2019/05/16 - 2019/05/16
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にふうささん
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嵐山といえば、有名な観光地であり、「渡月橋」、「竹林の小道」、「保津川下り」、「トロッコ列車」というのがすぐに思いつくと思います。その中でも、「トロッコ列車」に乗りたいと前々からずっと思っていたのですが、すぐに予約が埋まるなど、なかなか乗る機会がなかったのですが、偶然、観光バスでそういうバスツアーがあるのを発見したので、それならば「人が少ないだろう平日に予約して乗ってやろう」というのが、そもそものきっかけです。そのバスツアーは京都駅に集合し、午前中はトロッコ列車と保津川下り、午後は嵐山を散策して、再び京都駅に戻るというもの。しかし、嵐山は3回目なこともあり、嵐山でツアーを途中離脱して、嵐山を本格的に観光しようと思いつきました。
今回は、後編として「保津川下り」から降りた後以降の、「嵐山大探検」をご紹介します。午後だけの短い時間でしたが、本当に歩きました。自分でいうのもなんですが、本当に歩いた記憶しかありません。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- 私鉄 徒歩
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まずは「天龍寺」を訪問します。
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「天龍寺」は天井の登り龍が有名なので、最初はそれを見に行きました。「法堂」の内部は撮影不可なので残念ながら写真はありませんが、どこから見ても、龍がにらんでいるというのもあって、迫力があって、面白かったです。そういえば、これも「加山又造」作なのか。
天龍寺 寺・神社・教会
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天竜寺の一番のウリは庭園です。なので、バスガイドさんが、「建物は見なくてもいいですから、とりあえず庭園は見てください。庭園だけだと割引券が使えますので」という事を言っていましたが、本当にそんな感じでした。庭園はすごいのですが、建物までは見なくてもいいかなあという印象は同感です。
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別な場所から庭園を。写真右に入っているのは「書院」だと思います。
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北門近くに、大きな硯石がありました。この石碑は明治期につくられた新しいもののようですね。
このまま「天竜寺」を出まして、竹林の中を進んでいきます。 -
ここが嵐山の中でも有名な竹林ですね。みなさん写真を撮影しております。
ただ、あまりに人が多かったこともあり、今回は早々に退散いたしました。
ちなみに、表紙の写真は、帰り際の18時ごろに再度訪問して撮影したもので、そのあたりの時間帯になると、人気がなくなり、嵐山一帯は一気に寂しくなってきますので、ある意味おすすめです。嵐山 竹林の小径 自然・景勝地
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竹林の観光道とは別に、人力車用のショートカットできる道がありました。そりゃそうだよね。先ほどの道は通れないよねと。人が多いものね。
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まずは、「大河内山荘」へとやってきました。映画俳優の大河内伝次郎の別邸ですが、非常に庭の手入れが行き届いている庭園です。
大河内山荘庭園 名所・史跡
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園内ではこんな感じの道を進んでいきます。
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中には、御堂がありました。
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お堂の近くには、白砂の庭園がありました。非常に手間がかかっています。
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そして、ちょっと進むと、このような苔の庭園が。こちらも維持するのが大変で、手間がかかっています。
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山側を見た景色。おそらくは、先ほど保津川下りで見た、山の中腹あたりになるのかと。この大河内山荘は、山のキワにあるのですね。
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そして、京都市街方面が見れる展望台へとやってきました。なかなか眺めはいい感じです。
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またもや園内を進んでいきます。緑がいい感じですね。
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「妙香庵」という建物へとやってきました。休憩所的な感じで、中に入れました。なかなか雰囲気が良い場所でして、長居をしたいところでしたが、先を急ぎたいと思います。
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大河内山荘を後にして、そのまま道を進んでいくと、「御髪神社」がありました。髪の神社とは珍しい。そして、「アートネイチャー」もお金を寄進していたのが印象的でした。
御髪神社 寺・神社・教会
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「トロッコ嵐山駅」に来ました。さっき、トロッコ列車で通過した場所になぜか再び来てしまいました。ここのベンチでこれからの行程をしばし作戦会議をし、とりあえず、嵐山~嵯峨野あたりの寺院へ行こうという計画を立てました。
