2020/01/02 - 2020/01/02
32位(同エリア73件中)
Rinさん
この旅行記のスケジュール
2020/01/02
この旅行記スケジュールを元に
午前中にベルベル城の見学を終えてパルマの街に戻って来た。
朝、ベルベル城に行く時に確認した大聖堂の見学時間は12:45~13:45。
パルマの街に戻って来たのは12時なのでこのまま大聖堂に行くとちょっと待たないといけない。
なので大聖堂に行く前にちょこっと街を散策。
なのでバスをスペイン広場で降りて散策開始。
昨日はほぼほぼどこも閉まっていたけど、今日はお店もほとんど開いている。
人通りも昨日と全然違う。
では詳しくは旅行記をどうぞ。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 30万円 - 50万円
- 交通手段
- 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
ベルベル城からのバスをスペイン広場で降りる。
この旅行記は↓
https://4travel.jp/travelogue/11611582
の続き。 -
大聖堂に向かってぶらぶら歩いているとギャラリーみたいなのがあったので入ってみる。
教会と一体になっている建物だけど教会ではなさそう…。 -
入ってみると昔の薬屋さんみたいな部屋。
木の棚の中に薬の瓶並んでいて素敵。
そういえばクロアチアのドブロブニクの修道院も薬屋さんがあったなぁ。 -
廊下の突き当たりにはベレン。
スペインは年末年始もまだまだクリスマスの時期なので多いよね。 -
廊下には絵画がずらっと並んでいるけどさして惹かれるものはなかったような…。
-
外に出るとポスト発見。
ここで日本への絵葉書を投函!
…したけど5月末時点でまだ届いてない…。
どこ行ったのかしら?私の絵葉書。
どこの国だったか忘れたけど投函してから半年以上経ってから届いたこともあったのでもしかすると今後届くのかもしれないけど…望み薄。
もし届かなかったらアムステルダムのホテルのフロントでお願いして届かなかった以来の未着。
あの時はホテルのフロントが出してない疑惑が濃かったのでそれからは必ず自分でポストに入れるようにしてたのに…。
自分でポストに入れて届かなかったら初めての出来事だよ。 -
サン・ミゲル通りは昨日は閑散としていたけど今日はお店も開いていてそこそこ人出もある。
-
途中開いてた建物に入ってみるとこれまた大きなベレン。
-
円形の空間いっぱいに広がるベレン。
-
ラクダに乗ってどこに向かっているのかな?
-
昨日は閉まっていたL'Olivar市場に行ってみると今日は開いている。
パルマ中心部の市場 by RinさんMercat de L'Olivar 市場
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なので早速中へ入ってみる。
パルマ中心部の市場 by RinさんMercat de L'Olivar 市場
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まずは1階から見学。
こちらは果物屋さん。
野菜や果物って彩りが綺麗。パルマ中心部の市場 by RinさんMercat de L'Olivar 市場
-
食べ物だけじゃなくって雑貨とかも売っている。
とはいっても所謂「お土産」って感じの物はなくって現地の人向けのものが多い。
お惣菜を買いに来ている人も家からタッパー持ってきてそこに欲しいものを詰めてもらっている感じ。
食べ歩きできそうなものもちょこちょこ売っている。 -
バルもいくつかあってお値段もお手頃。
ここでランチしようかな…とも思ったけど食べているとさすがに大聖堂の開館時間12:45~13:45に間に合わなくなるかも。 -
バルセロナのボケリア市場はかなり観光地化されてしまっているけどここはまだまだ地元の人たちの市場なんだな…という雰囲気。
生ハム、オリーブ、チーズなど美味しそうな専門店もズラリ。 -
2階は?と思ってエスカレーターを上がってみると大きなスーパー!
ホテルからちょっと遠いけど品揃えは充実している。
この後大聖堂の見学もあるので今は何も買えないけどなにがあるかのチェックはしておく。 -
お約束の「寿司っぽいもの」もあった(笑)。
サーモンの割合が多いのも海外あるある。
人気ってのもあるんだろうけど単純に流通量が多いのかな。 -
そして大聖堂へ…とはならず…。
このなんとも絵になる階段を下りて向かったのは… -
聖テレサ教会。
さっきベルベル城から戻って来た時にバスの中から昨日は閉まっていたこの教会が今日は開いているのが見えたので来てみた。 -
スペインの教会は午前中で閉まっちゃう場合もあるのでもう閉まってるかも?と思ったけど無事開いていたの中へ。
観光客が来る場所ではないのか誰もいない。 -
中央祭壇は黄金。
ここも教会内に謎のモールがかかっている。 -
中央祭壇の像は聖テレサと思われる。
聖テレサといえば思い出すのリトアニアのビリニュスの聖テレサ教会。
ビリニュスの聖テレサ教会とは全然雰囲気が違うなぁ。
その時の旅行記は↓
https://4travel.jp/travelogue/11340726 -
床のタイルもちょっとかわいかったのでパチリ。
-
聖テレサ教会のすぐ前はランブラス通り。
バルセロナにも同じ名前の通りがあるけどあっちほどは賑わっていない。 -
とはいえバルセロナのランブラス通りと同じようにはお花屋さんがあった。
花束の状態で売っているので便利かも。 -
通りには知らないおじさんの彫刻。
服装からして古代ローマの人かな? -
少し歩いて見えて来た建物Fundacia La Caixa。
元はホテルだった建物だけど現在はスペインのラ・カイシャ銀行財団が保有していてギャラリーとして使用されているらしい。 -
優美なモデルニスモ建築で美しい。
が、写真を撮ろうとすると…前の木が邪魔だわ…。 -
続いて到着したのは聖ニコラス教会。
-
ここも昨日は閉まっていたけど今日は開いている。
-
ということで早速中へ。
ここも謎のモールが天井からかかっている。
これはマヨルカ島独特の物なのかな?
