総走行距離2650km　温泉宿に泊まって地酒を楽しむ10泊旅　（４）十和田湖～奥入瀬渓流～奥入瀬渓流ホテル 宿泊

2020/09/12 - 2020/09/13

夫が9月末で定年退職を迎えるにあたり、少しばかり年休消化ができそうなので、念願だった温泉巡りに出かけました。
今回の旅も、温泉宿でゆっくりしたいので 観光は少な目といういつものスタイルです。温泉に浸かって美味しい地酒をいただく贅沢な時間を過ごすことが出来ました。

4日目は 十和田湖の遊覧船に乗り、奥入瀬渓流を経由して奥入瀬渓流ホテルに宿泊します。
この日は主人の誕生日だったので、夕食はSonore（ソノール）でフレンチをいただきました。
雨のため、渓流テラスでアペロを楽しむことはできませんでしたが、美味しいフレンチとワインを堪能。
翌日は、オープンエアの2階建てバスで奥入瀬渓流沿いを走行するバスツアーに参加しました。

星野リゾート　奥入瀬渓流ホテル
https://www.oirase-keiryuu.jp/




10泊旅の宿泊施設と客室
　
　新潟県　寺泊温泉 北新館
　　　　　　　源泉掛け流し 半露天風呂付 2間続きの客室「のどか」
　山形県　湯野浜温泉　海辺のお宿 一久
　　　　　　　源泉風呂（陶器）和室10畳+和室6畳
　秋田県　秋田男鹿温泉　元湯 雄山閣
　　　　　　　和室8畳
　青森県　星野リゾート 奥入瀬渓流ホテル
　　　　　　　渓流和室
　青森県　星野リゾート 青森屋
　　　　　　　和室 いてくら
　秋田県　須川温泉 栗駒山荘
　　　　　　　和室10畳
　福島県　高湯温泉　旅館ひげの家
　　　　　　　源泉掛け流し露天付スイートルーム（利休梅）
　栃木県　奥日光　森のホテル
　　　　　　　露天風呂付和洋室
　群馬県　伊香保温泉 旅邸 諧暢楼　
　　　　　　　庭園・露天風呂付特別室（本間10畳）
　山梨県　笛吹川温泉　別邸 坐忘
　　　　　　　本館離れ（朝日）

エリア 青森

• 同行者: カップル・夫婦
• 交通手段: 自家用車
• 旅行の手配内容: 個別手配

秋田から青森に向かいますが、旅行4日目にしてお天気が怪しくなってきました。
いや、週間予報では、最初から秋雨前線と共に旅する予報だったので、これまで雨が降らなかったのがラッキーだったのかも(笑)

十和田湖に着きました。

十和田湖 自然・景勝地

11:45発～12:35着
「おぐら・中山半島めぐり」の遊覧船に乗ります。
まだ少し時間があるので湖畔を散歩しました。

閉まっているお店もあるし、廃業されたままの状態のホテルもあって、寂れた感が半端ない......
お天気が悪いのもあって、街全体が暗い感じでした。

見るものもないので、十和田湖を眺めならお茶ができる゛喫茶　憩゛に入って時間待ちを～

時間になったので、
検温をして遊覧船に乗り込みます。
休屋を出発し休屋に戻ってくるコースです。
一般席にしましたが、最前列に5～6名、両サイドの席にそれぞれ10名もいなかったかと？
一番に乗り込み最前列に座られた男性陣、
生憎の天気でガラスが曇り、ほとんど見えなかったんじゃないかな。
どちらにしても、途中から寝落ちされてましたけど(笑)

十和田湖は、約20万年前に始まった火山活動により形成されたカルデラ湖です。

（写真は恵比寿大黒島）

十和田湖は、青森県と秋田県の県境に位置しています。

（写真は乙女の像）

海抜401m、東西10km、南北100km、面積59.6km2、周囲44kmで、日本では12番目に広く、

（写真は六万石）

水深の最も深いところは、326.8mで、田沢湖、支笏湖に次いで3番目に深い湖で、

（写真は見返り松）

透明度では、カルデラ湖で5番目を誇る湖だそうです。

（写真は屏風岩）

見る人見る角度によっていろいろに見えるという屏風岩、
真横から見ると観音様に、お酒の好きな人には一升瓶やビール瓶に見えるとか.....

