baba友と巡るモロッコ周遊2400㎞の旅【15】8日目（エッサウィラ）

2020/02/27 - 2020/02/27

　赤茶けた大砂丘と土の家の単色の風景、それとは対をなす
ずば抜けた色彩感覚を持つランプやバブーシュ、籠等の可愛い雑貨達。
繊細なレースのような木材加工と正確で美しいアラベスク文様を描く
タイル（ゼリージュ）に覆われたモスクをはじめとする建築物。
幻想的な青い街があるかと思えば、混沌とした雑踏の広場やスーク。
何とも興味深く魅惑的な国ではありませんか。
　以前から行きたいなあ～と思っていたところ、baba友の一人から
「一緒に行っても良いよ～。」との言葉があり、夏頃から色々なツアーを
見比べ、9月には、現地観光バスの座席は一人２席確約で、
モロッコにある９つの世界遺産のうち８つの世界遺産を巡るという
●物語に申し込むことに。
これまで何度か参加した海外ツアーは☆☆ピックスのみで、
今回初めての他社ツアー参加。どんな感じなのかなあ。
ツアーに申し込んでから約5か月、ワクワクドキドキ、みなさんの
旅行記を見ながら胸を膨らませていたのですが・・・
　出発間際に広まった新型コロナウィルス。
若干迷いはありましたが、まだ感染者が出ていないアフリカの地
だったので、意を決して出かけることに。

　アッと言う間にモロッコ観光としては最後の日を迎えました。
まずは、マラケシュから約180㎞移動して、大西洋に面した世界遺産の町
エッサウィラを観光します。道中アルガンツリーに登るヤギも
見ることができるということです。
この日も良い天気です！

【ツアー日程】
＊2月20日(木）成田発（エティハド航空）アブダビ乗り換え
＊2月21日（金）カサブランカ着
　　　　　　　　首都ラバト観光【世界遺産】
　　　　　　　　古都メクネス観光【世界遺産】
　　　　　　　　ヴォルビリス古代遺跡観光【世界遺産】
　　　　　　　　フェズ泊
＊2月22日(土）青い街シャウエン観光　フェズ泊
＊2月23日（日）フェズ旧市街観光【世界遺産】
　　　　　　　　イフレイン、ミデルト立寄りアトラス山脈越え
　　　　　　　　エルフード泊
＊2月24日（月）メルズーガ大砂丘日の出鑑賞
　　　　　　　　カスバ街道を通りトドラ渓谷
　　　　　　　　ワルザザート泊
＊2月25日（火）アイト・ベン・ハッドゥ観光【世界遺産】
　　　　　　　　マラケシュ旧市街観光①【世界遺産】
　　　　　　　　マラケシュ泊
＊2月26日（水）マラケシュ旧市街観光②【世界遺産】
　　　　　　　　マラケシュ泊
＊2月27日（木）エッサウィラ旧市街観光【世界遺産】
　　　　　　　　アルジャジーダ観光【世界遺産】
　　　　　　　　カサブランカ泊
＊2月28日（金）アブダビ発（エティハド航空）アブダビ経由
＊2月29日（土）成田空港着　

エリア エッサウィラ(モロッコ)

• 旅行の満足度: 4.5

• 同行者: 友人
• 一人あたり費用: 20万円 - 25万円
• 交通手段: 観光バス 徒歩
• 航空会社: エティハド航空
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）
• 利用旅行会社: JTB

　観光最終日のこの日は、合計450㎞ほども移動し、
大西洋に面した2つの世界遺産を観光し、最後の宿泊地
カサブランカへ向かいます。
　朝食は、ほぼお野菜のプレート。

パティオの水盤、この日はバラの花が浮かべられていました。
綺麗～！

　朝8時にホテルを出発します。
モロッコはこの時期、朝8時はまだ日の出前。
街灯には明かりが灯っています。

この日、私は左側の座席に座っています。
バスは快調に飛ばしています・・それは良いのですが、
車窓の景色が流れるように過ぎていくので、素敵な
景色に出会っても、なかなかうまく写真が撮れません。

