2019/07/20 - 2019/07/21
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にふうささん
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北海道の中でも、道南の方はなかなか行かない所ではないかと思います。なぜなら、今でこそ、北海道新幹線が開業して交通アクセスが改善されましたが、以前は交通の便が良くなかったですし、何より道東・道北と違って、行こうという意欲があまり高まらないのではないかと思います(失礼な)。私は、正直「函館は魅力だけど・・・行くの大変だなあ」、と思っていました。
しかし、飛行機の時刻表を見たら、「函館行けそう」ということや、またもやtenki.jpさんの予報に騙されまして10日間予報で「晴れ」と出ていたことから、函館行きを決めることに。函館行きを決めたとたん、北島三郎の「函館の女」の、「は~るばる来たぜ!はっこだてぇー!」というフレーズで頭がいっぱいになり、そのままの勢いで予約を入れました。
行程は1泊2日。土曜日午前に大阪伊丹から直行便で函館へ行き、午後は函館観光。五稜郭や元町散策、ロープウェイで函館山にも行きました。日曜日は、定期観光バスツアーに参加しておよそ1日函館の観光地を巡りました。ツアー終了後、函館―伊丹の直行便はないため、函館空港から中部国際空港へと飛び、そこから新幹線等を乗り継いで大阪に戻ってきました。
ということで、大阪からはるばる函館にやってきましたが、印象としては、函館は新幹線効果なのか、観光地として整備され、駅前はホテルがたくさんあったのが印象的です。そして、やはり北海道、ローカルな風景・時間感覚に癒されました。
ということで、2日間の滞在ということもあり、2回に分けてご紹介したいと思います。今回は後編として、定期観光バスに乗って「函館1日ツアー」に参加したので、そこでの訪問地を中心にご紹介します。この函館1日ツアーは、立待岬、元町散策、赤レンガ倉庫群、五稜郭公園、トラピスチヌ修道院、あいす118、土方・啄木記念館を回るものです。感想としては、ただ、自力じゃいけないようなところにも案内していただいたので、非常にありがたかったのですが、時間が足りなかったというのが感想です。開始時間や終了時間が決まっているのが大きいのかなあと。主要な所は前日に行っておいて本当に正解でした。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.5
- 交通
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 観光バス ANAグループ 私鉄 徒歩
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函館といえば「朝市」ということで、定期観光バスツアー開始まで時間があるので行ってみました。函館駅から歩いてすぐです。
写真は、どんぶり横丁市場ですが、そのほか公設市場だけではなく、様々な店舗が並んでいました。どんぶり横丁市場 名所・史跡
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函館といえば「イカ」。ということで、いけすの中にイカが泳いでおります。この後、違う店で「イカ刺し」を食べました。
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違う店舗ですが、カニもいます。
そのほか、売場で目に付いたのはメロンカットです。私が朝市へと行ったのは9時近くで終わりかけということもあり、メロンカットは投げ売りしておりました。 -
今日は、定期観光バスに乗りました。1日コースです。参加者は結構多かったです。今回のバスはこちら。普通の観光バスでした。
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定期観光バスでは、最初は立待岬へと行くのですが、その途中に石川啄木の墓がありました。石川啄木は、詩人で有名ですが、元々は出版社・記者として、あちこち移転している人です。函館には、義兄がいた関係もあり、家族が暮らしており、単身であちこち働いていた時もあります。本人の死後、この立待岬の近くに墓を設けて一族が眠っているとのことです。
石川啄木一族の墓 名所・史跡
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立待岬にやってきました。立待岬とは、アイヌ語の「ヨコウシ」、魚を取ろうと待ち構えているところ、ということから名称がつけられました。18世紀末に幕府が蝦夷地を直轄地とすると、ここは台場となり、立ち入りが制限された場所だったとか。
立待岬 自然・景勝地
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遠くに函館の市街地があります。、天候は微妙ですね。
立待岬からは、青森県大間まで見えるそうです。 -
次は、元町地区に来ました。昨日も来ましたが、元町地区をガイドさんと一緒に散策します。
写真は「二十間坂」で、道幅が20間あることから、この名前がついたそうです。二十間坂 名所・史跡
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東本願寺があります。こちらは函館大火で一度焼失してしまったことから、鉄筋コンクリートで再建したものです。ところで、この屋根ですが、線のように見えるのは「鎖」でして、この鎖は何のためにあるのか?というのが、ガイドさんでも謎でした。
東本願寺函館別院 寺・神社・教会
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カトリック元町教会。こちらは昨日も来ましたね。
カトリック元町教会 寺・神社・教会
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八幡坂。こちらも昨日来ました。坂の途中に八幡神社があったことから、八幡坂という名前で呼ばれるようになったとのことです。八幡神社は、明治期に火事で焼失後移転したため、現在は別な場所にあるそうです。
函館 八幡坂 名所・史跡
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このあたりの民家では、二階部分を洋風に、一階部分を和風に作る家が多いです。船上から見ると洋風住宅に見えるという、一時期流行ったスタイルだそうでして、ガイドさんは見栄っ張りな函館人気質が見えるとも言っていました。
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汚水のマンホールがイカの絵をしております。わかりにくくてすいません。
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元町公園までやってきました。こちらも昨日来ました。この駐車場までで元町散策は終了です。
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旧イギリス領事館。現在はカフェとして利用されています。
函館市旧イギリス領事館 名所・史跡
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駐車場には、ペリーの銅像がありました。実はペリーは函館開港後、実地測量のために函館には訪れているのです。それを記念して銅像があるとか。
次は、赤レンガ倉庫群へ行きます。ペリー提督来航記念碑 名所・史跡
