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西安博物院の展示品紹介です。小雁塔のある敷地内に2007年に建設された、まだ新しい博物館です。かつての都だった西安と、その周辺で出土した文物が数多く展示されています。博物館は地下1階、地上1階、2階の構成です。

2019秋、中国旅行記25(24/34):11月20日(1):西安(11):西安博物院(1):四神石棺、龍紋石柱、仏像、観音像

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2019/11/17 - 2019/11/21

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旅行記グループ 2019秋、中国旅行記25(下巻)

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旅人のくまさん

旅人のくまさんさん

西安博物院の展示品紹介です。小雁塔のある敷地内に2007年に建設された、まだ新しい博物館です。かつての都だった西安と、その周辺で出土した文物が数多く展示されています。博物館は地下1階、地上1階、2階の構成です。

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  • 4泊するホテルを、遅めに出発し西安博物院に到着しました。その入口近くにあった楼閣風の建物光景です。その壁にあった赤い縁取りをされた絵は、京劇の俳優を表現しているようでした。中国の伝統的な古典演劇の戯曲の一つです。 清代に安徽省で発祥し、北京を中心に発展したので京の名が付きました。その右側に、『西安博物院』の文字が見えました。

    4泊するホテルを、遅めに出発し西安博物院に到着しました。その入口近くにあった楼閣風の建物光景です。その壁にあった赤い縁取りをされた絵は、京劇の俳優を表現しているようでした。中国の伝統的な古典演劇の戯曲の一つです。 清代に安徽省で発祥し、北京を中心に発展したので京の名が付きました。その右側に、『西安博物院』の文字が見えました。

  • 入口近くにあった楼閣風の建物のズームアップ光景です。京劇について、少し紹介しておきます。清朝の乾隆55年(1790年)、中国南方の四つの徽劇班『三慶班』、『四喜班』、『和春班』と『春台班』が、北京に来訪し、人気を博しました。北京には『秦腔』という演劇がありましたが、安徽省の劇団に人気を奪われる形となり、両者の融合が自然と行われたようです。さらに西太后の手厚い庇護を受け、北京独自の演劇として一層の発展、熟成がなされました。

    入口近くにあった楼閣風の建物のズームアップ光景です。京劇について、少し紹介しておきます。清朝の乾隆55年(1790年)、中国南方の四つの徽劇班『三慶班』、『四喜班』、『和春班』と『春台班』が、北京に来訪し、人気を博しました。北京には『秦腔』という演劇がありましたが、安徽省の劇団に人気を奪われる形となり、両者の融合が自然と行われたようです。さらに西太后の手厚い庇護を受け、北京独自の演劇として一層の発展、熟成がなされました。

  • 西安博物院の前庭にあったモニュメントの紹介です。ここにも『西安博物院』の大きな表示がありました。4枚の透かしが入った赤い屏風のようなモニュメントと、その中央部に見えた騎馬像です。

    西安博物院の前庭にあったモニュメントの紹介です。ここにも『西安博物院』の大きな表示がありました。4枚の透かしが入った赤い屏風のようなモニュメントと、その中央部に見えた騎馬像です。

  • モニュメントの中央部に置かれていた、騎馬像のズームアップ光景です。古い旅行ブログを参照しますと、騎馬像が先に造られ、その後で赤い屏風が追加されたようでした。

    イチオシ

    モニュメントの中央部に置かれていた、騎馬像のズームアップ光景です。古い旅行ブログを参照しますと、騎馬像が先に造られ、その後で赤い屏風が追加されたようでした。

  • 更にズームアップした、騎馬像の人物光景です。男性か、女性か見分けがつかないような、頬がふっくらとしたお子さんが手綱を握っていました。ネット情報によれば、唐時代の女性が乗った『飛ぶ馬』の唐三彩の焼物がオリジナルのようでした。

    更にズームアップした、騎馬像の人物光景です。男性か、女性か見分けがつかないような、頬がふっくらとしたお子さんが手綱を握っていました。ネット情報によれば、唐時代の女性が乗った『飛ぶ馬』の唐三彩の焼物がオリジナルのようでした。

  • 前庭から眺めた、『西安博物院』の建物光景です。中国旅行の案内では『西安博物院は文物展館区、歴史名勝区、園林遊覧区の3つの部門からなる観光地の総称です。このエリアの中でも特に歴史名勝区には、707年創建の小雁塔や、薦福寺などの必見スポットも点在しています』と紹介されていました。

    前庭から眺めた、『西安博物院』の建物光景です。中国旅行の案内では『西安博物院は文物展館区、歴史名勝区、園林遊覧区の3つの部門からなる観光地の総称です。このエリアの中でも特に歴史名勝区には、707年創建の小雁塔や、薦福寺などの必見スポットも点在しています』と紹介されていました。

