2019/06/21 - 2019/06/24
259位(同エリア590件中)
にふうささん
前回北海道へと久しぶりに訪れ、富良野・美瑛という王道のコースを回ったのですが、あまりにも感動してしまい、近いうちにもう一度北海道へと行けないものかと考えておりました。思案の中、tenki.jpさんの10日間の天気予報を見ると、本州は軒並み「曇りのち雨」だったのですが、北海道は「晴天」と出ているのではないですか。初夏の青空の中、広々した北の大地で過ごすということに憧れまして、時間・資金ともに厳しい中、半ばやけくそで北海道行きを選択しました。
しかし、日程が近づくにつれて天気予報が悪くなり、しまいには北海道も本州も全部雨、特に「北海道は大雨に注意」という予報に。「tenki.jpさん、話が違うじゃないの!!!(怒)」という状況でしたが、幸いにも旅行中は大きな雨に当たらずに、なんとか過ごすことができました。
行程は、金曜日夜に北海道に到着し、土曜日は、朝から積丹半島へ行く観光バスツアーに参加。積丹ブルーを満喫し、札幌で宿泊。日曜日は、支笏湖・洞爺湖をめぐる観光バスツアーに乗り、大自然を満喫したあと、千歳市で宿泊。月曜日朝に飛行機で大阪へ戻り、エクストリーム出社するという強行軍です。やっぱり強行軍だけあって、計画がずさんな所もありましたが、結果的には大満足の旅行でした。
この旅行で印象に残ったものといえば「青」です。青には様々な青があり、富良野では青い池の「青」を見ましたが、今回は積丹ブルーといわれる「青」、支笏湖ブルーという「青」。どれも水の色ですが、特徴的な表情を見せてくれまして、大満足です。まあ、私が無類の青好きということもありますが。
あちこち行ったので、前編・後編の2回に分けますが、前編として、積丹半島へ行ったものをご紹介します。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 4.5
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 観光バス ANAグループ JRローカル 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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出発は、定番の関西国際空港。この夜の関空は一体何回目だよというぐらいに見慣れた光景です。一応G20大阪の前で、警官の巡回等が増えておりましたが、さほど厳戒態勢でもありませんでした。
あと、この日の関空―新千歳のフライトは新千歳空港の視界不良のため、制限付きのフライトだったことや、使用機材の遅れにより出発が遅れるという、先が思いやられるものでした。関西国際空港第一ターミナル 空港
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この日の夜は、新千歳空港内にある温泉に宿泊しようかと計画しておりましたが、新千歳空港に予定よりも遅れて到着したこともあり、温泉はすでに満杯で、一気に空港難民化してしまいました。うろたえている間にもどんどん事態は悪化していき、空港に取り残されました。ネットで検索の上、千歳市のネットカフェで一晩過ごすことを決断。本当に緊急事態でした。新千歳空港は早く24時間化してほしいです。
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なんとか宿がないという状況からは抜け出して、すっかりおなじみとなった札幌駅の定期観光バス乗り場から、積丹半島へ行く定期観光バスツアーに参加。ただ、小雨がぱらついており、天気の方が非常に気になります。
写真は今回乗車した、北海道中央バスの観光バスです。 -
余市町は元宇宙飛行士の毛利衛さんの出身地なので、それにちなんで宇宙関連の施設がありました。観光バスのトイレ休憩なので、時間がなくて行けませんでしたが。また、余市町はリンゴの産地なので、リンゴジュースなど、リンゴを使った商品もいくつかありました。
余市宇宙記念館スペース童夢 美術館・博物館
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売店の中にあった「錯覚の部屋」。鏡張りで、部屋が上がっているのか、下がっているのか、よくわからなくなり、三半規管がマヒして、非常に気持ち悪かったです。酔っ払っている感じなりました。
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積丹町美国の、水中展望船の「ニューしゃこたん号」に乗り、港湾を遊覧します。これも有料ですが、バスガイドさんが進めたこともあり、乗ってよかったです。
水中展望船「ニューしゃこたん号」 乗り物
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今回乗船した「ニューしゃこたん号」
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船内の地下階では、写真のように、海中がのぞけるようになっております。
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海の中は綺麗でした。底の黒い点状のものは「ウニ」です。ウニは解禁されてから間もないので、あちこちにいました。
