2018/08/11 - 2018/08/15
84位(同エリア212件中)
クッシーさん
この旅行記のスケジュール
2018/08/12
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車での移動
別府温泉 → 臼杵
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この旅行記スケジュールを元に
今年の夏は隠岐の島へ行く予定でしたがこんなご時世
遠出は諦め、先日のクロアチア旅行記に引き続き、過去の旅の写真整理と旅行記作成に精を出すことにしました。けっこう旅行記にまで行き着いていない写真がたまっているんですよね~ (-_-;)
まずは2年前の夏休みから。
この年は久しぶりの九州旅行で大分と熊本を4泊5日で巡りました。
今年は両県とも甚大な豪雨災害に見舞われ、この旅で訪れた場所も被害に遭った様子がニュースになっていました。わずかながら義援金を送らせていただきましたが、コロナ禍で復旧が思うように進まない所もあるようです。1日も早い復旧を祈りつつ、旅を振り返ってみました。
<行程>
1日目 羽田 → 大分
2日目 大分 → 別府地獄めぐり → 臼杵(城下町・石仏)
→ 稲積水中鍾乳洞 → 大分
3日目 大分 → 長崎鼻 → 真玉海岸 → 宇佐 → 天ヶ瀬温泉
4日目 天ヶ瀬温泉 → 猿飛千壺峡 → 耶馬渓 → 鍋ヶ滝 → 瀬ノ本高原
5日目 瀬ノ本高原 → ヒゴタイ公園 → 阿蘇山 → 熊本空港
- 旅行の満足度
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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午前中に猛暑の「別府地獄めぐり」をしたあとは、午後から臼杵に向かいました。
畳屋町の市営駐車場に車を停めたら「うすきあるき」へ出発です。
※臼杵の情報は大分県観光情報公式サイトと臼杵市観光パンフレットを参考にしました。
https://www.visit-oita.jp/course/spring/usuki.html -
臼杵はキリシタン大名・大友宗麟により築かれ、江戸時代は稲葉家が治める臼杵藩五万石の城であった臼杵城の城下町として栄えた場所
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今なお古い町並みが残る情緒豊かな町です。
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お洒落なカフェを横目に
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タイムスリップしてしまいそうな石畳をのぼって行くと・・・
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明石原人を発見した直良信夫の生家跡があります。現在は記念館として見学も可能です。
直良信夫生家跡 名所・史跡
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さらに進むと「二王座歴史の道」へ
二王座界隈 (二王座歴史の道) 名所・史跡
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途中、地元の方から声をかけられ、勧められたのが旧真光寺
「ここの2階からの景色が素晴らしいですよ」とのこと。旧真光寺 名所・史跡
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現在は町並み散策の無料休憩所や市民ギャラリーとして利用されているそうです。
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趣きのあるステキな和空間
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勧めてもらった2階の窓から外をのぞくと・・・
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この風景が広がっていました (^^)
狭い路地に高い石垣、重厚感のある瓦屋根、白壁の建物 -
イチオシ
風情がありますね~☆彡
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路地からお侍さんが現れても不思議じゃない(笑)
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通りからもパチリ
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電柱、電線など余計なものがないからスッキリ!
より風情が感じられるのですね。 -
イチオシ
立派な白壁のお寺は善法寺
ここもお侍さんが歩いてきそう(^^) -
イチオシ
誰も歩いていないのも不思議です。
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お茶のCMにでも出てきそうな店構え
何のお店かと思ったら中はがらんどう!
稲葉家の土蔵を休憩所として開放してくれているものでした。観光客に優しい町ですね(^^) -
こちらは旧稲葉家長屋門
一部は茶房として利用されているようでした。 -
長屋門の中は広場になっていて、周りには食事処や交流館などがあります。「サーラ・デ・うすき」と名付けられたこの場所。臼杵市のHPによると・・・
「サーラ」は、ポルトガル語で「居間」を意味します。 平成28年10月に「サーラ・デ・うすき」は「居間」としての「憩い」「集い」に加えて「臼杵の台所」としての「食の情報発信・継承」「チャレンジ」をテーマとした施設にリニューアルしました。 四季折々の旬の野菜・地魚・郷土料理を味わい、臼杵の食の魅力を感じてください - とのこと。サーラ デ うすき 名所・史跡
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交流ホールの中を抜け、表側に出てきました。
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表はバスも走る中央通り(八町大路)に面しています。
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イチオシ
八町大路は風情ある商店街
なんと安土桃山時代から続く商店街なんですって!八町大路 市場・商店街
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通りでひときわ目をひくのが1600年創業のカニ醤油(鑰屋)さん
臼杵は醸造の町とも言われるそうですが、その始祖となったお店だそうです。カニ醤油合資会社 専門店
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こういう古い町並みは歩いているだけで楽しいですね♪
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見たかったスポットのひとつ「久家の大蔵」
江戸時代後期に建築され、造り酒屋の久家本店が酒の貯蔵庫として利用していた蔵久家の大蔵 名所・史跡
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老朽化にともない取り壊される予定だったものを、平成12年、壁面にポルトガルの著名なアズレージョ作家・ロジェリオ・リベイロ氏による伝統的装飾絵タイル・アズレージョが施され、白壁に映える青色が美しい南蛮文化交流施設として生まれ変わりました。