  • 更に、『文物展示館区にはその名を冠した博物館である西安博物院があり、2007年にオープンした比較的新しい博物館ですが、磁器や仏像など13万点に及ぶ文化財を収蔵しており、見応えがある内容となっています』とも紹介されていました。

    更に、『文物展示館区にはその名を冠した博物館である西安博物院があり、2007年にオープンした比較的新しい博物館ですが、磁器や仏像など13万点に及ぶ文化財を収蔵しており、見応えがある内容となっています』とも紹介されていました。

  • 今回は現地ガイドさんお任せでしたから、入場チケットを購入する必要はありませんでしたが、小雁塔の入場券と、敷地内にある西安博物院の入場券も兼ねています。小雁塔にだけ行くのでも西安博物院のチケットを買う必要があるようです。その料金は、現時点(2019年)では50元(約750円)です。石段を登った先が博物院の正面玄関です。

    今回は現地ガイドさんお任せでしたから、入場チケットを購入する必要はありませんでしたが、小雁塔の入場券と、敷地内にある西安博物院の入場券も兼ねています。小雁塔にだけ行くのでも西安博物院のチケットを買う必要があるようです。その料金は、現時点(2019年)では50元(約750円)です。石段を登った先が博物院の正面玄関です。

  • 西安博物院の正面玄関光景です。新しい造りだけに、ガラス張りの近代建築の玄関です。玄関を入った1階床面には、古代都城マップがありますが、こちらは階上から眺めた光景を紹介します。正面玄関は、東面になるようです。正面から登る石段もありました。

    西安博物院の正面玄関光景です。新しい造りだけに、ガラス張りの近代建築の玄関です。玄関を入った1階床面には、古代都城マップがありますが、こちらは階上から眺めた光景を紹介します。正面玄関は、東面になるようです。正面から登る石段もありました。

  • 八角形の文様が描かれていた天井光景です。東門から入った入口には、ビジターセンターがあり、土産物売り場もあります。<br />

    八角形の文様が描かれていた天井光景です。東門から入った入口には、ビジターセンターがあり、土産物売り場もあります。

  • 西安博物院の入口付近の光景です。当初の時間は、現地ガイドさんの案内で2階の展示室を見学することになりました。1階が、主に仏像の展示、2階が玉器と書画の展示です。展示品の紹介は1階の仏像の方からです。

    西安博物院の入口付近の光景です。当初の時間は、現地ガイドさんの案内で2階の展示室を見学することになりました。1階が、主に仏像の展示、2階が玉器と書画の展示です。展示品の紹介は1階の仏像の方からです。

  • 『四神石棺』<br />唐時代(618~907年)<br />出土場所等:表示なし<br />素pの?:側面のレリーフは、龍像のようです。

    『四神石棺』
    唐時代(618~907年)
    出土場所等:表示なし
    素pの?:側面のレリーフは、龍像のようです。

  • 『仏座像』<br />唐時代(618~907年)<br />出土場所等:表示なし<br />その他:光背も残った金属製の仏座像です。施無畏与願印の印相とは少し違うようです。

    『仏座像』
    唐時代(618~907年)
    出土場所等:表示なし
    その他:光背も残った金属製の仏座像です。施無畏与願印の印相とは少し違うようです。

  • 『仏立像』<br />唐時代(618~907年)<br />出土場所等:表示なし<br />その他:螺髪頭の仏立像です。施無畏与願印の印相のようです。

    『仏立像』
    唐時代(618~907年)
    出土場所等:表示なし
    その他:螺髪頭の仏立像です。施無畏与願印の印相のようです。

  • 『龍紋石柱』<br />唐時代(618~907年)<br />出土場所等:表示なし

    『龍紋石柱』
    唐時代(618~907年)
    出土場所等:表示なし

  • 『四天王像』<br />唐時代(618~907年)<br />出土場所等:1965年、西安市蓮湖区建新村出土

    イチオシ

    『四天王像』
    唐時代(618~907年)
    出土場所等:1965年、西安市蓮湖区建新村出土

  • 『四天王像』<br />唐時代(618~907年)<br />出土場所等:1965年、西安市蓮湖区建新村出土

    『四天王像』
    唐時代(618~907年)
    出土場所等:1965年、西安市蓮湖区建新村出土

  • 『流金菩薩像』<br />唐時代(618~907年)<br />出土場所等:表示なし<br />その他:流(下に金:りゅう)金は、『Gilded Statue:金メッキ像』のようです。環境依存文字のため、『流』の文字で代用します。金の溶液を器の表面に鍍金(めっき)する伝統工芸です。