噴火の時の火山灰の層で、中に含まれている鉄分によって赤くなった五色岩。

休屋・子ノ口航路の遊覧船とすれ違いました。

紅葉の時期だと素晴らしい景色が望めるようです。
せめて お天気が良ければ、十和田湖の印象もかなり違っていたかな？

翌日も奥入瀬渓流を見る予定にしていますが、渓流沿いを通ってホテルに向かうので、気になるところで車を停めてみました。

奥入瀬渓流 自然・景勝地

銚子大滝

高さ7メートル、幅20メートル、奥入瀬本流にかかる唯一の滝。

銚子大滝 自然・景勝地

阿修羅の流れ

雨が降っていましたが、荒々しい流れと、美しい苔を見ることが出来ました。

阿修羅の流れ 自然・景勝地

この日のホテルは奥入瀬渓流ホテルです。
チェックインまで30分ほどありましたが、すでに多くの方が来られていました。

（写真はフロント・翌日に撮影）

星野リゾート 奥入瀬渓流ホテル 宿・ホテル

フロント前の椅子は苔をモチーフにしたものだとか。

エントランスからロビーはかなり広々としているのですが、
16時ごろここに来ると宿泊客がどっと来館されたようで-------、


（写真は翌日に撮影）

密を避けるために、
ロビー「森の神話」の方へも案内されていました。
今回の旅行では、ここ奥入瀬渓流ホテルと次の青森屋は宿泊客がかなり多い印象でした。
恐るべし星野リゾート、恐るべしGo To！！

（ロビー「森の神話」では7:00～22:00フリードリンクあり）

いろいろ用紙に記入後チェックインを行いますが、
宿泊者全員の身分証を確認されるのに、用意されていない人が家族を呼びに行ったり、食事やアクテビティの確認などがあり、順番が回ってくるのにちょっと時間がかかりました。


私たちの部屋は西館4511号室でした。
自分たちで部屋に向かいます。

フロントのある東館から、、、

ショップの前を通って、、、

（ショップにはモンベルのグッズやウェアなども販売されています）
　

それから大浴場の横を通って（写真はなし）、、、


写真のアクティビティデスク横の体験スペースを横目で見ながら、、、

じっくりとは見ていなかったのですが、
体験スペースでは、
奥入瀬ランプ制作か、こけ玉作りかの体験中でした。

ラウンジ「河神」の先のエレベーターに乗って4階へ。

写真は部屋前の廊下。
私たちの部屋はかなり端の部屋だったので、エレベーターを降りてからも歩きました....
遠い、、、大浴場へ行くにも、レストランへ行くにも、ショップに行くにも、フロントへ行くにも、かなり遠ーーーい、、、(~_~;)
でも、モノは考えようで、
お宿１0連泊の夕朝食を摂るとかなりの高カロリー。
なのに、帰宅して 体重の増減がなかったのは、館内移動のお陰かも~。
温泉による代謝アップもあるかな(^^)

お部屋は渓流和室を予約していました。

踏込み

トイレ

洗面
シャワーブース

スキンアメニティはPOLA、
湯籠の中にはバスタオルとリユースのフェイスタオルあり。

和室

最大4人まで宿泊できるようですが、その時はサイズの異なったベッドが横に並ぶようです。

ベッド

ベット側から見たテレビ（40インチ）など。

クローゼット

作務衣、足袋ソックス、バスタオル、歯ブラシ等アメニティ、
茶色の袋の中にはドライヤーが入っていました。

電気ケトル
コーヒー
緑茶ティーパック
サービスのミネラルウォーター

ソファ

゛渓流ごろんとチェア゛っという名称なんだそう(^^)
部屋にいる時は、大抵ここに座って外を眺めていました～


お茶請けは「奥入瀬 苔ショコラ」

雨でも（雨だから余計に）緑が綺麗で♪

下を覗くと渓流は濁流でしたけど(^^;

