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ミャンマーのカヤーKaya州の州都ロイコーLoikaw。<br /><br />比較的最近まで、外国人の立ち入りが厳しく制限されていた。<br />バックパッカーの聖典?「地○の歩き方」のミャンマー(ビルマ)2019&amp;2020年版(2018年09月26日発行)には、ロイコーに関する記載はない。<br /><br />しかしwebで検索すると、ロイコーを紹介するコンテンツが散見される。信頼度を検討しつつ内容をある程度チェックしたところで決断。<br /><br />えい、ロイコーへ行っちゃえ。<br /><br />私の初ミャンマーはヤンゴン滞在5泊のみ、一人旅。これが2回目のミャンマー、今回も一人旅。<br />さてさてどうなることやら。<br /><br />(2019.09.06記)

カヤー州の州都ロイコーへ【4日目/前半】

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2019/08/03 - 2019/08/03

241位(同エリア480件中)

さっとん姉

さっとん姉さん

ミャンマーのカヤーKaya州の州都ロイコーLoikaw。

比較的最近まで、外国人の立ち入りが厳しく制限されていた。
バックパッカーの聖典?「地○の歩き方」のミャンマー(ビルマ)2019&2020年版(2018年09月26日発行)には、ロイコーに関する記載はない。

しかしwebで検索すると、ロイコーを紹介するコンテンツが散見される。信頼度を検討しつつ内容をある程度チェックしたところで決断。

えい、ロイコーへ行っちゃえ。

私の初ミャンマーはヤンゴン滞在5泊のみ、一人旅。これが2回目のミャンマー、今回も一人旅。
さてさてどうなることやら。

(2019.09.06記)

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  • 【08月03日(土)、ロイコー4日目。プライベート・ツアー第2日目。】<br /><br />05時40分起床。今朝もアラームが鳴る前に目が覚めた。

    【08月03日(土)、ロイコー4日目。プライベート・ツアー第2日目。】

    05時40分起床。今朝もアラームが鳴る前に目が覚めた。

  • 07時00分朝食。<br />今日はおまかせではなく、ビュッフェ形式になっていた。

    07時00分朝食。
    今日はおまかせではなく、ビュッフェ形式になっていた。

  • プライベート・ツアーの2日目。<br />昨日と同じドライバーさんMr.ペブトゥが迎えに来た。08時53分出発。<br /><br />小雨が降り出すが、すぐ止む。<br />この後も雨がパラつくことはあったが、おおむね好天であった。

    プライベート・ツアーの2日目。
    昨日と同じドライバーさんMr.ペブトゥが迎えに来た。08時53分出発。

    小雨が降り出すが、すぐ止む。
    この後も雨がパラつくことはあったが、おおむね好天であった。

  • ロイコーの市街を出てかなりの距離を北上し、幹線道路から東に外れると、道は途中から未舗装の山道に変わった。

    ロイコーの市街を出てかなりの距離を北上し、幹線道路から東に外れると、道は途中から未舗装の山道に変わった。

  • かろうじて車一台が通れる悪路を進み、10時00分、ようやくのことでリス族Lisu Peopleが暮らすアイサーン村に到着した。<br /><br />村の手前からは、よく手入れがされたトウモロコシ畑と水田が道の両側に延々と続いていた。<br /><br />谷間の一番奥の開けた場所がリス族の人々が暮らす集落だった。

    かろうじて車一台が通れる悪路を進み、10時00分、ようやくのことでリス族Lisu Peopleが暮らすアイサーン村に到着した。

    村の手前からは、よく手入れがされたトウモロコシ畑と水田が道の両側に延々と続いていた。

    谷間の一番奥の開けた場所がリス族の人々が暮らす集落だった。

  • この写真の奥が水田、手前がトウモロコシ畑。<br />とても良く手入れされているのが車窓からでも分かる。

    この写真の奥が水田、手前がトウモロコシ畑。
    とても良く手入れされているのが車窓からでも分かる。

  • リス族の人々が暮らすアイサーンAi Sant村。<br /><br />※この村の訪問時に、Mr.ペブトゥ(ドライバーさん)から村の名前を聞いていたはずだが、私はぼんやりしていて覚えていなかった。<br />その約三か月後、ロイコーを再訪した際、私の個人ツアーのガイドを務めてくれたMs.ウェイWaiにこの村の写真を見せると、村の名前を教えてくれた。