    『流金菩薩像』
    唐時代(618~907年)
    出土場所等:表示なし
    その他:流(下に金:りゅう)金は、『Gilded Statue:金メッキ像』のようです。環境依存文字のため、『流』の文字で代用します。金の溶液を器の表面に鍍金(めっき)する伝統工芸です。

  • 『菩薩像』<br />隋時代(581~618年)<br />出土場所等:記載なし<br />その他:慈悲に溢れたお顔です。

    イチオシ

    『菩薩像』
    隋時代(581~618年)
    出土場所等:記載なし
    その他:慈悲に溢れたお顔です。

  • 『菩薩像』<br />隋時代(581~618年)<br />出土場所等:記載なし<br />その他:首は持ち去られたようです。

    『菩薩像』
    隋時代(581~618年)
    出土場所等:記載なし
    その他:首は持ち去られたようです。

  • 『菩薩像』<br />隋時代(581~618年)<br />出土場所等:記載なし<br />その他:子供たちもいて、賑やかな像です。

    『菩薩像』
    隋時代(581~618年)
    出土場所等:記載なし
    その他:子供たちもいて、賑やかな像です。

  • 『仏座像』<br />隋時代(581~618年)<br />出土場所等:記載なし<br />その他:螺髪頭の釈迦坐像のようです。左手は与願印のようです。

    『仏座像』
    隋時代(581~618年)
    出土場所等:記載なし
    その他:螺髪頭の釈迦坐像のようです。左手は与願印のようです。

  • 『羅漢像』<br />宋代(960~1279年)<br />出土場所等:1983年、西安市城内西大街中段出土<br />その他:写実的と思われる、左手に巻物を持った像です。<br />

    『羅漢像』
    宋代(960~1279年)
    出土場所等:1983年、西安市城内西大街中段出土
    その他:写実的と思われる、左手に巻物を持った像です。

  • 『羅漢像』<br />宋代(960~1279年)<br />出土場所等:1987年、西安市城内第八中学校内西側出土<br />その他:蓮座の上の立像です。

    『羅漢像』
    宋代(960~1279年)
    出土場所等:1987年、西安市城内第八中学校内西側出土
    その他:蓮座の上の立像です。

  • 『仏座像』<br />元代(1115~1234年)<br />出土場所等:記載なし<br />その他:石造の仏座像です。指先が損壊していますが、施無畏与願印の印相のようです。

    『仏座像』
    元代(1115~1234年)
    出土場所等:記載なし
    その他:石造の仏座像です。指先が損壊していますが、施無畏与願印の印相のようです。

  • 『3 宋・元・明・清時期造像』のタイトルがあった説明パネルの光景です。唐時代が907年に終わり、50年間ほどの五大十国時代を過ぎた、960年からの宋時代から始まり、元、明、新時代の仏教文化の技術傾向について概説されていました。最後の清時代は1912年に終わりました。

    『3 宋・元・明・清時期造像』のタイトルがあった説明パネルの光景です。唐時代が907年に終わり、50年間ほどの五大十国時代を過ぎた、960年からの宋時代から始まり、元、明、新時代の仏教文化の技術傾向について概説されていました。最後の清時代は1912年に終わりました。

  • 『流金仏像』<br />元代(1115~1234年)<br />出土場所等:記載なし<br />その他:石造の上に金メッキしたようです。印相は、法界定印とも呼ばれる、禅定印のようです。

    『流金仏像』
    元代(1115~1234年)
    出土場所等:記載なし
    その他:石造の上に金メッキしたようです。印相は、法界定印とも呼ばれる、禅定印のようです。

  • 『貼金仏像』<br />明代(1368~1644年)<br />出土場所等:記載なし<br />その他:貼金(てんきん)は、薄く金を張り付ける技法とされます。法界定印とも呼ばれる、禅定印のようです。

    『貼金仏像』
    明代(1368~1644年)
    出土場所等:記載なし
    その他:貼金(てんきん)は、薄く金を張り付ける技法とされます。法界定印とも呼ばれる、禅定印のようです。

  • 『貼金仏像』<br />明代(1368~1644年)<br />出土場所等:記載なし<br />その他:

    『貼金仏像』
    明代(1368~1644年)
    出土場所等:記載なし
    その他:

  • 『貼金観音像』<br />清代(1644~1912年)<br />出土場所等:記載なし<br />その他:観音様らしい被り物と装飾品です。<br />

    『貼金観音像』
    清代(1644~1912年)
    出土場所等:記載なし
    その他:観音様らしい被り物と装飾品です。

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