2019/10/05 - 2019/10/05
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+mo2さん
10月5日から東京富士美術館で「フランス絵画の精華-大様式の形成と変容」が開催されるとのことで、初日に訪問しました。
本展は、ヴェルサイユ宮殿美術館やオルセー美術館、大英博物館、スコットランド・ナショナル・ギャラリーなど、フランス、イギリスを代表する20館以上の美術館の協力のもと、フランス絵画の最も偉大で華やかな3世紀、すなわち17世紀の古典主義から18世紀のロココ、19世紀の新古典主義、ロマン主義を経て、印象派誕生前夜にいたるまでの壮大なフランス絵画の流れをたどり、ヨーロッパ絵画の規範の確立と絵画芸術の自律的な革新をもたらした不断の芸術思潮とその源流を回顧しますとのこと(HPより)。
東京富士美術館のコレクションが中心ではありますが、この辺り(17~19世紀のフランス絵画)の展覧会が国内で開催されることはあまりなく、有意義な展覧会でした。展覧会では、作品の写真撮影は禁止となっていますので(3点のみ撮影可でした)過去に撮った写真などから概要を追ってみます。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 自家用車
-
フランス、イギリスを代表する20館以上の美術館から出展される展覧会の初日ということもあって、東京富士美術館にしては人多めでした。
東京富士美術館 美術館・博物館
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アンブロワーズ・デュボワ「フローラ」16世紀後半 東京富士美術館所蔵
第Ⅰ章大様式の形成:プッサン、ル・ブラン、王立アカデミー
フランス美術の基底となり展開の祖となった17世紀のフランスの古典主義美術ですが、東京富士美術館所蔵のこの絵からスタートしていました。
第二次フォンテーヌブロー派を代表する作家アンブロワーズ・デュボワの作品。フローラは古代イタリアの花の女神です。
※本展覧会での写真撮影ではありません。 -
ジョルジュ・ド・ラ・トゥール「煙草を吸う男」1646年 東京富士美術館所蔵
20世紀になって再評価されたフランス古典主義の巨匠、ジョルジュ・ド・ラ・トゥールの代表作。この作品もそうですが、ラ・トゥールは、夜の場面を描いた作品が現存する全真作の大半を占め、その作品的特長から「夜の画家」とも呼ばれています。
※本展覧会での写真撮影ではありません。 -
クロード・ロラン「小川のある森の風景」1630年頃 東京富士美術館所蔵
古典的な構図の中に、物語性をほのめかす人物を配したロランのごく初期の風景画。
※本展覧会での写真撮影ではありません。 -
ニコラ・ミニャール「リナルドとアルミーダ」1650年代半ば 東京富士美術館所蔵
リナルドとアルミーダは、16世紀末頃にイタリアの詩人タッソーによって書かれた叙事詩『解放されたエルサレム』に登場する恋人たち。作者のニコラ・ミニャールは、画家ピエール・ミニャールの兄で、国王ルイ14世の宮廷画家となり、貴族社会の中で高い評価を受けていました。
※本展覧会での写真撮影ではありません。 -
ジャン=アントワーヌ・ヴァトー「アントワーヌ・ド・ラ・ロックの肖像」1718年頃 東京富士美術館所蔵
第Ⅱ章ヴァト-とロココ美術-新しい様式の創出と感情の表現
ヴァトーは18世紀の自由・快活な時代風潮を絵画に反映させた代表的な画家で、田園で遊ぶ貴族や宮廷人の典雅な風俗を詩的で情緒豊かに表しました。この作品のモデルのアントワーヌ・ド・ラ・ロックは、ヴァトーの友人で、戦争で片足を失ったのを機に、その文才を生かして雑誌『メルキュール・ド・フランス』誌の編集長やオペラの台本作家として活躍した人物です。
※本展覧会での写真撮影ではありません。 -
ジャン=アントワーヌ・ヴァトー「ヴェネチアの宴」1718-19年頃 スコットランド・ナショナル・ギャラリー所蔵
ロココ美術を代表する巨匠アントワーヌ・ヴァトーによる芝居画の傑作のひとつ。この作品は写真撮影OKでした。 -
ジャン=マルク・ナティエ「ジョフラン夫人」1738年 東京富士美術館所蔵
モデルのジョフラン夫人が39歳の時に描かれた肖像画。ジョフラン夫人は、18世紀パリ社交界の著名な人物で、文学や芸術に造詣が深く、彼女が主宰するサロンには常に著名な哲学者や文学者、画家、彫刻家らが招かれていたそうです。
