2019年8月　英国　その４　イングランド：リバプール　

2019/08/12 - 2019/08/12

ホームステイ先に別れを告げて、リバプール近郊の義姉宅へ移動。
ここが本来の目的地。
用事の合間に観光もと、日本にいる間にVist Britainのサイトで「リバプールの隠れた宝石スポット」というコーナーを発見。
６件出ていたうちの６件目がここ、「Oh Me Oh My]というカフェでした。
義姉も「知らない」というので、一緒に出掛けてみました。

エリア リバプール(イギリス)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0

• 同行者: 家族旅行
• 交通手段: 鉄道 徒歩

リバプールまではマージー鉄道で移動します。
車は駐車場に困るからね。
往復切符ですが、１枚だけ。
帰りもこの切符を使います。

終点の1個手前で降ります。
こっちの方が近いらしい。

駅を降りたら素敵なビル群。

前回リバプールに来た時は天気が悪くてほとんど街を歩かなかったものね。

こういうトンネルの向こうは異次元に続いているような気がする。

リバプールって世界遺産に登録されてますが、ドッグなどの港湾施設と３つの美しいビルだけでしたっけ？
この辺りのビル群も大したもんですよ。

ライバーバードだ！
世界遺産のビルが見えてきました。
目的地はこのすぐ前のはず。

このビルです。
「銀行」と書いてありますがー、

その足元には「営業中」の看板。
「入ってハローって言ってね」って書いてあるのでその通りにします。

「ハロー、屋上カフェに行きたい」というと、奥のエレベータの右側を使って行けと教えてくれました。
左は屋上まで行かないのですよ。

８Fだったかな、で降りると壁にこんな絵が描かれてました。
確かに１Fのは味気ない、事務所のエレベーターホールだったものな。

屋上に出るとこの景色！

ライバーバードが間近に見られます！！

ガラスの箱を積み上げたようなモダンなビル群もすぐ近くにあります。
ロンドンと同じように新しいビルが食い込んできていますが、ロンドンに比べるとスピードが遅いような気がします。
景気が悪いのかなぁ。

カフェだと思ってたけど、売ってるのはアルコール飲料がメインでした。
夫はビール、私はサイダー。
いろんなフルーツを使っているようで、最初はオーソドックスにリンゴ。

ストローは紙製でした。
ヨーロッパは環境には敏感ですね。

お花がきれい。

さて、リバプールの「Three Graces」と言われる世界遺産のビルです。
先ずはライバーバードのいるこのビル。
Royal Liver Buildingは保険会社のビルです。

Cunard BuildingとPort of Liverpool Buildingの3つ。
キューナード・ビルディングはキューナード・ラインという船会社の本社として、ポート・オブ・リバプール・ビルディングはマージー・ドッグの本社として建てられました。
持ち主は変わったけどキューナードの名前は残ってるんですね。

飲み物はこの小さなカウンターで購入します。

カウンターの後ろ側にも素敵なビルがあります。

今日は本当に良いお天気でラッキー。

次はイチゴとライムのサイダーにしました。
ジュースみたいです
飲みやすいわー。

このグラス、かわいい～。

ここ、ものすごく居心地が良い。
静かで、長居しても文句言われない。

ライバービルの写真撮りまくり。

お、あんなところに人が！

バードが落ちないようにメンテナンスしてるんでしょうか？
「ライバーバードが消えるとリバプールは滅びる」という伝説があるそうで、この像が落ちたら大ごとです。

2体あるんですが、あっち側は未だ人がいない。
順番待ちかな。

人がいるとは遠目じゃわからんね。

ワイヤーもうまく見えなくなるもんですね。

売り場カウンターの後ろのビルでドラマの撮影が始まりました。

ここへ来るまでの間に撮影隊を見たので、息子が素早くインタビュー。
なんでもカナダの人気ドラマだそうです。
タイトルも聞いたけど忘れた。

何か抱えてると思ったら、赤ちゃんね。
”子供を抱えて追い詰められた母”って設定か、
”子供を人質に抵抗している悪者”か。
どっちだろう。

こっちがヒーローだろうか？
”ヒーローが説得して赤ん坊を救出”ってパターンに300点。

ずいぶん長居しました。
多分2-3時間は居たな。
ペチャクチャ、私たちが一番うるさい客だったと思う。
でも文句も言わずに居させてくれてありがとう。

この景色ですから、場所代として結構ボラれるかと思ったら、すごくリーズナブルだった。
日本の小洒落たカフェよりよっぽど安い。
天気の良い日には、ここは本当にお勧めです。

