2015/05/06 - 2015/05/06
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shunfilmさん
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・4月25日:名古屋 ⇒ ソウル
・4月26日:ソウル ⇒ ミラノ
・4月26日~28日:ミラノ
・4月28日:ミラノ ⇒ ヴェニス
・4月29日:ヴェニス ⇒ フィレンツェ
・4月29日~5月2日:フィレンツェ
*******小旅行*******
・5月1日:ピサ & シエナ
・5月2日:フィレンツェ ⇒ ナポリ
・5月2日~4日:ナポリ
*******小旅行*******
・5月3日:アマルフィ海岸
・5月4日:ポンペイ
・5月4日:ナポリ ⇒ ローマ
・5月4日~7日:ローマ
・5月7日~8日:ローマ ⇒ ソウル ⇒ 名古屋
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 鉄道 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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サンピエトロ大聖堂を訪れた後、バチカン美術館を訪れる。
ローマ散策はこちら
⇒https://4travel.jp/travelogue/11634676
歴代ローマ法王が集めた作品を収蔵展示する世界最大級の博物館、バチカン博物館。バチカン美術館 博物館・美術館・ギャラリー
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イチオシ
9:05に美術館の行列に並ぶも33ユーロで行列に並ばなくてOKという触れ込みの元で声をかけてくる。
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そのいかにも怪しげな人物曰く、博物館が16ユーロでシスティナ礼拝堂が15ユーロに2ユーロ追加するだけで行列に並ばなくてもOKと言っているが・・・
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がしかし、システィナ礼拝堂が別料金などとはガイドブックを見る限り、どこにも書いていない・・・。
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・・・その怪しい人物を無視して並び続けること45分、9:50に16ユーロのみで入場できた。
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目玉のシスティナ礼拝堂以外は写真OK。
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イチオシ
入口のらせんスロープ。
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スロープを登りきるとメインの入口にたどり着く。
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館内は基本こちらの看板に示されているように一方通行で見て行くのがルールの用だが、ショートカットしたい人は最初から右のコースに行くこともできる。
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イチオシ
サン・ピエトロ大聖堂に隣接するバチカン宮殿の大部分を占める巨大な博物館。
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というわけでサンピエトロ大聖堂のドームが間近に見える。
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1つの博物館ではなく、20もの博物館や美術館、図書館などから成り立っている複合博物館とも言うべき存在で、サン・ピエトロ大聖堂と並ぶバチカン観光の目玉でもある。
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最初に見学したのは美術館の外壁・・・。
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外壁にも美しい装飾が施されている。
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そして中庭に出ると中央部分に何か変な球体が置いてある。
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イチオシ
これも芸術作品で、1990年に作られたもの。2重の球体構造で、ひび割れた感じが不吉な雰囲気を醸し出している。
Arnaldo Pomodoro
Sfera con sfera, 1990 -
反対側はひび割れがぐるっと周囲を一周する形になっている。
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そして奥には歴史を感じさせる建物がある。
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巨大な松ボックリを中心にいくつかの動物の彫像が展示されている。
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台座にエジプトの象形文字が刻まれたライオン像。
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イチオシ
松ボックリの台座には人間、そしてそれを挟むように孔雀の像。
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奥には2つの鍵がクロスす、天使の羽が生えたフレームに埋め込まれた紋章のレリーフ。
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そしていよいよ中へ!
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Fragment relief from a tomb
Limestone Memphis
18 Dynasty (1550-1307 B.C.) -
最初に入ったのはエジプトに関する展示が並ぶエリア。
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ミイラの棺桶の内部の美しい装飾画も間近で見られる。
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ミイラは何体も並んでいた。
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次の部屋も同じくエジプトの部屋。
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天井は空色に塗られている。
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Statue of the god Anubis
Pario marble
Anzio, Villa Pamphili
1st-2nd century A.D. -
Winged genius kneeling in front of the Sacred Tree
Neo-Assyrian Period, reign of Ashurnasirpal II,
883-859 B.C. -
しかしどこも基本的にものすごい人混みで歩くのが億劫になる。
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わざと渋滞するような作りになっているとしか思えないほどの人の大渋滞。
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世界最大の美術館と呼ぶ人もいると聞いていたが、混雑具合だけなら間違いなくNo.1だ。
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今まで訪れた世界各国の博物館、美術館の中でも断トツの混み方で、場所によっては日本の通勤時のラッシュのように身動き取れない・・・
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・・・とは大げさだが、地方都市のラッシュ時くらいの混み具合はあると思う、それくらい混んでいた。
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フィレンツェのウフィツィ美術館にあったものと同じ彫刻が展示されていたりして、どちらが本物なんだ?と思わされたりする場面もあった。
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Laocoon
40-30 B.C. -
イチオシ
ウフィツィ美術館にあったものよりも美しく見えるのは気のせいか?
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River God (Arno)
170-180 A.D. -
西暦170年の彫刻が2000年近い時を経て、今でも原型をとどめて残っていると考えるとものすごいことだと改めて感じた作品がこちら。
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いったん中庭に出て、隣へ移動。
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Apollo del Belvedere
330-320 B.C. -
こちらの作品に至っては紀元前330年の作品。
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本当に歴史って面白い!
