2019/06/27 - 2019/07/03
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deracineさん
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華の都パリを訪れるのはこれで3度目。
最初はユーロ発足後間もない 2001年6月で、HISのフリープランを利用しました。
その際初めて métro(メトロ、地下鉄)を利用しましたが車内で危うくスリ被害にあいそうに、、、
そこで2回目の 2009年6月観光時は métro を敬遠しニ階建てオープンバスで市内観光をしました
しかしこれは安全ではあるが移動に時間がかかり効率が悪い
そこで3度目の今回は実質1日半しかパリに滞在しないこともあり métro を積極利用して回ることに、、、
その際大いに役立ったのがパリ版乗換案内の下記アプリでした
Next Stop Paris (iPhone, Android 両方あり、無料)
なお音楽は好きですが浅学菲才な私なので *印については以下の文献より引用させていただきました
*印・・・ショパン紀行「あの日ショパンが見た風景」、堀内みさ著 東京書籍刊
また文中に記載されている( )内の時刻はデジカメの撮影時刻です
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<全体の日程>
パリ×2泊+プロバンス×4泊+ポーランド×5泊+機中泊=12泊13日間
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LOTのフライトは 成田発 10:15 AM
東京では電車の遅延も頻発するので3時間の余裕を見て7時に空港ターミナルに着くようにした -
ポーランド旅行に際し事前に本サイトで質問したところポーランド通貨(PLN)の両替レートは悪いとの有益な情報をいただいたので3,000円分だけ円→PLNに両替した (7:14)
レートは 100PLN=3,536円 で、カード決済の場合 (約3,000円)に比べるとかなり不利 -
フライトは往復ともLOT(ポーランド航空)を利用 (9:38)
本当は Air France を利用したかったが料金の関係で割安なLOTを選択した -
機材は最新式のボーイング B787 (日本時間 10:43)
日本の炭素繊維が多用された燃費に優れた機種である
窓は液晶シャッターを利用して明るさを無段階に調整できるが反応が遅くせっかちな自分はイライラさせられた -
機内食も普通だった (日本時間 11:49)
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しかし価格は安いがCA美人度はLOTもなかなかのものだった (日本時間12:27)
日本人CAはいない(日本語の機内アナウンスも明らかにネイティブではない発音だった)
ひとつ前の席の向かい側に座ったこのCAもミニスカート姿の長い脚を時々組み替えるので、男性客の場合目のやり場に困っただろう -
ワルシャワまでは8000km弱(日本時間 12:20)、フライト時間 11:15
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何時ものようにわざわざ指定席料金を払って窓側席を確保したがロシア上空は雲ばかり、ポーランドはその名前の由来どおり何の変哲もない平野ばかり (日本時間 21:19)
あまり見るべきものは乏しかった -
空港コード WAW、正式名称: ワルシャワ・フレデリック・ショパン空港に到着した (現地時間 14:51、日本時間 21:51)
欧米では空港や駅に著名な人物の名前を付けるが、日本ではそのような例は高知の坂本竜馬空港のみ
国民みんなが納得するような偉大な人物がいないのか、国民性の違いか? -
WAW は乗り継ぎのみなので入国審査を済ませた後、急いで乗り継ぎ便のゲートに向かう (現地時間15:05、日本時間22:05)
なお入国審査は挨拶してスタンプを押してもらうだけの簡単なものだった -
パリ CDG 行き乗次ぎ便は沖留めだった。ゲートからバスで離れた場所まで行った(日本時間 23:14、現地時間 16:14 )
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我がスーツケースがコンベアの上に確認できたので一安心(日本時間 23:28、現地時間 16:28 )
目立つように好きなラベンダー色を選んだ
ちなみに今までロストバゲージの経験はない -
パリCDG郊外の様子(現地時間 19:28、日本時間 02:55)
特に目立つランドマークもなかった。郊外なので一戸建て住宅が多かった -
搭乗機は一番古いターミナル#1に到着した (現地時間 20:20、日本時間 27:20)
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ターミナル内に入ると夜の10時近くだったが夕陽が沈んでいった (現地時間 21:47日本時間 28:47)
明日も暑そうだ -
CDGからは Air France の Le bus direct で凱旋門で下車 (現地時間 22:42 以下現地時間のみ)
ホテルはそこから徒歩数分の距離だったが夜で、目も疲れていたので探しあぐねた -
徒歩数分の凱旋門は隣国からの観光客であふれていた (9:12)
凱旋門からシャンゼリゼを観光しながら歩いた -
パリで2泊したホテルは本サイトの口コミなどを参考にして凱旋門近くの Cécilia にした
立地条件、応対とも申し分ないホテルだった -
今回はメトロを多用するので迷ったが カルネ(10枚つづり回数券)を自販機で購入した (7:59)
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全然ブランドには興味ないがこれは ルイ・ビトン (8:35)
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プチ・パレ (8:52)