エレベーター降りてすぐの出口を出ると（裏口）、この看板。
元は西アフリカの領事館だか大使館だかだった建物のようです。
でも、表はBANKって彫ってあったけど。

キーナード・ビルディング

ロイヤル・リバー・ビルディング

ドーム屋根のがポート・オブ・リバプール・ビルデング
このビルは本当に美しいビルとして有名です。
この辺りはピア・ヘッドと言われる地区です。
港へ着いた時に目に入るThree Gracesの美しさは街の印象UPに効果絶大だったでしょうね。
こっち側は裏側に当たるので、本当はビルの向こう側へ渡るべきなんだけれど、面倒だからこっち側で満足。

屋上カフェの１Fもやっぱりカフェみたいだったので、雨の日は屋内でおしゃべりできますね。
ちょっと調べてみたら、１Fのカフェもとっても素敵みたい。
ウェディング・レセプションやら、アフタヌーンティやら、バブリーな香りがします。

この後は、せっかくここ（リバプール）まで来たので、マシューストリートへ寄って帰ります。

てくてく歩く。
上下で色が違うビル。なんで？

そういうデザインなのね。

ヨーロッパらしい街並み

歴史のある街には歴史を感じるビルがあって欲しい。

バス停の後ろの建物は夫が子供の頃からある施設だそうで、飲んだくれたりして暴れると収容される施設だとか。

「あの黒い扉の向こうへ入ると出てこられないぞ」とよく脅かされたそうです。
刑務所ではないそうなので、日本でいうトラ箱のようなものなんだろうか？
そういえば、夫の同僚だったオージーは泥酔して日本のトラ箱に入れられた事があるそうで、「皆すごく親切で、ものすごく良くしてもらった。良い経験だった。一度入ってみれば？お勧めするよ。」と言ってました。
うーん。トラ箱の扱いが良いってなぁ。
相対的に、この黒い扉の向こうの環境が想像されます。

hard day’s’ night hotelまで歩いてきました。

その横っちょにマシューストリート

ジョン・レノン少年
この前は暗くて、人が多くて写真が撮れなかったからリベンジ。

沢山のバンド名の中からー、

あった！、Queen!!

お約束のCavern Clubの入り口を撮って、これで満足。
リベンジ終了。

イエローサブマリンの頃のようなサイケな感じ。

ビートルズの博物館かな？
そういうの多いよね。

Cilla Blackという方、ご存知ですか？
私は知らなかった。
ビートルズが才能を見出した女性シンガーなんだそうですよ。

なんかねぇ、ちょっと通天閣を思い出したよ。
リバプールって大阪に似てるかもよ。

リバプールFCのショップ
ウチの夫はREDです。

リバプールにはエバートンとリバプールの2つのサッカーチームがあるんですが、チームカラーは青と赤。
リバプールでは”Are you Blue?"”I'm Red!"という会話が成り立つと聞いた時、なんじゃそれ？という私の横で頷く夫。
”I'm RED!"と申しておりました。

ココ前に来たなぁ。
よく覚えてないけど。

このビル面白い。
船が飛び出してるよ。

「リバプールの隠れた宝石スポット」記事の中に、昔の教会を改装し、今は劇場や小さなお店の集合体として活用している場所が載っていたので、ついでに見学して帰ろうと思い遠回りしてもらいました。

それがこちら。
教会っぽくはないかな。
中に入ってみたら、ナイトクラブでした。
劇場って、もしかしてストリップ劇場？？？

小さなお店もどうやらナイト系。
この派手な外装は、神様の家とは真逆じゃない。
神様、おろおろしてるかも。

飛んだ無駄足でしたわい。
全員疲れているのに、体の重さが倍増した気分。

駅まで戻るよ。

ピア・ヘッドではないけど、面白い個性的なビルが沢山あります。

駅に戻ってきました。
カフェではもっぱら飲んでばかりだったので、駅のコンビニで各自好みのサンドイッチ購入。

電車の中で駅弁。
全員「Oh me Oh my」は満点つけてました。
大きな穴場を見つけました。

自宅の最寄駅に到着。

（他の家のわんこですが）出迎えご苦労！