2011/01/24 - 2011/01/25
64位(同エリア83件中)
まさとしさん
12/31 ~クアラルンプール (カウントダウン)
Traders Hotel
1/1 クアラルンプール~マラッカ
PURI HOTEL
1/2 マラッカ(912/19 自宅発(2100)/チェックイン(~2220)
(機内)
12/20 東京・羽田(020)~バンコク(520)
EMPORIUM SUITES
12/21 バンコク
友人宅
12/22 バンコク
Station Hotel
12/23 バンコク(1330)~ラノーン
KIWI Orchid&PL GH
12/24 ラノーン(温泉)
KIWI Orchid&PL GH
12/25 ラノーン(800)~スラーターニ~トラン
Koh Teng Hotel
12/26 トラン(パークメンビーチ)
Koh Teng Hotel
12/27 トラン~サトゥン
Satun Thanee Hotel
12/28 サトゥン~クアラプルリス~バタワース~ペナン
CRYSTAL GUEST HOUSE
12/29 ペナン
Traders Hotel
12/30 ペナン(一日観光) バタワース(2300)~
(寝台列車) 00)~シンガポール
Marina Bay Sands
1/3 シンガポール
Fragrance Ruby Hotel
1/4 シンガポール(1335)~VF514~デンパサール(1610)
MAHENDRA BEACH INN
1/5 バリ・クタ(東チモール航空券購入)
MAHENDRA BEACH INN
1/6 バリ・クタ(ビーチ/洗濯受取)
MAHENDRA BEACH INN
1/7 バリ・クタ~デンパサール
NAKURA FAMILIAR INN
1/8 デンパサール
NAKURA FAMILIAR INN
1/9 デンパサール(タナロット寺院)
NAKURA FAMILIAR INN
1/10 デンパサール(700)~Y6811~ディリ(940)
EAST TIMOR BACK PACKERS
1/11 ディリ
EAST TIMOR BACK PACKERS
1/12 ディリ(1025)~Y6812~デンパサール(1105) ジンバラン
Nirmala Hotel & Resort
1/13 ジンバラン
Nirmala Hotel & Resort
1/14 デンパサール(1140)~FD3943~プーケット(1410)
The LITTLE MAMAID
1/15 プーケット
The LITTLE MAMAID
1/16 プーケット~ピピ島
RS GUEST HOUSE
1/17 ピピ島
RS GUEST HOUSE
1/18 ピピ島~クラビー~
(バス車中泊)
1/19 ~バンコク
Pranee
1/20 バンコク(835)~ドーハ(1140/2000)~セーシェル(155)
(セーシェル空港)
1/21 セーシェル
Coral Strand Hotel
1/22 セーシェル
(機内)
1/23 セーシェル(255)~ドーハ(645/1000)~バーレーン(1045)
SEEF HOTEL
1/24 バーレーン(830)~クウェート(935)
Al Bahrain Hotel
1/25 クウェート(1435)~ドバイ(1715/1920)~マスカット(2020)
AL-Fanar Hotel
1/26 マスカット
AL-Fanar Hotel
1/27 マスカット(840)~ドバイ(940/1700)~ドーハ(1700)
GOLDEN HOTEL
1/28 ドーハ観光 ドーハ(2050)~
(機内)
1/29 ~バンコク(659)~カンチャナブリー~サンクラブリー
Forget me not House
1/30 サンクラブリー(スリーパゴダパス)
Burmese Inn
1/31 サンクラブリー(830)~ナムトク~カンチャナブリー
VN Guest House
2/1 カンチャナブリー
VN Guest House
2/2 カンチャナブリー(719)~トンブリー/バンコク
Lee 4
2/3 バンコク(1450)~東京・羽田(2230)
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バーレーンのマナーマを離陸したガルフ航空はタンカーが浮かぶクウェート沖合で高度を下げ、1時間ほどでクウェートに到着した。
クウェートでも観光ビザは空港で取れるが少し面倒な手続きが必要だ。入国前に専用のカウンターでビザを申請しなくてはならない。これが結構待たされた。でも今までクウェートはサウジアラビアのように観光ビザは存在しない国だった。それが簡単に空港で取れる用になったこと自体大きな前進だ。
ビザ発給代金は現地通貨払いのみで6ディナール(1800円)だが、昨日バーレーンでクウェートの通貨は手に入れている。ビザはパスポートには押されず、別紙にスタンプが押された。なのでパスポートにクウェートに行ったという証拠は残らないようだ。 -
空港から市内へのバスはすぐに見つかった。13番のバスでクウェートの電波塔があるミルカブバスターミナルへ出ることができる。
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空港から市内へ向かう途中、前方に見えるクウェートの高層建築群はなかなか見応えがある。
