2019/07/03 - 2019/07/05
240位(同エリア936件中)
deracineさん
- deracineさんTOP
- 旅行記202冊
- クチコミ44件
- Q&A回答164件
- 380,036アクセス
- フォロワー38人
敬愛する ”ピアノの詩人” ショパンの足跡を追ってフランス&ポーランドの2か国をシニア男性が一人旅で「冒険旅行」してきました
初めての土地にもかかわらず添乗員なし、言葉も通じず、西も東も分からないという苦難に満ちた旅でしたが何とかショパンの聖地を巡礼するというミッションを果たすことができました
これもひとえに神様のご加護のおかげと感謝しています
今回は直接的にはショパンとはあまり関係ありませんが「ポーランドの京都」と呼ばれる古都クラクフを訪れたので「私の目で見たクラクフ」を紹介したいと思います
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
<全体日程>
往復LOT(ポーランド航空)利用、
往路・・NRT→WAW乗継→CDG、復路・・・WAW→NRT(直行便)
パリ×2+南仏×4+クラクフ×2+ワルシャワ×3+機中泊=12泊13日
PR
-
今回2泊したホテル、Matejko は Jana Matejki マテイキ広場に面し、旧市街の入り口であるフロリアンスカ門もすぐ近くという便利なロケーションだった
利用しなかったがヴェリチカ岩塩坑行きバス停もすぐ近くにある -
これがヤナ・マテイキ広場
-
ホテルのフロント
ノリの良いアメリカと違って愛想は良くないが仕事は堅実にこなしてくれるようだ -
徒歩数分のバルバカン、クラクフ旧市街の北の門であるフロリアンスカ門を護る円形の砦である
1498年に建てられヨーロッパに3つしか現存しないバルバカンのうち最大のもの
もう一つはワルシャワにあった -
これはワルシャワのバルバカン
-
クラクフの王宮観光は手続きが煩雑と聞いたので安直にVELTRAの下記ツアー(英語)を利用した・・・「世界遺産の旧市街を巡る!クラクフ半日観光ツアー<クラクフ発> 」
最寄りのホテルで朝8時にピックアップしてもらった。そのピックアップ場所がこのホテル、メルキュール クラクフ スタレ ミャスト(Mercure Krakow Stare Miasto)
行ってみるとチャイナ恐るべし! ここにも中国人観光客が押し寄せていた(7:54)
ここで拾ってもらい集合場所であるシェラトン・グランドへ向かう -
ここが全体の集合場所であるシェラトン・グランド前(8:28)
半日観光ツアー(英語)参加者は他に3人のみ -
最初にクラクフのユダヤ人居住区である Kazimierz カジミエシュ地区を訪れた(8:51)
ただし外観観光のみ -
ここには数多くのシナゴーグ(=ユダヤ教の教会)がある(9:05)
-
クラクフの市街地図を指さしながら説明しているガイド、Beata さん(9:29)
-
クラクフの小高い丘の上に立つヴァベル城の高い城壁(9:31)
ここで下車し城内を徒歩観光した -
城内の写真、中央にそびえるのがヴァヴェル大聖堂 (9:54)
-
王宮内の城壁には寄進者の名前が書かれたレンガが埋め込まれていた (11:34)
-
ヴァベル大聖堂(10:03)
14~18世紀の約400年間、歴代の王の戴冠式を執り行った大聖堂
幾度も増改築を繰り返してきたので様々な建築様式が混在している -
王宮内の見学は大きな荷物は持ち込み禁止ということで一眼レフの入ったバッグを預けた(11:03)
王宮内は撮影禁止で加齢のせいか記憶力も低下、何を見たかよく覚えていない
ただポーランドファンには失礼かも知れないがあまり鮮烈に記憶に残るようなものはなかったような気がする -
併設ショップにあったドラゴン人形(11:06)
-
同じく民族衣装を着た人形(11:06)
-
ヤギェウォ大学 (12:18)
ヤギェウォ大学は1364年、ポーランドで最初に設立された歴史ある大学でコペルニクスや前ローマ教皇ヨハネ・パウロ二世もここの出身 -
ポーランドは敬虔なカトリック教徒の多い国で立派な教会があちこちにある
これはヴァベル城から中央広場に至る道にあった聖ペテロ聖パウロ教会
音響が良いらしくできればコンサートを聴きたかった -
クラクフの中央広場。旧市街の中心に位置し、総面積4万平米もあるヨーロッパ最大の広場(9:48)
-
中央広場のほぼ中央にある織物会館の1階は多くの土産物店が並んでいた (12:34)
-
中央広場の中心に立つ聖マリア教会。1222年に建てられたゴシック様式の教会
-
あいにく主祭壇は修復工事中だった
本来なら聖母マリアの被昇天が見られるのだが肝心のマリア様は拝めず -
