行きはビジネス、帰りはファースト　王道　ロンドン～パリ ポンピドゥーセンター　レ・アール　オペラ界隈ショッピング⑫

2019/07/19 - 2019/07/19

2019年夏はロンドン、パリ王道の旅。
2019年７月12日?～21日?まで、ロンドン、パリに行ってきました。
今日はやっとパリ市内の街歩き、バスティーユ広場からマレ地区を通り、レ・アールまで歩きます。

７月１２日　２：２０羽田発JAL０４１便～６：２５ロンドンヒースロー着
７月２０日　２０：３０CDG発JAL０４６便～翌日１５：２５羽田着

７月１２日　ロンドン着　キングスクロス再開発地区　大英図書館　
　　　　　　セントパンクラス国際駅　

７月１３日　ウィリアムモリスギャラリー　大英博物館　PRIMARK
　　　　　　テートブリテン　テートモダン

７月１４日　長距離バスにて　ウィンザー城～バース～ストーンヘンジ

７月１５日　レドンホールマーケット　ロンドン大火記念塔　
　　　　　　セントポール大聖堂　トワイニング本店　
　　　　　　フリーメイソンズホール　ハロッズ　

7月１６日　ユーロスターにてパリ北駅に移動
　　　　　　ホテル着後　オペラ座　マドレーヌ寺院　コンコルド広場
　　　　　　モノプリ

７月１７日　ディズニーランドパリ

７月１８日　ヴェルサイユ宮殿　グラントリアノン　プチトリアノン
　　　　　　王妃の村里　　オルセー美術館

7月１９日　ル・トラン・ブルー　バスチーユ広場・ヴォージュ広場
　　　　　　ダマンフレール　マレ地区　ピカソ美術館　メール　
　　　　　　コニャック・ジェ美術館　ポンピドゥー・センター　
　　　　　　イノサンの泉　レ・アール　サントゥスタッシュ教会
　　　　　　↑本日はここ

エリア パリ(フランス)

• 旅行の満足度: 4.5

• 同行者: 家族旅行
• 交通手段: 鉄道 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

マレ地区をブラブラ、ユニクロも石造りの建物で日本のおばちゃんユーザーが多いとは思えません。
でもフランス人が着たら、何でもカッコいいわな～(@_@)

ユニクロ 専門店

ここはフランス国立公文書館 パリ館 、マリーアントワネットの手紙など重要書簡などが展示されています。
入場料は掛かりますが、興味深いです。

国立古文書博物館 博物館・美術館・ギャラリー

でもフランス語は読めないし、時間もないのでお庭だけ見て先を急ぎます。

国立古文書博物館 博物館・美術館・ギャラリー

マレ地区のお店のデイスプレイはとてもきれいです。
商品そのものを見せる構成は、衛生面でなんでも包装してしまう日本では出来ないかな。国民性の違いがよく出ています。

マレ地区 散歩・街歩き

今日の目的の１つ『ポンピドゥー・センター』、初めてパリに来た２２歳の頃からずっと行きたかったのに、実は初訪問です。
何十年越しの悲願を達成しました。

ジョルジュ ポンピドゥー国立芸術文化センター 博物館・美術館・ギャラリー

パイプ出っ放し、まるで工事中のような外観。
1977年に落成式が行われていますが、当時としては斬新すぎるデザインに批判が多かったようです。
今見ても全然古臭くないですもんね。

