2017/09/24 - 2017/09/24
35位(同エリア2034件中)
+mo2さん
東京富士美術館のつづき、バルビゾン派・印象派以降の作品です。
※絵画コメントは東京富士美術館HPより参照しました。
令和元年10月5日、令和2年9月5日、令和3年10月31日作品追加
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 自家用車
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ジョセフ・マラード・ウィリアム・ターナー「嵐の近づく海」1803-04年頃
ターナーは幼児期からテムズ川とその周辺の風景に愛着をもち、刻々と変化する海や河の景観は、雄大な自然のリズムの美を少年の心に植え付けました。
初期の作品は、綿密な観察に基づくリアリズムの技法に、明るい光や大気の表現法などクロード・ロランらの古典的手法を取り入れたもので、本作は小品ながらも、この時期の画家の力量を如実に示しています。
左から右へ覆い始めた暗雲、強風で横倒しになる船、急いで帆を下げようとする人の動き、強大な力を今にも爆発させようとする波のうねりによって、差し迫った嵐の緊迫感が見事に描出されています。
この時期、ターナーは、人間のささやかな努力を圧倒するような強大な自然の力をロマンティックな手法で描く海景画を何点か残しています。 -
エドモンド・ジョン・ニーマン「ロワール河での釣人」1869年
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ジェームス・バーレル・スミス「滝」1874年
ジェームス・バーレル・スミスは、アルンウィックに在住し、ノーサンバーランド州やロンドンにおいても創作活動を行ったイギリスの風景画家。1850年以来、約30年間にわたりサフォーク・ストリートギャラリーや王立美術協会展に出品。作品の主題として滝を数多く描いているため、「滝のスミス」の異名があります。的確な表現技術に加え、自然への深い愛情が画面に注ぎ込まれています。 -
ルドルフ・ペッペル「山のある風景」制作年不詳
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ベンジャミン・ウィリアムズ・リーダー「小川の夕べ」1887年
ベンジャミン・ウィリアムズ・リーダーは、イギリス中部地方、ウースター近辺、スコットランドの風景を得意とし、ウェールズ地方に特別の好意をもっていて、この地を描いた作品で雄大な自然主義的風景画の一典型を示し、画家として大成功を収めた画家。イギリスの19世紀アカデミズムの成果ともいえる本作は、自然に対する作者の透徹した眼と描写技術の確かさを窺わせます。 -
ウォルター・ヒース・ウィリアムス「森の風景」制作年不詳
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ダヴィッド・ジェームス「波」1895年
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力強い波です。
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ジョン・クレイトン・アダムス「岩のある河の流れ」1895年
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アルフレッド・ド・ブリアンスキー「水のある風景」1878年
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エドワード・ウィルキンス・ウェイト「ひなぎくの野の子供たち」1896年
エドワード・ウィルキンス・ウェイトは、イギリス、ヴィクトリア朝時代に活躍した風景画家。ブラックヒース、ライゲート、ドーキング、サリーで制作。 -
ひなぎくの野の子供たち(部分拡大)
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エドワード・ウィルキンス・ウェイト「サリーの水車小屋」19世紀後半
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オーギュスト・ロダン「青銅時代」原型1875-76年、鋳造1900-01年
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ジャン=フランソワ・ミレー「男の肖像」1840-41年頃
常設展示室5に入ります。バルビゾン派の作品も充実しています。 -
ジャン=バティスト・カミーユ・コロー「ユディト」1872-74年頃
19世紀風景画家の最高峰、コローの作品。先日ルーヴル、オルセーで代表作を何点かみてきましたがこれも負けず劣らずの名作だと思います。 -
コンスタン・トロワイヨン「家畜の群れ」1850-60年代
トロワイヨンと云えば牛のいる風景ですが、この作品にも牛がいます。 -
エジプト「青釉捩り文双耳杯」前4-前1世紀
双耳杯(アンフォーラ)は2つの垂直の把手をもつ容器をいい、葡萄酒、オリーブ油や穀物の運搬・貯蔵に用いられました。
胴部に螺線文が非常に力強くデザインされています。器形全体のデザインとマッチした螺旋文の美しさが際立ち、洗練された風格をもつ。あわせてガラス質の釉薬が深い紫色、とりわけ口縁などには鮮やかな青色を見せており、大変美しい色彩を見せています。
伝統的なエジプト陶器のスタイルを反映しながらも、新しいローマ陶器の影響も見られ、形態・色彩ともに美しい優品。 -
シャルル=フランソワ・ドービニー「川辺の風景」1874年
画面に横たわる川の水面。遠方には木立の緑と青い空。釣り人が一人、川辺に佇みます。十数羽のあひるの群れが、作品の平和で穏やかな印象と調和しています。画家の視線は、ローアングルで、地面に近く低い安定した視点から風景を捉えています。まさにドービニーの描く川の景色の典型です。1857年に小舟を買い、故郷に近い川のそばに移住した彼は、晩年にはフランス各地の川の景色を求めて旅行し、よく小舟の中から水面の風景を写し取ったりしていました。横長の低視点の画面は、そうした彼の趣向を反映しているといえます。 -
シャルル=フランソワ・ドービニー「ヴィレールヴィルの海岸」1870年
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ウジェーヌ・ブーダン「ベルクの海岸」1878年
印象派の先駆的役割を果たしたブーダンによる海景。 -
ウジェーヌ・ブーダン「ヴェネツィア、大運河」1895年
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クロード・モネ「海辺の船」1881年
