タイ北部をめぐる22日間の旅⑨バンコクに戻ってきた編

2019/11/05 - 2019/11/26

毎年恒例の、乾季のタイに長期滞在するシリーズ。
今回は、北部のチェンラーイ、チェンマイ近郊のコムローイ祭り、メーホンソンを回り、メーサリアン、メーソート、ピサヌロークと南下してバンコクへ戻ってきました。
ゆく先々で美味しい料理も満喫。

エリア バンコク(タイ)

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 10万円 - 15万円
• 交通手段: 鉄道
• 航空会社: タイ・エアアジア
• 旅行の手配内容: 個別手配

続き
11月22日。

朝起きると、今日は約束通りお姉さんが待っててくれました。
鍵を返してチェックアウト。

駅には徒歩で向かいました。
バスターミナルと違って、すぐ近くです。

ピッサヌローク駅 駅

予定通り8：55発の切符を買いました。179バーツ。
日本と比べて交通費はとても安いので助かる。

乗っていると、ひっきりなしにいろんなものを売りにくる。

途中の駅から乗り込んできて、次の駅でまた降りて、また違う売り子さんが乗ってくるというように。

アユタヤを過ぎ、ドンムアンを過ぎ・・・ここまで来ると帰って来たなという気がする。
しかし、以前アユタヤから列車でバンコクに帰った時ホアランポーン手前でずーっと停車したまま対向車を待っていたりして、とんでもなく遅れたことを思い出した。

そこで、ホアランポーンまで行かず手前のバーンスー駅で下車。
宿泊はプロンポンだからホアランポーンまで行く必要もないし。
5分遅れで到着しました。

バーンスー駅 (国鉄) 駅

MRTのバーンスー駅はすぐそば。

カムペーン・ペッ駅で降りてそこでBTSのサパーン・クワイに乗り換える。
せっかくサパーン・クワイに来たのであのカオマンガイ屋さん、モンコン・ワッタナーへ行こうっと。
実はこのお店、以前2度食べそびれている。
1度目は売り切れ閉店のため、2度目は移転していて分からなかったため。

バーンスー駅 (地下鉄) 駅

移転先が分かったので、今日こそはと思い訪ねてみると・・・
またしても閉まってました。
悲しすぎる。
よほどご縁がないのかなあ。
でもまた絶対来て、今度こそ食べるぞ！

モンコン ワタナー 地元の料理

プロンポンのホテルに戻ってきました。
カオマンガイを食べられずお腹空いてたのでさっそく近くのレストラン、イムちゃんで早めの夕食。

あーっ、美味しい?
LEOビール100バーツ。

イムチャン (プロンポン駅店) アジア料理

鶏肉の黒胡椒炒め　90バーツ。
鶏肉、ヤングコーン、玉ねぎ、ブロッコリー、カリフラワー、にんじんが入っています。

生の黒コショウがたっぷり入っていて、風味がすごい。

チャオムの卵焼きの酸味スープ 150バーツ。
野菜は、きくらげ、にんじん、インゲン豆、白菜、ケール、ヤングコーン。
エビはいっぱい入っていました。

スープの中に、チャオムの卵焼きが入っています。
チャオムはNHKでコウケンテツさんが「アジア食紀行」で紹介されていて、トゲがあって下処理に手間のかかる野菜で、卵との相性バツグンらしい。
酸味スープというのでトムヤム味なのかな？と思っていたら全然違い、ちょっと甘味が強かったです。

ごはん15バーツ。
量はかなり多かったけど、お腹ペコペコだったので完食。

隣の席のお兄さんが食べていたマンゴー美味しそうだったな。

11月23日。

今日はチャイナタウンでお買い物をするつもり。
昨日からカオマンガイの口になっているので今日はどうしても食べたい。
そこで、延伸されたMRTに乗ってホアランポーン駅から2駅先のサームヨート駅まで行き、ちょっと遠いけど歩いてお目当てのカオマンガイ屋さんに行ってから、チャイナタウンまで歩くことにしました。

