魅惑の飛騨牛と、秋の絶景を存分に味わうヨ！　白川郷編 #37

2019/11/23 - 2019/11/24

飛騨牛と絶景を楽しむ旅、２日目！

この日は世界遺産「白川郷・五箇山の合掌造り集落」をメインに回ったヨ。

まさに"日本の原風景"。
紅葉で彩られたその景色も、また格別なものだったヨ！

それじャ、引き続きヨロシクゥ！
＼(>▽<*)

前日(飛騨高山編)：
https://4travel.jp/travelogue/11570525

エリア 白川郷(岐阜)

まずは早速、朝のお風呂へ。
ひのきの浴そうは、なかなか心地よく温まれたヨ！

いろは旅館 宿・ホテル

そして朝食は、別室へ。

朝食はこんな感じ。
この写真には写ってないケド、
初めて食べた朴葉味噌(ほおばみそ)焼き、なかなか良かったヨ！

お宿の女将さん？も、気さくでいい方だったヨ！
ありがとうございました！

旅館いろはのすぐ近くには「飛騨国分寺」があって、
そのそばには、たくさんの"さるぼぼ"が置いてあるひょ！

飛騨では赤ん坊を"ぼぼ"と言い、
さるぼぼは「サルの赤ん坊」という意味だヨ。
母親が我が子への思いを込めて作った人形が、
今に受けつがれているんだよネ。

その向かい側には、飛騨の里にもあった六地蔵が。

飛騨国分寺。
奈良時代(741年)に、聖武天皇の発令によって建てられたお寺だヨ。

飛騨国分寺 寺・神社・教会

ここで目を引くものは二つ。
一つは、国の天然記念物でもある「飛騨国分寺の大イチョウ」！

樹齢1250年、幹周10メートル、高さ37メートル。
お寺が初めて建てられた当初から残っているとも言われ、
そのスケールには言葉も出ないヨ。

飛騨国分寺の大イチョウ 自然・景勝地

もう一つは「三重塔」。
高さ(宝珠上端まで)22メートル。
本尊に大日如来を安置し、心柱には仏舎利を納めているとのコト。

時間は８時５０分、
バスに乗って高山を出発したヨ！

高速 特急バス (濃飛バス) 乗り物

９時４０分(バスで５０分ほど)で、
白川郷・荻町(おぎまち)バスターミナルに着いたヨ。

白川郷バスターミナル 乗り物

まずお土産を先に買っておき、

荷物を預けておくヨ。

それじャ、散策スタートだヨ！

まずは「和田家」へ。

国指定重要文化財 和田家 名所・史跡

合掌造りの民家は、実際に住んでいる人もいて、
中の公開も、そこに住む方々の"ご厚意"によって成り立っているヨ。

１階には、いろりの間や仏間があり、
生活用具や民具、農具、祝い事で使われる"うるしぬり"の食器、
などが展示されているヨ。

いろりのそばのプレートは、定番の記念撮影スポットとのコト。
ﾄﾞﾔｧ

２階は広々とした空間。
昨日も見たとおり、ここは主に養蚕のために使われるヨ。

２階から外をながめることができ、こんな感じだヨ。

他には世界遺産登録の記念硬貨や、写真の展示なども。

次は荻町城跡展望台へ。
１５分ほどかかるヨ。

登り切ったところには、やはり多くの人が。
白川郷の定番スポットだもんネ。

荻町城跡展望台 名所・史跡

このように、白川郷の全景を一望できるヨ！
空から見下ろすかのような、気持ちのいい景色だヨ！！

ちなみにもどり道は、行きとは反対側の道だヨ。

これが急な階段でネ。
雪が降り積もる冬には閉鎖されるヨ。
…当然だヨ。

ここのカカシは大人気！
カカシよりも人間の方がはるかに多いぐらいだヨ！

次は「神田家」へ。
いろりのある広々とした居間は、もはやおなじみだよネ。

神田家 名所・史跡

和室では、お茶をいただくことができるヨ！
いろりの鉄ビンでつくった野草茶だっテ。

２階には酒造りのための桶や、

山樵(やまきこり)道具が展示されているヨ。

「長瀬家」。
５階建ての家屋で、白川郷では最大級なんだっテ！

ふる郷 長瀬家 美術館・博物館

１階は生活感があって、いいネ。

神田家と同じように、
２階には山仕事に使われる道具等の展示がされているヨ。

ここでチョット、一休み…と。

明善寺庫裡(みょうぜんじくり)。
ここは、ほかの合掌造りとはちょっとちがうみたいでネ。

ここまでは他とあまり変わらないんだケド、
本堂へ進むと…、

まさか、合掌造りの中にこんな空間があるとは、おどろいたヨ！
こういうお寺はやっぱり、ここにしかない珍しいモノなんだっテ！

「白川八幡神社(しらかわはちまんじんじゃ)」。
白川郷では毎年１０月に"ゴコクホウジョウ"・家内安全・里の平和を、
山の神様に祈願する「どぶろく祭」が行われるとのコト。