バルセロナの教会はこんなのなかったからなぁ。 -
祭壇は黄金。
祭壇の前にベレンがあるものも。 -
天井部分には大きなバラ窓と幼子イエス。
-
祭壇以外はとってもシンプルな教会。
-
大きなパイプオルガンもあった。
-
そろそろ大聖堂の開館時間。
といいうことで大聖堂へ向かう。
かなり入り組んだ道を行くことになるので迷わないように…。 -
たまに朝のベルベル城みたいに遠回りさせられることがあるものの、やっぱり地図アプリって便利。
これ使う前は紙の地図で旅していたはずだけど…もうそのスタイルには戻れないなぁ。
方向感覚は悪くない方だから紙の地図でも道に迷うことは少なかったけど現在地の分かる地図アプリはもはや旅の必須アイテムだと思う。 -
そして13時前大聖堂到着。
入口はご覧の通り行列。 -
これは入るまで時間かかるかな?と思ったけどさくさく進んだのでそんなに待たなかった。
入場料は8ユーロ。
ガイドブックより値上がりしているな…。
このQRコードを自動改札機にかざして入場。 -
入ってすぐの部分は聖具室。
元は1266-1282年マヨルカ第2司教によって建てられた初期の礼拝堂だった部分。 -
中央にでんとあったのはこちらの聖遺物入れ。
…多分。
キャプションがスペイン語のみなので本当にそうかはわからないけど、それっぽいかけらが上部中央の円形部分に見えたから多分間違ってないと思う。 -
こちらはやたらでっかい砂時計。
…聖具室に砂時計って初めて見たよ…。
これ何に使ってたんだろう??
と思ってちょっと調べてみたら実は砂時計って世界で最初に使用されたのは8世紀の教会だったらしい。
当時は当然機械式の時計なんてなかった時代。
この当時教会での説教は2~4時間位だったけど、長い説教は嫌がられていて2時間でピタッと説教を終われる神父さんが人気だったとか。
そこでフランスの神父さんが2時間で砂の落ちきる砂時計を発明して説教壇において説教をするスタイルをとったのだとか。
現代の感覚では2時間でも長すぎると思うけど…。
ってことはこの大きな砂時計は2時間タイプ?
それならこの大きさも納得だわ。 -
そうそう、無料のパンフレットもあった。
日本語はないけどね。
しかし英語版がおおいのは分かるけどドイツ語版も同じ位置いてる。
ドイツ人観光客多いんだなぁ。 -
パンフレットは大聖堂内の見取り図もあってお役立ち。
-
さて聖具室にはほかにもお宝がいっぱい。
こちらは黄金の祭壇の中にさらに黄金&宝石だらけの十字架が。
ついている宝石の大きいこと!
こういうの見ると教会ってお金あるよなぁ…と思ってしまう。 -
これも右側の燭台がすごい。
-
細工が細かい!
これって銀だから手入れも大変だと思う。 -
聖具室の天井は丸天井。
天井には草木の
装飾が前面に施されていて中央には聖人と天使。 -
こちらはちょっと時代が古そうな祭壇画。
-
聖具室の見学を終えていよいよメインの大聖堂内へ。
パルマ大聖堂は世界で最大級のバラ窓をを持つゴシック様式の教会。
もともとは7つのバラ窓、87の窓から光が差しこんでいたけど改装で1つのバラ窓を塞ぎ、多くの窓は祭壇で覆われてしまったので現在では5つのバラ窓と59の窓から光を取り入れている。
これが「光の大聖堂」と呼ばれる所以。大きい! by Rinさんパルマ デ マヨルカ大聖堂 寺院・教会
-
内陣の左側にあるのは14世紀に建てられたコーパス・クリスティ礼拝堂。
祭壇は1641年に完成したもので祭壇の後ろにはマヨルカの彫刻家ジャウメ・ブランケルが埋葬されている。 -
中央にあるのはロイヤル・チャペル。
戴冠式もここで行われていたのだとか。
奥にあるのが聖三位一体の主祭壇。
この部分はマヨルカ大聖堂の建設が始まった1306年に最初に最初に作られた部分。
ここにも謎のモールが天井から吊り下げられている。 -
この天蓋はペレ・ジョアン・カンピンス司教の依頼を受けて1904-1914年にガウディが大聖堂の改修を行った際にガウディが作った作品。
サグラダ・ファミリアの内部の天蓋もこれをモデルに作成されたそうな。
確かにサグラダ・ファミリアの天蓋とよく似ている。
こっちの方が数段ゴテゴテだけど。
サグラダ・ファミリアの旅行記は↓
https://4travel.jp/travelogue/11248734 -
こちらは中央祭壇前の床。
お墓っぽいな。
誰のだろう? -
後方を見ると大きなバラ窓。
「光の大聖堂」と言われるマヨルカ大聖堂だけど冬のこの時期はさすがに太陽の光も弱いのか教会内は照明が灯されている。 -
実際にはもっと綺麗だったんだけど…写真って難しいなぁ。
-
こちらは祭壇前。
これもベレンかな?
