聖書の世界へ☆ヨルダン&イスラエルの旅 Ⅳ　プカプカ～っと死海（ヨルダン側）編

2019/09/23 - 2019/09/24

大学で比較宗教を学んだこともあり、以前から興味があったエルサレム。中東の3Pで行ってみたかったペトラ。個人で旅行するには少しばかり面倒そうなところをうまく含めたツアーがあったので、連れて行ってもらいましょう♪と参加してきました。

この旅行記は旅の4日目、世界で最も海抜が低いところにある死海を訪れ、浮遊体験をした様子です。

＜旅程＞
9/20 23:45 KIX EK317
9/21 4:50 DXB
7:30 DXB EK901 9:35 AMM 　マダバ観光　（ペトラ泊）
9/22 ペトラ観光　（ペトラ泊）
9/23 死海　　　　（死海泊）
9/24 ベツレヘム・エルサレム観光（エルサレム泊）
9/25 エルサレム観光　（エルサレム泊）
9/26 18:00 AMM EK904 22:00 DXB
9/27 3:00 DXB EK316 17:15 KIX

エリア 死海周辺(ヨルダン側)(ヨルダン)

• 旅行の満足度: 4.0

• 交通手段: 観光バス
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）

＜旅行4日目＞
おはようございます。この景色も見納めです。結構気に入ってました。

建物をアップで。

ワディ・ムーサの町の人はほとんどが観光業に従事しているんでしょうねぇ？

ペトラ方面の岩山を眺めて。

ズームで。

古代の都とお別れ。さ、今日は死海に行くよ～♪

アイン・ムーサ（モーセの泉）

ワディ・ムーサの中心のはずれにある、この建物は・・・

モーセが岩を杖で叩くと水が湧き出たという話の舞台になったところ。

これがその岩。

地元の人が水を汲みにきています。

なんか似たような話を修善寺で聞いたような・・・あ、弘法大師の「独鈷の湯」だ！(*'ω'*)

関連旅行記：『伊豆半島に行ってきました』
https://4travel.jp/travelogue/11499997

現地ガイドさんがお子様から何かを買っている？

青いフィグ、甘くておいしいイチジクでした～♪

デザート・ハイウェイを北上して死海へ。バスの窓の汚れにピントが合っちゃいました(>_<)　死海に近づくにつれてどんどん下っているので耳がキーンってなりましたよ。

午後、ラマダ リゾート デッド シーに到着。
Ramada Resort by Wyndham Dead Sea

ホテルの入口にセキュリティの手荷物検査がありました。

まずはホテルのレストランでランチをいただきます。お料理はきれいに並んでいました。pacorinの盛り付けは美しくないけど。普通に美味しかったです。しかーし、ここはハエが多かった。

ランチをいただいたらお部屋に入って水着にお着がえ。飲みかけのペットボトルがへこんでました。死海は世界で最も海抜が低いところだからね。そして蒸し暑い・・・。

部屋からの眺めは死海のかけらビュー。ここは1階の奥だったのでイマイチなのかも。

テラスに出てこんな感じ。ちなみにこのホテルは死海の北の端にあり、イスラエルとの国境が目と鼻の先です。死海はヨルダンとイスラエルの国境線上にある塩湖です。

ホテルのプライベートビーチへ。このホテルの周りには何もないから必然的にプライベートビーチ状態になります。

マイクロバスのピストン輸送もありますが、歩いても数分なので歩いていきます。

途中の風景は工事現場状態。リゾート感ゼロ（笑）
死海は年々干上がっていて、リゾートではビーチが遠ざかっているそうです。

死海の塩分濃度は30％で、普通の海の10倍です。塩の結晶は主に死海の南部で見られるそうで、ここには見当たりませんでした。
この旗が遊泳ＯＫなのかな？気象条件によっては入れないこともあるようです。

