドキア終日観光
8/6 カッパドキアからパムッカレに移動
8/7 パムッカレ終日観光
8/8 パムッカレからクシャダスに移動
8/9 エフェソス遺跡観光
8/10 クシャダスからサモス島経由でミコノス島に移動 ←ココ
8/11 ミコノス終日観光
8/12 ミコノス島からサントリーニ島に移動
8/13 サントリーニ終日観光
8/14 サントリーニから飛行機でアテネに移動
8/15 アテネ終日観光
8/16 アテネからドバイ
8/17 ドバイ経由で羽田着
- 旅行の満足度
- 3.5
- 同行者
- 家族旅行
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
8/10
本日の移動ルートはこんな感じです。
クシャダスからサモス島までフェリーで40分くらい。
クシャダスからのフェリーはヴァティに着きますが、ミコノス行きのフェリーはカルロバシから出ます。
ヴァティからカルロバシまで連絡バスが出ていました。
サモス島からミコノスまでは3時間45分の航海です。 -
サモス島行のフェリーはMeander Travelで扱っています。
当時はネットで予約して、バウチャーを印刷し、当日オフィスでチケットに変えてもらいました。
日帰りで行く人が多いようで、毎日朝9時ごろクサダシを出発し、夕方5時に帰るというタイムスケジュールです。
https://www.meandertravel.com/ -
チケットを発券してもらい、フェリー乗り場にやって来ました。
矢印に沿って歩いているうちに、気がついたら出国していたという、あっけない出国手続きでした。
奥の大型船に乗るのかと思ったら、手前の小さなフェリーでした。
これで国境超えるの??とびっくりしました。 -
いよいよ出発です。
トルコは2回目だったので、子連れでも自信がありましたが、今から未踏の地、ギリシャに向かいます。 -
船の中はエアコンも効いてますが、船に酔いやすい上の娘が風にあたりたいというので、燦々と太陽が降り注ぐ中、ずっとデッキにいました。
日本から酔い止めを持ってきましたが、トルコで飲みきってしまい、肝心の船旅で薬が切れてしまいました。
今でも娘には気持ち悪くてつらかったと言われますが、私は暑くてつらかったです。 -
大きな山があり、そのすそ野にこれから到着するサモスタウンが見えてきました。
サモス島はギリシャ神話の全能の神ゼウスの妻、ヘラの生誕地とされています。 -
こじんまりとしていますが、なかなか素敵な海沿いの街です。
ギリシャへの入国手続きも掘立小屋みたいなところであっという間に終わり、港に降り立つと目の前にミコノス島行のフェリーの会社Hellenic Seawaysのオフィスがあったので、チケットを発券し、荷物を預かってもらいました。
観光中、荷物をどうしようか心配だったので、上陸してすぐに解決してよかったです。
おまけにカルロバシまで3時発のバスで行くようにと教えてくれて、これで移動の問題も解決し、安心しました。 -
さらにATMをみつけ、ユーロもゲットし、おしゃれなカフェでほっと一息つきます。
サモス島は本当に情報が少なく、荷物や島内の移動が心配でしたが、あっさり片付いて本当によかったです。
ところが、一歩島の中に踏み出すと英語があまり通じません。 -
まずはサモスタウンの中心、ピタゴラウ広場(打ち間違いじゃありません)に来ました。
インフォメーションで観光情報を入手しようとしたら、某地球の迷い方の地図が示すところにはなく、周囲の人に聞いても英語が通じず、どこにあるのかわかりません。
こうなると、困っていると話しかけてくるトルコ人がなつかしいです(笑)
きれいな広場でしたが、焦っていたのか写真が一枚もなくこれは拝借した写真です。
2020年10月31日のエーゲ海沖の地震ではサモス島も被害を受けましたが、この広場が津波で海水に浸かっている映像をニュースで見て驚きました。 -
インフォが見つからないので、とりあえず、広場近くのタクシースタンドに行って、ガイドブックを見せてピタゴリオに行きたいというと、急にドライバーが大声で何か叫びます。
何事かと思ったら、英語が通じるおじさんがやってきました。
ありがたいです。
時間で契約はできないそうで、全部メーターで行くけど、ピタゴリオに行って、ヘラ神殿を見て、サモスタウンに戻ってくると、だいたい50ユーロということでした。 -
サモスタウンから約10kmの距離にあるピタゴリオは、サモス島の出身の数学者ピタゴラスの名前にちなんで、1955年にティガニという名前から改名されました。
ヨットが立ち並び、いかにもエーゲ海のリゾートアイランドでしたが、写真を撮ってなかったので、拝借してます。
石畳に沿ってレストランが立ち並び、昼間から優雅にワインを飲んでる人がけっこういました。 -
どこに何があるのかよくわからないまま、とりあえず高台にあるリュクルゴス・ロゴテティスの要塞を目指して階段を上りました。
青い空にカラフルな旗がはためき、エーゲ海に来た!という気持ちになります。ピタゴリオ 史跡・遺跡
