代々木発のカンボジア料理店「アンコールワット」～本場の味にこだわる日本初のカンボジア料理専門店～

2019/11/24 - 2019/11/24

エジプトのピラミッド、モンサンミシェル、マチュピチュと共に世界の大遺跡の人気ランキング上位に常にあがるのが、カンボジアのアンコールワット遺跡です。代々木のカンボジア料理店「アンコールワット」は、大胆にもカンボジアが誇るこの大遺跡を店名にしています。カンボジア人夫妻が経営する1981年創業の同店は、店名から彷彿するスケールの大きな料理ではなく、どちらかと言うと、地味な家庭料理を提供することで知られています。

タイやベトナムと、東南アジアの大国に囲まれているだけあり、カンボジアの料理は、この二国の料理とたくさんの共通項があり、いいとこどりをしているような印象を受けます。ココナッツミルクを使ったカレーはタイ料理の影響を受けているように感じられる一方で、米麺のフォーはベトナム料理との接点を感じずにはいられないです。カンボジア料理の特徴を一つあげるとしたら、タイ料理よりも味付けが全般的にマイルドな点でしょうか。「アンコールワット」が30年超にわたって人気店の地位を維持できている大きな要因の一つが、日本人の味覚に合致するこのマイルドな味付けにあるような気がしてならないです。

エリア 代々木(東京)

• 旅行の満足度: 4.5

地下鉄代々木駅で下車しました。

近くには、エンパイアステートビルもどきがそびえたっています。

駅から歩いてすぐ近くに「アンコールワット」があります。

外観です。

メニューです。お昼はたくさんのセットメニューを用意しています。

アンコールワット遺跡の一番主要な建造物です。

タイと同じく象が生息しているようです。

テーブルにあった調味料です。麺類のスープの味を調整するときには欠かせないです。

アイスコーヒーです。

ベトナムコーヒーのような現地の味を期待したのですが、普通に日本で飲む味でした。

お水です。コップに異国情緒が感じられます。

同店のランチで一番ボリューム満点のAセットに、生春巻きをオプションで付けました。

クイテイウというフォーのような麺スープです。

鶏肉、挽き肉、海老、モヤシ、葱、ナッツ、パクチー等が具材として入っていました。麺はフォーと同じく米麺です。

非常に優しい味で食べやすいです。

キャベツの上に鶏肉のほぐし身がのったサラダです。

ココナッツ味のレッドカレーです。えっ、タイ料理と思ったのはこのカレーを食べた時ですが、こちらもマイルドな味で食べやすいです。

ライスは、日本米でした。

生春巻きです。

サラダやクイテイウにも使われている同じ具材（海老、キャベツ）を春巻きにしているような感じなので、これだとあえてセットに含める必要がないのも理解できました。

生春巻きのタレです。

タピオカとココナッツミルクのデザートです。

東南アジアらしいデザートです。

かぼちゃケーキです。

中をくり貫いたカボチャにココナッツプリンを入れたユニークな一品です。甘さ控えめで、日本人向けの味です。

数年前にアンコールワット鑑賞を目的にカンボジアに行きましたが、その時食べた料理よりも味は全般的にマイルドな印象なので、日本人に合うように味を調整しているのかもしれません。

店主と店員は現地の人なので、雰囲気のある店内で食事をすると、あたかもカンボジアにいるような錯覚に陥ります。

店内です。

カンボジアの農家の風景です。たしかに雰囲気が出ています。

南国らしい植物です。

店内は席数があるので、待たされることなく、入店できました。

入口を入ったところにいろいろと展示されていました。

入口付近です。

何の写真かよくわかりませんでしたが、政府関係者なのかもしれません。

1982年の開業当初はかなり物珍しいお店だったのではないでしょうか。

お店が面している通りです。

お店の裏です。

近くの公園です。

学習塾なのか、ニューヨークと関係があるのはたしかだと思います。

代々木商店街です。

界隈を歩いていると、どうしてもこのビルを見てしまいます。

JR代々木駅です。

駅にスターウォーズ関連の広告がありました。最近よく見ます。