ジョルジュ ポンピドゥー国立芸術文化センター 博物館・美術館・ギャラリー

ここもセキュリティチェックあり、中は広いホールです。
美術館だけではなく、図書館や映画、音楽施設などが入った総合文化施設です。

ジョルジュ ポンピドゥー国立芸術文化センター 博物館・美術館・ギャラリー

日本の施設もみんなきれいだし、最新式設備だと思います。
でもこういったものを半世紀近い前に考え付き、形にするフランス人って凄いです。

ジョルジュ ポンピドゥー国立芸術文化センター 博物館・美術館・ギャラリー

シースルーなエレベーターで上階に上がります。

パリの街が見えます。エッフェル塔はどこからでも見えるんですね。

エッフェル塔が出来た当時も、斬新すぎて批判を受けたようですが、今ではすっかりパリに馴染んでいる。
パリっ子にとってはまさに誇りなんでしょうね。

ポンピドゥー・センターの後はレアールまで歩いていくつもりです。

サン トゥスタッシュ教会 が見える、高い所がよほど好きなのか、今回もたくさんの展望台からたくさんの景色を見ました。

ポンピドゥー・センターはマチス作品の所蔵量かかなり充実している。
『黒猫デイジー』
私にとっては好きな作品と、どうでもいい作品が混在している画家。

ジョルジュ ポンピドゥー国立芸術文化センター 博物館・美術館・ギャラリー

作品名を失念したが、これも確かマチス。
オリエンタルな画風で色がキレイで、かなり好きな作品です。

シャガール 『ワイングラスとダブルポートレ－ト』、初めて見たのは学生時代、教科書に載っていたような・・・かなり印象的な絵だと思った。
母がシャガールを好きだったので、家にレプリカが数枚あったけれど、その作品とは一風違っている。
本物は思ったより大きな作品だった。

多くの画家がフランスを拠点にしている。
だからこそフランスの美術館の所蔵品は途方もない多さだ。
しっかり見るには何日も通わなければならない。

ピカソの『La Coiffeuse（髪結い、理容師）』、これは一度盗難されて、２０１４年にアメリカで発見されました。
そんないきさつがあるなんて、極々フツーに展示されていて気づきませんでした。
日本ならガラスのケースに入っちゃうかな？

これもマチスの『ルーマニアのブラウス』、彼の作品の中では有名。
でも私は青一色で描かれたダンスの方が好き。

ピカソ　『アルルカン』、天才の力を遺憾なく発揮した一枚。
素晴らしいデッサン力に加えて、闘牛士の緊張が伝わってくるような繊細な作品。
この絵を見るためにポンピドゥー・センターに来たのです。

国立近代美術館 博物館・美術館・ギャラリー

この作品と同じ作者とは思えない『オーバード 1942』ピカソ
アルルカンを描けるピカソだからこそ、ここまでディフォルメしても人の心に響くものがある。
いつも驚きと感動を与えてくれる。

国立近代美術館 博物館・美術館・ギャラリー

カンデンスキーの部屋、こうしてずっと座っている人がいます。
私も時間があればずっと座っていたかった。
この絵の前に来ると吹っ切れる気がします。

様々な色を使っていてとてもきれいだ。
カンデンスキーはタイトルを見ずに、好きか嫌いか自分に問いかけるだけ・・・
勿論、全部好き、コラージュにするとこれ程映える作家もいない。

国立近代美術館 博物館・美術館・ギャラリー

これも好き！ヴァシリー・カンディンスキー「30」
マスが３０あるからなんですが、無彩色でよくここまで楽しくウキウキするような作品を作れますね。
確か数年前に来日していたような・・・

国立近代美術館 博物館・美術館・ギャラリー

モンドリアンもありました。落ち着くなあ～
『ニューヨークシティ』、NYは黄色のイメージ。

国立近代美術館 博物館・美術館・ギャラリー

外に出るとこんな風に水辺の休憩所がある。
でもこれも作品に見えてしまうほど、スタイリッシュです。

日本人のアーティスト、タケサダ　マツタニ氏の個展が催されていました。
正直、この方の事は知りませんでした。
ポンピドゥー・センターで個展をするぐらいですから、凄いのでしょうけど・・・