できたばかりのサームヨート駅。

途中、有名なパッタイのお店、ティップサマイを通り過ぎる。
ここは17時から2時までの営業なので、この時間は閉まっています。
以前夜に通った時は大行列ができていた、ミシュランビブグルマンのお店。
いつかここのパッタイホーカイ（卵包みパッタイ）を食べてみたいな。

ティップサマイ 地元の料理

と思っていると、その隣に、行列のできているお店を発見。
外国人が多いようです。

調べてみたら、なんとミシュラン1つ星の高級店らしい。
見た目は全然そんなふうにみえないけどな。
なんだか、カニとか高級食材を使ってる料理だそうで。

まあどちらのお店も実際に食べたことがないのでなんとも言えませんが。

ラーン ジャイ ファイ 地元の料理

ここがお目当てのカオマンガイ・チェー・イー(イー姐さんのカオマンガイ)。

おばちゃんが豪快に鶏肉をぶつ切りに。

カオマンガイ50バーツ。
なんだか白い！
付け合わせはきゅうりだけでパクチーはスープに。

タレをかけていただきます。

素朴だけどしっとりした鶏肉。
ギトギトすぎないカオマン。
しょうが醬油系で発酵感はないタレ。
本当にシンプルだけどなんでこんなに美味しいんだろ？

カオマンガイはいろんなお店があるけど、それぞれ特徴があるからタイに来るたびに食べたくなります。

やっぱりB級グルメは最高だな。

チャイナタウンまで歩いて、イサラーヌパープ通りに。

イサラーヌパープ通り 市場

いつも行く調味料のお店。
看板が新しくなっていた。

ここは種類が豊富で、家でタイ料理を作る時に本当に重宝するんです。

毎年買いにきて色々試しています。

胡椒3ダースはお土産用。

マッサマンカレーペースト（30バーツ）と、今回初めてのシーフードソースパウダー（25バーツ）を買いました。
エビやイカのツケダレみたいだけど、蒸し魚や揚げ魚にも使えそう。

せっかくチャイナタウンまで来たので、以前来たことがある百珍(ペッティアン)でバミー(黄色い中華麺)を食べようと行ってみると・・・

えーっ、お店なくなってるやん！

こんな看板が。
どうやら移転したようです。

食べに来たのにえーっていう私と同じ状況と思われるおじさんに、移転先どこ？と聞くと、ここからはとても歩いて行ける距離ではないらしい。

バンコクでは再開発だかどんどんお店が移転していて、数年前にあったお店がなくなっていたというのはよくある話。
このお店も70年以上ここヤワラーで営業していたのに。
なんだかなあ。
場所や雰囲気も込みで店の価値だと思うんだが。
新しく綺麗になるのはいいことなんだろうけど、街が画一化していくのはなんだか寂しい。

移転先は、BTSパヤータイ駅近くだそうです。

新しくできたMRTワット・マンコン駅。

こうして開発されているからどんどん便利になって、まあ私達もその恩恵を受けているわけだけど。

スクムビット駅まで30バーツ。

しかし切符を買うためにこの大行列。
このシステム何とかならないのかな。

スクムビット駅まで帰ってきました。

さっき麺を食べられなかったので、ターミナル21のフードコート、PIER21で夕食。

ピア21フードコート(ターミナル21) 地元の料理

ざっと見回して、こちらに決定。

去年も同じところで食べました。

ほかにもいろいろあるんですけど、ごはんとおかずの組み合わせをどうしても選んでしまうな。

ごはんと2種類のおかずを指差しで選んで38バーツ。
厚揚げとそぼろの炒め煮。この厚揚げ絶品。
ムーヨーとトマトの炒め物はピリ辛でこちらもナイス。

スイーツにも挑戦しようと思ったが・・・

やっぱりカオニャオマムアン(マンゴーに甘いもち米を添えたもの)よりマムアン(マンゴー)だけの方がいいやと思い、昨日お兄さんが食べていたのを思い出してイムちゃんへ。