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空港から市内の中心部にあるバスターミナルまでは1時間近くかかったが、値段が安く利用しやすい。
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クウェートでの宿はスークの中にあるアル・バーレーンホテルだ。他にも安宿があるかと思ったがここしかないようだ。一泊10ディナール(3050円)だ。
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部屋は共同シャワーだが清潔で居心地は良さそうだ。
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部屋番号もすべてアラビア語のみとなっている。
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クウェートも午後の大半は昼休みでスークなどの店はすべてしまってしまい、町から活気がなくなる。
とりあえずインド料理屋でマトンビリヤニ。1ディナール(305円)。うまい。 -
午後の昼休みの時間帯は海岸沿いにあるクウェートタワーに言ってみた。
しかしクウェートタワー周辺を走る市バスはないようで歩いていく事にした。けっこう遠いが時間つぶしの散歩にはちょうどいい。 -
クウェートで唯一の見所といってもいいのがクウェートタワーだ。球体が印象的な水道塔だ。
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タワーには上ることができる。でもちょっと値段が高いのと上からの眺めが予想できてしまったので上るのはあきらめた。
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クウェートのグランドモスク。
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クウェートも奇抜な高層ビルが多い。大半は建築中のようだ。
夕方、クウェートで絶対訪れたい場所があるのでいくことにした。
それはイラクのクウェート侵攻(湾岸戦争)に関する施設だ。の関する場所だ。クウェートでは湾岸戦争に関する史跡が全くといっていいほどない。戦争の悲劇を後世伝える場所が町の中心部にあってもいいようなものだが、それが一切ないのだ。
そんな中、湾岸戦争の唯一の戦跡といってもいい場所がクウェートの南にあるフィンタスという町にある。それはアル・クレインという住宅地の中にあるらしいが詳しいことや住所もわからない。
ミルカブ・バスターミナルから102番のバスでフィンタス方面に向かった。
湾岸戦争から早いもので20年。クウェートではあの戦争のことをどう思っているのだろうか。
クウェートが侵攻されたそもそものきっかけはクウェートが周辺国の忠告を無視して石油価格を押し下げる石油増産を続けたことで周辺の石油に依存していたアラブ諸国の反感を買っていたのが、そもそもの原因だ。
アラブ諸国の分裂を招いた原因がクウェートにもある。その記憶を一刻も早く忘れたいのではないか。周辺国の反感を買った以上、表だった被害者面はできない。
そのことがクウェートで湾岸戦争の戦跡がない原因の一つなのではと思う。なのでこれから向かう戦跡はあくまで国内向けの博物館なのかもしれない。
あの戦争の最大の被害者はイラクを支持しなくてはならなくなり、追い返されたパレスチナ人労働者をはじめ、多くの帰国できなかった出稼ぎ労働者だろう。
この国に湾岸戦争の傷跡を残していないのは自分たちにとってあの戦争は都合が悪い事が多いのだろう。一刻も忘れ去りたいのか。
そんな中、唯一の戦跡がクウェートに残るので今回はぜひ訪問してみたい。
バスの運転手に言われるままにアル・クレインらしき場所でバスを降りた。 -
フィンタスの町にて。
住宅街の中にあるはずなのだが、適当に人に聞いてみた。しかし博物館の正式名称がわからず「戦争博物館」や「イラクと戦ったときの家」などの表現で住民に聞いてみた。しかしクウェートで最も重要な場所なのに誰も知らないようだ。みんな出稼ぎ労働者で周辺に詳しくないのかもしれない。
路上に停まっていたタクシー運転手にも聞いてみたがわからないとのこと。博物館の電話番号はわかっていたので運転手に電話をかけてもらい何とか場所は把握できた。
しかしタクシー運転手が言うには全然違う場所にあるらしい。歩いていくのは無理なのでこのタクシー向かうことにした。ちょっと高いがここまで来て行かないわけにはいかない。
タクシーはフリーウェイに入りけっこうな距離を走り、全く違う住宅街へと走らせた。そしてその一角に破壊された住居が見えてきた。 -
どうやらここが博物館らしい。 -
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博物館になっている住居内部。
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建物の前には戦争で破壊された車も展示されていた。
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戦車も展示されていた。しかし展示物の案内のプレートがはがされていてイラクが放置していったものなのか確認はできなかった。
