baba友と巡るモロッコ周遊2400㎞の旅【14】7日目（マラケシュ後編）

2020/02/26 - 2020/02/26

　赤茶けた大砂丘と土の家の単色の風景、それとは対をなす
ずば抜けた色彩感覚を持つランプやバブーシュ、籠等の可愛い雑貨達。
繊細なレースのような木材加工と正確で美しいアラベスク文様を描く
タイル（ゼリージュ）に覆われたモスクをはじめとする建築物。
幻想的な青い街があるかと思えば、混沌とした雑踏の広場やスーク。
何とも興味深く魅惑的な国ではありませんか。
　以前から行きたいなあ～と思っていたところ、baba友の一人から
「一緒に行っても良いよ～。」との言葉があり、夏頃から色々なツアーを
見比べ、9月には、現地観光バスの座席は一人２席確約で、
モロッコにある９つの世界遺産のうち８つの世界遺産を巡るという
●物語に申し込むことに。
これまで何度か参加した海外ツアーは☆☆ピックスのみで、
今回初めての他社ツアー参加。どんな感じなのかなあ。
ツアーに申し込んでから約5か月、ワクワクドキドキ、みなさんの
旅行記を見ながら胸を膨らませていたのですが・・・
　出発間際に広まった新型コロナウィルス。
若干迷いはありましたが、まだ感染者が出ていないアフリカの地
だったので、意を決して出かけることに。

　ハビア宮殿を後にジャマエル・フナ広場まで少し旧市街を散策。
1時間ほど馬車に乗ってのマラケシュ市内の観光はとっても
楽しかったです。
サーディーンの墳墓群では、思いがけない長蛇の列に驚き、国営の
総合土産物店やスパーマーケットにも寄って、少し早めにホテルに
戻りました。

【ツアー日程】
＊2月20日(木）成田発（エティハド航空）アブダビ乗り換え
＊2月21日（金）カサブランカ着
　　　　　　　　首都ラバト観光【世界遺産】
　　　　　　　　古都メクネス観光【世界遺産】
　　　　　　　　ヴォルビリス古代遺跡観光【世界遺産】
　　　　　　　　フェズ泊
＊2月22日(土）青い街シャウエン観光　フェズ泊
＊2月23日（日）フェズ旧市街観光【世界遺産】
　　　　　　　　イフレイン、ミデルト立寄りアトラス山脈越え
　　　　　　　　エルフード泊
＊2月24日（月）メルズーガ大砂丘日の出鑑賞
　　　　　　　　カスバ街道を通りトドラ渓谷
　　　　　　　　ワルザザート泊
＊2月25日（火）アイト・ベン・ハッドゥ観光【世界遺産】
　　　　　　　　マラケシュ旧市街観光①【世界遺産】
　　　　　　　　マラケシュ泊
＊2月26日（水）マラケシュ旧市街観光②【世界遺産】
　　　　　　　　マラケシュ泊
＊2月27日（木）エッサウィラ旧市街観光【世界遺産】
　　　　　　　　アルジャジーダ観光【世界遺産】
　　　　　　　　カサブランカ泊
＊2月28日（金）アブダビ発（エティハド航空）アブダビ経由
＊2月29日（土）成田空港着　

エリア マラケシュ(モロッコ)

• 旅行の満足度: 4.5

• 同行者: 友人
• 一人あたり費用: 20万円 - 25万円
• 交通手段: 観光バス 徒歩
• 航空会社: エティハド航空
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）
• 利用旅行会社: JTB

ハビア宮殿の観光を終え、少しスーク内を散策しながら
次の馬車体験に向かいます。
路地の奥にアラビアのロレンス的なイケメン（？）の壁画。

あのおばさん、何をしているんだろう？
服装のカラーコーディネートが周りの色合いと
めっちゃマッチしてるんだけど・・。

いくつものゲートを潜り抜けて行きますが、
建物の上からぶら下がっているつる植物が気になる・・。

通りが狭いので、ロバが活躍しています。

クリーニング屋さんですね。

いやイヤいや・・・(/ω＼)

狭い路地（スーク）を抜け、ジャマエル・フナ広場を抜けて
【@baba友nave】

マラケシュのランドマーク、クトゥビアの塔が見えるところまで
やってきました。

ここから、馬車に乗りマラケッシュ市内巡りの始まりです。

ジャマエル・フナ広場を後に出発～！
それにしても、雲一つない晴天！
気温がぐんぐん上がっているようです。

マラケシュのタクシーはクリーム色。
ケンタッキーは鶏肉だから、イスラム圏でもOKですね♪

大砲が置いてありますよ。

朝訪れたクトゥビーヤ・モスクの前を通って・・
進んでいきます。
（私は進行方向に対して背を向けて座っています。）

マラケッシュでも「コミュニティサイクル」が
盛んなんですかね。
ズラ～っと自転車が並んでいます。

バス停かな。人が大勢います。
【@baba友nave】

トゥクトゥクのような乗り物も走っています。

この日の気温は27℃位まで上がっています。
陽射しも眩しくて、眩しくて・・
日焼けする～！

噴水が涼し気です。

この怪しい人たちは、陽射し防御に懸命です(^o^)