イムちゃんでマンゴーをいただきました。
もち米とか甘いソース要らん。
マンゴーだけで十分美味しい。
70バーツ。

イムチャン (プロンポン駅店) アジア料理

ホテルに帰って飲むビールは美味しい。
毎年同じ行動パターンだな。

11月24日。

ホテルの朝食。

帰国が近づいてきたので、そろそろお土産とか日本で使える食材を買わないといけないな。

オンヌットに滞在していた時はロータススーパーという強い味方があったけど、このあたりってどんなスーパーがあるのかな？
まずはすぐ近くにある Tops market を物色してある程度あたりをつけ、
あとはエムクオーティエにあるグルメマーケットでお土産を買うことにしました。
ローカルな感じではなかったけどお土産を買うにはまずまずの戦果。

エムクオーティエ ショッピングセンター

地下のフードコートに移動して遅めのお昼ごはん。
ロッサニヨムにて。

レッドカレー165バーツとライス25バーツ。

チキンカレーにしました。

たけのこいっぱい入っていました。

鶏のルアッ（生血を固めたもの）も。

かなりしっかりした味。
屋台と比べると高いけど、量はかなり多かったです。

ロッサニヨム入り口です。

フードコート内を物色していると、マンゴーのお店があったので入ってみることにしました。

スイーツはあまり食べないけど、マンゴーだけは別格なんです。

お姉さんがワンオペで頑張っています。
注文をして、席で待つ。

出来上がると、これが振動します。

プレミアムスムージー 95バーツ。
マンゴースムージーとマンゴーゼリーのセット。
あまり日本では食べられないけど、台湾やタイに来たらやっぱり食べてしまう。
マンゴーは美味しいな～。

11月25日。

長かったタイ旅行も今日が最終日。
お土産もパッキングして荷物をまとめる。7キロ超えてないかな？
ホテルをチェックアウトしたら何故かポーチをくれました。
ホテルで荷物を預かってもらう。

最後にタイマッサージに。
ホテルのすぐ向かいにある。
250バーツ。

夕食は、サバーイチャイで。
あのガイヤーンが食べたくてリクエスト。
最初に会った、タイ在住の友人2人と3人で最後の晩餐。
友人M氏と私は2人で早めに行って先に飲もうと4時に待ち合わせしていたんですが、その時間だとお酒提供してないかも・・・
BTSエカマイ駅から歩けるけど遠いので、バスで行こうと思っていたら、バス停でばったり。

すぐ近くに移転して新しい店舗になってからは初めての訪問。
心配をよそにビールも提供されていました。

サバイチャイ 地元の料理

ソムタムや、

豚トロをつまみながらタイ在住のもう1人のお友達を待つ。
仕事が終わってから来てくれました。

早速ガイヤーン。
お店は新しくなったけど、味は全然変わっておらず相変わらず美味しい。
前のお店の雰囲気もすごく良かったんだけどな。
2種類のタレは、甘くない方ばかりなくなる。

トムセープ。
イサーンの酢っぱ辛いスープはあれば頼んでしまう。

ヤム・トァプルー、四角豆のヤム。
ピサヌロークに続いて登場の四角豆。
こちらはエビ入り。お店によって全然違うけど、四角豆はとにかく美味しいことが分かった。

ヤム・ルアミットタレー　海鮮混ぜ混ぜヤム。
エビもイカも豚ミンチも入ってる。

あーどれもみんな美味しかったなー。
何度も来ているお店だけど、定期的にあのガイヤーンが食べたくなる。

バスに乗ってホテルに戻り荷物をピックアップしたのは覚えている。
ホテルで追い飲みがいけなかった。

気がついたら機内だった。
ということは、ちゃんとBTSに乗ってA1バスに乗り継いで、チェックインして飛行機に乗ったわけだな。
荷物も7キロ以内だったみたい。
帰国日に飲みすぎは危ないな。
とにかく無事に帰ってきてよかったです。

帰ってきまして、猫をいじくりまわした後、荷物の整理。
タイ米は Tops Market で。
マーマーのトムヤムポーク麺、ドライマンゴー、トムヤム味のプリッツはエムクオーティエのグルメマーケットで。
ラープ味のプリッツを買いたかったんだけど、トムヤム味しかなかった。
シーフードソースパウダー、マッサマンカレーペースト、胡椒3ダースはチャイナタウンの源順さんで。

いやー、今回もよく食べました。
健康に感謝です。