白川八幡神社 寺・神社・教会

そうそう、白川郷というと、
この場所を舞台のモデルとしたアニメで、
「ひぐらしのなく頃に」というのがあってネ。

とある村で起こる謎の怪死事件を前に、時には疑い合い、
時には手を取り立ち向かい、事件の真相に迫っていく。
…そんなお話だヨ。

何でも、村のお祭りを催したところ、
祭りの日に一人が死に、一人が消えるという、
「鬼隠し」が起こるようにまでなったんだっテ。

村には"オヤシロさま"という神様がいて、
その神様をまつる場所のモデルが、ここにあたるみたいだヨ。

…さい銭箱の裏？　そんなもの、何もないでショ。

時間は１２時３０分。
そろそろ、おなかがすいてきたヨ…。

であい橋 名所・史跡

であい橋を渡った先にはお土産屋さんに、そば屋さんがあり…。

こちらのおそば屋さん「脇本」で、お昼ご飯にしたヨ。
白川郷には、お店が色々あるケド、
それも含めて合掌造りのカヤブキ屋根なのがいいヨ！

蕎麦 脇本 グルメ・レストラン

「自然薯とろろそば」と「飛騨牛ステーキ丼」の、
いいトコ取りなセット定食だヨ！

セットと言えども、飛騨牛の食べ応えはバツグン！
ヤッパリ今回の旅で、飛騨牛は外せないヨ！！(^▽^)

「合掌造り民家園」へ。
白川村の各地から移築した合掌造りの建物を、
保存して展示しているとのコト。

野外博物館合掌造り民家園 美術館・博物館

とはいえ、家の中は散々見てきたし、
時間もあまりないので、ここでは景色を楽しむことにしたヨ。

小さな水車小屋と紅葉。

火の見やぐらと合掌造り民家。

"合掌"造りと呼ばれるその屋根の形は、
雪下ろし作業をしやすくしたり、屋根裏に広い空間をつくれたりと、
色々な面で役立っているヨ。

…この形が、ここで暮らす人たちの生活を、
昔からずっと支えてきたと思うとネ。(-人-)

"生活の息づく集落"というのが、白川郷の魅力を、
いっそう引き立てていると…そう思うヨ。

水辺も澄み切ってて、いいナァ。

後で知った事なんだケド、
この民家園を流れる小さな滝の名前、
"水織音(みおりね)の滝"って言うんだっテ。

…なんかチョットだけ、ほほ笑ましかったヨ。
ワタシと同じ名前だもんネ♪

お休み処で、チョット一休み。

ここでは、いろりで温まりながら、
もち入りぜんざいをいただいたヨ。

特に意味は無いケド、
紅葉、カヤブキ屋根の民家をバックに１枚！

これで、白川郷は〆にするヨ！

後は預けていた荷物を引き取り、

１番のりばから、
「世界遺産バス」に乗って、次の場所に向かったヨ。

白川郷バスターミナル 乗り物

車窓からも見える、合掌造り集落。

菅沼バス停に着いたヨ。

展望台まで１００ｍだっテ…。

道の途中からも、集落を見渡せるヨ。

この先には、案内所とエレベータルームの２つの建物があり…、

これで集落の場所まで降りていくヨ。

トンネルを抜けた先にあるのがその場所で、
２つある五箇山集落の一つ、「菅沼合掌造り集落」だヨ。

白川郷と比べると、大分こじんまりとした場所だったヨ。

とはいえ、ここも含めた「白川郷・五箇山の合掌造り集落」。
それら全体を持って世界遺産として登録されているヨ。

菅沼合掌造り集落 名所・史跡

つまりこの場所も、世界遺産の一部という事だヨ。
後、さりげなくここは富山県。
「白川郷・五箇山の合掌造り集落」は、
県をまたいだ所にあるんだネ。

こちらの茶房でチョット軽食を。

茶房 掌 グルメ・レストラン

こちらのそば団子を頼むと、緑茶もセットでついてくるヨ！
落ち着いたふんいきで、しばらくまったりと…。
_旦~~(-人- )

こちらの民俗館は、時間的にきびしくパスしたヨ。
どのみち午後４時には閉まっちャうからネ。

むしろ、この"こじんまり感"がいいのかもネ。
"世界遺産"の文字が、なぜか白川郷以上に、
ほこらしげに見えた気がしたヨ。

トンネルを通って反対側にある「合掌の里」。
残念ながら、こちらも時間的にきびしく見送ることにしたヨ…。

本気で五箇山を周ろうと思ったら、もっと時間が必要だヨ。

さっきの道をもどるヨ。

ＯＫ、ＯＫ。
これを逃したら次はもうないからネ。

短い時間ではあったケド、
１６：３１発の最終バスで、菅沼合掌造り集落を後にしたヨ。

途中の城端(じょうはな)駅で、一時停車。

城端駅 駅

ほんの小休止のあと、あらためて出発したヨ。

そして終点の高岡駅にとうちゃく。

高岡駅 駅

この周辺も、２回観光目的で来たよネ。
ここも色々見どころがあって楽しかったヨ。

…とまァ、美味しい飛騨牛に、
魅力的な合掌造り集落を存分に楽しめたヨ。

今回の飛騨高山と、白川郷。
こんな美しい景色が、まだまだこの国にあったもんだなァ、
って感心させられたヨ！


今年も、もうあとわずか。
でもって、２０１９年の旅日記の更新はここまでだヨ。
次の旅のお話は、年を明けてから公開する予定なのでお楽しみに！

最後までご覧いただき、ありがとうございました！
皆様、よいお年をお迎え下さい！！
(^▽^)