1880年代の初めにモネは、ある転機を迎えていました。1879年、妻を失い、翌80年にはサロン出品をめぐってドガと対立、印象派展への出品をとりやめました。本作が描かれた81年も参加を断っています。そうした時期にモネを引き寄せたのは、幼い頃から親しんだノルマンディーの海でした。本作はこの年の春、滞在したフェカンで描かれたもの。心の暗雲を吹き払うかのような陽光満ちわたる空と、岸に乗り上げた帆船の黒いシルエット。ノルマンディーの明るい空と海はモネの画興を誘い、翌年のプールヴィルの連作へと続いてゆきます。 -
クロード・モネ「プールヴィルの断崖」1882年
ここから印象派の絵画が続きます。 -
クロード・モネ「睡蓮」1908年
本作はモネが68歳の1908年に描かれた15点の連作の1点で、他の連作47点とともに翌年5月、パリのデュラン=リュエル画廊における「睡蓮ー水の風景連作」と題する個展に出品されました。1906年頃から時折試みていたことですが、ここでモネは明暗の差を極力抑え、ロココ的ともいえる繊細で優美な色彩と装飾性を見せています。膨大な睡蓮の作品全体の中で、最も軽快な作風です。
モネは、睡蓮に魅せられた理由のひとつをこう説明しています。「そのイメージは無限の感覚を呼び覚ます。宇宙を構成する諸要素と、われわれの眼前で刻一刻と変わってゆく宇宙の不安定さとが、まるで小宇宙のようにそこに存在している」よく指摘されるように、水面の一部を切り取り、クローズアップして描く方法は、「一部を描いて全体を表わす」という日本の浮世絵版画に見られるような暗示的な手法といえます。モネが、浮世絵版画から「視点」と「表現」を学んだことは間違いなく、それは今日モネ美術館となっている彼の住居の壁に掛かる200余点に及ぶモネ蒐集の浮世絵版画からも想像できます。 -
エドゥワール・マネ「散歩」1880年頃
1880年に健康を崩したマネは療養のためパリ郊外のベルヴュに移ります、晩年の作品。 -
ピエール=オーギュスト・ルノワール「浴後の女」1896年
ルノワールの裸婦の中でも特に肉感的な女性。1896年5月、ルノワールはパリのデュラン=リュエル画廊で個展を開催し、そのあと7月にモンマルトルのラ・ロシュフーコー街に転居しました。本作はその年に描かれ、3年後の1899年1月にデュラン=リュエルの手に渡り、それから更に3年たった1902年6月にパリのデュラン=リュエル画廊で行われた「ルノワール展」で展示されたものです。 -
ピエール=オーギュスト・ルノワール「読書する女」1900年頃
ルノワール作品にしばしば描かれる読書をする女性。 -
ベルト・モリゾ「テラスにて」1874年
第1回印象派展が開かれた記念的な年である1874年に描かれ、77年に行われた第3回印象派展にモリゾが出品した12点のうちのひとつ。印象派を擁護する批評家の目を奪い、賞賛を受けた。背景は夏の避暑地フェカン。モデルは父方の親戚のリュシアン・ブルジエ夫人。モダンな感性による大胆な画面構成が光ります。 -
アルフレッド・シスレー「牧草地の牛、ルーヴシエンヌ」1874年
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ポール・ゴーギャン「水辺の柳、ポン=タヴェン」1888年
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カミーユ・ピサロ「春、朝、曇り、エラニー」1900年
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カミーユ・ピサロ「秋、朝、曇り、エラニー」1900年
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イリヤ・レーピン「ウクライナの女」1880年頃
1881年3月、レーピンはサンクトペテルブルクで開催された第9回移動美術展覧会に、「夕べの宴」(国立トレチャコフ美術館所蔵)を出品しました。「夕べの宴」はウクライナの風習を題材にした作品で、若者たちが秋や冬の夜に小屋に集って楽しむ様子を描いています。本作はトルストイが高く評価した「夕べの宴」に登場する、画面の中央でダンスを踊る若い女性の習作と推測されます。 -
モーリス・ユトリロ「ムーラン・ド・ラ・ギャレット」1920年
ムーラン・ド・ラ・ギャレットは当時パリの盛り場として有名であったモンマルトルにあったダンスホール。ルノワールやロートレックもこの店を描いた名作を残し、ユトリロ自身何度も描いています。 -
アリスティード・マイヨール「春」1911-12年
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ミケーレ・ゴルディジャーニ「シルクのソファー」1879年
展示室6に入ると可愛らしい女の子が迎えてくれました。 -
ジョン・シンガー・サージェント「ハロルド・ウィルソン夫人」1897年
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ピエール・ボナール「若い女」1905年
ナビ派の作品も揃っています。 -
エミール・ベルナール「城のあるスミュールの眺め」1905年
ポン=タヴェン派の画家ベルナールの作品 -
アルベール・マルケ「トゥーロン湾の眺め」20世紀前半
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エドゥワール・ヴュイヤール「婦人と子供」1904年
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アンディ・ウォーホルやキース・ヘリングなど現代作家の作品も多数展示されていましたがそれらは撮影NGでした。
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レオナルド・ダ・ヴィンチ「タヴォラ・ドーリア」(複製)
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「遥かなるルネサンス 天正遣欧少年使節がたどったイタリア」という企画展をやっていてこれがなかなか興味深いものでした。
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こちらの美術館、まだまだ豊富なコレクションあり定期的に展示の入れ替えをしているようですし、興味深い特別展も開催されていたようです。また再訪したいと思います。
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ミュージアムショップもなかなか充実していました。
東京富士美術館 美術館・博物館
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