街路樹のナツメヤシ。

たわわに実をつけているものもあります。
【@baba友nave】

重そうなくらい実がなっています。

この辺りには高級ブランド店が集まっているようで、
ルイ・ヴィトンのお店も。
【@baba友nave】

お花はブーゲンビリアかな。
ここにもコミュニティサイクル。
ここでは「MEDINA BIKE」っていうようですね。
【@baba友nave】

各国の国旗が並ぶ建物が見えてきました。
ホテルかなあ？

おっ！ラクダさん。
観光用ですかね。

クトゥビーヤ・モスクが見える辺りまで戻ってきました。

城壁に沿って走っています。

小さな門。隣には・・・

12世紀に建造されたという
「マラケシュで最も美しい門」といわれる「アグノウ門」が
あるはずですが、残念ながら修復中です。

ロブ門・・・かな。

店頭に飾られていたアフリカっぽい木彫り人形。
【@baba友nave】

アル マンスール モスクの近くにやってきました。

この辺りで馬車を降ります。

馬車を降りる前に記念写真を撮っていただきました。
【@baba友nave】

続いて、バスで移動してやってきたのは
サアード朝の墳墓群。
サアード朝(16～17世紀)歴代のスルタンが葬られている廟です 。

狭い入り口から入っていくと、目の前には長い、長い行列！
ええ～！何これ？
何はともあれ、とにかく並びます。
この写真の中央辺りの奥が最後尾です。

並んだ先の芝生の上にはタイルで装飾された板はお墓。
この下にはサアード朝に仕えた使用人等が埋葬されて
いるそうです。

列は遅々として進みません。
暇なので、並んでいる周りの写真を撮ってみます。
行列の先は正面の建物を目指しています。

ここも繊細な文様に覆われています。

覗いてみると、奥に部屋があるようです。
美しいゼリージュ。

奥の部屋の入り口の上をアップ。

古そうなドア。花火が開いたような
模様が素敵です。

目指すはあの狭い入り口。
何が見られるんだろう。
この中庭もお墓で覆われています。

並んでいるところに小さなカメさんがノコノコ挨拶に出てきて、
ちょっぴりほっこりします。

行列の後ろ（横？）を振り返ると、ほとんど人はいません。

向こうにも何かあるのかな。

40分以上も待って、狭い入り口に数人ずつ入り、
中を覗くように写真を撮ります。

グズグズしていると、係りの人に次の人に代わりなさいと
注意されます。

ようやく先頭に出てきました。
そんなわけで、パチパチと急いで数枚写真を撮ります。

中はかなり暗いです。
王の墓があり、12本のイタリア産大理石の円柱で支えらた
一番立派なお部屋です。

厳かな雰囲気が漂っています。

ものすごく繊細で美しい文様とゼリージュに覆われていますが、

内部はかなり暗いため、私の写真ではその美しさをお伝え出来ず
残念。（ちょっと柵から身を乗り出して隣のお部屋をパチリ。）

天井も素敵。
この黄色っぽい色合いはあまり見かけなかった色です。

隣の部屋はお妃さまたちのお墓があるお部屋。
【@baba友nave】

お妃さまたちのお墓があるお部屋。

王のお墓がある部屋が少しだけ見えます。

最初に並んだ時に左の光の先から覗いた部屋は
王子や王族の墓がある部屋とのこと。

正面をアップ。

サアード朝の墳墓群を見学した後は国営の総合おみやげ物屋さんへ。
本当に何でもあります！
国が品質を保証しているので、お値段は少し高めですが、品物は
良いとのことです。

　他のものはわかりませんが、バブーシュはフェズのタンネリで
買うよりかなり安かったです（ただし、革は牛の革で、ラクダの革とか
羊の革のバブーシュは無さそうでした。）。
勿論市場で買うよりは、かなり高いですけど。

　午前と午後に分けて観光するのかと思っていた
スケジュールを朝から一気にこなし、遅いランチに
やってきました。

この日のランチはこのお店のようです。

随分広くて、豪華な内装のレストランです。

結婚式の披露宴もできそうな感じ。
【@baba友nave】

何か色々なメニューが並べられています。

メインはチキンだったか、ターキーだったか・・。

私たちがお店を後にすると、レストランのドアは閉じられました。
この後、スーパーマーケットに寄って、フリータイムを過ごした後、
早めにホテルに戻りました。
【@baba友nave】

　夜は、前日と同じくホテルのレストランでバイキング。
ほぼ変わり映えしなかったので、私は写真を撮らなかったようで、
お友達の写真をお借りしました。
　さて、翌日はアッという間に観光最終日。
大西洋に面した世界遺産の町を二か所観光する予定です。
【@baba友nave】