2019/07/05 - 2019/07/08
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deracineさん
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*<2020. 2/16 Ver.2.0>・・・・「迷いまくり」対策を追記しました
この記事はワルシャワのショパン関係以外のことを主に書いたものです
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某国営放送の番組をもじったようなタイトルですが今回の旅の経験で感じたことを率直に表現したものです
この記事は特にこれからワルシャワに個人旅行を計画されている方を念頭に書きました
初めての土地、しかも旧共産圏・ポーランドの首都、と治安面からも懸念されるので今回の旅の最後に訪れることにしました
これは全く正解で、クラクフと異なり私のようなビンボーな個人旅行者には以下の点で観光しにくいところでした
1)初めての地では現地ツアー利用が便利だがVELTRAで探したところ一人参加可能な半日観光が最低でも160ユーロとベラボーに高い
2)中央駅と主な観光地が集中している旧市街とが離れているのが不便。
また駅から旧市街には乗り換えなしで行けない(ショパンの像&無料コンサートがあるワジェンキ公園も同じ)
3)トラムやバスのキップ購入が初めての人には難しい。また乗車後すぐ刻印が必要で、これを忘れると旅行者でも多額の罰金を取られるのがコワイ
トラム&バスを敬遠し Google Map に道案内させて徒歩で回ったらボケが進行して方向感覚が衰えたのか、タイトルにあるように迷いまくり、、、トホホの旅でした
幸い日程に余裕を持たせていたため何とか最低限の観光地は見ることができした
しかしモノは考えようで道に迷ったおかげで観光地ではない ”素顔” のワルシャワを垣間見ることができました
また土・日にショパンゆかりの教会を訪れたため幸運にも結婚式を多く見かけました。これも興味深かったです
最後に事前には親日国ときいていましたが個人的には非常にイヤな体験をしました。これが私に限り起こった事例であればよいのですが、、、、
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<全体日程>
往復LOT(ポーランド航空)利用、
往路・・NRT→WAW乗継→CDG、復路・・・WAW→NRT(直行便)
パリ×2+南仏×4+クラクフ×2+ワルシャワ×3+機中泊=12泊13日
<詳細日程>
6/27 LOTにてNRT→WAW乗継→CDG パリ(泊)
6/28 パリ市内観光(ショパン聖地巡り)パリ(泊)
6/29 パリ→アルル移動(TGV利用)、アルル(泊)
6/30 アルル、カマルグ観光後アビニオン移動、アビニオン(泊)
7/01 リル・シュル・ラ・ソルギュ観光後エックスへ、エックス(泊)
7/02 ラベンダー全日ツアー エックス・アン・プロバンス(泊)
7/03 MRS→AMS乗継→KRK クラクフ(泊)
7/04 AM:市内半日観光、PM:ヴェリチカ岩塩坑 クラクフ(泊)
7/05 クラクフ市内観光、夕刻電車にて移動、ワルシャワ(泊)
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7/06 ワジェンキ公園、ショパン博物館 ワルシャワ(泊)→ここ
7/07 ショパン生家観光後ワルシャワ市内観光、(泊)→ここも含む
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7/08 AM:市内観光、PM:WAW→NRT(LOT直行便)、機中泊
7/09 NRT帰着
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旅の最後を飾るワルシャワ滞在のホテルは中央駅に近い Novotel Warsaw Centrum。板チョコを立てたような薄っぺらい高層ホテルだった
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ホテルのエレベーターホールから文化科学宮殿なる建物がデーンと見えた
これはポーランドが旧共産時代に「スターリンからの贈与」という名目で造られたもので、ソ連に対して歴史的に複雑な関わりを持っているポーランドからするとあまり嬉しくない贈り物だ
確かに前世紀の前世紀の遺物という何かおどろおどろしい雰囲気だ -
7月5日(金)1日目の夜
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翌日(7月6日)はショパン博物館などを見学・・・別記事で書く予定 (7/6 15:37)
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博物館近くにあった落書き(7/6 15:40)
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これはショパン博物館から旧市街に向かう途中にあったもの
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博物館近くのショパンの壁画にも落書きと思われる部分がある(7/7 15:46)
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ショパン博物館見学後、聖十字架教会を参拝すると( 7/6 16:07)
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豊かな胸の谷間をチラつかせながら(スポーツ新聞的表現でスミマセン)歩く新婦も目撃した (7/6 16:19)
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ショパンがオルガンを演奏したというこのビジトギ教会では結婚式が行われていた (7/6/16:30)
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そのため内部はチラ見しかできなかった(7/6/16:38)
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新郎新婦登場! (7/6 16:34) 新郎はイケメンだ。新婦は、、、ノーコメント
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ポーランドでフレンチカンカンをやっていた (7/6 16:40)
ところでスカートの中はショートパンツ? -
どうやらこのお祭りの一部のようだ (7/6 16:41)
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先ほどは結婚式の最中だったので聖十字架教会の中に入れなかった。
しばらく時間をおいて行ってみる今度はあごヒゲを蓄えた新郎が長いドレス姿の新婦とともに登場 (7/6 16:51)
なおこのアゴひげファッションはポーランドの若者の間で流行っているようでよく見かけた -
裾持ちの女性を伴いつつ歩く新婦 (7/6 16:51)
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友人や親せきの祝福を受けるご両人
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晴れ姿を末永く記録すべくカメラマン (7/6 16:53)
よく見るとビデオではなく、デジタル一眼レフ (勿論日本製) を使っている
しかしカメラブレを防ぐジンバルは中国製だ! -
もとカノ?と談笑する新郎?? それはないか
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今日は特別に式が多いのだろうか、また別のカップルが式を挙げていた
横にいる禿げ頭は新郎か、はたまた新婦の父親か?