いつもなら真っ先にお風呂に行くのですが、
10泊の内 唯一コインランドリーがあるホテルだったので、
お洗濯をしながら部屋でのんびり～.。o○

夕食です。
奥入瀬渓流ホテルでは、゛青森りんごキッチン゛のビュッフェが人気ですが、
この日は夫の誕生日だったので、フレンチレストラン ソノールの夕食プランを申し込んでいました。

本当なら、灯りが点いている渓流テラスでのアペロ（食前酒とおつまみを楽しむこと）からスタートするのですけれど、雨のため最初からダイニングになりました。
ゲストの中には、１時間くらいアペロを楽しむ方もいらっしゃるみたいです。

一番奥の窓際の席に案内していただきました。

どんなお料理が出てくるのかワクワク♪

メニュー

お祝いなので 食前酒はシャンパン（ボランジェ）にしました。
もちろん 有料です(笑)

還暦、お誕生日おめでとう～
そして、お仕事お疲れさまでした.....(*^^*)

アミューズが運ばれてきました。

アミューズ

　　サツマイモから作ったホットミルクのようなもの。

アミューズ

　かぼちゃの.....？

アミューズ

　　レタスの中にいがめんちが入っています。
　　（いがめんちは津軽のソールフード）

アミューズ

　ホタテのチップスの上にホタテのムースがのっています。

ここからフレンチのコースが始まります。
飲み物は～、フレンチなので今日ばかりは地酒はお休み(笑)

せっかくなのでワインのペアリングをお願いしました。
でも、ペアリングの値段が書いてなかったので ちょっと怖っ！(^^;
お祝いだしね、っと自分に言い聞かせて(笑)

最初のワインは、
ギー・アリオン ドメーヌ・デュ・オー・ペロン ソーヴィニヨン ヴィエイユ・ヴィーニュ

すっきり飲みやすいワインでした。

メインコースのアミューズ

鮭とイクラのタルト
　　　たっぷりのイクラの上には緑のゆずの皮
　　　一口でいただきます。
　　　オイシィ☆
　　

ブルゴーニュ
　　マグロ料理に合わせた赤ワインです。

鮪と秋茄子
　　マグロが美味しくて、ワインが進みます♪

シャブリ

フォアグラのテリーヌ
　上に載っているのはメレンゲ
　　

炙り〆鯖
　マリネした鯖に皮は炭で香ばしく炙ってあります。
　中には銀杏やアスパラガスなど。

レトワール
　　独特な香りで、あまり好みではないわぁって思っていたのですが、
　　お料理と一緒にいただくと、なんとバッチリなのですよ！
　　こういうのをマリアージュっていうのでしょうかね(^^)

パン

いちご煮
　青森の郷土料理「いちご煮」をフランス料理で・・・
　雲丹の下には鮑の酒蒸し、
　濃厚なソースが絶品♪

ル・ビュー・ドンジョン

旬魚と茸
　魚は鱈だったかと？
　黄色いソースはソースオランデーズ

レ・ザフィラント アヴェ

牛と無花果

　熟成牛、とても美味しかったのですが、
　もうお腹がいっぱいだったので ほとんど夫に食べてもらいました。

シャトー・クーテ
　
　こちらのデザートワインは、私たちにはかなり甘かったです。

デザート２種
　見た目にもとてもキレイなアケビ（だったかと）のデザートが出たので
　すが、写真撮り忘れ(^^;
　写真は、タルトタタンの上にグラスバニーユ（バニラアイス）がのって
　います。

