2019/06/18 - 2019/06/27
87位(同エリア209件中)
実結樹さん
2019/6/21(金)ドイツ周遊の旅4日目です。
午後「ツェツィーリエンホーフ宮殿」を観光した後、近くの「サンスーシ宮殿」に廻り込み、駆け足で見学しました。
この日の宿泊はドレスデンです。
- 旅行の満足度
- 3.5
- 観光
- 3.5
- 同行者
- 社員・団体旅行
- 一人あたり費用
- 30万円 - 50万円
- 交通手段
- 観光バス
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
- 利用旅行会社
- 阪急交通社
PR
-
ポツダム会談が行われた「ツェツィーリエンホーフ宮殿」を後にして、
-
サンスーシ宮殿までは歩いても行けそうな近さですが、これは車窓からのポツダムの街並みです。
この辺りはベルリンにも通勤圏で高級住宅地になっています。 -
「サンスーシ宮殿」の北側駐車場に降り立つと先ず風車が目に入ります。
庭園整備の際に取り壊される運命でしたが、農民の意向を王が受け入れ残されたそうです。
一度火災に遭って再建されました。
風車ってオランダだけではないんですね。 -
駐車場からはゆるい坂道を少し歩きます。
馬車にも乗れます。 -
宮殿の入口に建っている門?は、太陽と楽器の装飾がピカピカ輝くガーデン・パビリオン
-
ポツダムでの一番の見所「サンスーシ宮殿」は、プロイセン王国のフリードリヒ2世の ”夏の離宮” として1745年から足掛け3年かけて建てられました。
「サンスーシ」というのはフランス語で ”憂いのない” という意味。
戦乱や内政に疲れた王の癒しの館であったのでしょう。
王は35歳から亡くなるまでの約40年間を殆どここで過ごしたそうです。 -
この宮殿は王自らの設計で建てられ、ドイツのロココ建築の傑作と言われています。
残念ながら、1時間も無い見学時間では中に入ることはできませんでした。
内部有料ガイドツアーはネットで予約もできますが、大行列覚悟必至だそうです。 -
なお、「ツェツィーリエンホーフ宮殿」で内部写真撮影料として支払った証のタグはここでも共通して有効です。
-
庭園に下りる階段の脇にはブドウの段々畑が配されています。
王はワイン好きだったんでしょうね。 -
宮殿の前には冬は温室栽培されるイチジクの鉢植えなんかもありました
-
また、王は寒冷で痩せた土地でも生育するじゃがいもの栽培も奨励し民を潤しました。
今やドイツ料理に必須のじゃがいもも、王の民を思う心から広まったものなのですね。 -
サンスーシ公園は290haもある広大な敷地面積です。
取り敢えず噴水の周りを反時計回りに急いで一周。 -
噴水から西に延びる道のはるか先には、
-
「新宮殿」が見えます。
200以上の部屋を擁するバロック様式の重厚な宮殿。
コンデジで最高倍率の望遠でやっと撮影しました。
時間的に近くまで行くこともできません。
ポツダムだけでも丸1日では時間が足りないようなのに1時間ではやはりかなり厳しい。
個人旅行で来て「ツェツィーリエンホーフ宮殿」の古城ホテルにでも泊まってゆっくりと巡れれば理想的です。
ただ ”来ただけ” の立ち寄りで終わってしまうのはツアーの悲しさですね。 -
1990年に宮殿と庭園は「ツェツィーリエンホーフ宮殿」と並び「ポツダムとベルリンの宮殿群と公園群」の一部として世界遺産に登録されました
-
フランスのヴェルサイユ宮殿を模して造られたそうです。
私そこに行ったことはないので、この感じ、行ったことのあるロシアの夏の宮殿「エカテリーナ宮殿」にちょっと似てなくもないような・・ -
階段下からの眺めが一番美しいとか・・
-
宮殿の東隣のフリードリヒ2世のお墓。
死後200年、埋葬場所が転々としましたが、東西ドイツ統一後の1991年になってやっと生前の希望どおり亡骸がこの地に戻って来たそうです。
晩年は人間不信に陥り、唯一の心の癒しであった11匹の愛犬たちと今は静かに眠っています。
・・王妃はどうなってるんだ?