向こうに少し見えているのは華麗なアレクサンドル2世橋 -
道路の中央にでて凱旋門&デファンスを遠望 (9:01)
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イチオシ
コンコルド広場は Le Quatorze Juillet に向けて準備中でゴチャゴチャしていた (9:05)
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チュルリー公園に着いた (9:12)
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公園内からコンコルド広場のオベリスクと凱旋門を望む (9:19)
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公園内のマロニエには実がなっていた (9:20)
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公園内の噴水が高く上がり照り付ける太陽に白い放物線を描いていた (9:25)
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2001年に訪れたオルセー美術館がその優美な姿をセーヌ川の水面に映していた (9:32)
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イチオシ
再びチュルリー公園内からシャンゼリゼを写す (9:36)
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ジャンヌ・ダルク像 (9:40)
2001年の初パリではこれを目印に Cityrama 社のツアーに参加した -
そしてこのリーボリー通りを歩いたことを懐かしく思いだした (9:40)
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ここからショパンゆかりの地を回ることにした。最初は彼の臨終の場所、バンドーム広場 (10:06)
Google Map の助けを借りても場所の特定が難しく時間をロスした
中央に立つ青銅製の塔はオステルリッツの戦いで得たプロシャ軍の大砲をつぶして作ったもので頂上にシーザーの姿をまねたナポレオン像がある -
ナポレオン像のアップ(換算250mmで写したものを更にトリミング)
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ヴァンドーム広場にある有名ブランドショップ「ショーメ」は改装工事中だった
かろうじて足場越しに「ショパンここで死せり」と記したプレートを垣間見ることができた
1849年9月末、ショパンはシャイヨー宮からこの家に移り住んだ*。
病状が悪化しほとんど動けなくなっていた彼は美しい広場が見えるこの部屋をとても気に入っていたという*
1849年10月17日、すでに昏睡状態にあったショパンは姉のルドヴィカ、ソランジュ(=ジョルジュ・サンドの娘)などごく身内の人々だけに見守られて39歳の短い生涯を閉じた* -
彼の葬儀が執り行われたマドレーヌ寺院 (10:40)
祭壇には聖女マドレーヌ(=マグダラのマリア)が浮かび上がるように立っている
葬儀にはモーツアルトのレクイエムが演奏された -
この教会らしからぬ、ギリシャ神殿を彷彿とさせる外観になったのはナポレオンのせい(11:02)
建設工事はルイ15世に時代にスタートしたが建築家が相次いで他界、新たに権力を掌握したナポレオンが古代ギリシャ風の大殿堂に設計変更させたため -
オペラガルニェからはメトロに潜った (11:13)
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オペラ・ガルニエから3号線で Père Lachaise まで乗った (11:17)
ショパンの墓地に行くためだ -
パリ20区にあるペール・ラシェーズ墓地の中央入口、パリ最大の墓地である
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入り口には地図がある
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日本の墓とは異なり家のような外観の墓もあった。中にはステンドグラスが入ったものも見かけた
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地球の歩き方を参考にショパンの墓を探した(12:00)
他にも多くのファンが参拝に訪れていた -
ジョルジュ・サンドの娘、ソランジュの夫であるクレザンジェの手になる彫像。
ギリシャ神話の音楽の女神が壊れたライアー(竪琴)を手に、嘆き悲しむ様子を表現している -
レリーフの台座には「ワルシャワ近くのポーランド、ジェラゾワ・ヴォラ生まれのフレデリック・ショパン」と刻まれていた
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その反対側には「ポーランド貴族の娘、クシジャノフスカと結婚したフランス亡命者の息子」となんやら戸籍謄本のような血縁関係が記されていた
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多くの花が飾られていたが彼が好んだというスミレの花*は見いだせなかった。時期的に無理だったのかもしれない
ショパン臨終の場所と墓参りをするという最低限のノルマはこなし、またメトロにも慣れたのでこの後も快調にパリを散策した
最後にショパンの葬式の際に演奏されたモーツァルトのレクイエム(鎮魂歌・抜粋)を墓前に捧げます
https://www.youtube.com/watch?v=wIj2291zqwI
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