まあ面白い作品もあるのですが、まだよくわかりません。
また見たい・・・という強い衝動は起きませんでした。

大きなミミズか寄生虫のようなアート。

大きなつくねを展示中・・・楽しいけどね。

買うかどうか迷った、モンドリアンのメガネケース。
やっぱり買っておくべきでした。海外では迷ったら買いです。

無料トイレもドアまでアート、でも掃除はイマイチなのが残念です。

そろそろカフェで一息つきます。
ルーブル、オルセー、そしてポンピドゥー・センター、人類の宝をこれだけ所属する、芸術品所蔵に関しては日本は到底かないません。

キッシュとパウンドケーキのような簡単な昼食、でもこってりしたパリの食事に飽き飽きした体には十分です。

ジョルジュ ポンピドゥー国立芸術文化センター 博物館・美術館・ギャラリー

少し元気を取り戻してマレの街を散策、レアール駅を目指します。
本当に皆、信号を守らないのよね。

マレ地区 散歩・街歩き

途中にあったイノサンの泉(1549)、かつてはコレラやペストで亡くなった人々の墓場でした。
遺体は全てカタコンブに移送されましたが、この辺りは腐敗臭が酷く衛生状態も最悪でした。
２１世紀は若者の集まる広場になっているなんて、誰が想像できたでしょう。

イノサンの泉　 散歩・街歩き

レアールもかつての中央市場跡をショッピングセンターにしたものです。
イベントがあって人出が凄い、ここも初めてパリにきた時はもうありました。

フォーラム デ アール ショッピングセンター

当時も斬新的でしたが、６年間の工事を経て２０１６年にリニューアルオープンしました。

フォーラム デ アール ショッピングセンター

前の広場には有名なオブジェアンリ・ド・ミラー作「L'ecoute(聞く）」
地面に手をあてて何かを聞いているようです。

サントゥスタッシュ教会 St-Eustache。初めてパリに来た時にルーブルからここまで歩いた。
裏手にアニエスｂの本店があったんです。何故か入るのを忘れてしまった。
ここも四半世紀以上ぶりの悲願です。

サン トゥスタッシュ教会 寺院・教会

美しいバラ窓は大きなキリスト教会では共通。
ノートルダム大聖堂を手本に造られたこの教会、今やノートルダム大聖堂は入れないから、今後はここが観光名所になるかもしれない。

サン トゥスタッシュ教会 寺院・教会

外見はゴシックですが、内部はルネッサンスそのものです。
美しい絵画の数々に思わず見入ってしまいます。

サン トゥスタッシュ教会 寺院・教会

ルイ14世、宰相リシュリューやポンパドゥール夫人が洗礼式をしたのがこの「サン・トゥスタッシュ教会(Eglise saint-eustache)」。俳優で劇作家のモリエール、詩人ラ・フォンテンヌ、そしてモーツァルトのお母さんの葬儀も行われるなど、著名人が多く関わってきた教会です。

サン トゥスタッシュ教会 寺院・教会

パイプオルガンコンサートが無料で聴けることで有名ですが、今回は時間が合いませんでした。

サン トゥスタッシュ教会 寺院・教会

やっぱり落ち着きますね。町歩きに疲れたら教会に入ればいい。
ヨーロッパに行くとこうした休息所があるのはいいことです。

外の喧騒が中にいると嘘のようです。
人は適当で街はゴミだらけですが、パリの良心が教会の中には生きています。

さあレアールからRERC線で１駅でオベール駅まで帰ろう、プラットホームへ降りるともう電車が来ていて慌てて乗り込んだ。

レ アル駅 駅

あれ？中の表示が何か違う？どうやら同じホームの反対側にB線が乗り入れていて、慌ててそちらに乗ってしまったらしい。

まあ１駅だからと軽く考えていたら、RERは１駅間が長いのよ～おまけに治安が悪くて２度と行きたくなかったパリ北駅が次の駅。
何かと縁があるのでしょうか？ホントにドッと疲れてしまいました。

