2019/08/13 - 2019/08/14
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mimicatさん
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ヨークシャーデイルズの端っこ、middlehamに2泊します。
ミドルアムともミドラムとも聞こえる、難しい発音の地名ですが、ここではミドルハムで統一しておきます。
競争馬の調教が盛んなところで、いたるところに馬が居ました。
今回はなんか競争馬と縁があるなぁ。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 5.0
- 同行者
- 家族旅行
- 交通手段
- レンタカー
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
ミドルハムでは小さなホテルに泊まります。
The Priory
チェックインは16時頃で予約。
予定より少し遅れたけどホテルに無事到着。 -
ホテル前は小さな広場になっていて、その向こうはミドルハム城でした。
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広場の中心はビクトリア女王のモニュメント。
この広場、もっぱら駐車場として機能していました。 -
こちらがホテルの入り口
サラとクリスのオーナーご夫婦が切り盛りしています。 -
入ってすぐ左の部屋はダイニングで、朝食はこちらでいただきます。
-
明るくて気持ちの良い部屋です。
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すぐに階段になります。
客室は階段を上がったところからスタート。 -
1号室、2号室はこの中2階に。
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全部で6部屋か7部屋程度のこじんまりしたホテルです。
階段の踊り場には木片を寄せて作った馬のオブジェ。 -
私たちの部屋は2階の3号室でした。
使いやすい水回り。 -
バスタブは銅製ですよ。
初めて見た。
すごく深いので、ゆったりとお風呂を楽しめて、英国旅行で入った中でも最高のバスでした。 -
その手前にクローゼットと化粧台
ちょっと暗いのが難点だけど、化粧台は重宝しました。 -
お茶のセット。
初日は色々忙しくて気が付かなかったけど、銀の缶箱の中身は各種ティーバッグとお菓子でした。 -
ものすごく充実してて、ちょっとびっくり。
ハーブティから各種フレーバーティ、ココアもコーヒーもあった。
折角なんで、お菓子は車の中で食べるのにもらっていきました。
いやそれがまた旨いの。
選ぶセンスあるなぁ。 -
お部屋はゆったりと広め。
スーツケース広げ放題よ。
でも、クローゼットも広いので、そっちにちゃんと収納できます。 -
ヘッドの裏側が水回りと化粧台。
£800とか払わなくたって、気持ちのいい部屋は手に入るよ。 -
息子は3階の5号室。1人使用なので、私たちの部屋に比べるとぐっと狭い。
サラが「お茶をどうぞ」と用意してくださいました。
3号室のとなりがラウンジになっていて、そこでいただきます。 -
3号室と同じくらい広いラウンジ。
贅沢よねぇ。
部屋にすれば儲かるだろうに。 -
フェルトの赤い羊
これは手作りですね。 -
各部屋のインテリアにはテーマやこだわりがあって、ホテルの仕事を楽しんでるそうです。
-
このケーキが激ウマだった。
どこで売ってるか聞いてくればよかったぁ。 -
食べ終わったら、綺麗なお皿が出現。
この皿かわいいー。
欲しい....。
どこで買えるんだろう。
サラのセンスが光る、お茶タイムでした。 -
もうすぐ「ツール・ド・ヨークシャー」という自転車レースが始まるそうで、街中はヨークシャーの旗と自転車の飾りがしてありました。
「ばら戦争」で有名なヨークの白薔薇です。 -
もう5時半過ぎですが、外はまだまだ明るいし、夫がお風呂に入っている間に、お向かいのミドルハム城へ行ってみました。
リチャード3世の看板が立っておりました。 -
ミドルハム城は12世紀にたてられたお城で、ここを所有した人で最も有名なのは「キングメーカー」ウォリック伯リチャード・ネヴィル。
-
これより先に入るには入場料が必要だそうで、この先って言ってもすぐ終わりそうなので、外から眺めるだけにしました。
節約、節約。 -
さて、簡単な「ばら戦争」のおさらいです。
「ばら戦争」は1455年~1485年までの30年間続いたイングランドの内戦で、ヨーク公リチャードがヘンリー6世に対して反乱を起こしたことからスタート。
ヨーク家(白薔薇)VSランカスター家(赤薔薇)で「ばら戦争」と呼ばれています。 -
最初はヨークが優勢で、その頃活躍したのがこの城の持ち主のウォリック伯。
1461年ヨーク公の嫡男エドワードと彼をサポートするウォリック伯はロンドンに入り、新国王エドワード4世が即位、ヨーク朝がスタート。
