ビアホイ談義 6 サイゴン編 　ブイビエン通りの思い出　(+_+)フフフ

2019/08/26 - 2019/08/31

海外でのお食事って、けっこうレストランに入るのにどこにしようかなあって、迷います。

フランス出張など、さんざん悩みます。

初めてのフランス出張が、3週間滞在でした。。。
フレンチなんて、日本で食べたことが無いのに、
毎日フレンチ三昧でした。

わけがわかりません。

毎晩ムニューなるものを頼んでいました。
1皿、2皿と数種類のメニューの中から選びます。
何かわかるときもありますし、
何が出て来るのかわからないときもあります。。。

1皿目がドーン、食べきれませんが、
2皿目がドーン。。。もう、無理ですぅぅぅ。。。
そして、最後はデザートです。

まあ、アイスクリームか、ケーキ系か、フロマージュです。

初めての時はよく覚えています。

　じゃあ、フロマージュ(チーズ)、シルブプレ。

と、たくさんの種類で、見たことの無いチーズばかり。。。

ギャルソンさんは、あなたはチーズも食べたこともないのですか?
じゃあ全部お試しくださいとのことで、
3皿目は、何種類ものチーズで、てんこ盛りとなりました。

もうお腹いっぱいなのに、拷問的です(T_T)
涙目で食べました。
でもみんな美味しかったです。


3週間の滞在で、かなり体重が増えました。。。

エリア ホーチミン(ベトナム)

初めてサイゴンに来たのは、1996年のGWです。

初めてのフランス出張は、その翌月の6月でした。


フランスの田舎街でも、必ずどこかにベトナム人経営のベトナム料理店ってあるんです。
大助かりでした。

でも野菜葉っぱてんこ盛りもついてないフォーが、10とか12ユーロもするんですよねぇ。。。
(初めて行った時は、まだフランの時代でした。。。)
まあ、出張経費なのですが。。。

毎晩、フレンチとベトナム料理を交互にくりかえしですなぁ。


フランス出張は大抵定時終了です。
だってもうお昼すぎにボンソワーの世界です。
みんな定時、あるいはフライングで4時に帰ってしまいます。

5時を過ぎると、みんなとっとと帰ってしまいます。
仕事になりません。。。

私もとっとと帰ります。
徒歩とか、トラムでまずは滞在のホテルに直行です。

そして、荷物だけ放り込んで、街に繰り出します。

まずはオープンテラスのあるカフェで一杯ビールですなぁ。

フランスのビールは、銘柄豊富で美味しいのです。

フランス語で、アンドゥミ シルブプレと頼めば、そのお店推奨のビールがグラスで出てきます。
アン　1　つまり、1杯
ドゥミ　1/2
ですが、250mlグラスビールです。。。

テラス席で、街や、通りがかる人々ウオッチングです。


その後さんざんフラフラ歩き回って、レストラン探しです。
これが、どこに入ろうかって悩むんですよねぇ。。。

もうさんざん学習しました。
フレンチレストランに入っても、もう、ムニューなど頼みません。

大抵は、何とかサラダと、ワインをピッチャーで500mlですなぁ(+_+)フフフ
サラダとは言え、デカ盛りなのです。

でも合計で軽く2000円を超えてしまいます。。。

まあ、出張経費です(+_+)フフフ

さて、サイゴンの話に戻ります。

ここ、ブイビエン通り界隈にはいっぱい馴染みのお店があります。

ファングラオ通りとブイビエン通りを繋ぐ道のひとつに、ドーカンダオ通りがあります。


このお店は、夜はちっちゃいテーブルとお風呂椅子を道に並べて、ベトナム人で大にぎわいでした。

でっかい豚肉、沖縄的には、ソーキそばのお店でした。

今は警察の取り締まりが厳しくなって、道にテーブルや椅子を広げることもできません。

このお店でのお気に入りは、ワンタンです。

むっちゃくちゃ美味しいです。

40000ドンなり。


写真ではわかりませんが、この下にワンタンがごろごろと、10個ぐらい沈んでいるのです。

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ちなみに、ベトナム語でワンタンは、
Hoanh Thanh
南部読みでは、ホアンタン
北部読みでは、ホアインタイン
となります。。。

てんこ盛りの野菜も付いてきます。

レタス、もやし。
日替わりなので、時には春菊だったり。


そのままでも、湯通ししたものも頼めます。

こちらはそのほぼ真向かいのレストラン。

初めて来たときは、小さなテーブルにお風呂椅子でした。
現地ベトナム人で大にぎわいでしたけど、座る勇気はなかったですねぇ。。。
それもありましたけど、毎晩満席で座るところがありませんでした。

数年前に改装して、綺麗な店舗になりました。

オーナーおっちゃんとも顔見知りです。

リニューアル後は、
毎晩バックパッカーたちで大賑わいでした。

でも、今回は、お客さんがほぼ、0 の状態でした。
たまたまだったのかもしれませんが。。。

おっちゃんになんでやねん?　と聞いてみましたが、
わからん。。。
とちょっと悲しめな目で答えてくれました。。。

可愛い娘さんは、もう結婚してどこかに行っちゃたかなぁ。。。


昔は、晩になると豪快なサイゴンおっちゃんが飲んでいました。
英語堪能な、ツアーガイドさんでした。
毎晩のごとく、ツアー終了後に、烏合のお客さん外国人を連れて来ては呑んでいました。


