2010～11年 海洋アジア・湾岸諸国他-J（バーレーン編）

2011/01/23 - 2011/01/24

後半の湾岸諸国他のルート
バンコク　→　ドーハ（カタール）　→　セーシェル
セーシェル　→　ドーハ　→　バーレーン
バーレーン　→　クウェート
クウェート　→　ドバイ　→　マスカット（オマーン）
マスカット　→　ドバイ　→　ドーハ
ドーハ　→　バンコク
バンコク　→　東京／羽田

エリア マナーマ(バーレーン)

バーレーンに着陸態勢に入った。バーレーンは海岸沿いの一部を除いて高層ビルが少ない印象だ。


　バーレーンの入国にもビザが必要だが、イミグレーションで１５ドルを支払うだけでいい。

バーレーンの空港ターミナルはドバイやドーハに比べ斬新さがなく一昔前の空港といった感じがする。
　市内へはバスで向かおうと思う。空港の外にバス停があるようで向かった。するとバス停にタクシーが一台停まっていた。運転手はバーレーン人。湾岸諸国ではタクシー運転手は出稼ぎ労働者と相場が決まっているが、バーレーンではそうではないようだ。バスはいつ来るかわからないのでこのタクシーでマナーマまで行くことにした。料金は空港から乗る場合の半額で３ディナールでいいらしい。（１ディナール＝２２６円）

バーレーンの安宿情報はなく、運転手に一任することにした。

首都マナーマへ向かうフリーウエイからの眺め。バーレーンも海岸沿いは高層ビルの建設ラッシュだ。

しかし最初紹介された宿は３５ディナール（１ディナール＝２２６円）。僕が外国人旅行者なのである程度のグレードの場所を考えてくれたのか。しかし１００ドルはないだろ。

運転手はここが安くて快適だというが高すぎだ。


快適じゃなくていいからもっと安いのはないか。汚くてもいい。とにかく値段重視でお願いしてみた。すると８ディナールのところに連れて行ってくれた。

運転手。

案内された「ＳＥＥＦ　ＨＯＴＥＬ」。

場所はバーレーン門にも近く、最高のロケーションだ。あるところにはあるものだ。一泊二千円弱。

建物は古びているが熱いお湯が出て天井ファンもあり、かなり満足度は高い。地球の歩き方では２５ディナール（五千円以上）が最低ラインのようなことを書いてあったのである程度の値段は覚悟していたが、やはり実際来て見ないわからないものだ。たぶんバーレーンで一番の安宿かもしれない。

　空港から値段が半額のタクシーも不安だったが、到着してから運転手にもっとクレと言われることはなかった。

バーレーン旧市街の中心部。バーレーン門。

周辺には近代的なビルが建ち並ぶ。

　ホテルの周辺はスークになっていてたくさんの食堂や商店が軒を連ねる。食堂はインド料理が多いようだ。とりあえずターリーを食べることにした。セーシェルから来るとバーレーンでは安くて本場のおいしい料理が食べられ、食に対する満足度が全然違う。

また商店などはインド人が多く、みんなフレンドリーで友好的だ。セーシェルやカリブ海の島のインド人は無愛想だが、同じ人種でこうも違うのかと不思議で仕方ない。僕はやはりしつこい商人がいるようなこういう国の方が旅は面白い。

バーレーンの首都マナーマの旧市街

ペルシャ風のモスク。

旧市街のすぐ裏に高層ビルが見える。

マナーマの町並み。

バーレーンはドバイの足元には及ばないが、斬新な高層ビルが増え始めている。

海岸線のフィナンシャル・ハーバーには無理があるようなデザインの高層ビルが建設中だ。

マナーマ旧市街の中心。バーレーン門の夜景。

夜のスーク。アラブ諸国は昼休みが長い分、夜遅くまで店が開いていて便利だ。

夕食はアラブ料理のホンモスとシャワルマを食べることにした。ホンモスは豆のペースト状のものでパンに付けて食べる。

　シャワルマはレバノン風のケバブだ。

食後はインドのスイーツを食べる事にした。

インドスイーツはアラブ人にも人気のようだ。

これだけ買って１ディナール（２２６円）。ちょっと高い。あくまで本国と比較してだが。



【１月２４日（月）】

　夜明け前の朝５時半に近くのタクシー乗り場から空港へ向かった。昨日空港からタクシーを利用しているので相場はわかっている。タクシー運転手はボろうとするがすぐ適正価格に下がった。
　アラブはこういう部分が面倒だが、人はいいように思う。

　これから向かうクウェートへはバーレーンのフラッグキャリアであるガルフ航空を利用することになる。

　とはいえガルフ航空も格安航空会社の波にのまれ、値段を下げざるを得えず、ずいぶんリーズナブルだ。ちなみに総額７８００円だ。バーレーンの空港内はＷｉ－Ｆｉフリーだった。


　午前８時３０分発のフライトでクウェートへ向かう。ガルフ航空はフラッグキャリアだけあり、世界中からの乗客がバーレーンで乗り継いでクウェートに向かうのでほぼ満席の状態だった。