死海の泥を集めてあるところ。これは見た目がヤバすぎるので、水際に近いきれいな方で泥パックします。

死海の海抜は大体マイナス４００ｍ以上と紹介されているけど、こちらの看板はマイナス３９８ｍ。いずれにせよ、地球上で最も海抜が低いところであることに違いはありません。

では早速、例のお約束のやつを・・・お借りしたアラビア語の新聞を読むの図☆彡
仰向けになると自然にぷか～っと浮けます。海水、というか湖水はヌルヌルした感じで、他では絶対入らないような濁った水ですが、この日の気温は30度越えで、水は冷たくなく、死海浮遊に最適な条件だと思いました。

しかーし、他の人の写真だとまったりした静かな水面に浮いている様子なのに、この時は風が強く、思いのほか波が立っていました。

なので油断していると、ザブーンと波がきて、危うく転覆しそうになり、新聞を水没させちゃいました(ﾉ)･ω･(ヾ) 目に入ってはいけないと、ジタバタしていて少しでも水が口に入ろうものなら、驚きのマズさです。
気をつけないといけないのは、海水が目に入ると良くないこと、口に入ると塩辛いを通り越して苦いというか、激マズなこと、水につかるのは15分ぐらいまでにしておくこと、傷口があったらしみること、です。

普通に泳ごうとしたら、浮きすぎてとても泳ぎにくかったけど、立ち泳ぎはとっても楽でした。水の中で遊んだら、ビーチにおいてある泥を体に塗りたくり、ふざけた写真を撮ったあと、死海に入って洗い流しました。

死海の泥はミネラルたっぷりなだけあって、水着を洗ったあとも海のニオイというか、海藻を煮詰めたようなイメージのニオイが残っていました。

死海で浮いて本を読むのは子供の頃からの夢だったので、なんかちょっと微妙なビーチではあったけど、実現できて満足しました。

あ、けどそういえば、昔、日本でなんちゃって死海浮遊体験をしたことがありました。東京に住んでいたころ、当時開業したばかりの豊島園「庭の湯」に、死海のプールがあったんです！イスラエルから取り寄せた死海の塩で、死海と同じ濃度にしていたと思います。（死海プールは2010年に終了したようです。）

標高が低いから紫外線が弱くなるとは言え、この時にけっこう日焼けしてしまった気がする・・・

死海で遊んだ後は、ホテルのスパでボディ＆フェイシャルマッサージを受けました。

昨日ペトラで歩き疲れた脚をほぐしてもらえたし、空きがあってよかったわ～

スパの後はシャワーを浴びて部屋でまったり、ディナーをいただいて、ツアーメイトとおしゃべりしたりして、おやすみなさい～

＜旅行5日目＞

朝6時、朝日はどっちかな～？と思ってテラスに出た瞬間、昨日夕日を見るのを忘れていたことに気づいたpacorin。死海に沈む夕日を見れたかもしれないのに～残念！

朝日はまだですね。

今日は国境を越えて、イスラエルに移動します。

ガッツリ朝食をいただき・・・

リゾートらしいショットを求めてプールサイドを散歩します。

プール広いし、スライダーもあってなかなか楽しめそうですね。

「サンセットテラス」からの眺め。昨日スパに行く前は、「ここでカクテルでも飲みながら夕日を見ればいいかも♪」なんて思っていたのに、マッサージを受けたらそんなことすっかり忘れてしまっていたんだよねぇ・・・(>_<)

死海の向こうはイスラエル、どんなところか楽しみです。

さ、出発の準備をしよっと。

ヨルダンとイスラエルの国境は3か所ありますが、今回はエルサレムに一番近いキング・フセイン橋（イスラエル名：アレンビー橋）を通ります。個人旅行だと気合を入れて色々調べないといけないところだけど、ツアーなので丸投げ状態。どんな感じなのかしら～ワクワク♪と、のんきに国境に向かいました。

ベツレヘム編に続く・・・