    リス族の人々が暮らすアイサーンAi Sant村。

    ※この村の訪問時に、Mr.ペブトゥ(ドライバーさん)から村の名前を聞いていたはずだが、私はぼんやりしていて覚えていなかった。
    その約三か月後、ロイコーを再訪した際、私の個人ツアーのガイドを務めてくれたMs.ウェイWaiにこの村の写真を見せると、村の名前を教えてくれた。

  • 豚を飼っている家が多い。

    豚を飼っている家が多い。

  • 昨日訪れたカヤン族とカヤー族の集落と比べ、明らかに家屋の造りが簡素である。<br />経済状態の差が歴然としていると感じた。<br /><br />ドライバーさんが何人かの村人に声をかけて案内役の女性を頼んだ。<br />幼い子どもを二人連れた若い女性だった(二人のうち一人をずっと抱っこしていた)。

    昨日訪れたカヤン族とカヤー族の集落と比べ、明らかに家屋の造りが簡素である。
    経済状態の差が歴然としていると感じた。

    ドライバーさんが何人かの村人に声をかけて案内役の女性を頼んだ。
    幼い子どもを二人連れた若い女性だった(二人のうち一人をずっと抱っこしていた)。

  • ☆☆☆村の中の小さな小学校。☆☆☆<br /><br />彼女に案内されて、村の中を歩いて見て回る。<br />小学校や小さなワット(寺院)もあった。<br />この村には五十弱の家族が暮らしているとのこと。

    ☆☆☆村の中の小さな小学校。☆☆☆

    彼女に案内されて、村の中を歩いて見て回る。
    小学校や小さなワット(寺院)もあった。
    この村には五十弱の家族が暮らしているとのこと。

  • 左の建物は先生の宿舎。この日は土曜日で、学校は休みだった。<br />ちょうど先生が外出するところで、私たちに挨拶をしてくれた。

    左の建物は先生の宿舎。この日は土曜日で、学校は休みだった。
    ちょうど先生が外出するところで、私たちに挨拶をしてくれた。

  • 小学校の教室の中を窓から覗かせてもらった。

    小学校の教室の中を窓から覗かせてもらった。

  • 村の端にある僧院の建物。中で僧侶が暮らしているとのこと。<br />僧侶は外出していて不在だった。

    村の端にある僧院の建物。中で僧侶が暮らしているとのこと。
    僧侶は外出していて不在だった。

  • すぐ隣には小さなパヤー(仏塔)がある。<br />村の住民のほとんどが仏教徒とのことである。<br />ミャンマーなので大乗仏教ではなく、上座部仏教である。

    すぐ隣には小さなパヤー(仏塔)がある。
    村の住民のほとんどが仏教徒とのことである。
    ミャンマーなので大乗仏教ではなく、上座部仏教である。

  • 村の奥には山々が連なっている。向こう側はシャン州。

    村の奥には山々が連なっている。向こう側はシャン州。

  • 来るときに見た畑が眼下に広がっている。

    来るときに見た畑が眼下に広がっている。

  • ☆☆☆比較的大きな民家。☆☆☆<br /><br />ガイドの女性の上の娘さん(3歳くらい)は、頭を昔の峯岸みなみ風に丸刈りにしている。<br /><br />今回の旅で、ロイコー以外の都市でも同じように丸刈りにしている幼い女の子を複数見かけたので、ミャンマーでは普通のことのようだ。<br /><br />やがて、彼女の友だちと思われる女の子たち数人(4~6歳くらいか)がどこからともなく現れて、私たちについてきた。

    ☆☆☆比較的大きな民家。☆☆☆

    ガイドの女性の上の娘さん(3歳くらい)は、頭を昔の峯岸みなみ風に丸刈りにしている。

    今回の旅で、ロイコー以外の都市でも同じように丸刈りにしている幼い女の子を複数見かけたので、ミャンマーでは普通のことのようだ。

    やがて、彼女の友だちと思われる女の子たち数人(4~6歳くらいか)がどこからともなく現れて、私たちについてきた。

  • ☆☆☆入れてもらった家の台所☆☆☆<br /><br />ガイドさんの知り合いと覚しき一軒のやや大きい家に招き入れられる。<br />台所の造りなどが興味深い。<br /><br />入り口を入った正面にある居間(土間の奥側の半分が小上りのスペースになっている)にドライバーさんとともに座らせてもらったところ、女の子たちもぞろぞろと家の中に入って来た。

