2019/08/14 - 2019/08/14
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mimicatさん
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イングランドの旅のメインはここ、ヨークシャーデイルズ国立公園。
ボルトンアビーかファウンテンズアビーにするか。
悩んだ末にファウンテンズアビーに行ってきました。
本日の予定
午前:ファウンテンズ・アビー
午後:ハワース
帰り道:リブルヘッド高架橋に立ち寄り
となっております。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- レンタカー
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
今日はファウンテンズ・アビーの後ハワースへ行って、できれば「嵐が丘」を感じられるようウォーキングをしたいと思ってましたが、生憎の雨。
しょうがないね。
ナビに従ってやってきたのは、どうも修道院に一番近い駐車場ではなかったみたい。
王立公園のビジターセンターらしいです。
キレイで、使いやすい。 -
でも、何せ広いんですよ。
午前中いっぱいかけても、この地図の右側の一部分だけしか見学できないと思うなぁ。
入場料(£16)に寄付金(£1)プラスして(エライな、夫)x2人分払って、地図をもらって入場します。
ナショナルトラストはイイ仕事してるんですが、入場料が高い....。 -
売店とチケットカウンターの入ったビルから「こっち」と言われたドアを抜けて出ると、向こうに廃墟の塔が見えました。
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こっち方面からアプローチする人は少ないのか、誰にも会いませんでした。
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どんどん下に降りていくと、修道院の前に出ました。
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小雨ですが、ちょうどやんだところで、ラッキー。
この風景にマッチした天候。 -
朝イチを狙って来たのだけれど、正解です。
誰もいません。
この壁の向こうはセラリウム。
私はセラリウムの素敵さに感動しました。 -
雨で朝早いとサイコーやね。
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これを見たかった。
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ファウンテンズ・アビーはシトー派の修道院で、1132年に建てられ、ヘンリー8世によって閉鎖されるまでの約400年間、1000名程の修道士が「清貧」な生活を送っていました。
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シトー派はカトリックの中でも質素で厳格な宗派です。
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ファウンテンズ・アビーはイギリスでは最大の修道院跡だとか。
この側廊下も素敵すぎる。 -
アーチ型の柱と天井が続くところに来ました。
ここは崩れてないのだな。
美しいですねぇ。 -
天井は低め。
柱の1本1本、天井の梁、全部がすごい。
ここがこんなにすごいなら、他もすごかったんだろうなぁ。 -
ここはセラリアムと呼ばれるところで、食料貯蔵室と平修道士のダイニングだったそうです。
奥に何か見えます。 -
十字架でした。
この前にテーブル並べてお食事だったのだろうな。
今でも立派に教会として使えると思う。
ウェディング・プランとか商売になるぞ。 -
ところどころに庭への出口があるので、昔は仕切って使っていたのかもな。
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美しいですね。
崩れて廃墟になってもなお美しい。 -
回廊跡。
中庭みたい。
ここからアビー内の各地へアクセスしてます。 -
引き続き回廊跡
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こういうところを見ると、くぐりたくなる。
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ダイニングと書かれていました。
平の修道士はさっきのセラリウムで食事して、ちょっと偉い、先輩の修道士やお客様はこっちで食事したんですね。
ここは天井が高そうだ。 -
ゲート。
重々しい。
扉は木だったのかな、残ってません。 -
窓にはステンドグラスとか入ってたのかなぁ。
シトー派だから、飾っ気のないただの窓ガラスだったのかもな。 -
アビーの後ろの方にもっと崩れ果てた建物跡がありました。
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小さな川が流れていて、小花が咲いていたりして、ちょっと和む風景です。
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このアーチも結構な技術じゃないかい。
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ここから見るアビーも美しいです。
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あの塔は鐘楼だと思う。
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廃墟には、他とは違う美しさってのが確かにあるね。
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こっちの崩れっぷりもこれはこれで美しいです。
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野生の花が。
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亡くなった建物と生きていく花。
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裏正面って感じ。
あの大きな空洞にはバラ窓があったのかもなぁ。 -
建物の裏側というか東側。
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「The 遺跡」って感じがする。
これよりも、もうちょっと建物が残っていて欲しい。 -
床のタイルが残っている部分がありました。
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ずっと石タイルの床が続いていたんだなぁ。
