2019/06/27 - 2019/06/29
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deracineさん
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本記事は 「(3) パリは燃えていた! 灼熱の太陽に照らされた華の都パリをメトロを駆使して回る https://4travel.jp/travelogue/11515315 」・・・・の続きです
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後半は今年4月に火災があり尖塔が焼け落ちたパリ・ノートルダム寺院の現況やパリ・ロマン主義博物館、そしてパリのイコンの一つ凱旋門などをを見て回った記録です
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<全体の日程>
パリ×2泊+アルル×1泊+アビニオン×1泊+エックスアン×2泊+ポーランド×5泊+機中泊=12泊13日間
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ペール・ラシェーズ墓地よりメトロに乗り Gare de Lyon(パリ・リヨン駅)に向かう
翌日(=6月29日)アルルに移動する際リヨン駅からTGVに乗るので、事前に身軽な状態で下見をするためだ -
これがパリ・リヨン駅、大きな時計台が目印
2009年6月にパリを訪れ、CDGからモンパルナス行きの空港バスを利用した際、ここにも途中停車したので覚えている
この駅については情報も少ないので改めて別記事で紹介しますパリ リヨン駅 駅
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次にパリ市庁舎を訪れたがここも何やら工事中だった
パリも景気回復の手段なのか至るところが工事中だったパリ市庁舎 現代・近代建築
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ただしこちらはゼネコンのための工事ではない!
4月15日に発生した火災のため現在修復工事中のパリ・ノートルダム寺院だ
修復中のため立ち入り規制されていたが、それでも多くの観光客が押し寄せていたノートルダム大聖堂 寺院・教会
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かっては多くの観光客を魅了した豪華なステンドグラスも見る影もなく焼け落ち、、、、、
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大きなバラ窓もネットが掛けられ工事中
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十字の交差部に建てられた尖塔もすっかり焼け落ちていた
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これは前回2009年に訪れた際、セーヌ川クルーズで船から撮ったノートルダム寺院
何だか月着陸船を連想させるような後陣と飛び梁も懐かしい -
セーヌ川は昔と変わらず 「たゆたえども沈まず」”Fluctuat nec mergitur“
アルコル橋 建造物
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この後一旦凱旋門近くの滞在中のホテルに戻り、しばし休息した
ホテル セシリア パリ ホテル
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そののち今度はメトロ2号線でパリ・ロマン派博物館を訪れた
ムーラン・ルージュの赤い風車がけだるいように回っていた
夜は輝きを増して怪しく光るのだろう(夜に訪れたことがないのでワカリマセン)ムーラン ルージュ ナイトライフ
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ここがロマン主義博物館(Musée de la vie Romantique )
狭い間口を通り抜けると受付の人がいた。特別展は有料だが常設展は無料だったパリ市立ロマン主義博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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間口は狭かったが中はそこそこ広く、中庭にはカフエがあった
庭には真っ赤なバラが満開だった -
1階にあったショパンの左手の石膏型?