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港の外にある宝島は、海鳥の繁殖地域なこともあり、自然が残っていた感じです。上から見るとハート形をしている島だそうです。
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近くの海岸を見ると、積丹ブルーの海と砂浜が。これは非常にきれいでお気に入りです。晴天ならばもっとよかったでしょうが、天気ばかりは仕方ありませんね。
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この観光ツアーは食事がついておりまして、積丹町余別の「浜寿し」さんの海鮮丼が出ます。通常2300円するぐらいするものが出ました。味は海鮮丼ですねえという感じです。
話は脱線しますが、北海道の観光地の海鮮丼は、基本「イクラ丼」か「ウニ丼」が多くて、どちらも好きではない私は、正直食べたいものがない状況です。観光での、イクラとウニのゴリ押しは正直やめてほしいと常々思います。浜寿し グルメ・レストラン
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積丹半島は遠いし、道が一つしかないので混みますから、こういう機会がないとなかなか来ないですよね。なので、神威岬は一番楽しみにしていました。
神威岬 自然・景勝地
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岬の先端への入口。昔は女人禁制だった名残(結界)があります。今は、そんなことはないですが。
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岬の先端の全体像。遊歩道は、アップダウンを繰り返し、ちょっとしたハイキングぐらいの距離でした。結構ヒイヒイ言っていた人が多かった気がします。
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神威岬灯台。1888年点灯。昔は有人の灯台だったが、不幸な事故があったこともあり、現在は無人のようです。
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岬の先端まで行ってきました。ああ、岩盤が固い部分が点々と残っているのがよくわかります。神威岩は、行かないと見ることができない景色なので、行って正解でした。
神威岬の海の色もいい感じです。「風に吹かれて しゃこたんブルー」ですか。 -
神威岬周辺もかなり険しい感じです。
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私が岬の先端から戻った後、小雨が降り始めてきたので、ちょうどよかったです。時間が余ったので、「神威岬ソフト」を食べました。積丹ブルーをイメージした青は、ミントの青だそうです。
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雨は強くなってきましたが、日本の渚100選にも選ばれた「島武意海岸」を是非見てくださいと、雨脚が強くなる中を歩きました。人が並んで歩けるぐらいの、真っ暗いトンネルを抜けると、一気に視界が開けて、崖の上から、積丹ブルーの海がみえるという、なかなか面白い造りになっていました。バスガイドさんからは、砂浜まで行く時間はないから行かないように、ということを言っておりましたので、小雨が降っていたこともあり、泣く泣く断念しましたが、もっと見ていたい風景でした。
島武意海岸 自然・景勝地
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午前中も近くを通りましたが、ようやく余市ニッカへ行きます。ただ、雨が本降りになったり、中でイベントがあったりと、施設内は大混雑で、施設内の見学が不十分に終わったことが残念でした。
ニッカウヰスキー余市蒸溜所 名所・史跡
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ウィスキーなどの試飲ができるということで一応飲みましたが、ウィスキーは無理でした。味覚はお子様なので、匂いを嗅いだだけで勘弁という形で、非常にもったいないと。正直、アップルジュースの方が良かったです。
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余市ニッカを後にして、札幌市内に戻り、今回の観光バスツアーは終了。曇りながらも、よく天気は持ったなあという感じでした。神威岬にも行けましたし、積丹ブルーの海も見れましたので、晴天だともっとよかったのでしょうが、そればっかりは、仕方ありませんね。また来てくださいということで、宿に戻りまして、本日は終了です。
今回の宿は、直前に決めたこともあり、非常に高かったのですが、朝食がすごい豪華でした。海鮮丼、スープカレーなど作り放題で、これはお金を払っただけありました。狸の湯 ドーミーイン札幌ANNEX 宿・ホテル
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