リチャード3世は王になる前はグロスター公でエドワード4世の一番下の弟です。 -
ところが、エドワード4世とウォリック伯の仲が険悪になり、1469年ウォリック伯はエドワード4世の弟クラレンス公ジョージと共に反乱を起こし、バトルの末国外退去になります。
エドワード4世&グロスター公 VS ウォリック伯&クラレンス公の内紛。
兄弟が分かれてしまいました。
そして、なんとウォリック伯はランカスター側に寝返ってしまうんですねぇ。
昨日の敵は今日の友、昨日の友は今日の敵。
でぇ、ランカスターとして戦って、ヨークに負けて戦死します。
クラレンス公もここでおしまい。 -
これで終了かと思ったら、今度は1483年にエドワード4世が急死。
兄の息子の幼いエドワード5世とその弟をロンドン塔に監禁し、義姉と親戚を排除して、護国公になっていたリチャードが即位してリチャード3世登場。 -
そして一発大逆転、ボロボロに負けてフランスに逃げていたランカスター傍系のリッチモンド伯ヘンリー・チューダーがリチャード3世を倒し、これにてばら戦争が終結、ヨーク朝が終了、リッチモンド伯はヘンリー7世となり、チューダー朝スタート。
チューダー朝の有名人はヘンリー8世とエリザベス1世ですかね。
リチャード3世は約2年で退場。短い栄華でした。
因みに、リチャード3世は戦死した最後のイングランド王だそうです(戦死した王は全部で3人)。 -
リチャード3世と兄のクラレンス公は幼い頃、母方の親戚のウォリック伯に引き取られ、このミドルハム城に住んでいました。
エドワード4世もウォリック伯に捕まって、この城に短期間拘束されていました。
リチャード3世はウォリック伯が戦死した後、ウォリック伯の娘と結婚して、この城に住んでいました。
この城で息子が生まれ、そして亡くなったそうです。
昔の城の様子を想像する時に、幼い兄弟の姿を置くと具体性が増しますね。 -
リチャード3世が有名なのはシェークスピアの戯曲のおかげ。
「リチャード3世の悲劇」中のリチャード3世は醜い姿で狡猾で冷酷な人物として書かれていますが、チューダー朝の敵役として極悪人が必要だったかららしい。
甥っ子殺しの真相も実のところは不明。
昔はみんな骨肉の争いの末に王様になっているし、お兄さんのエドワード4世を裏切らずついて行った健気なところもあるので、醜い極悪人イメージが広く浸透してしまったのはちょっとかわいそうですね。 -
DNAが語るところによると、実際は側弯症ではあったけれども、金髪碧眼のイケメンだったらしいです(確率70%以上)。
2012年にレスターの駐車場の下から遺体が見つかって、リチャード3世の姉の子孫とDNA鑑定したところ、確かにリチャード3世と認められ、ニュースになりました。
俳優のベネディクト・カンバーバッチが血縁だって事も判明したそう。
カンバーバッチのご先祖様。そりゃ~イケメンでしょうよ。
DNA鑑定では、ちょっと問題なところも見つかっていて、リチャード3世とその祖先には正当な家系図に載っていない父親から生まれた方がいたようで、ヘンリー4,5,6世とヘンリー7世以降のチューダー朝、スチュワート朝、ウィンザー朝(今の王室)の正当性に??が付いたらしい。 -
DNAって厳しいわねぇ。
さて、ミドルハム城受付は18時にしまってしまうので、追い出されました。
後は外側をくるっと観察。 -
私たちのホテルの隣は元教会だったかな。
由緒ある建物だって、広場の案内版に書いてあった。 -
夫が風呂から上がって散歩する気分になったそうなので、お城の周りを歩くことにしました。
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横道を入っていくと、競馬のゲートがありました。
競走馬のトレーニングセンターがいっぱいあるって言ってたもんな。 -
お城の横道から中が良く見えました。
お城っていうより、大邸宅って感じかな。 -
この中庭を子供のリチャード3世が走ったり、リチャード3世のお子様が走ったりしたんでしょうねぇ。
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リチャード3世の死後もしばらくは王室所有の城でしたが、17世紀には使われなくなり、破損がひどくなったそうです。
-
廃墟って色々想像できるのが良いところですよね。
歴史がはっきりしているこの城はとっても良い。 -
廃墟になった城の横にはレースにかける馬たち
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筋肉がすごいねぇ。
きっとものすごく高いんだろうなぁ。 -
「ダウントンアビー」のお屋敷みたい。
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「知らない人と目を合わせちゃダメ」って言われているのかしらん。
完璧無視されてる。 -
馬がいるのとは反対側の横道。
壁が崩れておりまする。 -