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博物館の資料室には侵攻当時の様子が写された写真が展示されていた。
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戦闘に使用された銃器。
入場は無料で展示物自体は多くないが、クウェートで湾岸戦争の名残を感じる場所がまったくないのでここは
貴重な場所だと思い、絶対に来てみたかったのだ。
博物館周辺にはバスが走っていそうな道路もなく、タクシーに帰られると足がなくなってしまうので見学している間待っていてもらった。 -
モハメドと名乗るタクシーの運転手はバングラディシュ出身でクウェートに出稼ぎに来て10年になるらしい。
この運転手も湾岸戦争関連のこのような博物館が近くにあったことは驚きだったようだ。 -
タクシーでしか行けなかったのは誤算だったが、クウェートに来て絶対行きたい場所だったので訪問することができて良かった。バスが通る幹線道路沿いまでタクシーで送ってもらい、ここから102番のバスで中心部のミルカブ・バスターミナルへ戻った。
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クウェートは日が暮れるのが早く、中心部の電波塔周辺に着いたら真っ暗だ。手持ちのクウェートディナールが少なくなってきたので夕食はビーフのシャワルマで安く済ますことにした。300フィルス(90円)。
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【1月25日(火)】
出発が午後なので朝は宿でゆっくりできる。クウェートのスークを散策。 -
朝食は近くのアラブ料理・ホンモスで安く済ませた。
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スークのすぐ前に高層ビルが迫る。
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電波塔はスークにも近く、真下がバスターミナルになっているのでどこに行っても目印になるので便利だ。
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昼前にバスでのんびりと空港へ向かうことにした。ミルカブバスターミナルから13番のバスで空港へ向かう。値段は200フィルス(60円)。
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ターミナルから見た電波塔。
空港までは1時間くらいかかるが順調だった。
しかしクウェート空港で格安航空会社の戦法に惑わされ、少しバタバタしてしまった。
これから利用する「フライドバイ」という格安航空会社は名前の通りドバイに拠点を持つ航空会社だ。この会社を利用してオマーンの首都マスカットに向かうことになる。
ネットでの事前購入時に荷物代を払っていなかったのがいけないのだが、空港での支払いの段階で別のカウンターへ行くとうに言われた。しかしそこではクレジットカードが使えないわ外貨で払おうにも無理だとかで融通が利かない。支払いはクウェートディナールのみなのでATMでお金を下ろそうとすると一台しかないATMに金が入っておらず、同じ場所に戻ってくるためまたX線検査を通らないといけない外に出て到着ロビーでやっとお金を手にすることができた。
お金は多めに下ろしてオマーンで両替しようと思う。湾岸諸国の通貨は交流が深いからかお互いレートは悪くない。そんなわけで荷物代を払うことができたが、14ディナール(4270円)も取られた。
ちなみに航空券代は総額7000円だった。事前払いよりかなり多くとられているようだ。購入時にはしっかり計画を立てて今後の教訓にしたい。
フライドバイでドバイまで1時間半。B737-800。最新鋭の機体に液晶モニター。興味深い映像を流してイヤホンを売りつけるという巧妙な手口だ。
それに騙されるアラブ人乗客。また映画は有料のものもある。
機体が新しいのは整備などを考えた場合、結局は中古よりコストが安いということだろう。修理代に金がかかっては本末転倒だ。
ドバイまではほぼ満席だ。
そんなわけで機内サービスは有料だが、機体が新しいので快適なフライトだった。
ドバイではターミナル2を利用する。ドバイの格安航空会社とチャーター便専用のターミナルビルだ。
少し古く手狭な感じがする。またその割に利用している客が多いようにも思う。待合室では不安定だが、ネットは使えるようだ。 -
夕日を背にしたフライドバイの機体。
後方にはドバイの高層ビルの影が見える。 -
約1時間の待ち時間を経て再びフライドバイに乗り込んだ。マスカットまでは1時間。今度のフライトはさっきとは一転して機内はガラガラだ。
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飛行機は離陸後、ドバイ上空を旋回して南へ向かった。ドバイの夜景を上空から見るのは格別だ。
でも日中だと埋め立てられたパームジュメイラの形なども確認できたはずだ。そして最近完成した世界一高い800メートル級のブルジュ・ハリファ(ブルジュ・ドバイ)の真上を通過した。
そのまま暗闇の中をマスカットへ向かって飛行した。
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