パリ北駅 駅

ようやくオベール駅に戻ってきました。
オペラ座周辺も黄色いベスト運動の余波、銀行も窓ガラスに大きな傷があります。
滞在中は何事もありませんように！

オペラ座は今日も堂々とそびえてます。
こんなに明るいですが本日の見学は終わっています。
本日は金曜だからルーブル美術館の夜間観覧ですが、もはや行く元気は残っていません。

オペラガルニエ 劇場・ホール・ショー

そういえば観光ばかりでショッピングらしい事をしていませんでした。
もう１９時は過ぎていますが、徒歩圏内にプランタンとギャラリーラファイエットがあるんだから覗いていこう。

プランタン オスマン本店 百貨店・デパート

プランタン内にオペラ座のグッズコーナーあり、これを見ているとやっぱりパリ初日のエコバックが欲しくなってきた。
ここにはなかったので、明日行ってみようかな。

プランタン オスマン本店 百貨店・デパート

観光客が必ず行くのはギャラリーラファイエット、ここもパリショッピングの王道ですね。
只今、夏のセール真っ最中、ノルマンディー地方をテーマにしたイベント『Normandie Ch?・rie　ノルマンディー・シェリー』も同時開催されてます。

ギャラリー ラファイエット百貨店 (パリ オスマン本店) 百貨店・デパート

何でも安くなってますが、大体日本の平均身長の私でも、パンツやワンピースの丈が長過ぎますよ～(@_@)

ギャラリー ラファイエット百貨店 (パリ オスマン本店) 百貨店・デパート

ギャラリーラファイエットのウリと言えば、このゴージャスな吹き抜けドームです。
右手に見える途中まで付き出したガラスの通路のようなものに、長蛇の列ができています。

ギャラリー ラファイエット百貨店 (パリ オスマン本店) 百貨店・デパート

ドームの中央から見下ろす、階下の売り場もインスタ映えするでしょうね。
そこまで並ぶ気力もないので、近くから眺めます。

ギャラリー ラファイエット百貨店 (パリ オスマン本店) 百貨店・デパート

アニエスもセール中ですが、日本よりもカラフルな商品構成でした。
このポスターのジャケットワンピースいいでしょ？
パリではソールドアウトでしたが、帰国後日本ではあったので買っちゃいました。
痩せなきゃね！

日本では見かけない水着があります。このサイズ入らないなあ～(>_<)
ブラブラしているうちに閉館時間が近づいてきました。
ショッピングしだすと時間があっという間に経ってしまうのよね。

靴の陳列方法もグルっと丸く、左右揃っているように見えますが、違うサイズの右足を並べています。
片足だけじゃ役に立たないし、試着したいときは店員さんを呼ばなきゃいけない。

盗難防止なのかな・・・なるほどなあと思いました。
あらら・・閉館時間を迎えてしまいました。
結局何も買えなかった～明日最後にもう一度来なくちゃ～(@_@)

そういえば宿泊ホテルの系列ホテルでもミニBARが利用出来るんだっけ？
直ぐ近くのホテル アストラ オペラ アストテルにも入ってみます。
ここはロビーがガラスの吹き抜けでした。

ホテル アストラ オペラ アストテル ホテル

マドレーヌなどのお菓子は充実ですが、宿泊ホテルの方が飲み物は充実していました。まあ似たり寄ったりです。
ソファに座ってお茶を飲んで、どんどん時間は過ぎていくけれどお腹はすきません。

ホテル アストラ オペラ アストテル ホテル

ギャラリーラファイエットのレストラン街の和食に行きたかったのに、日本と違いデパートと同じ時間に閉館してしまう。
気分はすっかり和食なので、モノプリにてお寿司もどきを買ってしまいました。
最後の夕食なのに疲れ切って質素なものですが、まあのんびり部屋で過ごすのも悪くない。
明日はついに帰国です、やり残したことも多いけれど、最後にサクレクール寺院に行ってみよう。

今日の歩数は２８３０２歩、おやすみなさい。