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再び中庭を通り、移動。
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大きな通りの両側に無数の胸像が並べられている。
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中には子供らしき人物の胸像もあった。
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そして目玉が黒くなっている胸像も・・・。
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また壁の部分にも装飾画が描かれている。
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よく見ると肩から下がっているのはライオンの頭だ!
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台座の部分には文字が刻まれている。これはいつの時代に刻まれたのだろうか?
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この像の右手の部分・・・
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・・・蛇でした!
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この大きな通路を抜けると階段になっている。
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階段の両側+天井は美しい壁画になっている。
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階段を登りきると豪華な天井画が描かれたドーム屋根の空間に出る。
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ドーム屋根に描かれた天井画。
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その中央に描かれた女性は右手に刀を持ち、両手を縛られた男性にその刀を向けている。なんか怖い・・・。
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そこを抜けると巨大な像が円形の赤い壁に並んで配置された部屋に出る。
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Statue of Ceres
430 B.C. -
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床はモザイク画で埋め尽くされている。
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こちらの黄金像はヘラクレス。
Heracles
390-370 B.C. -
イチオシ
Statue of Hera
5th century B.C. -
オリンポス12神の1人であり、ゼウスの妻でもあるヘラ。
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金色のヘラクレス以上に、この部屋で最も神々しさを感じた彫像。
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床のモザイク画2。
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次の部屋に移動。部屋の中央にはペガサスの馬車の像があった。
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いや、ペガサスだから馬車ではないな・・・。
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次の部屋に移動するとガラッと雰囲気が変わった。
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天井の装飾が変わったことがその原因。
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ここから先は天井の雰囲気が今までの部屋とは大きく趣向を変える。
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更にメディチ家の紋章まで発見!
ここはローマでフィレンツェからはかなり離れているので、似てるだけでメディチ家とは別ものか? -
部屋と部屋の間はこのように少しアップダウンがある造りになっている。
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なんとも荘厳な空間が広がる。
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この通路の両側には壁画ではなく絨毯が展示されている。
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次の通路はここまで一番豪華な天井。
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その最深部にあるのもこれまた豪華な装飾。
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天井部分の装飾はいくつかサイズ違いの宗教画が組み合わされた珍しいタイプのもの・・・
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・・・と大きさが同じ規模のものを並べて中央に大きなものを並べたよく見るタイプのものが交互に並んでいる。
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イチオシ
それにしても本当に圧巻の天井装飾です!
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テーブルをぐるりと囲んだ、これまた珍しいタイプの最後の晩餐。
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1つ1つの絨毯がかなりの大きさ。
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そしてまた雰囲気が変わる。
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バチカン美術館のメインとも言うべきシスティーナ礼拝堂が近づくにつれて少しずつ荘厳さが増していく感じだ。
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この展示台の中には・・・
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・・・本が並んでいる。
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プレートにはMARIAの文字が確認できる。
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1つ1つの本がかなりの歴史を感じさせてくれる雰囲気。
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そしてここからは人数制限があるのか、行列になっていた。
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ここの天井もまた特徴的で八角形と円形を組み合わせた造り。
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4人の天使が描かれた天井。
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窓からは駐車場になっている中庭が見えた。
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ラファエロの間と呼ばれる4つの部屋から成る場所。
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ラファエロとその弟子によって描かれた装飾画は本当に美しい。
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他の部屋に比べて色が濃い。近年修復されたのか?もともと濃い色遣いだったのか?
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途中、近代芸術の展示もあった。
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中にはロダン、考える人も!
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そしてローマ教皇のミニ像も・・・。
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そしていよいよシスティーナ礼拝堂の文字が見えてきた!
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その前室とも言うべき場所は今までの装飾に比べると非常に質素。
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ここまで盛り上げてきた感情をここで一息つかせるためにあえて抑えたのだろうか?
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しかしこの美術館の目玉は何といってもシスティナ礼拝堂の「アダムの創造」と「最後の審判」だろう。システィナ礼拝堂はローマ法王の公的礼拝堂であり、法王選挙の会場でもあるキリスト教徒にとっては最重要と言っても過言ではない神聖な場所。
ということで写真撮影はNG・・・ -
・・・なのでポストカードを撮影。
「アダムの創造」は大きな天井画の一部で、首を上に向けたまま肉眼で詳細を見るのは、視力的にも体力的にもかなり厳しい・・・。 -
天井画は旧約聖書の創世記を中央にして預言者、巫女の像が描かれていて、「アダムの創造」以外にも「楽園追放」、「ノアの洪水」なども描かれている。
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一方の「最後の審判」は主祭壇の背景画として描かれており、視力的にも体力的にも見やすいはずなのだが、いかんせん人が多すぎて、ルーブル美術館の「モナリザ」のように人だかりが絶えない。
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イチオシ
美術館の出口が螺旋階段になっているのだが、この階段が1つの美術品であるかのように絵になる。
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世界各地で螺旋階段はあったが、その中でもここの螺旋階段は群を抜く美しさだった。
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イチオシ
人がいても、いなくても美しい。
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最後にらせん階段を見上げ、バチカン美術館を後にした・・・。
ローマ散策はこちら
⇒https://4travel.jp/travelogue/11634676
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