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George Sand (ジョルダン・サンド)像、娘婿 Auguste Clesinger(オギュスト・クレサンジュ)作
いかにも肝っ玉母さんといった風情の風貌だ -
これはジョルジュ・サンド愛用のアクセサリー等々だが男性の私には興味なし
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一応予定したショパンゆかりの場所をまわったのでホテルに戻った
夜になり徒歩圏の凱旋門のライトアップ写真を撮りに出かけた (2:08)
これはシャンゼリゼ通りから撮ったもの -
凱旋門のある Place de l'Etoile (エトワール広場)は真上から見ると凱旋門を起点に道路が星のように放射状に出ている (2:55)
カメラのシャッターを5~10秒にし、凱旋門の前を通過するクルマのライトが描く光芒を表現してみた -
これは反対側から撮ったもの (1:51)
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少し凱旋門から離れたシャンゼリゼ通りから撮ったもの (2:20)
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シャンゼリゼのマクドナルドの夜景 (2:28)
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夜のシャンゼリゼをクルマがひっきりなしに通り、美しいカラーラインを残していく (2:20)
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2連泊したホテル・セシリアのロビー。奥は食堂
小さいホテルだが便利で Chic なホテルだったホテル セシリア パリ ホテル
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お客さんからの評価が高いのも頷ける (9:46)
フロントには誇らしげに trip advisor の証明書を展示していた -
5階建ての最上階の部屋だったせいか、便利だが静かでエアコンもあり
ゆっくりと長時間フライトの疲れを癒すことができた (9:40) -
翌日、パリ出発の朝、近くのモンソー公園にメトロを使って出かけた (8:17)
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ご覧のとおり入り口も立派な公園だ (8:18)
モンソー公園 広場・公園
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早朝ランニングに励むパリジャン、パリジェンヌの姿も多く見かけた (8:29)
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子供が楽しそうに遊ぶ公園の片隅に目的のショパン像がひっそりと隠れるようにあった (8:29)
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レコードやCDジャケットでよく見かけるピアノを弾くショパンとその女神像 "Chopin au piano et sa muse" Jacques Froment Meurice の作品 (8:26)
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ショパン様の顔をアップで (8:28)
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入り口近くの美しく咲いたバラを愛でて帰路に就いた (8:34)
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メトロのモンソー公園駅。Charles de Gaulle/Étoileより3つ目の駅で近かった
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懐かしき凱旋門のあるエトワール広場に戻ってきた(8:34)
土曜日だったが心配された Mouvement des Gilets jaunes (黄色いベスト運動)のデモもなかったが、その代わり中国人環境客が津波のように押し寄せていた -
凱旋門の下には地下道を通っていく (8:52)
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広くて明るい地下道 (9:10)
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入場券売り場。(8:53)
デモの影響でしまっているのかと思っていたら早とちりだった
オープンは10時からだ -
2001年6月、初パリの際はこの凱旋門の屋上に上りパリの街を見下ろした
Étoile(星)広場の名前のとおり、ここを原点に12本の道路が星が放つ放射状の光線のように出ている -
よく知らなかったが凱旋門を頂点に地形は緩い下り坂になっており、遠くにコンコルド広場のオベリスクが見えた (9:08)
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そのシャンゼリゼ通りのちょうど反対側には 新凱旋門 (Grande Arche de la Defence) が見える (8:59)
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Gilets jaunes (黄色のベスト)のデモはなかったが、それでも多くの軍隊が警戒にあたっていた (8:56)
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軍隊も子供には甘いのか、中国人の子供に何やら相手をしていた (8:56)
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無名戦士の墓
慰霊の炎が消えることなく燃えていた -
シャンゼリゼ通りから見て凱旋門の右側にあるレリーフ
これが通称「ラ・マルセイエーズ」と呼ばれるリュード作の彫刻「1792年の義勇軍の出陣」 (9:05) -
左側にあるのがコルトー作の「1810年の勝利」という作品でウィーン講和条約を称えたもの
中央の剣を持ったナポレオンに右から勝利の女神が月桂樹を授けている
実は昔からよく視聴しているNHKの名曲アルバムでショパンの幻想即興曲がパリの美しい街の映像とともに紹介された
この凱旋門の映像も写り、その素晴らしさにすっかり魅了され是非パリを訪れて本物をみたいと思ったのが欧州旅行のキッカケだった -
ショパンは1831年からパリに住み始め、その後リストの紹介でジョルジュ・サンドと出会い、彼女の庇護を得てパリ社交界での名声を得る
しかし些細なことからやがてサンドとも破局
1948年2月にイギリスへ演奏旅行に出かけるが、旅先での無理がたたって病状が悪化
1849年10月17日 パリ・バンドーム広場の見える部屋で39歳の短い人生を閉じた
「パリはショパンにとって栄光と失意の織りなす都であった」・・・・NHK名曲アルバムのエンディング・キャプション
ショパンは私にとってピアノ音楽の素晴らしさと海外旅行の楽しみを教えてくれた恩人でもあった(合掌)
https://www.youtube.com/watch?v=fBA-38mzabs
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