    ☆☆☆入れてもらった家の台所☆☆☆

    ガイドさんの知り合いと覚しき一軒のやや大きい家に招き入れられる。
    台所の造りなどが興味深い。

    入り口を入った正面にある居間(土間の奥側の半分が小上りのスペースになっている)にドライバーさんとともに座らせてもらったところ、女の子たちもぞろぞろと家の中に入って来た。

  • この足踏み式のミシン、昔わが家にあったミシン(和裁が得意な亡き母が使っていた)と多分同じだと思う。

    この足踏み式のミシン、昔わが家にあったミシン(和裁が得意な亡き母が使っていた)と多分同じだと思う。

  • この家の入り口。ニワトリが勝手に入って来て食べ物を探したりしている。<br />家の人はときどき餌を投げ与えていた。

    この家の入り口。ニワトリが勝手に入って来て食べ物を探したりしている。
    家の人はときどき餌を投げ与えていた。

  • いい機会だと思い、私は鞄の中に入れていた折り紙の用紙を取り出し、子どもたちの目の前で鶴を折り始めた。<br />(用紙は旅に出る前に博多駅前のダイソーで買った一番小さいサイズのものを持っていた。)<br /><br />初っ端、鶴の折り方を思い出せず、かなり焦った。何とか思い出し、子どもたちの前で折り鶴を1羽完成させた。<br /><br />子どもたちは興味津々の様子で、「わっ」と私の周りに集まった。<br />各自に紙を渡し、「折り紙教室」が始まった。<br />約1時間、私も手本の鶴を折り続けた。<br /><br />子どもたちの中に一人、覚えの良い子がいた。<br />彼女は何回か折るうちに、ほぼ完全に鶴の折り方をマスターしたようだ。<br /><br />残った折り紙の用紙をこの子に託すことにした。<br />後で他の子たちに教えてくれるだろう。

    いい機会だと思い、私は鞄の中に入れていた折り紙の用紙を取り出し、子どもたちの目の前で鶴を折り始めた。
    (用紙は旅に出る前に博多駅前のダイソーで買った一番小さいサイズのものを持っていた。)

    初っ端、鶴の折り方を思い出せず、かなり焦った。何とか思い出し、子どもたちの前で折り鶴を1羽完成させた。

    子どもたちは興味津々の様子で、「わっ」と私の周りに集まった。
    各自に紙を渡し、「折り紙教室」が始まった。
    約1時間、私も手本の鶴を折り続けた。

    子どもたちの中に一人、覚えの良い子がいた。
    彼女は何回か折るうちに、ほぼ完全に鶴の折り方をマスターしたようだ。

    残った折り紙の用紙をこの子に託すことにした。
    後で他の子たちに教えてくれるだろう。

  • この家の主と思われる民族衣装を纏った年配の女性が現れる。<br />彼女の息子さんは今タイへ働きに行っているとのこと。お孫さん(息子さんの娘)のお守りをしていた。<br /><br />この家でドライバーさんと二人で昼食をご馳走になった。<br />居間の小上りのスペースにテーブル(日本のちゃぶ台と同じだ)を出してくれる。<br /><br />ご飯と少しのおかず、漬物。簡素な食事だが、暖かな心遣いが伝わって来る。

    この家の主と思われる民族衣装を纏った年配の女性が現れる。
    彼女の息子さんは今タイへ働きに行っているとのこと。お孫さん(息子さんの娘)のお守りをしていた。

    この家でドライバーさんと二人で昼食をご馳走になった。
    居間の小上りのスペースにテーブル(日本のちゃぶ台と同じだ)を出してくれる。

    ご飯と少しのおかず、漬物。簡素な食事だが、暖かな心遣いが伝わって来る。

  • とても名残惜しかったが、最後にドライバーさんにお願いして、この家の前で記念の写真を撮ってもらう。<br />皆さん(子どもたちも)、快く記念撮影に協力してくれた。<br />この写真は私の宝物である。<br /><br />※中央の象のパンツを履いた私の右隣の女性が、リス族の伝統衣装を着ているこの家の主。<br />※左側がガイドを務めてくれた女性。左から二人目がガイドさんの上の娘さん。お転婆。髪を短く刈り上げている。

