ドイツ周遊の旅⑧ 5日目：マイセンの陶磁器

2019/06/18 - 2019/06/27

2019/6/22（土）ドイツ周遊の旅５日目です。
2連泊のドレスデンのホテルを起点に、翌日午前中はマイセンとドレスデン市内観光。
午後は自由行動ですが、オプショナルツアーで「ザクセンスイス」に行きました。
先ずは近郊のマイセン観光です。

エリア マイセン(ドイツ)

• 旅行の満足度: 3.5
• 観光: 3.5

• 同行者: 社員・団体旅行
• 一人あたり費用: 30万円 - 50万円
• 交通手段: 観光バス
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）
• 利用旅行会社: 阪急交通社

8：45　ホテルを発ち、

バスで約45分、エルベ川沿いの道を下流に向かって30ｋｍ、

陶磁器の街「マイセン」に向かいます

マイセン工房と磁器博物館です。
1710年から現在までの歴史的なコレクションや製造過程を見学することができます。
入館料は9ユーロ。

まず、ビデオを少し見て、

作業工程順に見学します。
成型とろくろ⇒フィギュア製作⇒絵付けなどの工程を、それぞれ熟練の職人さんが実演してくれます。

やはり大変な手間が掛かっており、高価なのも理解できます。
日本語ガイダンスも流れるので分かりやすい。

工房見学の後、2階のミュージアムに向かいます

マイセンってお皿だけではないんですね

東洋っぽい壺です。
マイセンは元々は中国の磁器や伊万里焼がルーツだからさもありなん・・
マイセンは、ザクセン選帝侯アウグスト強王の蒐集欲と、錬金術師ヨハン・フリードリッヒ・ベトガーの血のにじむような努力の末に、1710年ヨーロッパ初の硬質磁器窯として誕生しました。

2階の大きなガラス窓からの景色

エントランスにある陶磁器製のヴィーナスを見下ろします

廊下の置物。
このあたり、地震の心配はないんでしょうか？

多分、一枚一枚とても価値のあるお皿

こんな大きな壺を焼く窯があったんですね

パイプがマイセンの磁器でできているパイプオルガン。

磁器製のマリーアントワネットは70ｃｍほどの身長

最終の一番奥のお部屋に有った置物です。
人の背より高い繊細な作りで、皆さんこの前で写真を撮っていました。

こんな手の込んだ作品もありますが、

私はこういう方が好きです

階段の踊り場にあった「錬金術師 ヨハン・フリードリッヒ・ベトガー」のレリーフ。
直径50ｃｍくらいの大きなものです。
強王にこき使われたからでしょうか？ 37歳でこの世を去っってしまったんですね。

順路に沿って1階に降りて来るとショップになります。
ガラスケースに入っているのは流石に高価な品々。

”手に取って見る” こともできる陶器にも ”手は届きません”

やはり、何人かは購入もされたのですが、帰りの空港での税金の返金手続きが必要な方はここでの買い物をされた方ばかりでしたね。
私は今家にある頂き物の鍋釜茶碗をどう処分するか悩みの種になっているくらいだからもちろん、買う気は毛頭ありません。

アウトレットのコーナーもありますが、ウ～ン・・

出口付近にはカフェもあります。
店内は覗けませんでしたが、インテリアや使われている食器も全てマイセンで統一されているそうです。
マイセンブランドのコーヒーもあるとか。

私、陶磁器ってそんなに興味はないのです。
だから、個人旅行でドイツに来たら多分マイセンには来なかったと思う・・
ツアーでの周遊だと ”もう少しゆっくり見たいな” と後ろ髪を引かれる見学地もある反面、そうでない所にも効率良く連れて来て貰えるのはいいかも。
どんな所でも一度は行っておいて損はありません。

「エルベ川」沿いの道からはブドウ畑が見渡せます。
マイセンはワインでも有名だそうです。
上流に向かって1時間弱、

ドレスデン市内観光に戻ります

この旅行記へのコメント （1）

• yanosonoさん 2019/11/01 11:42:56

  ありがとうございます

  ２０１３年にフランクフルト⇒プラハ⇒マイセンの個人旅行をしました。
  マイセンの小さなホテルに泊まったのですが、朝は牛の鳴き声で目覚める所でした。
  磁器博物館には日本語ガイドがあるのに驚きましたね。
  マイセン滞在中日本人には誰も会いませんでした。