北海道＆東日本パス 道東 鉄道＆レンタサイクル旅　【その1　花咲線】

2020/09/18 - 2020/09/21

北海道＆東日本パス 道東 鉄道＆レンタサイクル旅。

★【その1 　花咲線】
2020年9月18日(金)～9月20日(日)　
2018年12月に初めて乗った花咲線は雪景色。
季節を変えての再訪です。今回はレンタサイクルでのサイクリングやフットパスをトレッキング。秋晴れに恵まれ最高の道東を楽しみました。

【その2　釧網本線】
2020年9月21日(月)～9月22日(日)　　
最初の予定していた21日の復路便が欠航になったので、一日延ばし、おまけでもらった一日。せっかくなので釧路～網走を往復しました。

エリア 根室(北海道)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 5.0
• グルメ: 5.0
• 交通: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: 高速・路線バス JALグループ JRローカル 徒歩 バイク
• 旅行の手配内容: 個別手配
• 利用旅行会社: Yahoo!トラベル

2020年9月18日(金)
連休前の平日に休みを頂き、5連休スタート。
最寄駅から浜松町へ。
北海道＆東日本パスは何度も使用していますが、今回初めてJR北海道で使います。

羽田空港8：00発釧路空港へ

釧路空港へは到着は9：35定刻通り着。釧路空港からJR釧路駅までは約50分。
予定では11：12発の花咲線に乗車予定でしたが、生憎の雨で夕方まで結構な降り予報。根室に着いても時間を潰す良い案が浮かばず、代わりに釧路の台所和商市場で時間を潰し、一本あとの13：26発に乗車。
隣のホームからは芽室行きの案内。
ローマ字で表示されるとNEMUROとMEMUROの見分けが難しい（笑）

釧路駅 駅

15：57根室着　
駅を出て左手にある観光案内所にて、明日行く予定の落石岬フットパスマップを入手(200円)裏側に検印してもらいます。(フットパス利用時は検印のあるルートマップを携帯するようにとのこと。)

根室観光案内所でマップを入手したあとダッシュで再び花咲線。
16：12根室発　16：14東根室着
前回車窓からのみだった日本最東端の東根室駅。
今回は降り立って、日本最東端のJR駅とったぞ！

東根室駅 駅

雨が上がり薄日が差してきたので、東根室駅から根室港の方まで歩いてきました。写真には写っていませんが、右手には国後島もうっすら見えました。

お宿についたら、(宿泊代金に関係なく一人当たり)2000円のクーポン券がもらえました。GOTOの地域クーポンの発行が遅れるなか、根室市観光協会は一足先に始めていました。根室市内のほとんどのお店で利用可能。

さっそくお宿近くのコンビニ、タイエーさんへ。

タイエーさんでは、その場で焼いてもらえる焼き鳥弁当が有名。
別の店舗は、NHKドキュメント72時間の舞台にもなった。
事前に予約しておけば、根室駅または東根室駅に届けてくれる。(18年に利用済)
そんな地域を代表するＢ級グルメ。
今回購入したのは、豚串、鶏串、野菜串、合鴨つくね各1本のやきとり弁当 バラエティ。焼きたてホカホカの焼き鳥弁当はめっちゃくちゃ美味しかった！！

2020年9月19日(土)
根室駅にも黄色いポストあるのね。

根室駅 駅

5：31　根室駅発へ乗車

20分ほどで落石駅着。片道約5キロの落石岬を目指します。

落石駅 駅

落石駅から落石岬に向かう途中。左奥が落石岬。漁港もあります。

大角の旦那がお出迎え。

この先が数メートルで車止め。

車止めのところのあるバイオトイレ。
微生物の働きにより有機物を分解して土に還す。排泄物を資源としてリサイクルすると書いてありました。臭いがせずキレイなトイレでした。

