釧路・根室・阿寒（1/4：移動編）

2020/09/18 - 2020/09/20

今年の夏は新型コロナウィルスの影響により、定期観光バスが軒並み運休となったために、北海道へは行けずじまいでした。そのため、もうすぐ北海道の夏が終わりそうという時に、たまたま釧路の定期観光バスツアーを見たら、空席があり乗れること、そして根室の定期観光バスツアーも発見し、うまく行きそうだということがわかりまして、連休の最中で予約が取りにくい中、急遽旅行を決定いたしました。そういえば、釧路・根室とちらりと訪れたことがある程度だったので、今回の訪問は非常に楽しみでもした。
　行程は2泊3日。一日目に、伊丹～新千歳～釧路と飛行機で移動して、釧路市内で一泊。二日目は、早朝から釧路～根室へと移動し、根室の午前・午後の定期観光バスツアーに参加して、再び釧路に帰り、釧路市内で一泊するという長丁場の日。三日目は、釧路駅前から定期観光バスに乗車し、摩周・阿寒の観光地を巡り、釧路空港で下車。その後、釧路～新千歳～伊丹と飛行機を乗り継いで帰りました。
　上記のように道東とはいえ、様々な場所を訪問している関係上、旅行記を4回に分けてご紹介したいと思います。今回は、1日目の行程、移動と釧路市内の様子を中心にご紹介したいと思います。新千歳空港はいつ来てもワクワクします。やっぱり、北海道の食べ物はおいしいですね。

エリア 釧路(北海道)

まずは、伊丹ー新千歳を飛び、新千歳空港で乗り換えて、新千歳ー釧路へと移動します。新千歳空港では乗り換え時間が少しあるので、できれば空港内を食べ歩きしたいなあと思います。
写真は、離陸後の淀川河口付近で、毛馬閘門のあたりです。このところ、伊丹空港から南に進路を取るフライトが多かったので、北へ向かうフライトは新鮮に感じました。
この後は、高度を上げたこともあり、窓の外は雲だらけになってしまいましたので、しばし休憩です。

一気に飛んで、苫小牧市の港湾まで飛びました。苫小牧の港湾を見ると、「ああ、新千歳空港に着陸するんだなあ」と実感が出てきます。

新千歳空港に着陸直前です。新千歳のあたりは、基本未開の原野が広がっているという感じです。

新千歳空港に到着いたしました。新千歳空港で制限区域を出ずに乗り継ぎしようとしたら、地上スタッフに「一回出ても大丈夫ですよ」と言われたので、制限区域を出ました。乗り継ぎ時間2時間を活かして、新千歳空港を満喫したいと思います。新千歳空港は4回目ぐらいだから、だいたいのことはわかっていますし。

新千歳空港 空港

「きのとや」で焼き立てのタルトを。ブルーベリータルトの方が、高いけどおいしいと思います。大好きです。

きのとや 新千歳空港店 専門店

「きのとや」の別店舗で、焼き立てアップルパイを購入しました。リンゴごろごろがいい感じです。

北海道ではソフトクリームはどこでもありますけど、そういえば雪印パーラーは食べてなかったなあと思い、食べました。

雪印パーラー 新千歳空港店 グルメ・レストラン

お菓子を一通り食べて満足した後は、4階の初音ミクに会いに行きました。

等身大の初音ミク。正直、これしかない。というか、空きスペースを埋めるのを頼まれて、物販メインだけど、おまけで展示しているという感じなので、しょうがない。ただし、北海道の初音ミクグッズはかなり充実しています。

その後は、新千歳空港内をブラブラ。個人的に一番おもしろかったのが、「ロイズチョコレートファクトリー」。奥では製造工程を見せてくれたのが面白かったです。

ロイズ チョコレートワールド テーマパーク

このように、チョコレートを製造する機械が稼働しており、「へえー、こういう機械で作っているのか」と興味津々でした。
写真は、チョコレートを回転させて冷ましているところではないかと。