美人にコーフンして少しカメラブレしています -
結婚式も終わりやっと聖十字架教会の中に入ることができた
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クラクフ通りにはスシ屋を見かけた。しかし異国のスシ屋にわざわざ入る気はしない (7/6 17:24)
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我がホテルが見えた ここまで来れば大丈夫 (7/6 17:32)
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ワルシャワ3日目、ショパンの生家ツアーを終了しワルシャワに帰ってきた
まだ訪れていない旧市街を観光するべくトラムにトライする
ワルシャワ市内を縦横無尽に走るトラム。乗るべき路線を覚えれば便利だろうが、、、 -
そのためにはまずキップを買わなければならない
ガイドブックによるとキップはトラム、地下鉄、バスとも共通で使えて次の2種類がある
1)時間券・・・20分、75分、90分の3種類の有効時間別切符がある。時間内であれば乗り換えもOK
2)ショートターンチケット・・・改札した時刻から1日間、3日間及び週末券などがある
20分キップをコインで買ってスグ改札した。これを忘れるとキビシイ罰金が課される -
トラム内の自動キップ販売機&改札機
これと同じものが駅にも設置されている。ただしどちらもカードは使えるが紙幣は不可(きっと装置のメカニズムが複雑になるためだろう) -
車内は普通だった。特に怪しげな人も見かけなかった
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駅名はこのように車内に表示はあるが常に Google Map で現在位置を確認した
ポーランド語は旧共産圏ではあるが幸い日本人には馴染みのないキリル文字を使用せず、英語のアルファベットを使っている。しかし馴染みのない単語が多く、また発音も違って読みにくい
観光地の集中する旧市街に行くには乗り換えが必要でワルシャワ初心者には難しい。
そこで RATUSZ ARSENAL まで乗りそこから歩くことにしたワルシャワ蜂起記念碑 モニュメント・記念碑
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RATUSZ ARSENALから Google Map を頼りに歩くと何やらこのようなモニュメントのある所に出た
調べるとワルシャワ蜂起記念碑 (Warsaw Rising Monument )だ -
途中でこのような二階建て観光バスを見かけた(16:56)
世界のいろいろな都市で利用した経験はあるがワルシャワではどうだろう?
運航本数、時間、ルートが問題だ -
ショパンが通ったというレストランで夕食後バルバカンを訪れた
旧市街の北門にあたるバルバカン (7/7/ 17:00)
ここで何ということか、コンデジのバッテリーが切れて、あいにく予備も忘れる始末。仕方がないので iPhone6S で以降撮影 -
iPhone6S で撮った旧市街の王宮広場、世界遺産
第二次大戦中ナチスドイツによりワルシャワは徹底的に破壊されたが戦後市民の努力により「レンガのヒビに至るまで」以前の状態に復興したという
かくも感動的なものではあるがクラクフで同様のものをみたばかりなので既視感があった -
旧市街の南端に位置する王宮
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繁華街クラクフ通り、多くのしゃれた店が並んでいる
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ショパンのコンサートをやっている会場
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これは中央駅付近にあった落書き
今まで歩いた欧米の街でも落書きは多い方だろう
一般的に落書きの多いところは治安が悪いと言って良いだろう その点でもワルシャワは要注意だと思った
私の予感は的中した。 思いだすのも不愉快だが7月5日(金)ワルシャワ到着した日の夕方、ホテル近くの歩道を散歩していたら突然大きな男の声で罵倒された
ポーランド語なので何と言っているのかは不明だが語調からして罵られたと思う
多分ホームレスか何かをチラ見して目をそらしたのに怒ったのかも知れない、あるいは日本人に何か怨みでもあるのか?
