熟年夫婦イタリア・コートダジュール１カ月の旅⑥ 旅行8日目 (アマルフィ～ポジターノ～ナポリ1日目)

2019/04/23 - 2019/05/21

還暦を機に退職し、再就職までの間にイタリアに行って地中海の絶景や世界遺産を見たい。美味しいイタリアンを食べたい。と、旅を決意し、ならばこの際近くのコートダジュールも行ってしまえと計画を立てました。
夫婦二人の旅のモットーは無理をしないこと。

今日は5月30日です。
アマルフィからポジターノ観光をして、またアマルフィに戻り今日の宿泊地のナポリへ向います。

日程
入国 ⇒ ローマ(五泊) ⇒ アマルフィ(一泊) ⇒ ナポリ(四泊) ⇒ ニース(二泊) ⇒ モナコ(二泊) ⇒ ミラノ(五泊) ⇒ ベネチア(四泊) ⇒ フィレンッエ(二泊) ⇒ ローマ(一泊) ⇒ 出国

エリア アマルフィ(イタリア)

• 旅行の満足度: 5.0

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 交通手段: 鉄道 船 徒歩 飛行機
• 旅行の手配内容: 個別手配

ホテルの朝食をとるレストランです。
朝、七時まだ誰もいません。少し霧がかかっていますがテラス席の向こうには地中海の景色が広がっています。

清楚で落ち着いた雰囲気です。

いただきます。

さてポジターノに高速船で向かいます。
チケット売り場です。
ポジターノ、カプリ島、ソレントなど行先別に船の時刻表が出ています。

9:20発の高速船に乗ります。

船に乗り込むとかなりの人がデッキに出ていました。
アマルフィ海岸の景色を見ながら進みます。

ポジターノに着きます。
みんな盛んに写真撮ってます。
アマルフィより景色としてはいい感じです。

さあ上陸です。
船を待っている人が多いと思いますが大勢の人たちがいます。

ポジターノのシンボル的な黄金のドーム(サンタ・マリア・アッスンタ教会)も見えます。

街の方へ向って歩いていきます。

なんかリゾート感があります。
かわいいカフェがすぐ目に入ります。

のどが渇いたのでカフェに入ることにしました。
船着き場からすぐのLa Brezza Net Art Cafe に入りました。

地元の方でしょうか、犬を連れているお客さんがいました。
テラス席もありましたが肌寒い気候だったので中に入りました。

貝のテーブルです。

私は今回の旅行で生まれて初めてエスプレッソを飲みました。
ローマの3日目ぐらいにカフェで隣に座ったイタリア人が砂糖を入れているのを見て、それなら私も飲めると思い、やってみたら美味しかったです。

ポジターノの街歩きです。
海辺から沢山のショップが連なる細い道を上っていきます。

海岸に近いエリアには車は入れないようです。
テレビでやっていましたがもっと上に上がると車が入れる道があり、高級なホテルやレストランもあります。今回は行きませんが。

アマルフィと比べて何となくセレブっぽい感じです。
陶器のお店をあちこちで見かけます。

足元に気をつけながらのんびりと散策です。

絵画の店も何店もありました。
ヨットで乗り込んできた世界のセレブたちが、こんな絵を買うのでしょうか?

いろいろ見ているとすごく時間がかかります。
ファッション系のお店も沢山あります。

高級なブランド店は無く、迷路の様な小路に小さなブティックが沢山です。

浜辺の方に降りてきました。

青い空に白い雲、ヨットが浮かぶ地中海です。

この辺はやはりリゾートを感じます。

歩き疲れたので、このレストランに入って一休みです。
店名は Ristorante La Pergola です。

食事の時間には早すぎたので、フルーツジュース的なものを頼みました。

実は寒いのです。
電気ストーブみたいなのが置いてありました。

美しい眺めです。
天気はいいのですがさすがに4月30日で海に入っている人はいませんでした。

更にぶらぶらしています。この辺りはアートっぽい雰囲気です。
もう少しすると頭上の棚に緑が茂って緑のトンネルの様になるらしいです。

ここは人が多くて、すれ違うのもやっとです。

そろそろ海岸の方に降りて行きます。

短い時間でしたがポジターノの雰囲気を十分味わいました。

アマルフィに戻るためまた船に乗ります。

船内の内装が木材です。珍しいですね。

これからアマルフィに戻ってランチを食べて、ホテルに預けた荷物を取って高速船でサレルノに向かい、さらに電車で今日の宿泊地のナポリに行きます。

アマルフィを経てサレルノの駅に着きました。
予定より早く着いたので駅窓口で妻が早い列車に変更してもらっています。
サレルノ発15:35の列車でナポリに向います。ナポリ着は16:15分です。