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現在はギャラリーとして開放されており、自由に見学することができます。
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外壁画は大友宗麟時代の臼杵とポルトガルの歴史の経緯が描かれており、屋内のアズレージョはカトリックの洗礼が表現されているそうです。
臼杵城跡、稲葉家下屋敷、龍源寺の三重塔など、まだまだ見どころのある臼杵ですが、この日はけっこうタイトにスケジュールを組んでしまったので先を急ぎます。 -
城下町から車で10分ほど
臼杵石仏にやってきました。ここも一度来てみたいと思っていた場所です。
※ 臼杵石仏の詳細はパンフレットと公式HPを参考にさせていただきました。
https://sekibutsu.com/国宝臼杵石仏 名所・史跡
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臼杵石仏は凝灰岩の岩壁に刻まれた磨崖仏群です。平安時代後期から鎌倉時代にかけて彫刻されたと言われています。誰がどのような目的で造営したのか、はっきりとしたことは分かっておらず、今もなお多くの謎に包まれています。
その規模と、数量において、また彫刻の質の高さにおいてわが国を代表する石仏群であり、平成7年6月15日には、59体が磨崖仏では全国で初となる国宝に指定されました。 石仏群は4群に分かれ、地名によって、ホキ石仏第1群(堂ヶ迫石仏)、ホキ石仏第2群、山王山石仏、古園石仏と名づけられています。
※ホキとは、「がけ」という意味の地名です。 -
順路にそってまずはホキ石仏第二群から
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2龕(がん)からなり、第1龕には阿弥陀三尊像が見事な技術で掘り出されています。平安後期頃の作。
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第2龕は「九品の弥陀」と呼ばれ、比較的小さな仏像が彫られています。
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離れた場所から見たホキ石仏第二群
こんな風に建物で覆われ、雨風の浸食を防げるようになっています。 -
ホキ石仏第一群
平安時代から鎌倉期に至るまでの磨崖仏が20数体並びます。 -
山の中に点在する石仏
順路に従って4群を一周すると約800mほど -
山王山石仏
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中央に丈六の如来像と左右に脇侍の様に如来を刻む三体の如来像で構成されています。仏像の顔は輪郭が丸く、目鼻はこじんまりとして童児のそれをおもわせ、今にも語りかけるような口もとなどは、邪気のない純真無垢な童顔そのものです。通称「隠れ地蔵」と言われています。平安後期頃の作。
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イチオシ
古園石仏
大日如来像を中心とする曼荼羅を構成し整然とした陣容をそなえる、臼杵石仏の中心的存在。通称古園十三仏とも言われています。 -
特に中尊の大日如来は日本の石仏の中でも最高傑作の一つ
臼杵石仏のチケットやパンフレットにもこの石仏の写真が使われていて、まさに臼杵石仏の「顔」ですね。 -
制作年代は平安後期を下らないと言われています。崩壊破損が甚だしかったのですが、修復工事(昭和33~)により平成5年に中尊大日如来の仏頭が復位され、昔日の荘厳な姿に復旧しました。
写真は修復される前の姿。切断された仏頭が台座の上に置かれていたのがわかります。 -
古園石仏の傍らにある金剛力士立像
右はなんとなくわかりますが、左側の像はまだ彫り始めたばかりという印象 -
案内板を見てようやく理解できました。
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のどかな山里にある石仏
ほっこりさせていただきました。 -
この日最後の観光地は「稲積水中鍾乳洞」
暑い中の観光が続いたので、涼をとりたくてやってきました。稲積水中鍾乳洞 自然・景勝地
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大分には3つも鍾乳洞があり、現在見学できるのはここ稲積水中鍾乳洞と、臼杵市にある風連鍾乳洞。
稲積水中鍾乳洞は日本初のダイビングができる水中区間を擁し、総延長は1kmを超え、水中洞としては日本一の長さ。
風連鍾乳洞は、最奥部の広間にある鍾乳石群がケイビング界では「日本一美しい」と言われています。
※LINEトラベル サイトより
https://www.travel.co.jp/guide/article/40297/
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どちらの「日本一」へ行くか迷いましたが、水中という言葉に惹かれ、稲積水中鍾乳洞を選びました。
洞内の温度は一年中16度、涼しいと思ったのもつかの間、上着を着ないと寒いくらいです。
※稲積水中鍾乳洞の詳細は公式サイトを参考にしました。
http://www.inazumi.com/index.html -
稲積水中鍾乳洞は3億年前の古生代に形成され、 30万年前の阿蘇火山大噴火により水没し現在の形を形成しました。
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洞内には水中鍾乳石や珊瑚石、ベルホール、ヘリクタイトなどが数多く見られ、世界的にも珍しい水中鍾乳洞です
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無数の鍾乳石
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水深 40mをこえる深渕
散策路は2つに分かれており、それぞれ200mほどありますが、見どころが多く楽しい洞窟探検ができました(^^) -
敷地内に併設された「昭和タイムスリップ ロマン座」
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ちょっとのぞくだけつもりが、けっこう楽しい!
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場末感が出てるな~
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ノスタルジック
最近の若い子は「エモい!」とか言うんでしょうね(笑) -
別府、臼杵、稲積とめぐり、大分市内に戻ってきました。
ホテル近くの大分城址公園では、府内城仮想天守イルミネーションを実施中(2020年2月終了) -
2泊した大分市内
この日も赤レンガ館がステキな府内五番街商店街で夕食場所を探します。大分銀行 赤レンガ館 名所・史跡
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石畳の道にマッチしたおしゃれなお店がいろいろありましたが、入ったのは庶民的な餃子と串カツのお店(^^;)
まぁ、1日運転してくれた夫の意向を尊重したいと思います(笑)
さぞかしビールが美味しかったことでしょう。 -
明日もまた長距離ドライブになるので早めに就寝しま~す。
ダイワロイネットホテル大分 宿・ホテル
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