ドイツフランス家族旅行5パリ　入るのも大変だけど出るのも大変なルーブル美術館

2024/03/25 - 2024/04/02

春休みに家族でドイツとフランスへ行きました。
子どもたちは、新高一長男、新中一長女。
部活の縛りが無いからちょうどいいと思っていた。けど、受験の合否への気疲れや、高校、中学への手続き、学用品購入があり出発前が慌ただしかった。

日程も自分で決めたのに、乗り継ぎ間に合うかなとか不安しかなかったけど、ほとんどこなせて大きなトラブルも無く本当に良かった!
４トラの旅行記を読みあさりましたので、これがどなたかの参考になれば幸いです。

エリア パリ(フランス)

本日は9時半にルーブル美術館を予約しています。
アプリのBonjour RATPで行き方を調べてメトロで行きました。チケットは、NavigoEasyにゾーン1-2のNavigoJourを前日にチャージ済み。
地下のさかさピラミッドの方が空いていると聞いていたのに、間違えて地上に来てしまった。
９時くらいに着いて、９時半の列に並ぶ。もう並んでいる人がいました。
時刻ちょうどの列と３０分の予約の列、予約無しの列に分かれているんだよね、昨日学んだよ。
こういう待ち時間は肌寒いので、持っていて良かった防寒具。
あとパリは路上喫煙が多く、待っている間に吸われると、風向きによってはかなりつらい。

ルーヴル ピラミッド 現代・近代建築

９時40分くらいに建物へ入場し、お手洗いを済ませてからチケットコントロールを通る。
作戦
とにかくモナ・リザを先に見る。
DENON翼から入り、ネット情報とモナ・リザ看板を頼りにモナ・リザを目指しました。途中現れるニケ。演出の仕方素晴らしい。

ナイキのモデルになったのはどの辺のひだ？

ニケの右手も忘れずチェック。

その後はモナ・リザ看板を頼りにグランドギャラリーを目指し、

モナ・リザとご対面です。小さい小さいと言われていたからか意外と大きかった(笑)。
確か５０年ほど前に来日しましたよね？
今だと難しいんだろうなあ。
モナ・リザ、混んでいたけど順番待ちしたら最前列に行けるくらい。
朝イチお勧めです。

その後は、怒涛の鑑賞開始。
事前に展示中の中から観たいものを選んでおき、ダウンロードした紙の地図に印をつけておきました。

モナ・リザの次に見たかったのはこれ、ドラローシュ「ロンドン塔の若き王と王子」。

お兄ちゃん美しい。

なぜかパタリロを思い出した(笑)。

人影に吠えるわんこ。

細部も美しい。超絶技巧。

そしてまた怒涛の鑑賞。

クイズみたいなコラージュになってしまった(笑)。

長男はYouTubeで「民衆を導く自由」についての解説を見ていたので、観たかったらしいが修復中とのこと。その代わりではないけどショップでバッグを購入。
きっとまた来てねってことだよ！

で、次々行きます。
アポロンのギャラリー。

豪華な宝石。
似たようなのドレスデンでも見た！
宝石に傷がついていたりします。実際に使用していたからかなあ。

この角度からのニケも素敵。
作品そのものも良いけど、演出の仕方も素晴らしい。
ここにあるから余計ドラマチックに見える。
このようにニケを眺めつつRICHELIEU翼へ行きます。

素敵な階段。

ふと外を見ると大行列。

RICHELIU翼にはルーベンス様、ヴァンダイク様、レンブラント様、フェルメール様などがおられますが、ガラガラです。
マリー・ド・メディシスの生涯は非展示らしかった。
ルーベンスの描く人間はお肌つやつや、栄養状態満点って感じですね。

授業中。

他にもいろいろ見たんだけど、私以外が疲れて（というか飽きて）しまって出ることに。でも出口がなかなか見つからない。
１階に下りれば出れるとか単純なものではありません。超絶素敵な階段を下りたり登ったり。トレーニングかな？
「出れないよ～」と半泣き家族。

でも私は迷ったおかげで出合えた作品があって、一人嬉しかったのであった。

ミロのビーナスは観ようということになり、ビーナスは探して観る。
腰のつなぎ目を確認( ´艸｀)
長男が「ビーナスの印としてリンゴ持っているんだよね？」と、YouTubeでの勉強成果を披露。恐るべしYouTube。
その後は、出口表示の「Sortie」が出てきたので脱出ができました。

この表示に安堵する一同。
Sortie＝出口、忘れない。

そして恒例のギフトショップです。
途中、モナ・リザの後ろにもショップがあるのですが、ここでまとめて買えばいいかと買わなかった。そこでしかないものもあったので、旅では見つけたら買うがいいと思いました。

ルーヴル美術館 博物館・美術館・ギャラリー

こちらでお買い上げしたもの。
羽ペン、ウイリアムくん（見なかったけど）、羽ペンを立てるやつ、眼鏡ケース、パーカー。
ここでも免税のために「facture(ファクチュー)」という書類を作ってもらおうとしたら、ルーブルはやってないんだって！
「ウチはこの手のモノは対応してオリマセン」と断られた。