そのほかにもいろいろな機械がありました。写真の機械は、チョコレートを箱詰めする機械。こういうピックアップマシーンはチョコレートだけではなく、どこでも見れるものですが、ただ吸盤？がチョコレート仕様になっていることが面白いと思いました。

その他、色々と訪問したり、食べたりしましたが、省略いたします。そろそろいい時間になってきたので、保安検査場を通過して、移動したいと思います。

次は、新千歳空港から乗り継いで、釧路空港を目指します。プロペラ機ですが、このようにボーディングブリッジからの搭乗でした。

新千歳空港を離陸した直後です。空港の周りは原野でして、原野と蛇行する川が特徴的でした。

離陸後、あまり地理感がないので、すぐに現在地をロストしてしまいました。おそらく、まだ十勝山地の西側ではないかと思われます。

ちょうど陽の光が当たって、畑のパッチワークが綺麗に見えました。やっぱり北海道は農業大国だと実感いたします。

帯広のあたりではないかと思います。このような町があるのは、帯広平野ぐらいしか思いつかないもので。

飛んでいると、海が見えてきました。一旦海へと出るようです。

釧路空港へは、一旦海岸線まで出て、そこからアプローチします。
遠くに、雄阿寒岳の姿が見えますね。

釧路空港に到着いたしました。

釧路空港（たんちょう釧路空港） 空港

釧路空港入口のヒグマのオブジェ。ヒグマ、タンチョウ、エゾシカ、牛と、全部で4種類ありました。帰りは違った物を紹介したいと思います。

釧路空港からは、空港バスで釧路駅を目指します。

釧路空港から空港バスに乗り、1時間ほどかけて、釧路駅へとやってきました。釧路空港から釧路駅までは思ったよりも結構ありました。まずはホテルを目指したいと思います。

釧路駅 駅

途中にあった釧路市中央図書館。1階は北海道銀行の店舗、真ん中は図書館、高層階はオフィスビルといった、複合施設でしょうか。地方はもはやお金がないですから、こうやって複合施設を作ることで、インフラを整備するしかないような感じがしますが、釧路はこのような複合施設が多い印象がしました。

今回のホテルは、釧路川沿いにある「La Vista釧路」です。高かったのですが、直前に予約したので、ここしか空いていませんでした。
ホテルにチェックインしたので、しばらく辺りを散策したいと思います。

天然温泉幣舞の湯 ドーミーインPREMIUM釧路 宿・ホテル

写真は釧路のシンボル、幣舞橋（ぬさまいばし）です。ここから見る夕日が綺麗だそうですけど、今日はちょっと難しいみたいでした。

幣舞橋 名所・史跡

幣舞橋のたもとにある、旧日銀釧路支店。現在は、釧路市役所近くに移転しています。なかなか歴史がある建物のようです。

釧路川から、対岸の末広町などの繁華街を望む。川辺に映る夜景といい、かなり雰囲気は良かったです。

こちらは、フィッシャマンズワープ。この後行ってみましたが、時間帯のこともあり、ちょっと人が少なくて寂しい施設でした。

夕食はどうしようか考えていると、近くにご当地メニューの「スパカツ」を出してくれるお店があるとのことで行ってみます。

レストラン泉屋 本店 グルメ・レストラン

「泉屋」さんの店内はこちら。運良く待たずに入店でき、スパカツをオーダーしました。意外とお店は混んでおりました。

スパカツはこちら。熱した鉄板の上に、スパゲッティー、その上にトンカツがあり、上からミートソースをかけているという、カロリーたっぷりの食事です。食べた感想は、食べ方がよくわからないのと、とにかく油っぽいのが印象的でした。

ホテルの近くの末広町付近が釧路の飲み屋街で、飲み屋街はそこそこ活気がありました。連休中のこともあり、カップル・夫婦での観光客やライダーさんが多かった気がします。
　以上で本日はおしまいです。明日は始発列車で根室へと向かわなければ行けないために、早く寝ました。