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赤レンガ倉庫群へ行く前に、珍しいものを発見しました。この電柱、少し形が変ですが、これが日本で作られた初期の電柱だそうです。当時のコンクリート製なこともあり、かなり丈夫なので、まだまだ現役だとか。
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金森倉庫群にやってきました。ここで昼食各自の自由行動となりました。
金森赤レンガ倉庫 名所・史跡
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金森倉庫群の前には、ラッキーピエロがありました。昼食はどうしようか迷います。
ラッキーピエロ マリーナ末広店 グルメ・レストラン
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ちょっと離れたところに、ラッキーピエロがもう一店ありました。
ラッキーピエロ ベイエリア本店 グルメ・レストラン
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でも、やっぱりハセガワストアの「やきとり弁当」になりました。非常においしかったです。
ハセガワストア ベイエリア店 グルメ・レストラン
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金森倉庫群としてはこちらが有名でしょうか。
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ちょうどイベントとして、コスプレ会が行われているようで、あちこちで変わった人を見かけました。自衛隊も参加協力しているのですが、コスプレに見えなくもないです。まあ体型はガチなので、そんな勘違いはいたしませんが。
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写真は、ベンチに座っているのは、自衛隊さんと麻薬犬だったかな、こちらは本職です。それを見るコスプレの方々という、面白い写真が撮れました。狼さんがシュールです。
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そのほか、この周りには興味深い施設もたくさんあったのですが、時間がなくて訪問できませんでした。写真は「高田屋嘉兵衛資料館」。ロシア人船長が幕府によって捕らえられた、ゴローニン事件の報復として、ロシアのカムチャッカに連れていかれましたが、日露交渉の仲介に入り、事件を無事に解決させた人です。この施設も結構有名みたいですね。
箱館高田屋嘉兵衛資料館 美術館・博物館
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北島三郎記念館も興味深かったです。北島三郎は、北海道道南の知内町出身ですが、高校の時に函館に出て、この近くの高校に通ったということから、函館に縁がある人だとか。そうでなくても「函館の人」で有名ですけど。
北島三郎記念館 美術館・博物館
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最後、「明治館」前で、再度バスに集合という事で、午後の部がスタートします。明治館の中のお店も個性的で非常に面白かったです。このあたり、時間があれば再度訪問したいと思いました。
はこだて明治館 専門店
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金森倉庫群を後にして、次は五稜郭タワーへと向かいます。五稜郭での滞在時間はおよそ1時間と、タワーの上に登っておしまい、頑張れば函館奉行所の入口ぐらいは撮影できるという状況でした。昨日来てよかったです。
五稜郭タワー 名所・史跡
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1階には、立った姿の土方像もありました。大きさの問題からか、座っていた方が威厳がある感じがしますが、こちらは躍動感があるみたいです。
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しかし、私としてはこちらを押したいです。「ヒジカタ君」。アニメ化しているのでしょうか。こちらの方が親しみを持てて好きです。
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五稜郭タワー内では、「でんすけスイカ」が売っていました。「でんすけスイカ」とは、旭川市近くの当麻町が主な産地の黒いスイカです。8000円とはなんて高級品でしょうか。隣のメロンよりも高いなんて。
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次は函館市街地から少し離れた郊外へと行きます。トラピスチヌ修道院へとやってきました。トラピスト修道院は聞いたことあるかもしれませんが、トラピスト修道院は男性の修道院で、今回のトラピスチヌ修道院は女性の修道院です。
トラピスチヌ修道院 名所・史跡
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観光客が入れる限界までやってきました。左の建物は講堂ですが、特徴的なのは右側にある入口です。
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入口をアップしておりますが、こちら側には取手がなく、ドアを開けることができません。この奥が修道院として利用している所でして、許可なくしては入れないようになっています。
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函館牛乳の工場兼売店までやってきました。ここでは牛乳だけではなく、アイスやコロッケ等も食べることができます。
函館牛乳 あいす118 グルメ・レストラン
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牛乳工場が併設されていました。久しぶりに牛乳がパッキングされていく行程を見ることができました。なかなか興味深かったです。
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定期観光バスの最後は、函館に関係する有名人、土方歳三と石川啄木に関する資料等を集めている「土方・啄木浪漫館」。興味はほとんどなかったので、内部はパスします。
土方 啄木浪漫舘 美術館・博物館
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敷地には石川啄木の像がありました。
以上で、定期観光バスツアーは終了で、JR函館駅前で解散しました。函館空港へと向かいます。 -
JR函館駅前でツアーを解散した後、空港バスに乗って函館空港まで来ました。
写真は、ちょっとどのような経緯だったか忘れてしまいした。 -
帰りは航空便の関係から、セントレアへ行きます。セントレアのターンテーブルは「矢場とん」ですか。これはこれで面白いです。セントレアから名古屋駅まで行き、新幹線で大阪へと帰りました。
この日、名古屋では「関ジャニ∞」のコンサートがあったようで、その帰りとかち合ったために、新幹線ホームはかなりカオスでした。最初なんだかと思いました。
以上で、函館の旅行記を終了したいと思います。ご覧いただきまして、ありがとうございました。
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