ハーブティー（コーヒー、紅茶も選べます）

ミナルディーズ
　南部煎餅をフランス料理で。
　甘くて美味しいお菓子でした。

誕生日＆定年退職の記念旅であることは伝えてなかったのですが、スタッフさんとの会話からバースデープレートを用意して下さいました(*ﾉｪﾉ)
満席でお忙しい中、ありがとうございました(*^^*)

お料理はとても美味しく、それに合うワインも楽しめました♪

朝食は゛青森りんごキッチン゛でビュッフェをいただきます。

ライブキッチンあり

料理を取るのもソーシャルディスタンス。

席には衝立がされていました。

～料理ご紹介～
　チーズカレーパン　たまねぎパン　かぼちゃパン　
　ヴィエノワミルクサンド　メロンパン　ピーチタルト

　オレオスコーン　チーズマフィン　紅茶マフィン
　チーズベーグル　フルーツデニッシュ　

これらを見ただけで私のテンションは↑↑↑ ヽ(^o^)丿

筑前煮　肉ごぼう
ひじき煮　ごま昆布　鮭の飯寿司
イクラ　鮭ほぐし　イカの塩辛
薬味いろいろ

ソフトベーコン　ソーセージ
マカロニグラタン
フライドエッグ
ヴィシソワーズ

さばの味噌煮
木の実和え　切り干し大根
冷やっこ　
味噌汁（なめこ わかめ ねぎ）　　

等々.......

美味しそうなものがいっぱいあったので、
昨夜あれだけ食べて、あれだけ飲んだのに～～～

ライブキッチンで、
搾りたてリンゴジュースと、オムレツと、りんごのパンケーキも貰ってきちゃいましたぁ。

第２弾は、
勝手丼を作って、、、
ライブキッチンから 帆立昆布の朝ラーメンを！

そして、スコーンにデニッシュまでしっかりいただきました(^///^)

美味しそうなものがいっぱいあって見ているだけでも楽しくなりました。
お腹に余裕があればもっと食べたかったです(^^;
６時半からの朝食でしたけど......
早朝からこれだけ食べられる自分がコワイ（；´д｀）ゞ

9時からの渓流オープンバスツアーを申し込んでいました。
ホテル⇔十和田湖子ノ口の往復になります。

申し込み順にバスに乗り込みます。
私たちは、6月に申し込んでいたので一番でした(^^;

雨天決行（天候によって中止となる場合あり）なので、
この日も小雨が降ったり止んだりしていましたが催行されました。
写真右端に写っている方が着ておられるポンチョレインコートが配られました。

ガイドさんの説明と共に、要所要所でバスが徐行したり停車してくれるので、ゆっくり見ることが出来ました。
その一部をご紹介します～

馬門岩

白布滝

高い位置からの目線になるので、昨日とはまた違う景色に出合えました。

白布の滝 自然・景勝地

突然、足に衝撃が！！
驚いて見てみると栃の実がありました～
ガイドさんは、9月下旬頃によく落ちると言われていたのですが、、、
まだ若いのか？結構痛かったです(^^;

白銀（白金）の流れの上流

白銀の流れ 自然・景勝地

十和田湖に着きました。
ここでは少しだけバスから降りる時間が設けられていましたが 誰も降車せず。
ま、景色もこんな感じですしね(^^;

十和田湖 自然・景勝地

寒沢の流れ

バスの左右どちらに座っても、
往路又は復路で同じように説明が受けられますが、
どちらかと言えば、往路で渓流の説明を受けられる進行方向向かって右側に座った方が良いと思いました。

玉簾の滝

玉簾ノ滝 自然・景勝地

雲井の滝

雲井の滝 自然・景勝地

千筋の滝

千筋の滝 自然・景勝地

１２時チェックアウトなので、
ツアー終了後、体を温めに大浴場へ。
（大浴場は撮影不可のため写真はなし）


ホテル内に居ても自然を近くに感じられる素敵なホテルでした。
魅力的な多くのアクテビティ、
フレンチ・ビュッフェの美味しい食事、
のんびり温泉、、、
全て満喫するには連泊するしかないですね(^^)
いつか機会があれば是非！