築地発のテイクアウト飯（その1）～食材の宝庫、築地で今食べられる各種テイクアウトの紹介～

2020/04/14 - 2020/04/14

先月7日に緊急事態宣言が発令されてからは、今まではテイクアウトを行ったことがないようなお店でも長引く自粛要請に対応する目的で、テイクアウトを開始するところが多数出現しました。食材の宝庫として知られ、たくさんのお店が集まる築地も例外ではなく、お昼時になると店前や歩道で持ち帰り用の弁当や総菜を売る光景が日常的になってきました。

緊急事態宣言の発令当初は、多数のお店が休業し、選択肢が限られた在宅勤務中の持ち帰りランチやディナーもここ数週間は、テイクアウトを実施するお店が増えたため、何を選ぶのかは悩ましい一方で、毎日のささやかな楽しみになってきました。ここでは、この数週間内に築地界隈の以下のお店でテイクアウトして食べたものを紹介します。

トゥットベーネ
桂太
雅楽
Room For Cake by Niina
すし大
わだつみ
築地 魚政Tsukiji Fish Burger MASA
本種
天竹
白銀屋
築地めしまぜカリー2
てんぷら 黒川
築地デリ
刺身BAR 河岸頭

エリア 築地(東京)

• 旅行の満足度: 4.5

聖路加タワーの近くにあるイタリアンの「トゥットベーネ」は、緊急事態宣言が出てから、一週間後位からテイクアウトを始めていました。

同店は、以前に訪問記で紹介しました。

https://4travel.jp/travelogue/11595851

ピザの持ち帰りをやっています。

各種総菜も持ち帰りが出来ます。

パスタも持ち帰りが出来ます。

持ち帰り用のピザ箱が積み上げられていました。

終了間際でしたが、注文する人がかけつけていました。

周辺の路地です。

ピザをテイクアウトしました。

注文したのは、ロマーノです。

通常のチーズやトマトソースに加え、アンチョビがトッピングとして使われています。チェーン系の宅配ピザよりもワンランク上の味に大満足でした。

地鶏のロール巻きです。これは想定外のおいしさでした。調理人の技が感じられる一品でした。

おいしかったので、別の日も利用しました。

佃大橋から見た月島方面です。

正面は、勝鬨橋です。

この日も二品です。

ペンネのカルボナーラです。

パンチェッタを使った本格的な一品です。

フライドポテトです。

ダブル炭水化物だったので、量が多すぎました。

次は、築地が誇るミシュラン1つ星の鮨処「桂太」です。

以前に訪問記で紹介しました。

https://4travel.jp/travelogue/11453244

以前お店の前を通った際にこの案内を見て、持ち帰りのばらちらしをやっているのを知りました。

メッセージ付きでした。

こちらがばらちらしです。

生魚は使っていなく、穴子、卵焼き、蓮根、椎茸を酢飯と混ぜ、煮蛤と茹でた車海老が上にのっていました。

特筆すべきなのは、車海老の食感でこれ以上にない絶妙な茹で加減でした。

次は、惣菜店の「築地　雅楽」です。

ポストにあったチラシを見ていなければ、おそらくその存在に気付くことがなかったお店です。

同店の総菜の良いところ取りの弁当を2種類扱っています。

前日に予約をして、引き取りに行きました。

巣ごもり弁当の「竹御膳」です。

たらこ、わさび漬け、西京焼き、卵焼き、筑前煮、昆布等と、ボリューム満点でした。

食材のバランスもよく、おいしくいただけました。

こちらは、歩いていたら、たまたま見つけたケーキ屋さんです。

ケースには、数種類のケーキがありました。

よくあるフレンチ菓子店や日本の洋菓子店のジャンルのようには思えず、おいしいと思ったものを作っているような感じでしょうか。

店名は、写真のとおりで「Room For Cake by Niina」です。

正面は勝鬨橋です。

フルーツのショートケーキです。

スタンダードなショートケーキよりもクリームが多かったですが、おいしくいただけました。

次は、晴海通り沿いに位置する「すし大」です。

同店も以前紹介しました。

https://4travel.jp/travelogue/11517480

事前に予約をして、引き取りました。

テイクアウトで食べるのは、始めてです。

注文したのは、おまかせ（11貫、巻物1本）です。

おいしかったですけれど、やはりお店で食べる方がいいです。

卵焼き、いくら、雲丹、穴子、甘エビ、赤貝、蛸です。

巻物（ネギトロ、赤身、赤貝ひも）、鰺、鰹、金目鯛、中トロ、真鯛です。

こちらは今年に入ってオープンした「築地　わだつみ」です。

居酒屋ですが、一階では、惣菜や海鮮丼をイートインできます。

