船中6泊！ほぼ日本一周クルーズ・その9.〔祝〕新造船就航 四国オレンジフェリー「おれんじえひめ」乗船記 (大阪～東予)

2019/05/13 - 2019/05/14

第126部-574冊目　9/15

皆様、こんにちは。
オーヤシクタンでございます。

今回の旅は'日本一周クルーズ'です。
～とは言っても、豪華クルーズ船ではなく、国内定期航路のフェリーを乗り継ぐ6泊7日の船旅です。

本編は、大阪と愛媛県東予を結ぶ四国オレンジフェリーに就航した新造船「おれんじえひめ」で8時間の船旅です。。
拙い旅行記ですが、ご覧頂けたら幸いです。

表紙画像‥四国オレンジフェリーの乗船券。

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令和元年5月10日～16日 6泊7日

5月13日(月) 第4日目-4 晴れ
①四国オレンジフェリー:おれんじえひめ.東予行
大阪.22:00～(船中泊)～

★宿泊‥四国オレンジフェリーおれんじえひめ：デラックスシングル。

5月14日(火) 第5日目-1 くもり
①四国オレンジフェリー:おれんじえひめ.東予行
～(船中泊)～東予.6:00

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四国開発フェリー‥8,000円
おれんじえひめレストラン‥1,910円

エリア 愛媛

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: 船
• 旅行の手配内容: 個別手配

20:11
大阪南港フェリーターミナルに着きました。
ほぼ日本一周クルーズ、第3船(4泊目)は"四国オレンジフェリー"で愛媛県東予を目指します。

四国オレンジフェリーの正式社名は、四国開発フェリー(株)といいます。

さて、こちらは大阪-東予航路に就航していた、四国オレンジフェリー.「おれんじ8」9,975tです。

平成11年7月27日、大阪-東予航路に就航。
昔ながらの雑魚寝スタイルがメインの"おれんじ8"は老朽化が進んでおり、年間の乗船客は減る一方でした。
そこで四国開発フェリー(株)は、新たな船を建造することを決め、約19年間活躍したおれんじ8は、平成30年8月24日に引退しました。
引退後は韓国に売却され、釜山-済州航路に就航しています。

▼私の乗船記。
※青春18きっぷ.平成29年夏の陣.2/ザ！四国 その2・オレンジフェリー｢おれんじ8｣ 乗船記(大阪～東予)。
https://4travel.jp/travelogue/11296961

そして、平成31年8月25日。
社運を賭け、建造費約80億円を投じた、新造船「おれんじえひめ」が就航しました。

= おれんじ えひめ =
総トン数‥14,749t
全長‥199.94 m
全幅‥27.5 m
船種‥フェリー
船籍‥日本 愛媛県西条市
所有/運用者‥四国開発フェリー(株)
建造所‥今治造船グループあいえす造船
就航‥平成30年8月25日

四国開発フェリー様。
おめでとうございます。

オレンジフェリー 乗り物

乗船手続きをしましょう。
乗船券と連絡バス乗車券を頂きました。
以前は現金払いのみでしたが、窓口でクレジットカードが使えるようになりました。

☆デラックスシングル(大阪-東予)‥大人8,000円
※オレンジフェリー予約センターに電話して予約しました。
インターネット予約も可能です。

乗船券かざしてないけど‥
乗るぜ、おれんじえひめ！

これから乗船する「おれんじえひめ」です。
只今、出航に向けて準備作業を行っております。
従来船と比べると、船体がデカくなりました。
従来船の旅客定員が750名だったのに対し、新造船は518名と船が大きくなったにもかかわらず、定員が大幅に少なくなり快適性が向上したそうです。

①四国オレンジフェリー:おれんじえひめ.東予行
大阪.22:00～(船中泊)～東予.6:00

20:20
出航は22:00ですが、オレンジフェリーでは20:00から乗船開始とし、船内でゆっくりできるんです。
これはうれしいサービスですね。
では、乗船しましょう。

