タイ北部をめぐる22日間の旅①バンコク編

2019/11/05 - 2019/11/26

毎年恒例の、乾季のタイに長期滞在するシリーズ。
今回は、北部のチェンラーイ、チェンマイ近郊のコムローイ祭り、メーホンソンを回り、メーサリアン、メーソート、ピサヌロークと南下してバンコクへ戻ってきました。
ゆく先々で美味しい料理も満喫。

エリア バンコク(タイ)

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 10万円 - 15万円
• 航空会社: タイ・エアアジア X
• 旅行の手配内容: 個別手配

1日目。
11月5日。

乾季のタイに長期滞在するのもこれで5年連続。
今年もエアアジアの朝の便なので、昨年と全く同じ行動です。
早朝のバスで関空まで直行。ウェブチェックインを済ませておいたので並ばずに搭乗券をもらえました。

時間が余りすぎるのでそのままラウンジ比叡に直行。

コーヒーとジュースとおつまみ。

トイレもラウンジ内にあるので便利です。

関西国際空港 空港

機内では作って持ってきたでかいおにぎり1個を食べ、

少し遅れてドンムアン空港に着いて、ATMでお金を下ろしたり着替えたり。

ここ最近涼しくなってきたと聞いていたけど、気温は30度超え。でも思っていたよりも暑さはマシ。

A1バスでモーチット駅に到着。
BTSに乗り継ぎ。
ラビットカードにいくら残ってるか覚えてないのでそのまま乗り込んだら、プロンポンで降りる時マイナスと出た。
なのに改札は開いて外に出られる。
このまま出て行ったらどうなるんだろう…と思いながら200バーツをチャージ。マイナス分はちゃんと引かれました。

昨年と同じホテルに到着しました。

ホテルで荷物を置いて落ち着いたところで、ターミナル21の6階の True へ。
ここでタイ在住の友人M氏と待ち合わせ。
30日1.5GBのSIMを220バーツで購入し、預けていたドライヤーを受けとる。

さあ、これでやることは済んだし、お腹空いたからごはん食べよーっと。

夕食は、私のリクエストでこちらのスダーレストランにて。
アソーク駅のほぼ真下にあり、一度来たことがあるのですがその時は二次会だったので料理はほとんど食べてなかったのです。
メニューはものすごくたくさんの種類があり、一般のタイ料理はほぼ網羅してるのではと思うほど。

まずはLEOビール。
タイでは珍しくキンキンに冷えていて、めっちゃ美味しかったです。氷なしでOK。

ガイ・ホー・バイトゥーイ
揚げ鶏のバナナの葉包み。
テンション上がって中身の鶏肉の写真撮るの忘れてしまった。
これ、めちゃくちゃ美味しい。
揚げ鶏っていうから唐揚げをイメージするかもしれませんが、衣なし。とてもジューシーで弾力のある濃い味の鶏が最高。
タレは醤油系で少し甘みがあった。

ビールがすすむ。

ソムタムタイ。
やはりタイに来たらすぐにでも食べたくなるな。
最近では日本のタイ料理屋さんでもソムタムを食べられるようになったけど、この味は日本ではなかなかないから。

ヤム・ティンカイ。
これは容赦ない激辛!
ティンカイは鳥の足(モミジ)の骨を抜いたもので、

これがそのティンカイ。
骨を抜いてあるから食べやすく、コリコリした食感がたまらなく美味しい。
コラーゲンたっぷり。
鳥の足に抵抗がある人にも黙ってたらわからない。
タイに来て大好物になった1品。

ムーサテ。
カレー味で、タレをつけて食べる。
タレなしでもOKなぐらいちゃんと味がついてる。
つけ合わせの酸漬けの野菜はお口直しにピッタリ。

友人の話では、元々サテ(串焼)はイスラムのマレー系の食べ物なので豚肉のサテはなかったが、タイに入ってきて豚肉で作るようになったのがムー(豚)サテだそうです。

カオクルックカピ。
こちらもタイで大好物になった1品。
カピ(エビを発酵させた調味料)で炊いた(混ぜた？)ごはん。
ごはんにはカピのなんとも言えない風味と旨味があり、上に卵と紫玉ねぎ、甘めの味付けの豚肉がのってる。
マナオをたっぷりと絞っていただきます。
ここのはそれほどクセもなくあっさりしているので初めての人も抵抗なく食べられると思います。