墓前には今でもじゃがいものお供が絶えないとのことですが見るのを忘れました。 -
入口付近に居たこのオジサンはフルート演奏が好きだったフリードリヒ2世の真似をしているんでしょう。
炎天下でも真冬でもこの服装で演奏しているんだそうです。
日本人の団体が来たと見ると、すかさず日本の曲を演奏します。
見知った現地日本人ガイドさんが一緒なのでニーハオ様達とは区別がつくんでしょうね。
帰りに1ユーロ寄付しました。 -
兎に角、集合時間に遅れないように走って駐車場に戻ります。
出口左にあったこの建物はゲストハウスでしょうか。 -
駐車場目の前の風車です。
本当はここを見るより宮殿に少しでも長く居たかったけれど、未だ数分時間があるので覗いてみました -
風車の内部は土産店になっています。
上にも上れますが有料です。 -
車窓から見たコロネード。
正門前の坂は馬車で上がるのが大変だったそうです。 -
写っていませんが場内には雑草除去のために羊が放し飼いにされています。
草刈り機を何十台も購入してみたものの、それを操作する人件費の方がバカにならず、結局売り払って、代わりに羊さん採用となったと説明がありました。 -
車窓から辛うじて撮った凱旋門。
オーストリアとの戦いの戦勝記念として1770年に建てられました。
ベルリンのブランデンブルク門よりも20年早くできています。 -
19:00 ポツダムから211km、3時間でドレスデンのレストランに着きました。
-
珍しくパンも添えられたスープ
-
メインはチキン。
もちろんフリードリヒ大王の偉大な遺産:じゃがいもと共に。 -
デザート
-
20:30 ドレスデンの「ラディソンサス ケヴァントハウス」に到着です。
今夜と明日、連泊したホテルになります。
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
旅行記グループ
ドイツ周遊10日間の旅
-
前の旅行記
ドイツ周遊の旅⑤ 4日目:ポツダム宣言の舞台「ツェツィーリエンホーフ宮殿」
2019/06/18~
ポツダム
-
次の旅行記
ドイツ周遊の旅⑦ 4~5日目:ドレスデン「ラディソンサス ケヴァントハウス」に2連泊
2019/06/18~
ドレスデン
-
ドイツ周遊の旅⑯ 533段の階段でケルン大聖堂の展望台へ
2019/06/18~
ケルン
-
ドイツ周遊の旅⑮ 古城風ホテル?に泊まってライン川ランチクルーズ
2019/06/18~
ライン川流域周辺
-
ドイツ周遊の旅 ⑬ おとぎの国「ローテンブルク」の街歩き
2019/06/18~
ローテンブルク
-
ドイツ周遊の旅① 初日&2日目:ハノーバー ・ハーメルン・ブレーメン
2019/06/18~
デュッセルドルフ
-
ドイツ周遊の旅② 3日目:ハンザの女王「リューベック」
2019/06/18~
リューベック
-
ドイツ周遊の旅③ 3日目:湖上の宝石「シュヴェリーン城」
2019/06/18~
シュヴェリーン
-
ドイツ周遊の旅④ 4日目:ベルリンの今
2019/06/18~
ベルリン
-
ドイツ周遊の旅⑤ 4日目:ポツダム宣言の舞台「ツェツィーリエンホーフ宮殿」
2019/06/18~
ポツダム
-
ドイツ周遊の旅⑥ 4日目:夏の離宮「サンスーシ宮殿」
2019/06/18~
ポツダム
-
ドイツ周遊の旅⑦ 4~5日目:ドレスデン「ラディソンサス ケヴァントハウス」に2連泊
2019/06/18~
ドレスデン
-
ドイツ周遊の旅⑧ 5日目:マイセンの陶磁器
2019/06/18~
マイセン
-
ドイツ周遊の旅⑨ 5日目:宮廷都市「ドレスデン」
2019/06/18~
ドレスデン
-
ドイツ周遊の旅⑩ 5日目:奇岩の絶景「ザクセンスイス」
2019/06/18~
ザクセン州
-
ドイツ周遊の旅⑪ 6日目:高速列車 ICEで「ミュンヘン」へ
2019/06/18~
ミュンヘン
-
ドイツ周遊の旅⑫ 7日目:フュッセン・ノイシュヴァンシュタイン城・ヴィース巡礼教会
2019/06/18~
ロマンチック街道周辺
-
ドイツ周遊の旅⑭ お城と城下街のハイデルベルク
2019/06/18~
ハイデルベルク
旅行記グループをもっと見る
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
旅行記グループ ドイツ周遊10日間の旅
0
30