先代の船では、岸壁からタラップを使って乗船しましたが、新しい船になってからはボーディングブリッチから段差なしで乗船できるようになりました。

今回は、新造船就航を記念して、1等に相当するデラックスシングルを奮発！
富裕層に混じって案内所でルームキーを受け取りましたよ。

えっと、420号室は‥
あっ、ここですね。
入りましょう。

「デラックスシングル (1等)」です。
アウトサイドの洋室で客室定員は1名、49室あります。
また、バリアフリー室インサイド8室・アウトサイド9室もあります。

お部屋面積は、8.90㎡ (4.87畳)。
自転車を輪行袋に入れることなく、そのままお部屋に入れるマイバイクステイサービスが利用できます。

★デラックスシングル(大阪-東予)‥大人8,000円～

幅100cm×長さ210cmのシングルベッド。
壁には液晶テレビ。
浴衣とスリッパの用意がありました。
コンセントは3箇所あります。

アメニティーグッズ(タオル1枚/歯ブラシ1本)が置かれ、デスク･椅子･洗面台と左にはクローゼットが配備。
ビジネスホテルと同レベルの客室ですね。

救命胴衣着用方法。
これは重要です。
よく理解しておきましょう。

それでは、恒例の船内視察を始めましょう。
おれんじえひめの船客区画は4F～6Fの3層です。

4F
「エントランスホール」
乗船すると、3層吹き抜けのエントランスホールが船客を出迎えてくれます。
まるで、高級ホテルのロビーのようです。
これは、ゴージャスですね。

「案内所」
階段の右側にあります。
自転車用チューブ(1,200円)で販売しております。 　

「お土産物コーナー」
おれんじえひめには売店がありません。
愛媛・大阪のお土産物は案内所裏に見本を陳列し、販売はレストランにて行うようになりました。

「挽きたて珈琲セルフ販売コーナー」
こちらの紙コップは珈琲購入者用のカップなので利用者以外はお持ちにならないように‥と注意書きがありました。
コーヒー/カフェオレ/ココア/カフェモカ‥各200円です。

「貴重品ロッカー」
シングル船室は外鍵がないので、貴重品はこちらに預けておくと安心です。

「自販機コーナー」
飲料・アイス・おつまみ・お菓子などを販売しております。
おれんじえひめには売店がなくなりましたので、自販機での対応となります。
アルコール類とカップ麺等の自動販売機はありません。

さて、船旅と言ったらカップ麺！なんですが、本船には給湯室がありません。
カップ麺の自販機や販売も廃止されております。

ちなみに持ち込みのカップ麺については、レストランにある給茶機から熱湯を頂けるとのことなんですが、レストラン営業時間内のみの利用となってしまい、使い勝手が悪くなってしまいました。

※この画像は、前船.おれんじ8に設置されていた給湯器です。

「4Fラウンジ」
ベンチタイプの椅子で寛げます。

従来船では大部屋利用の船客が、他の人が気になるといった理由から、このような共用スペースで寝ている方が少なくなかった、と言うのも完全個室化になった理由のひとつだそうです。

「船長の制服コーナー」
長距離フェリーと必需アイテム！
記念撮影やコスプレを楽しみましょう。

姉妹船のパネルが掲示されていました。

「おれんじおおさか」14,759t
"おれんじ7"の後継船として、おれんじえひめのより少し後の平成30年12月6日就航しました。
大きさや設備等はほぼ同じです。
船体のラインが、'えひめ'はおれんじ8から継承されたオレンジ。
'おおさか'はおれんじ7から引き継いだブルーとなっています。

「エレベーター」
車両甲板から客室フロアまでエレベーターで移動できます。
おれんじえひめはバリアフリーに対応船です。

「キッズコーナー」
ボールプールを設置したキッズルームがございます。
お子様も船旅が好きになること間違いなしです。

「授乳室」
キッズルームの奧にあります。
乳児連れのお客様も安心です。

「喫煙コーナー」
船内は個室を含めて禁煙です。
おたばこはコチラでお願いします。

「洗面室」
広くて清潔な洗面室です。

「トイレ」
トイレもピカピカ！
ウォッシュレット完備です。

船体動揺がない瀬戸内海航路を航行するので、船旅の救世主G〇RO袋はありません。

「多目的トイレ」
おれんじえひめのバリアフリー設備は、公益財団法人交通エコロジー・モビリティ財団より助成を受けています。
また、別にバリアフリー浴室も設置しております。

船内でのWI-FIは、無料。
つながりにくい海域もあります。

「客室一覧と運賃表」です。
四国オレンジフェリーでは、東予-大阪航路が新造船2隻体制となったのを機に、曜日や方面、季節によって異なる3段階の変動運賃制となりました。