スキ・ヘーン。
意味は「汁なしタイスキ」だけど炒め物みたい。
旨味を吸った白菜とウンセン(春雨)が後を引くおいしさ。

完食～！

連日大盛況。
私たちが食べているときからもう並んでる人がいたので早々に切り上げました。
場所がら外国人のお客さんが多いけど、容赦ない激辛タイ料理がいただけます。
おばあさんが挨拶に来ていたので聞くとここのオーナーだそう。
この方がいないとこの店は回らないんだって。

ごちそうさまでした。

スダー 地元の料理

2日目。
11月6日。

お昼は、11か月ぶりにあのクィッテイアウを食べに行きました。
ホテルから歩いてすぐなのですが、この信号を渡るのがちょっと怖い。
向こう側のソイ26を200mほど歩いて行くと…

見えてきました。
お昼のピークを外して2時前に行ったけどまだまだたくさんのお客さんが。

わかりやすいメニューもそのまんまです。

相変わらずあのお姉さんがすごい早業で麺を茹でてるな…

今回は、麺はセンレック、トッピングはルークチン・プラー(魚のつみれ)&ムーサップ(豚ひき肉)、トムヤムスープの組み合わせ(小)50バーツにしました。

好きなように味変しろってことで。

ライムジュースをたっぷり入れていただきます。
クィッテイアウ(米粉麺)の中でも私はセンレックが大好物。
もやしもたっぷり入って、麺とスープが絡み合う～
ルークチンもしっかり魚の味があって、弾力もバッチリ。
豚ひき肉も超美味しい～
スープも完食。
夕食を控えているので小にしたけど…もっと食べたい。

もう3回目！ここは中毒性があります。
ごちそうさまでした。

ルン ルアン 地元の料理

夕食は、バンコク在住の友人2人とこちらのレストランで待ち合わせしました。
夕方6時から、翌明け方まで営業しているポーチャナーです。
中華系で、お粥に合わせる料理がずらり。以前にも訪れたことがあるのですが、1人だったのであまり食べられず、複数人でぜひまた来たいと思っていたお店です。

お店の前では野菜の下ごしらえや貝を剥いたりして準備中。

ちょっと早く着いたので待っていると、中で座ってたらいいよと言われ席に着きました。

しばらくして2人が到着したのでさっそく宴開始。

オースワン。
ポーチャナー系のお店には大抵あり、ハズレがないというので注文。
牡蠣をもんじゃ風にどろどろに固めて卵でとじた料理。
実はこれ、台湾の牡蠣オムレツ、オアジェンと同じものらしい。
友人が、オースワンっていうのがタイ語じゃないという。中華発祥なんですね。

ソースをかけていただきます。
めちゃくちゃ美味しい！
しかもこのソースが甘くない。
台湾のオアジェンは、このソースさえ甘くなかったらいいのになぁ…と思うことが多いのだけど、これは最高。牡蠣もプリプリで新鮮。

クンパッポンカリー。
エビのカレー炒め、卵とじ。
プー(カニ)パッポンカリーのエビバージョン。

超美味しい。
エビも結構大ぶりだしプリプリだし。
少し甘めの味付けがまたごはんに合いまくり。

中華白ネギと豆腐とポークチョップの炒め物。
と日本語でメニューには書いてあったけど、
「黄ニラと厚揚げと豚ミンチの炒め物」って感じ。

黄ニラがシャキシャキで、ミンチと細かめに切った厚揚げに味がしっかりとからんで、ご飯がいくらでもすすむ味。

カニ肉のミルク蒸し煮。
友人が美味しいって勧めてくれた一品。
どんなのか想像がつかなかったけど…

タレをかけて。
なにこれ～
めちゃくちゃ美味しい！
卵が入っていて、プリンのような、濃厚な茶碗蒸しのような…
カニ肉とちょっとピリ辛のタレがバッチリ合う。

どの料理も絶品でした。
やっぱり複数人で来ないとダメだなー。
またリピしたいです。

引き続き飲み直そうってことで、徒歩でこちらの屋台街へ移動。
トンローにこんなところあるって知らなかったー。

中は、ちょっとしたフードコートになっています。

ムーピン、オクラ、エノキとエリンギの豚肉巻き。
おつまみにピッタリ。
同じ串でもサテはカレー味でピンはカレー味じゃないところが違うらしい。

塩漬け魚と鶏肉のチャーハン。
塩漬け魚が絶妙のアクセントになっていて、ペロリと食べちゃいました。

ケールの炒め物。
茎の部分の程よいかたさ。これもお箸が止まらない。
ケール、日本でももっと流通してくれないかなぁ。青汁にばかり使うのもったいないぐらい好きなんですけど。

11か月ぶりに3人で会えて、話は尽きなかった…

続く