アトラス山脈もそろそろ見納めかもしれません。

どこから歩いてきたのかな。

マラケシュから、向かっている世界遺産エッサウィラまでは
約180㎞。なだらかな道が続きます。

見比べていたツアーのほとんどは、マラケシュから
そのままカサブランカへ向かう行程が多く、

大西洋に面した二つの世界遺産の町を巡るのは
今回のこのツアーだけだったのも
このツアーを選んだポイントの一つです。

子供たちの通学時間帯のようです。

　添乗員さんおすすめの光景！
「他社さんのツアーでは、なかなかこのショットは
撮れませんよ！！」とのこと。

この光景を見たのは「世界ふしぎ発見」だったか・・
「なるほどザ・ワールド」だったか・・。

始まりは地面にエサがなくなったヤギがアルガンツリーの葉や実を
食べるために上っていたのですが、

今では観光客目当てに
ヤギ使い（？）が登らせているのだとか(-"-)

写真を撮るには、ヤギ使いの方にチップを払う必要があります。

ツリーの下に可愛い子ヤギがいます。
【@baba友nave】

こわごわ子ヤギを抱っこ。
とても暖かくて可愛かったです。
【@baba友nave】

道路沿いには何本か同じようにヤギが上っている
アルガンツリーがありましたが、この木が一番上っている
ヤギの数が多かったです（でも、多すぎだと思う・・）。
このような光景は進行方向右側に多く見受けられました。
車窓からもこんな風景の写真を撮りたい方は右側の座席を確保
した方が良いですね。

いくつものモスクを通り過ぎ・・・

あっ！
大西洋だ～。
【@baba友nave】

らくださんがいます。
【@baba友nave】

ここでフォトストップ。
バスを降ります。
眼下に見える町がエッサウィラ。

いくつか島があるようです。

港もあるのかな？

さあ、バスに乗り込みエッサウィラの町に下りて行きます。
民族衣装の男性が歩いていきます。

綺麗な砂浜が続いています。
この日はウィークデーですが、浜辺には
結構人が出ています。

雲一つない青空が広がっていますが、風は強いようです。

バスを降りて、7つ目の世界遺産エッサウィラの街歩き開始です。
　遠くに見える要塞のような建物は、ヨーロッパで
見たことがあるような外見の建物です。

エッサウィラ旧市街への入り口、
モロッコでは茶褐色の建物が多かったのに、
ここでは白い外壁と建物です。

大砲が備え付けられているゲート。

ゲートの向こうが旧市街です。
エッサウィラの歴史は古く、紀元前800年代には、すでに港町として
栄えていたのだそうです。

その後も沿岸貿易の中継地としてポルトガルやスペイン、フランスなど、
当時の列強がこの地に城塞や軍の基地を築いてきたのだそうです。
（ここはハッサン広場。）

それにしても、カモメ（？）がたくさん飛んでいます。

民族衣装に身を包んだ男性たち。
手に持っているのは太鼓？

細い道を進んでいきます。
素敵な窓枠。
【@baba友nave】

東南アジア等でも売ってるこの感じのパンツ。
夏のホームウェアにするとめっちゃ楽なんですよね～。
【@baba友nave】

まるで箱根の寄木細工のような民芸品が
売られています。
興味があるけど、ガイドさんを見失わないように
ついていかなくちゃ・・

スカーフかな？
前衛的なデザインですね。

エッサウィラも素敵な色彩にあふれています。

色鮮やかな食器たち。
【@baba友nave】

この小物たちは調味料を入れたりするのかな。
【@baba友nave】

エッサウィラはアーティストが集まる町としても
有名なんですって。
【@baba友nave】

なんとも可愛らしい絵も！
【@baba友nave】

素敵な色合い。
ランプも良い感じです。

この入り口の感じも素敵だなあ。

町に溢れる色彩！

ゆっくり見たいけど・・

こちらのカゴは落ち着いた感じ。
これなら帰国しても使えそうだけど。。。
夏とか良いよね～。

ドアにメニューやインフォメーション。
なのにおしゃれだわ～(^.^)