また、客室は「動く海上ホテル」をコンセプトに、相部屋が敬遠され上位の客室から先に埋まる情勢から10年後を見据えて大部屋や相部屋を「中途半端に残すのはやめよう」という方針から客室数423室全てを個室とし、ほかの交通機関との差別化を図る目的も兼ねて、国内フェリー業界初の「完全個室主義」フェリーとなりました。

※運賃は取材時(令和元年5月)のもので、増税に伴い、令和元年10月に運賃が改定されております。

「シングル」
おれんじえひめには、船旅の基本と言える大部屋和室や2段ベッドの相部屋はなく、この船室が2等寝台に相当する、本船で最もエコノミーな船室です。
内側から施錠できますが、外側からはできません。
2段ベッド仕様の個室「シングルプラス:内外鍵有」や「バリアフリーシングル」のご用意もあります。

★シングル(大阪～東予)‥大人6,500円～
洋室(インサイド簡易個室)
シングル定員1名‥212室
シングルプラス定員2名‥36室
バリアフリーシングル定員1名‥10室

[客室設備]
お部屋面積‥3.45㎡（1.89畳）
ベッドサイズ:シングル‥幅85cm/長さ210cm
ベッドサイズ:シングルプラス‥幅80cm　長さ210cm
小机・椅子・スリッパ・コンセント

「レストラン」
オレンジフェリーのレストランはバイキングでなく、料理を選んで代金を払うシステムです。

肉団子‥400円
焼きそば‥400円
アジの南蛮漬け‥400円
鶏照り焼き‥400円
イカ焼き‥500円
白身魚フライ‥500円
鯛かぶと煮‥600円
船内レストランとしては、良心的な価格ですね。

船内レストランの詳しい内容は‥
https://www.orange-ferry.co.jp/restaurant/top.php
オレンジフェリー公式ホームページです。

その他にもいろいろな料理が並んでいます。
冷凍食品は使用せず、みんな手造りです。

ウインナー‥300円
サバの煮付け‥300円
板わさ‥300円
枝豆‥300円
カボチャ煮‥300円
筑前煮‥300円
山芋たんざく‥300円

画像にはありませんが‥
ハムサラダ‥400円
じゃこ天ぷら‥400円
愛媛県産真鯛のお刺身‥800円
～などもありました。

先代にあった"おでん"も健在です。
100円と150円の具材で、お財布にやさしいですね。

並んでいる料理の他には、ラーメン・カレー・うどんなどの定番料理から、ビーフシチューや宇和島鯛めしなどを揃えております。

アルコール類はこちら‥
ちなみにアルコールの販売はレストランのみで22:30までとなっております。

画像の銘柄の他に"銘酒船旅コレクション"があり、銘酒・焼酎・ワインなど、メジャーではない美味しい美酒と言われる物を取り揃えております。

21:00
船内視察を一旦中断して「宴」のお時間に致しましょう。
ここは、愛媛県の郷土料理"宇和島鯛飯"にしましたよ。

宇和島鯛飯‥1200円
おでん(蒟蒻/厚揚/大根)‥300円
アサヒスーパードライ500ml‥410円

愛媛県宇和島の鯛飯は炊きこみご飯ではなく、宇和島でとれた新鮮な真鯛をお刺身にして、ダシに生卵を溶いてぶっかけスタイルで食べるんです。

室町時代から戦国時代にかけて活躍した、村上水軍が戦中に手軽に食べられる料理として考案したのが始まりだそうで、その後、漁師の間で船上料理として受け継がれております。

お酒をもう1本飲みましょう。
地域限定版売‥愛媛宇和ゴールド(河内晩柑と呼ばれる柑橘類の一種)のチューハイです。

愛媛宇和ゴールドクラフトチューハイ‥300円

いやぁ、美味しかった。
ほろ酔い気分で、恒例の船内視察を再開します。

シンデレラ城のような階段。
先代の"おれんじ8"の形を継承していますね。
5Fに上がってみましょう。

階段を上がると、巨大画が展示されています。
本船を建造した今治造船から寄贈された「フライングガーデン」福島万里子画です。

「5Fラウンジ」
上級船室のあるフロアであることから、高級感ある椅子が配置されています。
完全個室主義のおれんじえひめですが、パブリックスペースは先代と同様、ゆとりある空間を確保しました。
このラウンジは全等級のお客様がご利用頂け、テレビのないシングル船室ご利用の方は奥の方にあるテレビコーナーでテレビ視聴ができるようになっております。