    とても名残惜しかったが、最後にドライバーさんにお願いして、この家の前で記念の写真を撮ってもらう。
    皆さん(子どもたちも)、快く記念撮影に協力してくれた。
    この写真は私の宝物である。

    ※中央の象のパンツを履いた私の右隣の女性が、リス族の伝統衣装を着ているこの家の主。
    ※左側がガイドを務めてくれた女性。左から二人目がガイドさんの上の娘さん。お転婆。髪を短く刈り上げている。

  • 村を出る直前、ドライバーさんのアドバイスに従い、ガイドをしてくれた女性に心づけ(5,000K=約367円)を渡す。<br /><br />※本来は、この村に到着した際にオープンしていた村唯一の商店で何らかお礼の品物を買って渡す予定だった。しかし、帰りがけにその商店へドライバーさんと一緒に行くと、閉まっていた。<br />※ドライバーさんは、最初に女の子たちが私たちに寄って来たとき、持参した飴(キャンディー)を彼女たちに配っていた。<br />※この時私は、ガイドをしてくれた女性に対してのお礼とは別に、先程立ち寄って食事をご馳走になった家の方々にも何かお礼をしたいと考えていた。しかし、ミャンマーや山岳民族の村のしきたりに無知である上、言葉の壁がある。どうして良いか分からず、お礼をすることはできなかった。<br />何か手土産のようなもの(お菓子など)を持参すればよかったと後悔している。<br /><br />12時30分、アイサーン村を出発した。往路と同じ悪路を戻る。

    村を出る直前、ドライバーさんのアドバイスに従い、ガイドをしてくれた女性に心づけ(5,000K=約367円)を渡す。

    ※本来は、この村に到着した際にオープンしていた村唯一の商店で何らかお礼の品物を買って渡す予定だった。しかし、帰りがけにその商店へドライバーさんと一緒に行くと、閉まっていた。
    ※ドライバーさんは、最初に女の子たちが私たちに寄って来たとき、持参した飴(キャンディー)を彼女たちに配っていた。
    ※この時私は、ガイドをしてくれた女性に対してのお礼とは別に、先程立ち寄って食事をご馳走になった家の方々にも何かお礼をしたいと考えていた。しかし、ミャンマーや山岳民族の村のしきたりに無知である上、言葉の壁がある。どうして良いか分からず、お礼をすることはできなかった。
    何か手土産のようなもの(お菓子など)を持参すればよかったと後悔している。

    12時30分、アイサーン村を出発した。往路と同じ悪路を戻る。

  • 来る途中に横を通った大きなワットに立ち寄ってみた。<br />ワットの名前をドライバーさんから聞いているはずなのだが、思い出せない。<br />

    来る途中に横を通った大きなワットに立ち寄ってみた。
    ワットの名前をドライバーさんから聞いているはずなのだが、思い出せない。

  • その後、昨日ドライバーさんに勧められた滝のある公園へ向かった。<br />来るときに通った幹線道路を少しだけ脇に入った場所だった。

    その後、昨日ドライバーさんに勧められた滝のある公園へ向かった。
    来るときに通った幹線道路を少しだけ脇に入った場所だった。

  • Htee Sel Khar Fallといい、滝を中心に公園になっている。

    Htee Sel Khar Fallといい、滝を中心に公園になっている。

  • 雨季のため水量が多い。

    雨季のため水量が多い。

  • 滝は迫力があり、眺めているだけで涼しげでとても心地よい。<br /><br />園内にゴールデンロックのレプリカがある。<br />私が今年3月にチャイティーヨーへ行ってゴールデンロックを参拝して来たたことを伝えると、ドライバーさんは自分はまだ行ったことがない、とかなりうらやましそうだった。<br /><br />14時25分、ホテルに帰着。<br />昨日と今日の分の料金をまとめてドライバーさんに渡した。<br /><br />実りの多い二日間であった。<br />【4日目/前半、了】

    滝は迫力があり、眺めているだけで涼しげでとても心地よい。

    園内にゴールデンロックのレプリカがある。
    私が今年3月にチャイティーヨーへ行ってゴールデンロックを参拝して来たたことを伝えると、ドライバーさんは自分はまだ行ったことがない、とかなりうらやましそうだった。

    14時25分、ホテルに帰着。
    昨日と今日の分の料金をまとめてドライバーさんに渡した。

    実りの多い二日間であった。
    【4日目/前半、了】

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