主祭壇を飾る15世紀のファイト・シュトース Wita Stwosza 作の彫像
もらった絵葉書にこの修復前の主祭壇の写真があった -
金ピカの説教壇
-
豪華な金ピカレリーフが施された聖歌隊席
-
聖書のエピソードが描かれているようだ
-
ポーランド出身のローマ教皇 ヨハネ・パウロ2世 (在位:1978年10月16日 - 2005年4月2日)の肖像画が飾られていた
-
ホテルの部屋はシングルで12平米しかなかったので、さすがに狭かった
しかし寝るだけならこれで十分だ
デスク&ロッカーも一切飾り気のないシンプルなものだった
、 -
シャワールーム(左)、トイレ(右)
-
最終日はヴァベル城を出てビスワ川沿いを散歩することにした
ビスワ河畔はワルシャワやクラクフ市民の憩いの場でゆっくりと散歩するべきとのネット情報を見たからだ
ハリウッドの Walk of Fame のようなセレブの手形が歩道に飾られていた -
その中で自分が知っているセレブはこの方のみだった
-
クラクフ名物のドーナツのようなリング状のオブヴァジャンキ(obwarzanki)
ドーナツと異なり揚げてもいないし甘くもない
2PLN(=60円)と安いので買ってランチ代わりにした -
オブヴァジャンキ越しに子供に大人気のドラゴンを見る
-
この火を噴くドラゴンは大人にも子供にも大人気、みんなの記念撮影スポットだ
-
ガォー、、、恐ろしいドラゴンが火を噴いた
古い伝説によるとこのビスワ川には美しい娘をさらっては食ってしまう恐ろしいドラゴンがいた
そこである靴職人が硫黄とタールを浸み込ませた羊を騙して食べさせたところ喉が渇いたドラゴンはビスワ川の水を飲み続け、ついには身体が破裂してしまう
賢い靴職人は王の娘と結婚できたという、、、、メデタシ、メデタシ
このドラゴンは不定期に突然火を噴くのでシャッターチャンスが難しい -
ドラゴンに会えてうれしそうな男の子とそのお姉さんだろうか?仲良し姉弟のようだ
-
ビスワ川に架かる橋からヴァベル城を写す
-
川には多くのクルーズ船が運航している
-
ビスワ川が大きく「ヘの字」に曲がったところ(=シェラトン・グランド付近)からクルーズ船とヴァヴェル城を撮った
-
このマリーンルックのクルーズ船ガイド嬢から熱烈な呼び込みを受けたが時間もなく次回のお楽しみということで勘弁してもらった
-
橋を渡り対岸にある Muzeum Sztuki Techniki Japonskiej "manggha" 日本・美術技術博物館”マンガ館”を訪れた
この奇抜なデザインは日本の建築家・磯崎新 氏によって京都クラクフ財団に無償提供されたもので、日本画によく出てくる波をイメージしている -
まずは川沿いに併設されたカフェで美しい対岸の景色を眺めつつコーヒーブレイク (12:45)
-
よく見るとテーブルの上には懐かしいキッコーマンの醤油が置かれていた
寿司などの和食メニューもあるようだ -
ショップもあった
-
こちらがマンガ館の正面入り口
-
このマンガ館はポーランドの著名な日本美術コレクター 故フェリックス・マンガ・ヤシェンスキ氏の1万2000点に及ぶ収集品を展示するため設立。その設立された経緯は以下のとおり
日本美術・技術博物館マンガは映画「灰とダイヤモンド」などで有名なアンジェイ・ワイダ監督の提唱により建設されたもの
1994年 日本美術・技術センターとして開館、開設後の10年間は国立美術館の分館だった
ワイダ氏は1987年に受賞した京都賞(稲盛財団がスポンサー)の賞金をもとに建設資金を調達、1994年に完成した
2005年、マンガは独立した国立文化機関となり、2007年から博物館としての活動を展開している
詳細は下記HPを参照方・・・・http://manggha.pl/jp -
入場券の刻印は桜と菊の花びらだった
-
現在展示中作品の紹介
KODOMO NO KIMONO(子供の着物)
Kon-kon! Masters of the Japanese Picture Book(コンコン!日本の著名絵本画家達) -
展示されていた着物。しかし今の日本ではこのような着物はめったに着ないな~
-
このように日本の絵本画家のほのぼのした絵が多く紹介されていた
-
英語で書かれた紹介文にはこう書いてあった(要約)
子供が最初にアートに触れるのは絵本を通してです
絵本は子供の美学や感受性とりわけ想像力に大きな影響を与えます
日本の絵本は日本文化と西洋文化を教えるビジュアルアートです・・・中略
ポーランドでは益々日本の絵本は人気が集まっています -
ポーランドの子供が描いた日本へのメッセージ
アニメを通じて日本に好印象を持ってくれるのは嬉しい