「スイート/洋室」
特等にあたる、ゆったりとした空間です。
バリアフリー対応室もあります。

★スイート(大阪～東予)‥大人10,500円～
洋室(アウトサイドツイン)
スイート/洋室.定員2名‥24室
バリアフリースイート/洋室‥

[客室設備]
客室面積‥16.80㎡ (9.21畳)
ベッドサイズ‥幅100cm/長さ210cm
洗面台・テーブル・椅子・大型液晶テレビ・
クローゼット・加湿器(期間限定)・
アメニティーグッズ・浴衣・スリッパ等・
コンセント

※スイート/洋室の画像。
フォートラベル利用規約第７条該当の恐れで削除。

「スイート/和室」
畳と木の香りで落ち着いた和の空間。
特等にあたるスイートには和室もあります。

★スイート(大阪～東予)‥大人10,500円～
和室(アウトサイド)定員2～4名/5室

[客室設備]
お部屋面積‥17.10㎡ (9.37畳)
マットサイズ‥幅100cm/長さ198cm　
洗面台・テーブル・椅子・大型液晶テレビ・
クローゼット・加湿器(期間限定)・
アメニティーグッズ・浴衣・スリッパ等・
コンセント

※スイート/和室の画像。
フォートラベル利用規約第７条該当の恐れで削除。

「スイート/和洋室」
和の空間とベッドのコラボ客室。
ゆとりのひとときをお過ごし下さい。

★スイート(大阪～東予)‥大人10,500円～
和洋室(アウトサイド)定員2～4名/5室

[客室設備]
お部屋面積‥17.10㎡ (9.37畳)
ベッドサイズ‥幅100cm/長さ210cm　
洗面台・テーブル・椅子・大型液晶テレビ・
クローゼット・加湿器(期間限定)・
アメニティーグッズ・浴衣・スリッパ等・
コンセント

※スイート/和洋室の画像。
フォートラベル利用規約第７条該当の恐れで削除。

「ロイヤル/ツインルーム」
おれんじえひめ最上級船室です。
なんと広さが28畳！
高級ホテル顔負けのお部屋で、最上級の船旅を堪能できます。

お部屋面積34.77㎡(19.06畳)のロイヤル/ダブルルーム2室もあります。

★ロイヤル(大阪～東予)‥15,000円～
ツイン(アウトサイド)定員2名/2室

[客室設備]
お部屋面積‥51.70㎡ (28.34畳)
ベッドサイズ‥幅120cm/長さ210cm
リビング・バス・トイレ・クローゼット・
大型液晶テレビ・加湿器(期間限定)・
アメニティーグッズ・バスタオル・浴衣・
スリッパ・コンセント・

※ロイヤル/ツインルームの画像。
フォートラベル利用規約第７条該当の恐れで削除。

「フォワードラウンジ」
ロイヤル、スイートの上級船客専用のラウンジです。
ワンランク上のサービス空間でお寛ぎ頂けます。

私は利用資格がないので、ドアの窓からチラ見。

「ペットルーム」
愛するペットも快適に船旅を過ごせるようにケージにてお預かりする予約制有料サービスもあります。
また、ペットと一緒に過ごせる客室「ウィズペットルーム」もあるそうです。

「展望バスルーム」
バブルジェットを設置、ご乗船中いつでも入浴いただけます。
窓に保護用シェードが施された為、瀬戸内の夜景や眺望は見にくくなりました。
また、先代の船にあったサウナと水風呂がなくなってしまったのは残念なところです。

「シャワールーム」
先代の船になかったシャワールームが設置されました。
近年の新造船では、シャワー室を設ける船が増えましたね。

シャワー室は男女別各6ブース。
利用状況が外からわかるようになっています。

「ゲームコーナー」
スロットマシンとUFOキヤッチャーは健在です。

「物販機コーナー」
売店が廃止されたので、日用雑貨品の販売も自販機となりました。

－5F物販機メニュー－
ロリエ(生理用品)‥210円
かみそり/ハブラシ‥110円
タオル‥260円
スポーツタオル‥760円
コンタクト洗浄‥210円
フェイスパック(糀)‥360円