昨日の雨で水溜まりのある砂利道を進んでいくと、丸太の木道があります。
こちら、一部損壊していたり、すべりやすかったりするので、足元注意です。

この道を約20分すすみます。

すると、一気に視界が開け、落石岬灯台が！
北海道三大秘岬のひとつとも呼ばれているらしい。

落石岬灯台 名所・史跡

先端いちょこんと建つ灯台は何ともかわいらしい。
北海道三大秘岬昇ったばかりのおてんとうさまにうっすらと雲がかかっているので、柔らかい光になっています。

落石岬灯台 名所・史跡

断崖絶壁。360℃平坦な岬に自分一人だけ。青空がなかったらちょっと怖かったかもしれません。

落石岬 自然・景勝地

逆光を利用してこんな写真も撮ってみました。ちょっと別の惑星っぽい雰囲気。

落石岬 自然・景勝地

アカエゾマツが生える落石湿原。ここもちょっと異次元っぽい。

さて、復路も5キロ歩いて駅まで戻りましょう。奥に浮かぶのはユルリ島。

落石駅
根室駅のコインロッカーに荷物を預けてきたので下り列車待ち。
一時間くらいのんびりうとうと。

落石駅 駅

駅の待合室の手作りの座布団が可愛い。

旅人が思いを綴る落石駅ノート。私も思い出を書き残してきました。

一日目が雨だったため、根室でやり残したことはあるのですが、ひとまず厚岸駅へ。
ここからバスで霧多布へ向かいます。

モンキーパンチさんが浜中出身なので、ルパン3世が絵が画れています。
しかし、この霧多布線(釧路～厚岸～霧多布)は、2020年9月末を持って廃線になるのだとか。

厚岸駅 駅

厚岸駅からおおよそ1時間。岬入口で下車しましたが、思ったより、霧多布岬までは距離があり、途中のお馬さんのところで断念。（もう足がパンパン）

温泉施設のゆうゆで汗を流し、朝起きてから15キロは歩いているので、疲れを癒します。お風呂上がりはやっぱりフルーツ牛乳！ローカルフルーツ牛乳とは珍しい。

霧多布温泉ゆうゆ 温泉

ゆうゆ前から先ほど乗ってきたバスで再度厚岸方面へ。

霧多布温泉ゆうゆ 温泉

途中にあるこちらが今夜のお宿、民宿わたなべさん。

民宿 わたなべ 宿・ホテル

民宿わたなべさんの裏手の窓からの風景。霧多布岬が見えます。

外に出てみました。お天気が良ければ日の出が期待できます。

民宿わたなべさんの部屋の窓から見える夕焼け。
霧多布湿原に沈んでゆきます。
すなわち、表は西向きで釧路湿原ビュー、裏は東向きでオーシャン＆霧多布岬ビュー。最高のロケーションです。

民宿 わたなべ 宿・ホテル

さてさて、お楽しみの夕食。
鹿のロースト、おでん、イカ焼き、ほたてと冷凍していないさんまのお刺身、ほっけの煮つけ。

さらにお初の花咲カニ。あまくて濃い味。幸せ！
奥にはこれまたあまーい梨。

さらにさらに地物の蒸し牡蠣。熱々のうちに頂きます。

牡蠣、鹿のロースト、サッポロクラシック！最強でしょう。
また、お米はゆめぴりか。
ふんわりいい香りで美味しく、3膳いただきました。

2020年9月20日(土)
今日も早起き。5時05分の日の出を待ちます。

空には雲が多いものの、合間から顔をのぞかせました。

長い一日の始まり。お楽しみ満載！

お宿の道を挟んで向かい側にある霧多布湿原。遊歩道の入り口もすぐそば。

海も湿原も楽しめる、本当に素晴らしいロケーションです。

通常、朝食は7時からだそうですが、7時23分のバスに乗るため、6時半に用意していただきました。感謝です。
次回は、ぼーっと海を眺めたり、もっとゆっくり滞在したいお宿です。
本当に良いお宿でした。

メモ：バスで厚岸駅に向かう途中に見えた琵琶瀬展望台。
車窓からで一瞬で通り過ぎてしまいましたが絶景でした。

厚岸駅から再び根室へ。雨で果たせなかった初日の計画を今日実行します。

駅前の観光協会のレンタサイクルは先約済み。代わりに民宿ときわさんでも借りられると紹介してくださいました。（荷物も預かっていただけました）
多くの方は、最東端の納沙布岬を目指すようですが、私は西へ。
まずは、NHKドキュメント72時間の舞台になったタイエーさんへ。(どんだけ好きなんや！（笑）)

初日の夕方にちょっと散歩して、うすうす勘付いてはいましたが、根室はアップダウンが多い！！かなり汗をかき、道の駅スワン44ねむろのソフトクリームが美味しい。
昼食もここで予定していましたが、順番待ち長くなりそうなのでパスします。

道の駅スワン44ねむろからの風連湖。なんか期待したいた風景と違う。もっと野鳥とかたくさん見れるのかと思っていました。

道の駅スワン44は早めに切り上げ、春国岱へ。
ここに先に来ていれば良かったと思えるほど素晴らしいです。

風連湖の上を野鳥が飛び交い、鳴き声が響き渡る。人もまばらです。（出会ったのは約10人ほど）

春国岱 自然・景勝地

春国岱は風連湖と根室湾に挟まれた砂州。赤く見えるのはアッケシソウ(サンゴ草)

春国岱 自然・景勝地

野生の鹿が生息しています。

春国岱 自然・景勝地

手付かずの自然に囲まれ、自分もその一部になっていると感じられます。

ここになら何時間でも居られそうな感じ。

いままで、北海道では野付半島が一番印象深かったのですが、この春国岱にも同様に心を打たれました。最果て感と自然の偉大さ。

もっと春国岱に滞在したかったのですが、日も暮れると気温が下がります。さらに今日中に釧路に戻らなくてはなりません。
自転車を民宿ときわさんに返却したあと着替えをし、電車の時間まで花まる本店さんへ。

回転寿司 根室花まる 根室店 グルメ・レストラン

一昨日、根室観光協会さんからいただいたWelcomeねむろクーポンが1500円分残っているので使い切らないと！

美味しそうなのがたくさんあって迷います。

やっぱり、地のものをいただきましょう。
とろにしんと真いわし、写真にはありませんが、あぶらがれい。

気温が下がってきたので、なにか温かいものを。
こまいののっぺい汁をいただきました。具だくさんで満足度高い。特にジャガイモがものすごく美味しかったです。
(ピンクのお皿があぶらがれい)

北海道っぽいメニュー、とうきびの焦がし醤油バター。

〆に花咲ガニとホタテの茶わん蒸し。
クーポンを使わせてもらったので、これで支払いは数百円。
根室、どうもありがとう。

今回、何度も行き来した花咲線。この釧路行きが最後の乗車です。
出発前に気になっていた自販機をの覗いてみると。。。

根室の山森のパンがあったのでひとつ明日の朝食用に購入。
最後の乗車は日没後だったので、風景は楽しめませんでした。
静かに花咲線の旅終了です。

北海道＆東日本パス 道東 鉄道＆レンタサイクル旅　【その2　釧網本線】に続く