-
でも選んだ道が悪かったのか、行き止まりで要塞にはたどり着けませんでした。
ここで、下の娘がトイレに行きたいと言い出し、あわてて探してるうちにタクシーの運転手さんとの待ち合わせの時間になってしまいました。
きれいな街だったので、もう少しゆっくりしたかったです。ピタゴリオ 史跡・遺跡
-
次はヘラ神殿に行きましたが、残念ながらクローズしてました。
お姉ちゃんはギリシャ神話が好きなので、すごくがっかりしてました。
仕方なく、柵の合間から未練がましく中を眺めました。 -
ここは女神ヘラを信仰するために紀元前に建造された神殿遺跡ですが、今では復元された柱が一本と、建物の基礎部分しかありません。
この姿からはなかなか想像できませんが、当時のヘラ神殿はパルテノン神殿の4倍近くの規模があったと推測されています。 -
ヘラ神殿が見れず、がっかりする東洋人をあわれに思ったのか、運転手さんがナイス・ビューと言って車を止めてくれました。
先ほど行ったピタゴリオの街が一望できました。
このあと、サモスタウンに戻り、フェリー乗り場で荷物をピックアップし、カルロバシ行きのバスが出るバス停の前で降ろしてもらいました。
説明通り、ほぼ50ユーロだったと思います。 -
バス停の前のカフェで昼食をとります。
暑さにやられて食欲もなかったのですが、せっかくギリシャに来たのでグリークサラダとグリークコーヒーを頼みました。
でも、でてきてびっくり。
白いチーズにトマト、オリーブ、たまねぎってトルコで食べたサラダと同じです。
コーヒーも下に粉がいっぱいたまっていて、トルココーヒーと同じじゃない??
トルコとギリシャはイスラム教とキリスト教で宗教は違うけど、隣の国同士、食文化は共通するものがいっぱいありました。 -
食べ物が運ばれてきたのを見計らって、ひとなつっこい猫ちゃんがやってきて足にこすり付けてきます。
バスが来るまで猫と戯れながらのんびりしました。 -
カルロバシのフェリー乗り場に着きましたが、バスはエアコンがなく、プチサウナ状態でぐったりしてしまいました。
フェリー乗り場のカフェもエアコンがなくて、エーゲ海に着いてからは、とにかく暑さにやられました。
国境を越えたのはびっくりするほど小さなフェリーでしたが、ミコノス行きのフェリーは大型です。
中にはレストランやテレビモニターもあり、なかなか快適です。
安心したら疲れがどっと出て、ギリシャのテレビ番組を見ているうちにぐっすり昼寝をしてしまいました。 -
フェリーから、いかにもギリシャな感じの教会が見えました。
白壁に青い屋根、なんともフォトジェニックです。 -
未知の島、サモス島でしたが、無事に観光してフェリーの乗継もできて、本当に安心しました。
ピタゴリオの街がきれいだったので、エーゲ海の島めぐりをした際はまた来たいなぁ、と思いました。
次は風車で有名なミコノス島に行きます。
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この旅行記へのコメント (4)
-
- さとこさん 2021/01/16 18:37:41
- 旅のストックがあるのがうらやましい・・・
- Mugieさん、明けましておめでとうございます。
今年もまたリモートのみかいしましょう!
ギリシャの日記を書き直すとか・・・
ネタ(ストック)があって本当にうらやましいです。。
私はもう、過去のも含めて旅行記のネタがありません><
ギリシャの海、グリークサラダにコーヒー。
とにかくあの気候がいいんですよね。暑いけど。
あ~~~~~~。
思い出すだけでうっとりします。
今日は昔の旅行のビデオでも見ようかな・・・・。
いつになったらトビ立てるのだー!!!!
さとこ
- Mugieさん からの返信 2021/01/17 10:10:53
- RE: 旅のストックがあるのがうらやましい・・・
- さとこさん、こちらこそ、今年もよろしくお願いします。
> 今年もまたリモートのみかいしましょう!
またやりましょう!
東京は非常事態宣言なので、たまに買い物に行くくらいでずっと家の中です。
いつでも空いてます(笑)
> ギリシャの日記を書き直すとか・・・
> ネタ(ストック)があって本当にうらやましいです。。
> 私はもう、過去のも含めて旅行記のネタがありません><
さとこさんはきっちりしてそうだから、もれなくアップしてるんでしょうね。
昔の旅行でも、写真と日記を見ながら書いてると、けっこう楽しいです。
でも、次女がカメラを持っていた場所の写真はピンボケばかりで使い物にならなくて困ってます(笑)
> ギリシャの海、グリークサラダにコーヒー。
> とにかくあの気候がいいんですよね。暑いけど。
> あ??????。
> 思い出すだけでうっとりします。
> 今日は昔の旅行のビデオでも見ようかな・・・・。
旅行記書きながら、私もまたエーゲ海の島めぐりがしたくなってます。
島によって雰囲気は違うけど、絵になる街並みばかりです。
ガイドブックの航路見て、ルートを練ってます。
> いつになったらトビ立てるのだー!!!!