以前帰国時の Air France 機内で 座席前のフライト マップを見ていた妻が「三鷹のジブリ美術館が地図に載っている!」と驚いていた
それほど日本のアニメは世界では有名だ
私がショパンを慕ってポーランドを訪れるように日本のアニメを見たいがゆえに日本を訪れる外国の若者を多く目にした
今回 "京アニ”でテロにより多数の若い有能な人材の命が失われたことは日本の大きな損失だ
ここに慎んで心から哀悼の意を表します
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
-
前の旅行記
(3) パリは燃えていた! 天高くそびえていたノートルダム寺院の尖塔は見る影もなかった
2019/06/27~
パリ
-
次の旅行記
(6) 夜はもっと楽しい(?) クラクフに名残り惜しみつつ、軽食付き一等車でワルシャワに移動
2019/07/03~
クラクフ
-
(2) パリは燃えていた! 灼熱の太陽に照らされた華の都パリをメトロを駆使して回る
2019/06/27~
パリ
-
“ピアノの詩人” ショパンの聖地を訪ねて~フランス&ポーランド シニア男性の冒険旅(要約編)
2019/06/27~
ワルシャワ
-
(3) パリは燃えていた! 天高くそびえていたノートルダム寺院の尖塔は見る影もなかった
2019/06/27~
パリ
-
(4) ポーランドの古都クラクフは観光しやすい、美しい街だった 人気のManggha館にも立寄った
2019/07/03~
クラクフ
-
(6) 夜はもっと楽しい(?) クラクフに名残り惜しみつつ、軽食付き一等車でワルシャワに移動
2019/07/03~
クラクフ
-
(5) 坑道の長いトンネルを抜けると塩の美術館だった ~ ローカル電車で訪れたヴェリチカ岩塩坑
2019/07/04~
ヴィエリチカ
-
(9) 世界 迷いまくり街歩き~行ってみなくちゃ分からない! 私には印象ワル・シャワ体験記
2019/07/05~
ワルシャワ
-
(7) ワルシャワでショパン博物館やワジェンキ公園などの聖地を巡礼 ショパン三昧で過ごす
2019/07/05~
ワルシャワ
-
(8) ChopinPASS を利用して訪れたショパンの生家はファンにとって天国だった
2019/07/07~
その他の観光地
-
(0) "ピアノの詩人" ショパンの聖地を尋ねて~フランス&ポーランド 12泊13日ひとり旅(計画編)
2019/07/08~
フランス
旅行記グループをもっと見る
この旅行記へのコメント (2)
-
- kodamaさん 2019/08/31 16:46:26
- ご無沙汰しております。
- 7月にポーランドに行ってらしたのですね。
私のイメージだと旧共産圏なのですが、クラクフは美しい古都らしいですね。
今は観光立国なのでしょうか。
ところで deracineさんがご存知のセレブってCCですか?
それがすぐにわかる自分にもなんか笑ってしまいました。
スペイン行ってまいりました。
心配していたコルドバのAVEへの乗車ですが deracineさんのおっしゃるように
拍子抜けするぐらい簡単でした。
- deracineさん からの返信 2019/09/03 01:09:38
- Re: ご無沙汰しております。
- Kodamaさん、こんにちは
ご訪問&コメントをいただき有難うございます
いろいろ旅行記を書いても何の反応もなく少々残念に思っていたところに適切なコメントをいただき感謝します
想像するにKodama さんとほぼどう世代かも知れません
我が青春時代は欧米の洋画や洋楽が大人気で、ちょっとコケティッシュなC.Cは私好みの女優さんでした
ところでスペインは女性三人組で行かれたのでしょうか?
女三人寄れば、かし・・、賢い旅をきっとされたことでしょう
「三人寄れば文殊の知恵 」と言いますから
私達の経験ではスペイン人は大変親切で、食べ物も美味しく楽しい旅ができました
きっとkodamaさんも楽しい時間を過ごされたのでは、と推察します
涼しくなったら是非スペインでの思い出を旅行記でご披露して下さい
期待しています。まずはお礼まで、
ではまた、
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
クラクフ(ポーランド) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
クラクフ(ポーランド) の人気ホテル
ポーランドで使うWi-Fiはレンタルしましたか?
フォートラベル GLOBAL WiFiなら
ポーランド最安
497円/日~
- 空港で受取・返却可能
- お得なポイントがたまる
旅行記グループ ピアノの詩人・ショパンの聖地を尋ねて~フランス&ポーランド 12泊13日ひとり旅
2
53