2025/12/06 - 2025/12/08
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2025/12/06
2025/12/07
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2025年を締めくくる旅行のハイライト。ついに25年ぶりに開かれたヴァチカン、聖なる扉Porta Santa(ポルタ・サンタ)を通り、サン・ピエトロ大聖堂に入場してきました。ヴァチカン自体は何度も訪問していますが、やはり25年ぶりの聖年は違いますね。オフシーズンとはいえ、この時期でも大変な混雑でしたが、それだけの価値はありました。
他にもローマ市内の観光や、ちょうど第一日曜日の入場無料デーに当たったので、訪れたことのなかったところや定番のローマの名所も訪問してみたり…。
マルタ騎士団の館の鍵穴からサン・ピエトロ大聖堂を見たりと大満喫できました。
ここに掲載していない場所も含めて、今までで最多レベルの写真を撮ってきましたが、できるだけ1箇所につき1~2枚の写真に抑えてたくさんの場所を紹介したいと思います。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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今回唯一事前予約していたヴァチカン美術館から。寝坊したときのことを考えて8時30分にしていましたが、遅れても優先的に入れてくれていたので朝一番の8時にしておけばとも思いましたが、、、
撮影禁止のシスティーナ礼拝堂を含め、見どころが非常に多いですが、松ぼっくりの庭園も天気が良く、気温も暖かく心地よかったです。バチカン美術館 博物館・美術館・ギャラリー
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ボルジアの間にあるピントゥリッキオの描いたアレクサンドリアの聖カタリナのモデルは西暦1500年の聖年の時代にローマ教皇だったアレッサンドロ6世の娘にしてかの有名なルクレツィア・ボルジアと言われています。
前日に訪れたティヴォリのヴィッラ・デステの最初の所有者イッポーリト・デステの母でもありました。バチカン美術館 博物館・美術館・ギャラリー
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ヴァチカンの他の場所は別の日にまわし、地下鉄とバスを乗り継いで初訪問のアッピア街道へ。ヴィラ・デイ・クインティーリはローマ時代クインティリ兄弟の別荘跡です。ローマ市内からは少し遠いということもあり、フォロ・ロマーノなどと比べると静かでゆっくりと見学ができました。
クインティーリ荘 史跡・遺跡
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ヴィラ・デイ・クインティーリを出てアッピア街道を歩いていきます。「すべての道はローマに通ず」とあるようにローマ時代から残るこの道、土曜日ということもあり、ジョギングや自転車で走る人たちもいました。
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ローマ執政官の娘チェチリア・メテッラの霊廟もアッピア街道上にあります。ヴィラ・デイ・クインティーリとの共通券で入場可能です。
チェチーリア メッテラの墓 史跡・遺跡
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サン・セバスティアノ・フオーリ・レ・ムーラ聖堂は、アッピア街道周辺の3大カタコンベで有名ですが、残念ながらカタコンベはクローズ中でした。
サン セバスティアーノ聖堂 寺院・教会
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サン・カリストのカタコンベも3大カタコンベのひとつで、こちらは入場しました。内部の撮影はできませんが、英語ガイドさんの解説もわかりやすく、当時のキリスト教徒のことについてたいへん勉強になりました。
サン カッリストのカタコンベ 史跡・遺跡
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もうひとつのカタコンベは時間的に行けませんでしたが、最後にドミネ・クォ・ヴァディス教会を訪問。聖ペトロが迫害を逃れローマから去ろうとしていたところ、「主よ、どこへ行かれるのですか(ドミネ・クォ・ヴァディス)?」と問われたところだそうで、イエスの足跡の残る大理石が聖遺物として残っています。
ドミネ クオ ヴァディス教会 寺院・教会
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再びローマ市内に戻りました。日没後も精力的に観光をします。まずはサン・ピエトロ大聖堂を鍵穴から見ることができるマルタ騎士団の館へ。よるにも関わらずこの鍵穴を覗くため30分以上並びました。
マルタ騎士団の館 建造物
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夜のコロッセオ。この周辺も多くの人たちで賑わっていました。日本人は見かけませんでしたが、欧米人、韓国人、中国系や東南アジアの方々がたくさんいました。
コロッセオ 建造物
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ローマ4大聖堂のひとつ、サンタ・マリア・マッジョーレ聖堂。入場は日中に別の日に訪れるとしてクリスマスツリーなどのライトアップを見られました。
サンタ マリア マッジョーレ大聖堂 寺院・教会
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翌朝、この日は第一日曜日ということもありいくつかの博物館は無料で見学ができます。まずはヴァチカンにも近いサンタンジェロ城。9時オープンのところ1時間前に並んだおかげで3番目に入場できました。
なお出てきた10時前には長蛇の列ができており、1時間待ちくらいになっていました。サンタンジェロ城 城・宮殿
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2箇所目の第一日曜日無料観光はカラカラ浴場にしました。アッピア街道寄りにあり、キャパシティもあるため並ばずすぐに入場できました。
カラカラ浴場 史跡・遺跡
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3箇所目の第一日曜日無料観光はBoncompagni Ludovisi博物館。ここは事前予約ができたので楽でした。100年以上前に建てられた家の中に服飾や装飾家具などが展示されています。
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4箇所目はディオクレティアヌスの浴場跡。博物館としての展示数も多く、見ごたえがありました。
ディオクレティアヌスの浴場跡 史跡・遺跡
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5箇所目の無料施設はアルジェンティーナ広場の遺跡です。ここはCNNが選ぶ世界6大猫スポットにも選ばれた猫溜まり。自由猫の多いイタリアの中でも特に有名なところです。(ほかは日本から宮城県田代島、福岡県相島、台湾のホウトン、トルコのカルカン、フロリダのヘミングウェイ博物館)
トッレ アルジェンティーナ広場 広場・公園