あまりにも大きな声でだったので周囲の人々も振り向いていた
昼間だったから幸い事なきを得たが夜だったら、、考えるのも恐ろしい -
ということで恐ろしい悪シャワの夜景撮影はアブナそうなのでホテルの14階エレベーターホールから撮ったが室内の灯りが映りこんでしまう
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そこで外に出て、ホテルのすぐ前の歩道から慎重に回りを常に見渡しながら撮影した
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3日目の夜(=ワルシャワ最後の夜)はダブルベッドに大の字で寝て帰国に備えようと思ってふとデスクの上の小さな紙を見ると、、、
-
「タバコ及び電子タバコを部屋で吸ってはいけません。部屋での喫煙に対する
罰金(=fine) は 450PLN (=約13,000円)
私自身は喫煙者ではないが何かと罰金の多い国だ -
部屋の天井をよく見ると煙感知器及びスプリンクラーと思しき装置が付いている
これが万一作動し、部屋が水浸しになったら損害賠償も請求されそうだ -
まあ禁煙者には無関係なのでゆっくりと風呂に入った
-
ワルシャワ4日目の朝、旧市街の写真を撮り直すために出かけた
街のあちこちで目にする看板 KANTOR 、これは両替屋 (7/8 8:21)
建物の下部には汚い落書きが目立つ -
ここにも汚い落書きが、、、 (7/8 8:19)
ここまで落書きの多い都市はニューヨークのブルックリン地区しか知らない
(二階建てバスから高見の見物をした)
もっとも同地区は最近おしゃれな街に変身中らしいが、、 -
旧市街の北の砦、バルバカン (Warsaw Barbican)
16世紀半ば、旧市街を防御するために造られた円形の砦。1656年の北方戦争の際スウェーデン軍の侵攻をここで受け止めた -
洗礼者ヨハネ大聖堂
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大聖堂の前の細い道から王宮が見えた
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王宮を再度撮りなおしたが天気は昨日の方が良かった
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広場の中央に十字架を持って立つジグムント三世像。1596年、ポーランドの首都をクラクフからワルシャワに遷都した人物だ
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王宮では宝石展をやっているようだったが時間がなかった
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旧市街に通じる通りの入り口 Nowy Świat (7/8 11:43)
ここをよく覚えておくべきだった
ワルシャワ旧市街から南に向かう道路はワルシャワで一番の歓楽街 -
道に迷い時間を浪費し、予想以上に時間を浪費してしまった
ホテルに預けた荷物を受け取る際、ベルボーイが「タクシーを呼びましょうか」
と聞いたので「クレジットカードは使えるか?」と尋ねた
現金の持ち合わせが少なく、またPLNはマイナー通貨なので国際キャッシュカードを使って現金化して残っても困るのだ
実は駅前で旧市街のに行こうとタクシーに聞いたらカードはダメと言われた
タクシーによってはカードが使えるようだ
フレデリック・ショパン空港までは20分、80PLN(=2,400円)だった -
LOT(ポーランド航空)のカウンターでチェックイン
-
真っ先にモニターで搭乗機の状況、ゲートを確認した
-
フレデリック・ショパン空港は子供にやさしい空港だ
こんな飛行機の形をした遊び場を提供している -
知らなかったがポーランド、航空の尾翼のマークはコウノトリらしい(ツル?)
-
この遊び場で大はしゃぎの子供たち
遊び過ぎて乗り遅れることのないように! -
これが搭乗ゲート
-
ゲート前には日本人の団体ツアー客を大勢見かけた
予約時に早くから席が埋まっていたのはこの団体客だったのか、、 -
帰路の搭乗機もBoeing 787
-
往路はCAの顔ばかり見ていたが胸の名札をよく見ると日の丸が見える
これは日本語が話せるCAという目印なのだろうか? -
旅の終わりはいつもウレシイような悲しいような複雑な心境だ
長いボーディングブリッジを渡り機内に入った -
さらばポーランド、 Do widzenia (ド・ヴィゼーニア、さようなら)
-
搭乗機は途中で美しい夜明けを迎えた
これは窓の液晶のフィルターがかかった状態で写したもの -
明るくなったので窓も明るくした
-
小さなトラブルはあったが無事成田空港に到着した。神様のご加護に感謝いたします。
帰ったら妻が私が旅行中はずっと雨ばかりだったと嘆いていた
また明日からいつもの日常生活が待っている。
Google マップで道を間違える原因(推定)
Google マップは方向転換した際進行方向が変わったことに対する反応が遅く、このためぐるぐる回ってしまうものと思われる。
その後他のアプリ、例えばYahoo!マップやシンプルに目的地の方向と距離だけを示すWaaaaay! などを使ってみたがこの方が的確に道案内をしてくれた。
これらのアプリがその後より使いやすくバージョンアップされているかもしれません。いずれにしても、一人旅の場合は地図アプリに頼ることが多いので事前に充分練習される事が望ましいと思います
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