外壁は比較的きれいにのこっている。
屋根のなくなった建物上部には鳥が巣を作っているようですね。 -
緑が侵食した壁は、放置された時間の長さを語りますねぇ。
-
窓が小さい。
外壁は砦のように堅牢に作ってあるんだろうか。
右側に映っている塔にはプリンスタワーという名前が付いていて、ここでリチャード3世の王太子が生まれたそうです。 -
12世紀に建ったので、700年前。
この窓、すごいテクニックだと思うなぁ。 -
左は700年前の城。
右は何年に建ったか知らないけど、今はパブ。
700年前の方が味があると思う。 -
さて、今日の夕食は、息子が調べてきたパブへ車で行きます。
イギリスでは自己責任の考えが徹底しているので、飲酒運転が可能です。
ちゃんと判断して運転できる程度になら飲んでもOK。
その分、飲酒運転で事故を起こすと痛い目に合うけどね。 -
ブルーライオン。
ブラックライオンとかレッドブルとか、色付きのライオンや牛はパブの名前によく出てきますよね。
縁起がいいのかな? -
先ずは飲み物を注文。
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私はサイダー。
ここのは可もなく不可もなく。 -
落ち着いた感じのパブです。
場所が良くて、大きな道沿いなのでわかりやすい。 -
食事には赤ワイン
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これが息子がココに来たかった理由のスフレ。
周りはクリームソース。
私には重すぎた。 -
夫は羊のロースト
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息子はカルボナーラ
クリームソースの前菜に、クリームソースのパスタ? -
私は牛ホホ肉のシチュー。
おっ、パイ包み? -
パイというよりパンのケースの中に、肉がゴロゴロと入っておりました。
全体に美味しいのだけれど重かった。
で、価格が驚くほど高かった。
ロンドンのホテルの昼食の方がずっとリーズナブル。
胃の負担と財布の負担が重いので、
良いんだけど、次はないな。 -
トイレにかかってた。
とっても素敵。 -
翌朝。
パカパカという軽快な足音に目が覚めました。 -
サラが毎朝楽しんでいると言っていた、お馬の散歩の様子をしばらく窓から眺めます。
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馬の朝ごはんが、後を付いていきます。
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後から後から、いつまでも続く。
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一っ走りし終わって帰ってくるグループもあります。
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皆早起きですねぇ。
因みに、現在の時刻は6時過ぎです。 -
絵になる風景です。
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これから朝ごはんよ。
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窓から見てるとあいさつしてくれます。
パジャマで失礼。 -
若い子が騎乗していることもあれば、壮年の方が乗っていることもある。
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私たちも朝ごはんに下に降りましょう。
おはようございます。 -
朝ごはんはこちらで。
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カウンターにはシリアルやフルーツが盛ってあります。
-
私は大好きなフルーツいっぱい。
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窓際の席が良いのだけれど先客が居ました。
フランス語圏の方々でした。 -
ジャムやハニーと一緒にマーマイトもあるでよ。
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私はスモークサーモンとスクランブルエッグにしました。
あら、素敵な盛り付け。
なんだかフェミニンじゃん。
玉子はクリーミーで完璧。 -
夫たちはフル・イングリッシュ・ブレックファストです。
ベーコンが美味しかったそうです。 -
お先に朝ごはんいただいてま~す。
今日から、息子はスコットランドの友人を訪ねて別行動です。
我々はもう1泊してこの辺りを楽しんでから、明日から2泊3日でスコットランド旅行に出かけます。
では、また4日後に会おう!
解散!
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