私もこの旅行記が書き終わる頃には、また海外旅行に行けるんじゃないかと思ってましたが、まだまだ先が長そうですね。
行きたい所はどんどん増えるし、有給もたまってるのに悲しいです(>_<)
ムギー
-
- olive kenjiさん 2021/01/15 15:20:52
- サモスなんて地球の迷い方に載っているの?
- 麦さん、ドロミテからエーゲ海に飛んで参りました。
エーゲ海は昔ちょこっと居たことがありますので、懐かしゅうござんす。
気が付いたことあれば突っ込みますので気を悪くなさんとって下さい。
コロコロパッカーのお嬢さんも年月が経ち、お母様になり、お子様とご一緒に旅行をす
るようになったのですね。何と幸せなご家族でありましょうか。羨ましい限りです。
サモス島なんて初めて知りましたし、トルコからミロスへの航路があったのですね。
40分先の島にあの左の大きなフエリーで行くと思っていたのですか。
島育ちの私としては、その勘違いの方に驚きました。これだから困るな~
地球の迷い方に表示されていませんでしたか。そりゃ日本人があまり行かない所を表示している訳でもなく、何でもかんでも載っているとは大間違いどっせ。
でも麦さんは、さすが元パッカー、50ユーロタクシーも見つけ万々歳。
お嬢さん、お母さんは頼もしいね。
そうなんですよね。なんでギリシャのコーヒーをトルココーヒーと言うんだろう。
お互い仲が悪いのにね。またあまり美味いコーヒーでもないですよね。
最後はペッペとしなくちゃならないし。
ギリシャもトルコもいい人柄なんだけど、お互い男っ気が強いから相手を許せないんだろうね。日本人みたいに軟弱でま~ま~みたいなのが平和的でいいのかもしれない。
次はミコノスにサントリーニですね。サモスは行ったことないから大人しくしていたけど、今度は行ったことある島だから、態度デカく出ますよ。ご覚悟のほどを。
- Mugieさん からの返信 2021/01/17 11:05:11
- RE: サモスなんて地球の迷い方に載っているの?
- olive kenjiさん、メッセージありがとうございます。
> サモス島なんて初めて知りましたし、トルコからミロスへの航路があったのですね。
> 40分先の島にあの左の大きなフエリーで行くと思っていたのですか。
> 島育ちの私としては、その勘違いの方に驚きました。これだから困るな?
船旅は初めてだったので、わからないことばかりで、この後も危うく次の島に行ってしまいそうになったり、大変でした。
さすがにもう大型客船と一般航路のフェリーは区別がつくようになりました(笑)
> 地球の迷い方に表示されていませんでしたか。そりゃ日本人があまり行かない所を表示している訳でもなく、何でもかんでも載っているとは大間違いどっせ。
> でも麦さんは、さすが元パッカー、50ユーロタクシーも見つけ万々歳。
> お嬢さん、お母さんは頼もしいね。
昔はツーリストインフォメーションがバックパッカーの生命線じゃなかったっですか?
個人旅行者向けのガイドブックなんだからインフォの場所は間違わないでほしいですけどね(笑)
今ではGoogleマップで移動してるので、ガイドブックの地図見て歩くなんてすごい昔な感じがします。
今行ったら、タクシーもアプリで手配できて、英語が通じなくて困るなんてないんでしょうね。
> そうなんですよね。なんでギリシャのコーヒーをトルココーヒーと言うんだろう。
> お互い仲が悪いのにね。またあまり美味いコーヒーでもないですよね。
> 最後はペッペとしなくちゃならないし。
> ギリシャもトルコもいい人柄なんだけど、お互い男っ気が強いから相手を許せないんだろうね。日本人みたいに軟弱でま?ま?みたいなのが平和的でいいのかもしれない。
>
歴史的にはコーヒーはオスマン帝国からヨーロッパに広がったものですからね。
バルカン半島は15世紀にはオスマン領に入っていたので、その時代の食文化が残ってるんでしょうね。
中東や北アフリカもあの粉っぽいコーヒーでした。
> 次はミコノスにサントリーニですね。サモスは行ったことないから大人しくしていたけど、今度は行ったことある島だから、態度デカく出ますよ。ご覚悟のほどを。
お手柔らかにお願いします(笑)
ムギー
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