帽子が山積み。モロッコ国旗の帽子もあります。
【@baba友nave】

ゲートの先は城壁かな。

坂を上っていきます。

下にはお土産物の露店が続いています。
【@baba友nave】

やってきたのは北稜堡（りょほ）。
見張り台のことです。

スカラ（海に突き出た城塞）
沢山の大砲が海に向かって並んでいます。

城壁でカモメが羽を休めています。

この日は風が強く、大西洋は荒々しい感じです。

城砦のような建物の方に向かって。

一応記念写真も♪

カモメと大砲

この鳥・・カモメで良いのかな？
なんかちょっと違うような・・。
カモメって、くちばしが黄色くなかったですか？？
【@baba友nave】

この北稜堡は16世紀頃にエッサウィラを支配していた
ポルトガル人によって作られたんですって。

展望台（見張り台）へも行ってみます。

このゲートを潜ってきましたよ。

海が覗けるようですね。
【@baba友nave】

城壁の外側は岩場。
この強風・荒波の中真ん中の岩の上に人影が見えます。
何をしてるんだろう。危ないですよ～！

大きな船はとても近づけないですね。
天然の要塞になっているのかな。
【@baba友nave】

海岸線ギリギリまで家が立ち並ぶ町。

スカラの向こう側にも稜堡が見えます。
バスを降りた時に見えたものかな？

みなさんいろんなポーズで記念写真を撮っています。
それにしても服装は様々です。
ノースリーブからダウンまで・・。
気温の感じ方は人それぞれですね。

坂の下の通りはスカラ通りと呼ばれているそうです。
食器類の販売が多そうです。

エッサウィラでは、商品の値段が表示されていることが
多いので、買い物がし易いかも。

坂を下りていきます。
何気なく自転車が放置されているこんな光景が
何故か好きなんです。

城壁に囲まれたような狭い路地を進んでいきます。

毎年更新されているらしい、地球を肩にかけ
歩いているポスター、ちょっと惹かれます。

鮮やかなブルーの扉。
この辺り、シャウエンみたいな、白い壁と下の方が
青く塗られているお家が多いです。

あら可愛い！
ランプシェードが素敵じゃないですか。

メッチャカラフルで可愛いカフェレストランでした。

不気味なお面が沢山売られてる。

少し広い通りに出てきました。

面白～い！
葛飾北斎の冨嶽三十六景の一場面「神奈川沖浪裏」の
オマージュですね。
こんなところで会えるとは・・。

モロッコ刺繍かなあ。

これらのストールちょっと広げて見てみたいですね～。
【@baba友nave】

ゆっくりお店を見て回ったら、たっぷり1日
楽しめそうな旧市街です。
【@baba友nave】

小さな広場を抜けて進みます。

斬新なディスプレイ。
【@baba友nave】

正面にミナレットが見えます。

本屋さん。
【@baba友nave】

涼し気な洋服が並んでいます。
【@baba友nave】

ランチのレストランに着いたようです。

レストラン内部。
いろんな種類のモロカンランプが灯っています。
【@baba友nave】

どれも素敵ですね！

エッサウィラはイワシ漁が盛んなんですって。
それにしても・・・この量、これで4人分なんですよ。
多すぎでしょう。

で、イワシがメインじゃないんです。
メインはお魚のソテー（鯛って言ってたような・・）。
お魚が「ごめんなさい」の私にはケバブ。
このお肉の焦げ具合が美味しかった～(^o^)

ヨーロッパのリゾート地のような広場を抜けて

バスに戻ります。

ゲートを抜けて・・

バスを降りた海辺に出てきました。

途中、モロッコ国旗が沢山掲げられていたので
モロッコの国旗柄のネイルと一緒に写真を撮ろうと
思いますが・・成功しませんでした(/ω＼)

砂浜には沢山のラクダや馬。そして、風を受けて
パラグライダーを楽しむ人たちが大勢いました。
　さあ、エッサウィラから175㎞ほど移動して、この旅
最後の観光地、8つ目の世界遺産アルジャジータへ向かいます。
【@baba友nave】