イエス生誕の場面。 -
柱に取り付けられている燭台型の照明はガウディのよるもの。
-
祭壇の後ろのステンドグラスは写真に撮るのが難しい…。
-
そしてこの大聖堂内の見所の1つ、内陣の右側で異彩を放つ聖餐式礼拝堂はマヨルカのアーティスト、ミケル・バルセロの作品。
14世紀に建設された内陣にはポルトガルのペドロ皇太子とマヨルカのパガノ皇太子が埋葬されている。
1819年の火災で16世紀作のバロック式金箔の祭壇が破壊され修復されたものの、2001-2006年ミケル・バルセロが改修。 -
見ての通りの現代アートで大聖堂内では異彩を放っている礼拝堂。
-
一見不気味な装飾はよく見ると海をイメージしているらしく魚っぽいものが見える。
-
気持ち悪いんだけど…実際に見るとこれはこれでアリだな。
写真ではこの特殊な空間は伝わりにくい気がする。 -
こちらは神の言葉が書いてある紙。
籠の後ろの注意書きを読むと1枚と取って書いてあることを読んで祈りましょうってことらしい。
日本でいうとおみくじみたいなものかな?
想像だけど聖書の言葉が書いてあるんじゃないかな? -
こちらは王冠の聖母の礼拝堂。
バロック式の祭壇は金メッキされた木と大理石でできている。 -
聖マーチン礼拝堂。
金色の木製バロック様式の祭壇は1723年フランシスコ・デ・エレーラの作品。
ちょっと隠れちゃっているけど祭壇中央の馬上の聖マーチンが自分のマントを切り裂いて、物乞いにかけてあげる逸話を表現した彫刻が飾られている。 -
聖ベルナット礼拝堂。
元は14世紀に建てられた礼拝堂だけど、1912年の火事で祭壇、壁、墓が破壊され格子とランプだけが残ったらしい。
1913年~1919年に修復され、ネオゴシック様式の祭壇に新しく生まれ変わったんだとか。
他の祭壇とは時代も様式も違う理由に納得。 -
大聖堂内のろうそくは電気式。
コインを入れるとろうそくの電気がつくようになっている。
これだと火事にならないし、手入れも楽そう。 -
1790-1794年に建設家ペトラのミケルによって作られた新古典様式の洗礼堂。
他の祭壇とはちょっと雰囲気が違っている。 -
大聖堂内の中央位から撮った写真。
大きなバラ窓が綺麗。 -
1574年に建設された回廊の一番奥の処女受胎の礼拝堂。
バロック式の祭壇。 -
パルマの守護聖人、聖セバスティアの礼拝堂。
-
聖ジョセフ礼拝堂。
1885-1886年に大改装が行われたらしい。 -
礼拝堂の後ろのステンドグラスはブルーが基調になっている。
-
1795年に作られたパイプオルガン。
-
こちらは説教壇。
-
慈悲の礼拝堂。
礼拝堂の壁には33の宗教画が飾られている。
この奥が聖具室になっている。 -
慈悲の礼拝堂の左奥に展示されているこちらのステップはガウディがデザインしたもの。
手すりの形とかが言われてみるとガウディっぽい。 -
内部をたっぷり堪能して外部に出るドアを出ると回廊になっていた。
-
教会の回廊は瞑想をするための場所。
内部の装飾に比べると回廊はとてもシンプル。 -
たっぷり1時間程見学。
見学時間が12:45~13:45って書いてあったので13:45には追い出されるのかしら?と思っていたけどそんなことはなく…。
13:45はとっくに過ぎていたけどまだ入口は開いていたからそんなに焦って入場しなくっても大丈夫だったみたい。
こんなことなら市場のバルでランチすればよかったかな。 -
出口の手前にはお約束のお土産屋さん。
大聖堂内のお土産屋さんというより美術館のミュージアムショップみたい。
この続きの旅行記は↓
https://4travel.jp/travelogue/11625106
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