今回、免税にWevatというシステムを使いました。そのために「facture(ファクチュー)」という書類が必要だったのですが。
これだと、フランスでのお買い物合計で100ユーロ超えれば免税対象になるという。
フランス、免税で調べれば出てくるはずなので、気になる方はぜひググってみよう！

長女が買った羽ペン。ふさわしい字を書けるよう練習すると言っていました( ´艸｀)

長男はこのお帽子( ´艸｀)

さかさピラミッドから退場。迷宮から脱出。広かった。

ランチはメニューがステーキ一種類だけのLe Relais de l'Entrecôte。ルーブルから歩いて向かいました。ちょうど混んでいて、１時間くらい待ちました。
待ったかいあるかも。
お肉が、私は日本では食べたことのない赤身で柔らかくレアでも美味しかった。
子供たちは食べなれてないせいか微妙みたいでした。スタッフの圧がすごかったけど、たぶんあの人だけでしょう(笑)。デザート無しで一人5000円ほど。
一人での来店が男女人種関係なくいたので、将来もし一人旅できたら来てみよう。

ル ルレ ドゥ ロントレコート フレンチ

食後は、メトロでRépublique駅へ行き、サンマルタン運河沿いにあるArtazartへ。赤いお店。
本屋さんですが、ギャラリーにもなっていて気軽に絵が買えるんです。
コミュ強でないのでモンマルトルへ行って価格交渉するのは無理。気軽に買えるところを探していたら、フランスガイド中村さんがYouTubeで紹介していた。
ファクチューも作ってくれました、感謝。
だんだん頼むコツがわかってきた( ´艸｀)
もらったファクチューはすぐアプリにアップし承認を待ちます。

サン マルタン運河周辺 滝・河川・湖

ポンヌフ橋のスケッチ（25ユーロ）を購入。長男も自転車の絵（28ユーロ）を探して購入。
東洋人の来店が珍しかったのか？（多分いい意味で）興味深げに見られました。
セーヌ川のブキニストへ行けば数ユーロで絵やポスターが買えると後で気付いたけど、これはこれで。次回はブキニストへも行くぞー。

お店近くにある一角。ここを描いた絵もあったから買えばよかったなー。
また来てねってことですね( ´艸｀)

次に写真はない（ルーブル疲れ？）のですが、古着屋さんが三件くらい並ぶこの辺へ行きました。長男リクエスト。
制服みたいのもあって面白かった。
「KILO SHOP」は、服の重さ×タグの色で値段が決まります。店内に計りがあって値段の検討がつく。
長男が選んだシャツは、タグがまさかの日本語表示( ´艸｀)体形が合うのを選ぶとそうなる？
新品のお店には、社会人になってから自力で行ってください。

キロ ショップ (マレ店) 専門店

今日は８時にエッフェル塔のシャンパンフラッシュを見に行きます。
荷物を置きに一度宿へ帰る。
ここで夫が自転車を借りて帰ると言い出した。四捨五入で50歳、大丈夫か?
うちらはコンコルド広場に寄ったのもあり、夫の方が早く着いていた。

コンコルド広場 広場・公園

宿で少し休憩。いい眺めだ。

そしてシャンパンフラッシュを見にトロカデロ広場へ。ギリギリ間に合った。サマータイム前なので初回は午後8時。
ここお勧めです。空とエッフェル塔だけ。
日本語で「これで全部うまくいった」と言っていた人がいました。うんうん同感、お疲れ。

トロカデロ庭園 テーマパーク・動物園・水族館・植物園

シャンパンフラッシュは多分5分くらい続きます。
スリに注意しつつ景色を楽しむ。
なぜか着く瞬間、消える瞬間をそれぞれ見逃した（ルーブル疲れ？）。
メトロのトロカデロ駅では切符を買う人であふれていた。1日券にしておいてよかったです。

エッフェル塔 建造物

そして夜の凱旋門と、夜のルーブルへ。

凱旋門 建造物

ルーブル美術館では楽器を弾いておられた。似合うぜ。
このころ夜の９時くらい。
治安ですが、観光地では人が沢山いてスリ以外には危険な感じはしなかった。
私たちはメトロ12号線の終点が宿の最寄り駅でしたが、特に危険は感じず。
でも周囲に気を付けて、例えば人通りが少ない道で前から人が来たら、道を譲るていで間隔をあけてすれ違ったりしました。
…でも帰国後にパリでのテロ警戒レベルが最高に引き上げられていたと知った…。

宿の最寄り駅のMairie d'Issyの町役場もライトアップされていました。

明日は帰国です。
乗り継ぎ間に合うかなとかメトロの切符買えるかなとか、不安しかなかったこの旅も、なんとか無事に終わりそう。
パリってこんなに楽しいんですね。人気なのがわかりました。