2019年8月　英国　その21　ウェールズ：ボーマリス城

2019/08/19 - 2019/08/19

「グウィネズのエドワード1世の城郭と市壁」として世界遺産に登録された4城巡り、その３はボーマリス城です。ビューマリス城ともいうらしい。
水に浮かぶような美しい城でした。
廃墟なのに美しい。
廃墟好きでなくても「美しい」と感じる城だと思います。

エリア イギリス

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 交通手段: レンタカー

カーナーフォン城から次のボーマリス城までは1時間足らずの近距離にあります。

アングルシー島へ渡ります。

橋っていいよね。

別の世界へ渡るような感じ。

アングルシー島へ入ります。

反時計回りに島をまわる感じ。

気のせいか、今まで見てきた途中の村より明るい感じがするなぁ。

木が道に迫っているので森の中かと思ったら、

実は海辺だった。

対岸に見えるのがウェールズのあるグレートブリテン島。
ぐっと左方向にはアイルランドがあるはず。

海辺のリゾートのような景色。
でも実は、ここは駐車場なんだな。

今日走り抜けたスノードニアの山々かしらん。

気分はリゾート。
はぁ～、清々しい。

で、振り返ると古城。
では、古城めぐり開始しますか。

日本のお城ではおなじみのお堀があるのがボーマリス城の特徴ですね。

お城の向かいの街並みはこんな感じで、これはこれでとっても可愛い。
今まで見た2つのお城の周りの街とは少々趣が違う感じ。

水があるって良いわ。

とっても良い。

受付でパスを見せて、￡ゼロのレシートもらって入場。

日本の城は石垣がアールになってるけど、このお城はまっすぐな壁なんだな。

お堀を渡って入城。

2重の城壁になっています。
外は六角形、内は四角形。
面白いね。

コケが生えてます。
この城は1295年に築城を開始し、1320年に資金不足で未完のまま終了したそうです。

25年という時間と、それまでに費やした莫大な費用。
で、未完。
いったい何を考えておるのかね、エドワード1世君！
途中で放り出した城が多すぎ。

出来てるところは凄く立派なのに。
もったいない。

カーナーフォン城のアーチよりも繊細な感じがする。

中は空洞というか、広く開けてるのは今までのお城と同じ。
何かあったんでしょうけど。

城壁の頑丈さに比べて、中の崩れようのギャップが大きい。
中は丈夫さを必要としていなかったのかしらん。

今までのお城にはなかったですね。

芝生の緑が目に優しい。

カーナーフォン城よりは小さい（半分くらい？）けど、ハーレック城よりはやや広いかな？

ここは外に向いていない窓？
ドアだったのかもな。

現在このお城にお住まいなのは、カモメの一家。
眺めは抜群だし、いいよね。

廃墟と海と山。
観光資源が全部揃ってますね。

巨大チェスのセットがありました。
駒が動いている。
誰かプレー中なのかしらん。

あぁ、この感じ良いなぁ。
こういう廃墟がストライクゾーン。

壁の上は回廊状態になっていて、ずっと歩いていけるようです。

廃墟と街並み

どこを取っても絵になる。

海と反対側は牧場みたいです。

外壁と内壁。

牧場には牛が休憩中。
「伏せ」よりも「横になる」っていうのが近い。
牛も横になるんだなぁ。

塔の中のチャペルにやってきました。

祭壇と四方にはステンドグラス

ハーレック城、カーナーフォン城にもチャペルタワーはありましたが、ボーマリス城のが一番保存状態が良いように思われます。

このいわくありげな箱（?）は何だ？
残念ながら解説を読む力がなかった。

立派な教会よ。

ここのステンドグラスはすべて新しいモノで、最近の作家さんが作ったものです。

上から見下ろす事が出来るので、ミサの時は多分、こういう場所に王族方が座ったのかな。

こっちは小部屋がありました。
王様がこっそり懺悔に来たのだろうかな？
お金使いすぎちゃって、みんなに重税お願いして申し訳ない、なんて絶対言わないよな。

最後に外壁の上に登ってみました。
こっちもずっと歩いていけるようになっているようです。

水があるのはやっぱりいいなぁ。

イングリッシュガーデンもいいけど、やっぱお堀もいいわ。
城にはお堀。

お城の海側は公園と駐車場。

駐車場のサインはパフィン。
因みに料金は￡4/1日。
アングルシー島の先端のその先にある島にはパフィンがいっぱい生息しているって聞いたので、行ってみたかったのだけれど、さすがに時間が足りない。
では、本日のお宿に向かいます。