※本展覧会での写真撮影ではありません。 -
ジャン=バティスト・パテル「占い師」18世紀前半 東京富士美術館所蔵
ヴァランシェンヌ出身の画家パテルは同郷の先輩ヴァトーの弟子。
※本展覧会での写真撮影ではありません。 -
ジャン=シメオン・シャルダン「デッサンの勉強」1748-53年頃 東京富士美術館所蔵
ジャン=シメオン・シャルダンは、18世紀フランスの静物画・風俗画家として最も有名な画家の一人。
※本展覧会での写真撮影ではありません。 -
フランソワ・ブーシェ「田園の気晴らし」1743年 東京富士美術館所蔵
フランソワ・ブーシェは、ロココを代表するフランスの画家。多作家として知られ、生涯に1000点以上の絵画、200点の版画、約10000点の素描を制作し、またヴェルサイユ宮の装飾、タピスリーやセーヴル陶磁器のデザインのほか、オペラ座の舞台デザインをも手がけています。
※本展覧会での写真撮影ではありません。 -
フランソワ・ブーシェ「ヴィーナスの勝利」1745年頃 東京富士美術館所蔵
このロココらしさにあふれた華麗な大作は、ブーシェの重要な作品のひとつ。もと英国の大収集家であるリチャード・ウォーレス卿の所有で、パリ郊外ブーローニュに彼が持っていたバガテル宮を飾っていたことがあったそうです。
※本展覧会での写真撮影ではありません。 -
「ヴィーナスの勝利(部分)」
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ジャン=オノレ・フラゴナール「豊穣な恵み」1773-76年 東京富士美術館所蔵
18世紀フランスを代表する画家ジャン=オノレ・フラゴナールのこの作品は、同じ絵柄のヴァージョンが本作の他にワシントン・ナショナルギャラリー所蔵ほか4点が知られており、当時人気を集めた主題です。
※本展覧会での写真撮影ではありません。 -
ユベール・ロベール「スフィンクス橋の眺め」1767年 東京富士美術館所蔵
ルーヴル美術館の初代館長としても有名なユベール・ロベールによる風景画。
※本展覧会での写真撮影ではありません。 -
ルイ・ロラン・トランケス「夜会の後で」1774年 東京富士美術館所蔵
ロココ時代の風俗画。
※本展覧会での写真撮影ではありません。 -
ジャン=フランソワ・コルソン「休息」1759年 ディジョン美術館所蔵
ジャン=フランソワ・コルソンが若い時に制作した魅力的な作品。この作品は写真撮影OKでした。 -
エリザベート=ルイーズ・ヴィジェ=ルブラン「ポリニャック公爵夫人、ガブリエル・ヨランド・クロード・マルティーヌ・ド・ポラストロン」1797年 ヴェルサイユ宮殿美術館所蔵
この作品は写真撮影OKでした。 -
「ポリニャック公爵夫人、ガブリエル・ヨランド・クロード・マルティーヌ・ド・ポラストロン(部分拡大)」
エリザベート=ルイーズ・ヴィジェ=ルブランは18世紀で最も有名な女性画家。マリー・アントワネットに気に入られ王妃付の画家としてヴェルサイユ宮殿に迎えられたことでも有名な女流画家の最も魅力的な肖像画の1つ。 -
エリザベート=ルイーズ・ヴィジェ=ルブラン「ユスーポフ公爵夫人、タチアナ・ワシリエア」1797年 東京富士美術館所蔵
ヴィジェ=ルブランは、フランス革命の後は、その余波を逃れて、ロシアをはじめ欧州の各地を遍歴していますが、ロシアにおける最も大切なパトロンの一族であったユスーポフ家から多数の肖像画の注文を受けておりその1枚。
※本展覧会での写真撮影ではありません。 -
マリー=ガブリエル・カペ「自画像」1783年頃 国立西洋美術館所蔵
18世紀のフランスは、女性たちが社会のさまざまな場所で活躍し始めており、カペは、こうした当時の新進女性作家のひとり。
※本展覧会での写真撮影ではありません。 -
ロベール・ルフェーヴル「ジョゼフ・ボナパルトの肖像」1811年頃 東京富士美術館所蔵
第Ⅲ章ナポレオンの遺産-伝統への挑戦と近代美術の創出
肖像画の人物はナポレオンの兄ジョゼフ・ボナパルト。
※本展覧会での写真撮影ではありません。 -
フランソワ=アンリ・ミュラール「貴婦人の肖像」1810年頃 東京富士美術館所蔵
※本展覧会での写真撮影ではありません。 -
エドゥワール・マネ「散歩」1880年頃東京富士美術館所蔵
マネ、晩年の作品。
※本展覧会での写真撮影ではありません。 -
図録やグッズなども充実していました。
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