その飲み方も豪快で、江戸っ子じゃーって感じでした。
いや、サイゴンっ子です。。。

でも時々、酔っ払いで、

フランス人がたまたま彼の隣のテーブルに座ってしまうと、大変なことになりました。

てめー、フランス野郎、また舞い戻って来たかぁ、
けえれ、この野郎。
もうベトナムくるなぁ、
ってべらんめい調です。

もちろん英語ですけど。。。


彼が引きつれてくるお客さんは、アメリカ人だったりします(+_+)。。。
彼の年齢からすると、米軍とともに、ベトコンと戦った人かもしれません。


おっちゃんはもうツアーガイドを引退しちゃったかなぁ。。。
今回はまだ見かけません。。。

こちらは、ブイビエン通りの、155番地。

安くて美味しい店で、ベトナム人で賑わっていました。

あの、豪快おっちゃんも、お客さんを引き連れて、たまにきていました。


それが今回は、店内はバイクの駐輪場みたいになっていました。

なじみのおばちゃんもいたのに、どうしたのかなぁ。。。

こちらは、小さなテーブルとプラスチック椅子のお店が並んでいます。

でもお一人様は座るのが難しいのです。

たまには拒否されますし、
最前列に座ろうとすると、
１番奥の席の席を指定されて、お一人様の外国人やベトナム人と相席となります。

でも、とっても面白い出会いもあるのです。


１番記憶に残っているのは、
タスマニアから来たんだって言うんです。

　へっ、タスマニアってどこだっけ(+_+)!?

でもこれが、オーストラリア人ではなく、フランス人でした。。。

なんでも、キャタピラーに勤めていて、あの、鉱山の超巨大トラックのメカニックなのだとか(+_+)

英会話は、フランスを出てから勉強したとのこと。

彼は英語を話したくて、
私はフランス語を話したくて、
彼は英語をひたすらしゃべり、
私はあくまでもフランス語で返すという、
妙なちぐはぐ会話でした。。。


ビアホイ談義7につづく。。。
(+_+)フフフ

この旅行記へのコメント （3）

• TOKOMASさん 2020/04/29 13:49:09

  ベトナムの旅とフランス料理

  TOKOMASです。
  ベトナムには行ったことがありません。
  ベトナム料理は美味しいとのことですが、一番美味しいと思った料理は何ですか？
  また、ベトナムはフランスの植民地だったのでフランス料理が多いのでしょうか？
  約３０年前にフランスのパリとリヨンに出張した時にリヨンのとある小さなレストランで食べたフランス料理は絶品でした。
  残念ながら、その料理の名前を知りません。何故なら、メニューはフランス語のみでさっぱり分かりません！メニューに英語も書け😅
  ウェイトレスはスペイン人の出稼ぎで機関銃のような速さで喋りまくり、早くオーダーしろと1~10番の番号のついたメニューを指さすのです。
  仕方がないので、ラッキーナンバーの7を指名しました。これが正解で子牛を使った絶品料理でした。もし、フランス料理を食べる機会がありましたら、７番を！
  また、ビジネスパートナーのフランス人と
  食事の約束をしたのですが、約束の時間にかなり遅れて来ました。訳を聞くと彼の奥さんが一緒に連れて行けとダダをこねたそうです。フランスの一流企業で部長のポストにあるアランドロンに似た彼はこう言いました。「Wlfe management is very difficult」
  常々、フランスのイケメンにコンプレックスを抱いている小生は半分納得、半分ザマミロと溜飲を下げました。

  palさん からの返信 2020/04/29 15:05:58

  Re: ベトナムの旅とフランス料理

  TOKOMAS さん、こんにちは(^_^)/
  
  
  ベトナム庶民にとって、フランス料理なんて見たことがありません。
  
  唯一、庶民に広がったのは、bánh mì バインミーというフランス風のバゲットサンドイッチです。
  味は、屋台のおばちゃんによって変わります。
  安くて美味しいです。
  
  ベトナムでの私の1番大好きなのは、Nem Lui ネムルイ です。
  
  ベトナム鍋も美味しいです(^_^)///
  
  ちょっと前に、鍋料理と、自分で巻く手巻き料理を集めて特集しました。
  Nem Lui の動画は、こちらでご覧ください(^_^)///うみゃーです。
  
  https://i.4travel.jp/travelogue/edit/11616827
  
  
  
  フランスのメニューは難しいですよねぇ。
  フランス語はそれなりにokですが、メニューの単語が会社の理系の単語と違うので、(*-*)OMGです。意味不明。。。
  ちょっとお高いお店に行くと、何とか風のなんとかかんとかのなんとかかんとか って書いてあって、全くわかりません。
  同僚に聞くと、それは、俺たちフランス人にも、わからん、とのことでした。。。
  
  
  フランス出張では、同僚の家に何度か招かれました。
  フランス奥様方々はニコニコで、お得意の料理を振る舞ってくれました(^_^)///
  
  フランスの奥様方の家庭料理は、とっても美味しいです(^_^)///よ
  
  
  pal
  
  

• 唐辛子婆さん 2020/03/15 15:12:13

  たのしい！

  Palさん、こんにちは♪
  
  サイゴンをこんなに楽しめるなんて羨ましい！
  オートバイが右折左折の際に歩道に乗り上げてくるので
  ぼ～っと立ってたらケガしちゃう。
  信号もほとんどないので道を渡るのにわたる人が数人たまるまで
  じ～っと待っていなければならないし。
  神経が疲れ切ってしまってホイアンに逃れてほっとしましたよ。
  
  ところでベトナム人はオジギソウを食べるんですか？
  おいしかったですか？
  タイ人はミズオジギソウ（チャオーム）は食べてましたけど。
  マメ科の結構臭いにおいでしたけどおいしかったです。
  今度日本で見つけたら食べてみやう。
  
  唐辛子婆