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6箇所目はパンテオン。天才画家ラファエッロ・サンツィオなどが眠っています。もとの料金がそれほど高くない(5ユーロ)のであまり並ばないと思いきや、意外と30分弱並びました。
パンテオン 建造物
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7箇所目はMario Prazの家。Boncompagni Ludovisiと同じく、もとは家を利用した小さな博物館ですが、むしろイタリア人の家の中を見ることはなかなかできないので新鮮さがありました。中はイタリア語のガイドツアーだったので説明はほとんどわかりませんでしたが。。。
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最後の第一日曜日無料入場はアルテンプス博物館。主に古代の彫刻の展示をしています。
アルテンプス宮 (ローマ国立博物館) 博物館・美術館・ギャラリー
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一日かけて特別無料入場施設巡りを終えて、最初のサンタンジェロ城に戻ってきました。ライトアップも綺麗です。
サンタンジェロ城 城・宮殿
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サンタンジェロ城の裏手ではクリスマスのイベントが行われていました。ツリーは色が変化し、イタリア国旗のトリコロールにもなっていましたが、黒があるせいで中東っぽい色にもなってしまっていました。
裁判所 (ローマ) 建造物
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サンタンジェロ城から西も位置するヴァチカンのサン・ピエトロ大聖堂に向かって歩いていきます。聖年の聖なる扉Porta Santaの巡礼者用の道も用意されていました。
コンチリアツィオーネ通り 散歩・街歩き
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サン・ピエトロ広場も夜はスムーズに入れました。翌朝再びここに戻ることを誓い、この日は宿に戻りました。
サン ピエトロ広場 広場・公園
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12月8日は月曜日ですが、イタリアでは聖母マリアの無原罪の御宿りの祝日でした。この日いよいよサン・ピエトロ大聖堂の内部に入ろうと6時30分頃にはヴァチカンに来ましたがすでに数十名が並んでいました。それでも手荷物検査を経て、かなり早めに内部に入場できました。
そして開かれた聖なる扉も見ることができました。聖なる扉 建造物
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大聖堂入場後、たいてい人だかりのできているピエタ像の前も静かでした。多くの人たちの目的はミサだったようです。
サン ピエトロ大聖堂 寺院・教会
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551段(エレベーター利用でも300段以上)を登りクーポラから見るサン・ピエトロ広場は感慨深いものがあります。
なお、途中、内部でクーポラの天井画や、聖堂の内部を見下ろすこともできます。クーポラ (円屋根) 建造物
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サン・ピエトロ大聖堂を正面にサン・ピエトロ広場から。
まだ早い時間帯でも本当に多くの人たちが訪れていました。バチカン市国 史跡・遺跡
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三度、サンタンジェロ城。前日の観光後はトラックが城の前に停まってしまっていたため写真が撮りづらかったのですが、今回はサンタンジェロ橋から正面に撮影できました。
サンタンジェロ城 城・宮殿
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この日は定番のローマ観光スポットを巡ります。まずはポポロ広場から双子の教会へ。どちらも無料で入場できます。
なお、久しぶりにローマに来て思ったのは警察がたくさんいることで治安が良くなりました。ポポロ広場 (ローマ) 広場・公園
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スペイン広場とスペイン階段。階段に座ってジェラートが食べられなくなってだいぶ立ちましたが、相変わらず禁止のようです。
スペイン広場 広場・公園
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ここも大定番のトレヴィの泉。人数規制のため順番待ちになっていました。
トレヴィの泉 建造物
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ガッレリア・アルベルト・ソルディにはユニクロが入ったり、サンリオも販売されていました。そして皆このツリーの前で写真を撮っていました。
ガッレリア アルベルト ソルディ ショッピングセンター
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こちらも大賑わいのナヴォーナ広場。広場に面するサンタンニェーゼ・イン アゴーネ教会はダン・ブラウンの小説「天使と悪魔」にも登場します。無料で入場可能です。
ナヴォーナ広場 広場・公園
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市場が開かれていたカンポ・デイ・フィオーリ広場。訪伊前にユーロ高がひどくなって日本人にとっては辛い展開でしたが、ここでは割合お得に買い物ができました。
カンポ デ フィオーリ 青空市場 市場
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ヴィットーリオ・エマヌエーレ2世記念堂も混雑していました。眼前のヴェネツィア広場は工事中でしたが、ここからの眺めは多くの人を惹きつけるようです。
ヴィットーリオ エマヌエーレ2世記念堂(ヴィットリアーノ) 建造物
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ヴィットリオ・エマヌエーレ2世記念堂では夕日も見えますが、雲のお陰できれいな日没は見られませんでした。しかし、赤く染まった夕焼けはきれいでした。
ヴィットーリオ エマヌエーレ2世記念堂(ヴィットリアーノ) 建造物
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暗くなり、ヴィットリオ・エマヌエーレ2世記念堂を下から見ます。ヴェネツィア広場工事中のため迂回路が面倒でしたが、来てよかったです。
ヴィットーリオ エマヌエーレ2世記念堂(ヴィットリアーノ) 建造物
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夜のパンテオンと周辺も賑わっていました。ローマは古いものと新しいものそれぞれの良さがありますね。
パンテオン 建造物
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ポポロ広場から南に伸びるコルソ通り。日中も賑やかでしたが、夜はイルミネーションでまた華やかでした。
コルソ通り 散歩・街歩き
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