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この崩れた部分の建物を足すと、ずっと大きな修道院の姿が浮かび上がりますね。
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こっち側はチャペルがあったそうです。
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この先のずっと奥にはウォーターガーデンがあるらしい。
行ってみたいが、今日は無理。
時間がないし、天気も悪い。
ここはじっくり1日かけるくらいの日程でないと勿体ないね。 -
だいぶ崩れてますが、ここにも立派な建物があったんですね。
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INFIRMARYとは医務室、診療所の意味です。
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多くの人がいたのだから、診療所があるのは当然ですね。
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地下へ降りるスロープがありました。
ここ、病院跡なんですよねぇ。
地下っていうと、安置所だったのかもなぁ。 -
残っている部分はしっかりしているんだけど、損傷が激しい。
何か理由があるんだろうか。
柱が少ないから、屋根がばくなるとあっという間に荒廃したのかなぁ。 -
崩れそうなアーチ構造がまた良い。
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柱の間隔が狭いので、外壁がカーテンのように見えます。
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ゲートくぐってチャペルへ向かいます。
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他より装飾的な壁
The chapel of nine alters -
壊れる前の想像図が掲示されていました。
私はこの絵が好きだなぁ。
やっぱり窓はタダのガラス窓ですね。 -
高い天井が荘厳な感じです。
細い柱が装飾性を感じさせます。
屋根はどんな感じだったんだろうか。 -
ここに窓ガラスが入ると、統一感が出ますね。
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緑のコケがイイ感じです。
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チャペルの終点まで来ました。
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広い(長い)ですね。
やっぱり、修道院だからチャペルが生活のメイン場なんでしょうねぇ。 -
絵や装飾がなくても、天井さえなくても、荘厳な感じがします。
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野生の小花が飾ですか。
風流ですね。 -
雨交じりの天気もいい味わいです。
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鐘楼
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鐘楼の向かい側。
雨が強くなってきました。
鐘楼の中なら雨宿りできるかな? -
鐘楼の中。
アカンかった。 -
あの上の方に床があって、鐘をつく人が立ってたんだな。
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廊下と言っていいのかな。
列柱が美しい廊下です。
最初に来たのとは反対側の廊下。
ここは天井が抜けてて魅力アップしてるかもな。 -
最初に見た、ここの側廊です。
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柱の石の1個1個の色が違う。
ペイントじゃないよな。
多分装飾的効果を狙って、わざと違う色の石を積み上げたのだと思う。 -
効果ばっちり。
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そろそろ人が増えてきたので退散します。
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谷に降りてきた時に正面に見えた小さな建物群。
これもAbbeyの一部かな。
お仕置き部屋?
学校かな?
何だったんだろう。 -
小さな小川と小さな橋がありました。
-
16世紀、ヘンリー8世がカトリックと決別した時、国内の修道院の土地と財産を没収と決めました。
ファウンテンズ・アビーも例外ではなく、解散、没収。
当時のイギリス財政はかなりひっ迫してましたからね。
解散後まもなく、ファウンテンズ・アビーは、屋根だけ破壊されました。
そのせいで人が住めなくなり、急速に荒れて果て、廃墟となりました。
屋根さえ壊せば、全体を取り壊さずとも人が寄り付かず、やがて朽ち果てるだろうと思ったのだと思いますが(節約ね)、この「廃墟の美」は18-19世紀の芸術家を魅了します。
そしてまた400年経った20世紀、1986年に世界遺産に登録されました。
屋根が無くなると廃墟になる、って最近の台風被害のニュースで納得します。
本当に屋根がなると荒廃が進むんですね。
早く手当して欲しいです。 -
さて、ビジターセンターまで丘を登っていきます。
行きはよいよい帰りはコワイやな。
途中に"Bird hide"という小屋がありました。 -
小屋の中から向こう側の鳥を観察できるようになってました。
これはキジですね。 -
餌を仕込んだ籠がいっぱい吊るされてあって、そこに来る小鳥を観察できます。
可愛いよ。
エサは油で固めたピーナツやタネですね。
ガーデンセンターでよく売られています。 -
只今食堂は大忙しです。
遅れてきたあなた、ちょっと待ってなさい。 -
私たちが見たのは胸から腹が黄色い小鳥だったから、Great Titだろうかな。
お手軽バードウォッチングは楽しかった。 -
バードハイドから先の道沿いにはこんなパネルが設置してありました。
Touch hereに触ると、キレイな鳥の鳴き声が30秒ほど流れます。
ロビンは胸が赤い可愛い小鳥ですが、鳴き声はまぁまぁかな。 -
ビジターセンターに併設されているガーデンセンターには、こんな小鳥のガーデン用デコレーションが売られていました。
かなり欲しかったが、持ち帰りに難儀するのが明白なので、なんとか諦められた。
さ、次はハワース!
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