秋のカナディアンロッキーで過ごす１５日間【１１】雨のバンフ（2011/9/27）

2011/09/17 - 2011/10/01

２００６年の秋にカナディアンロッキーを初めて訪れてすっかり魅せられてしまい、これが４度目のカナディアンロッキー訪問。会社から勤続２０周年の１０連休をもらい迷わずカナディアンロッキー訪問を決めました。
滞在日数は１５日間。これをきっかけに運命が変わったりして？

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【１１】雨のバンフ（2011/9/27）
朝から雨。雨男のパワー全開です。
一日バンフでのんびり過ごします。

※2020/7/23公開
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　【１】カナダへ（2011/9/17）
　【２】温泉でゆっくり～ミエッテ温泉（2011/9/18）
　【３】アイスフィールド・パークウェイ（2011/9/19）
　【４】マッカーサー湖はやっぱり青かった（2011/9/20）
　【５】レイク・ルイーズ・スキー場（2011/9/21）
　【６】ちょこっとクートニーへ（2011/9/22）
　【７】レイクルイーズは本当はこんな形（2011/9/23）
　【８】黄葉まっさかりの街道を再訪（2011/9/24）
　【９】ヤムナスカとカナナスキス（2011/9/25）
　【１０】ボウ・リバー・パークウェイ（2011/9/26）
>【１１】雨のバンフ（2011/9/27）
　【１２】カナディアンロッキーの西の麓を周遊ドライブ（2011/9/28）
　【１３】バンフ散歩（2011/9/29）
　【１４】知られざる東の湖、アブラハム湖（2011/9/30）
　【１５】バンフで過ごす最後の一日（2011/10/1）
　【１６】長い旅の終わり（2011/10/2）

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※カナダ旅行記
・黄葉のカナディアンロッキー　ドライブ旅行記（2006年9月）
　https://4travel.jp/travelogue_group/11418
・春のカナディアン・ロッキー再訪（2007年6月）
　https://4travel.jp/travelogue_group/34132
・白いカナダ ～カナディアン・ロッキーとナイアガラ～（2010年3月）
　https://4travel.jp/travelogue_group/11423
・秋のカナディアンロッキーで過ごす１５日間（2011年9～10月）
　https://4travel.jp/travelogue_group/25186

エリア カナディアンロッキー(カナダ)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 5.0
• グルメ: 4.5

• 航空会社: エアカナダ JAL
• 旅行の手配内容: 個別手配

朝から雨。雨男の本領発揮です。
すぐそばのスーパー、セーフウェイでクロワッサンにハムとチーズを挟んだものと日替わりスープを買ってきて朝食にします。今日のスープはクラムチャウダー。寒いので暖かいスープはお腹に染み渡ります。味も合格。クロワッサンのサンドイッチの方はハムとチーズが冷えていて微妙なところ。
※当時のセーフウェイは現在IGAという別のスーパーになっています。

部屋が１階の道路近くで今ひとつだったのであと５泊ここで過ごす気にはなれず、９時半になってそろそろ空いたと思われる頃フロントに行って「２階の部屋がいい」と言ってみたら、あっさり変えてくれました。言ってみるもんだ。昨日の夕方からあれこれ思い悩んだのがバカらしくなってきました。
新しい部屋はバンフ・アヴェニュー側の２階。通りから奥まっていて快適です。

部屋は巨大なベッドが二つ並ぶ同じ間取りです。
宿泊客は早い時間から観光に出かけてしまい誰もいないようで静まり返った中、１階から２階の新しい部屋に荷物を移動します。
その時日本語が聞こえてきました。男女がルームメイクをしながら大声で観光客への不満や悪口を言っています。日本語がわかる人がいないと思っているんでしょう。とにかく聞いていて不愉快になるような内容です。おそらくワーキング・ホリデーで来ていると思われますが、こういう人間は来ないでほしい。真面目に働くとも思えず日本人の恥さらしですし、こういう人はここで何も得ることはないでしょう。
こんな奴らのせいで気分が悪くなるのはバカバカしいので忘れることにします。

１１時半、雨は止みませんが、バンフ近くのバーミリオン湖に行ってみることにします。雨の景色も見てみたいので。
気温は昨日の夕方と同じ９度。東京では真冬の寒さです。フリースにダウンを着て出かけます。

もう見慣れたバーミリオン湖とランドル山。

バーミリオン湖 滝・河川・湖

バーミリオン湖畔は赤や黄色に色づいて雨でも鮮やか。

３つの湖を結ぶ道。

サルファー山の麓の黄葉の湖畔を貨物列車が走って行きます。

レイク・ルイーズ方面に向かう貨物列車です。カナディアン・パシフィック鉄道の赤いディーゼル機関車が２連で長い貨物列車を引いています。

天気予報を見ても近辺に天気の良いところはなさそうなので、今日はゆっくりしようと思い、１２時半頃バンフの街に戻ってきました。
今度のホテルは街の中心部。ホテルに車を置いて徒歩で街に出ます。
雨が上がって薄日が射してきました。もしかして天気回復？

昼食はChayaという日本食屋で。
日本人がやっている本当の日本の食べ物です。

茶屋 和食

最近メニューに加わったらしい坦々麺にしてみました。生姜が入っているのがちょっと珍しいけれどちゃんとした坦々麺です。
いやぁ落ち着く。

茶屋 和食

食事を終えて外に出ると、期待虚しく再び雲が垂れ込めています。幸い雨は降っていません。

バンフ・アヴェニューを南下してボウ川を渡ります。
道の左側に見えるのがサルファー山です。

振り返るとバンフ・アヴェニューの先にカスケード山が聳えています。

正面はカスケード・ガーデン。春に来たときには晴れた日の朝、あの中の東屋で朝食を食べました。今日はこの天候の中公園を散歩しようなんて気にはとてもならないので、引き返します。

うすら寒い中、ブラブラと街の中心部に向かって歩きます。

スバルがスポンサーのトライアスロン大会があるようです。

セーフウェイ（スーパー）にあるスターバックス・コーヒーでカフェ・ラテを買い、１３：４５にホテルに戻りました。
雲が少し晴れてランドル山が姿を現しています。
気温は朝から上がっていません。暖房の中で暖かいコーヒーを飲んでほっと一息つきます。

そのうちに雲が垂れ込めてランドル山も見えなくなってしまい、雨も降ってきてその後やむことはありませんでした。
部屋で本を読んだり昼寝したり、日常っぽい時間を過ごしましたが、これはこれで長期間滞在ならではの贅沢ではあります。

夕食はスーパーで買ったもので済ませます。
この真ん中に写っているもの、なんだったっけ？思い出せません。
ところでここではバナナを房から必要なだけもぎ取って買っていくのです。最初見たときは「こいつ何やってんだ」と思いましたが、その後も何度も見かけたので普通のことなのです。でもカナダが全部そうかは不明なのでわからなかったらやめておきましょう。ヤバい奴になってしまいます。