持ち帰りで食べた豚生姜焼き弁当です。

マカロニサラダも買いました。

築地中通りです。

ネット情報で、築地の食材を使った海苔弁当がおいしいと知りました。

Tsukiji Fish Burger MASAは、主に魚バーガーを扱っていますが、コロナ対策で売り出した海苔弁当がおいしいと評判を呼んでいます。

以前この場所に「栄寿司」がありました。

こちらが築地極上のり弁当です。注文してから、出来立てを出してくれるのは嬉しいです。

ほっともっとと比較してはいけないです。

具材は、すべて築地場外の素材を使っています。

内容は、ちくわの天ぷら、サバの竜田揚げ、明太子、卵焼き、佃煮、ガリ、茄子等がのりで覆われたご飯の上にのっています。

これで950円はお得感があります。

晴海通り沿いの歩道では、「本種」の海鮮丼やお寿司をテイクアウトを注文できます。

「本種」も以前訪問記で紹介しました。

https://4travel.jp/travelogue/11423283

注文を受けてから、調理するので、少し待ちますが、その方が安心感があります。

注文したのは、にぎり（1.5人前）です。

この値段（1700円）でこのレベルの物は、少なくとも東京都内ではなかなかないのではないでしょうか。

いか、中トロや赤身の鮪が計3貫です。

卵焼き、海老、はまち、真鯛です。

赤貝、青柳、鰺、鰹です。

次は、ふぐと天ぷらのお店「天竹」です。

数種類お弁当を販売しています。

てんぷら弁当を注文しました。

勝鬨橋方面です。

お昼に購入して、夕食に食べました。

ふぐ、いかのかき揚、海老、獅子唐、さつまいもの天ぷらがご飯の上にのっています。冷めていてもおいしくいただけました。

ふぐの天ぷらがおいしかったのが印象に残っています。

次は魚の炭火焼きの専門店「白銀屋」です。

昼になると、炭火焼魚弁当を販売しています。

隅田川テラス（？）です。

この日のおまかせです。焼き魚は、あじのひらきでした。

少し時間がたってから食べましたが、お店の評判の片鱗は感じることが出来たと思います。

お弁当には、鶏のもも焼きが二切れ付いていました。

次は、テイクアウト専門の「築地めしまぜカリー２」です。

狭い路地に面した民家の一階で営業しています。

正面が注文カウンターです。

この日のメニューです。

隣では、ガレージセールをやっていました。

ちょっとしたアンティークを売っていました。

さて、注文したのは、カレーの2種あいがけです。

全般的な印象として、若い人に人気があるスパイスカレーの流れを汲む味のように感じました。

ひよこ豆のトマトレモンカレーです。

薬膳和風チキンカレーです。

空豆のポリヤル、茹で卵です。

茄子のモージュです。

築地東通りです。

次は、「てんぷら黒川」です。

平日に「本種」のテイクアウトの横で販売しています。

立派な容器を使っています。

食べたのは、てんぷら弁当です。

2000円と少し高めですが、その分、海老天、穴子天、かき揚、野菜が豪華に盛り付けられています。

平日のお昼時は、やはり閉めているお店の方が多いですが、先週あたりからぽつぽつと営業を開始するところも出てきています。

次は近江屋牛肉店直営の「築地デリ」です。

ローストビーフが売りのお店ですが、こちらでも築地場外の食材を活かしたお弁当を販売しています。

事前に注文すると確実ですが、当日でも購入することが出来ました。

期間限定フェアで、通常1300円の弁当を1000円で販売していました。

元横綱は、同店の焼き豚を気に入っているようです。

きれいな風呂敷に包まれていました。

こちらが「築地花結び弁当」です。

６つのローストビーフおにぎりが容器に入っています。おにぎりは、異なる6種類の味が楽しめます。

ローストビーフ、卵焼き、花豆等、すべて築地場外銘店のものを使用し、築地の味が食べられるようになっている贅沢なお弁当です。

ローストビーフ自体はあっさりしていて、ヘルシーな味です。

最後は、築地場外の有名店「刺身Bar 河岸頭」のテイクアウトです。

同店は、地下一階にあります。

テレビでよく取り上げられているお店です。

築地に関する食本にもよく出ています。

ばらちらしとお刺身のテイクアウトをやっていたので、どちらも注文しました。

どちらもお魚をふんだんに使っています。

ばらちらしです。

鮪、真鯛、雲丹、卵焼き、いくら、蛸、かんぱち、金目鯛等を盛りだくさん使っていて、値段（2200円）にしては、すごくお得感があります。

こちらはお刺身盛り合わせです。

しばらくはテイクアウトの利用が続くと思いますので、ある程度たまったら、続編を投稿したいと思います。