この電車でナポリにいきます。

はじめはナポリは治安が悪いのでスルーしようと思っていたのですが、「ナポリを見てから死ね」と言われるほど素晴らしいところらしいのでやっぱり行くことにしました。
その話を妻にすると、イタリア人ですらナポリは危険で寄りつかないとネットに出ていると猛反対しました。
なんとか説得しましたがさてナポリとはどんなところでしょう?

無事にナポリに着きました。
タクシーでホテルに向います。

ここがホテルの面しているトレド通りで、ホテルはすぐ近くです。
ホテルがあるのは繁華街のど真ん中でした。

この写真はホテルが入っている建物の一階部分のエレベーター前からトレド通りに向けて撮ったものです。

ここまで来るのに一苦労しました。
まずナポリの駅のタクシー乗り場で列に並んだのですが、その乗り場で仕切っているのが係の人風ではなく私服の普通のお兄ちゃんで、あの車に乗れと支持されました。
そして乗り込んだのはメーターの無いタクシーで行先を告げると25ユーロだ、と言います。とりあえずOKと言うしかなく、発車しました。
後で調べましたがかなり高いです。

そして連れていかれたのが名前の似ている別のホテルでした。
運転手が間違ったのです。
そこでもう一度、ホテル名を告げて走り出したのですが、何となく車の走りが挙動不審な感じなのです。
なんかまずいなーと思っていると、タクシーの溜まっているようなところに出て、あたりの運転手にホテルの場所を聞きまくっています。
小さなホテルだったのでホテルのことを知らなかったのです。

そして降ろされたのは、(私達が泊まるホテルは歩行者天国になっているトレド通りに面しているので、すく前までは行けないのですが)ホテルからかなり離れた場所で、トレド通りに出て左だと指で支持されました。(実際には右に行くのでした)
そこから地図と住所を頼りに何とかホテルにたどり着きました。

※ナポリのタクシー事情については帰国後にネットで勉強しました。

建物の中のホテルの入り口前です。

私達がナポリでお世話になるのは、ホテルナポリミアです(ちなみに建物にホテルの看板はありません)。
今、妻がチェックインをしています。ウェルカムドリンクが出てきました。

このホテルでは、建物の入り口の鍵・ホテルの入り口の鍵・部屋の鍵・あと確かクローゼットの四つ鍵を渡されました。
ホテルの人に教えられながらやってみたらホテルの入り口の鍵が開けられません。古い鍵でコツがいるのです。

しかも８時になると建物とホテル入り口の鍵が掛けられ、ホテルスタッフも不在になるとのこと。なのでスタッフの方がいる夜8時までに帰ってくることにしました。
料金はダブルルーム、食事付き、3泊で約482ユーロでした。

建物自体はかなり古いものだと思いますが、共用部分の内装や家具・調度品は趣味も良く大変素晴らしいと思いました。やっぱりイタリアだな、と思いました。

部屋の中はナポリの港や海をイメージした内装です。
共用部分とは趣が違います。
ハーフボトルのワインと小さな焼き菓子がサービスで置いてありました。

ただシャワーの温度が一定でなく水の出も悪かったです。

今日の夕食はあらかじめ調べてきた、ホテルから徒歩で7～8分の所にあるはずの中華料理店に行きます。やはり米が食べたいです。
迷わずに着けるでしょうか。

地下鉄のトレド駅のところで右に曲がります。
スマホを片手に不安な気持ちで知らない街をどんどんと歩きます。

イタリアのユニクロ的なファストファッション店のOVSがありました。
ここを左に曲がります。

看板がありました。たどり着きました。

今日の夕食は Drago d'oro です。
おそるおそる扉を開けたら、清潔感のあるいいお店です。
二階もあり結構広いです。

牛肉料理、エビ料理、チンゲン菜、スープ、ライス、お茶が二つで27ユーロでした。
美味しかったです。
気さくなママさん?がいて雰囲気もとても良くてナポリ四泊のうち3日はここで夕食を食べました。

早く食べ終わって８時前にはホテルに戻りました。