オレンジフェリー特製タオルを買いました。

このタオル、260円と格安ですがフワフワしているんです。
今治近くに行くフェリーなので、もしや、今治タオルでは‥
残念ながら違うそうです。
260円ですからね。
当たり前か‥

ちなみに、前船では200円でした。

オレンジフェリー特製タオル‥260円。

「マッサージコーナー」
4台ある高性能マッサージチェアで、旅の疲れを癒せます。

※15分‥200円

それでは、6Fに上がってみましょう。

6F
最上階から見た3層吹き抜けのロビーです。
吹き抜ける空間を鮮やかに彩るステンドグラス風の色彩が船内を際立たせます。

ステンドグラスのある反対側からも見てみましょう。
ロビーの中央に案内所が配置されています。
先代の船にもあった吹き抜けの空間ですが、船が大きくなったぶんだけ、ゴージャスさもアップしました。
四国開発フェリー(株)の意気込みが感じられますね。

「スカイラウンジ」
先代の船にあった最上階のラウンジは、おれんじえひめにも引き継がれました。
瀬戸内海の優雅な展望や大阪・神戸の夜景をご覧頂け、全等級のお客様がお寛ぎになられます。

5Fラウンジと同じ高級感ある椅子が配備されました。
これなら、快適な船旅まちがいなしです。

そろそろ、出航時刻なので甲板に出ました。

甲板も広いですね。

21:50
出航10分前です。
神聖なる出航の儀(単に眺めるだけに)参列する筆者。

22:00
ホーサーがビットから外されました。

※ホーサー‥係留用ロープ
※ビット‥係留用鉄杭

ゴゴゴゴォー

巨大な船体が離岸していきます。

大阪よ。
さらばじゃ。

大阪～東予.約238km/8時間の船旅が幕を開けました。
瀬戸内海を西へ航行します。

22:42
阪神地区の街灯りを眺めます。
今どこかと言いますと‥

22:42
大阪から42分。
神戸空港沖を航行中ですね。

休息確保の為、今回は明石海峡大橋・瀬戸大橋通過の儀は省略させて頂きます。

では、寝ましょう。
おやすみなさい。

2:13
現在地は客室モニターで見ることができます。

大阪から4時間13分。
香川県高松沖を航行中。

一瞬起きて、カシャっと撮影したらすぐ寝る‥
～って、ちゃんと休息していないじゃないか。

5:00
大阪から7時間。
東予まで残り1時間です。

えっ！
もう着いちゃうの。

デラックスシングルの客室には、窓があります。
外が明るくなってきましたね。

甲板に出てみましょう。

おれんじえひめは、航海速力19.0ノット(35km/h)で航行中。
船体動揺が感じられず、快適な船旅となりました。

おれんじえひめのファンネル。

5:08
さて、今日の日の出は5:08なんですが‥
あぁ、残念！
今日はモヤって日の出は見れませんでした。

5:15
目的地の東予港が近づいて来ました。

我が国の国旗、日の丸掲揚。

5:35
東予港に入港しました。

神聖なる接岸の儀(単に眺めるだけ)に参列する筆者。
まぁ、いつもながらよくやるよ。

新造船の就航に合わせ、東予港の新フェリーターミナルが供用を開始。
接岸地点が変わりました。

東予港 乗り物

接岸を前に、機関室も動きがあわただしくなってきたようです。

左へ回頭。
取り舵いっぱい！

ゴゴゴゴォー

※「取り舵いっぱい」は、船の舵を左へ目いっぱい取り、進行方向を左に向けることです。

狭い湾内で、左へ180度回頭させます。
ちょうど、90度回頭したところで、正面に接岸地点が見えます。
巧みな操船で巨大な船体を回頭させていきます。

回頭完了。
接岸体制にはいりました。

あぁ、楽しい船旅が終わっちゃうよ～

ホーサーがビットにつながれました。

接岸完了。
パチパチパチ‥

名残惜しいですが、下船しました。

8時間の船旅は、あっと言う間に終わってしまいましたね。

さて、四国に上陸しましたが、続きは次回です。
拙い旅行記をご覧下さいまして、誠にありがとうございました。

つづく。

オレンジフェリー グルメ・レストラン