トロッコ嵐山駅 駅
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「常寂光寺」にやってきました。境内の多宝塔あたりから嵯峨野が一望できるということで、ちょっと楽しみです。受付をして山門をくぐり、中に入りたいと思います。
常寂光寺 寺・神社・教会
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入口入ってから、結構な石段が続きます。仁王門をくぐっても、まだ石段が続いているようです。
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本堂はこちら。正直、本堂はあまり見るものがなかったと記憶しています。
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がんばって石段を登ると、京都市内への展望が開けていました。なかなか高いところにありますね。近くに多宝塔もあったのですが、逆光になってうまく撮影できなかったので、省略いたします。
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本堂とは、通路を挟んで反対側にあった「妙見堂」。中には「妙見菩薩」という、北極星を象徴した菩薩さまが安置されているのだとか。
鳥居があり、そして手前の建物は通り抜けられるという、少し変わった空間でした。 -
「常寂光寺」を出て、しばらくすると、高倉天皇の皇女のお墓がありました。宮内庁管轄なので、入ることはできませんが印象に残っています。
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「祇王寺」にやってきました。祇王寺は、平家物語に関係があるお寺ですが、それよりも庭園の青紅葉等がきれいな場所として有名です。
この山門もなかなか趣ありますよね。祇王寺 寺・神社・教会
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園内に入りまして、庭園がある草庵を目指したいと思います。
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草庵から見た庭園がこちら。苔の緑がいい感じです。
ただこの祇王寺はこじんまりとしているために、これがすべてなのが残念な所です。 -
「祇王寺」を出ましたが、このころになると、歩くのに調子が出てきて、せっかくだから鳥居本まで行こうかと思いました。このお地蔵さん「八体仏」は、鳥居本へ至る道の分岐の所にありましたが、きれいに並べられて、そして服まで来ているので、地元の人に愛されているなあと思いました。
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街並みは風情があっていい感じです。なんで風情があるのかなあと思いましたが、電柱や電線がないということに気が付きました。やっぱり邪魔ですよね。すべての道で電柱をなくせとは思いませんが、景観地区はない方が望ましいです。
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「あだしの念仏寺」にやってきました。中に入ってみます。
あだし野念仏寺 寺・神社・教会
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中は、お地蔵さんがずらりと並び、その中心には仏塔があるという、ある種異様な光景です。ここは近くにあった無縁仏化していたお地蔵様を集めて、このように配置したとか。
写真中央の仏塔へは行けるので行ってみました。残念ながら撮影禁止だったので、写真はありませんが、中心の塔の部分へと入った時、風がサーっと吹き抜けて、雰囲気が一気にかわるような経験をしました。錯覚かどうかわかりませんが、不思議な体験をしました。 -
鳥居本の近くに、「街並み保存館」ということで、古民家を改造したであろう建物もありました。雰囲気があります。
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ここが嵯峨鳥居本の中心。鳥居が見えますしね。この先も道は続くようですが、先ほどまでのような雰囲気がある道でなくなることもあり、ここで引き返して、次の場所へと向かいます。
嵯峨鳥居本 名所・史跡
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大覚寺へとやってきました。途中、京都市バスとすれ違いましたが、自分でも「なんでこんなところまで歩いているんだろうなあ」と思うことしきりです。
ともかくも中に入りたいと思います。大覚寺 寺・神社・教会
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御影堂(左側)と本堂(右側)。御影堂は、大正天皇ご即位に際し建てられた饗宴殿を式後賜り移築したものだとか。
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大沢池がきれいに見えました。大覚寺のウリはなんといっても、大沢池です。大沢池のほとりに本堂があるために、本堂からでもよく見えます。
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大覚寺から嵐電嵐山駅方面へと戻る途中、「初音ミク」の痛車がありました。スゲー。思わず撮影してしまいました。
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「清涼寺」へとやってきました。入口の山門ですが、非常に立派です。
嵯峨釈迦堂(清凉寺) 寺・神社・教会
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本堂はこんな感じ。意外と質素な寺院でした。
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歩いて嵐電嵐山駅へと向かう途中、「そういえばまだ野宮神社へは行ってなかったなあ」と思い出しまして、野宮神社を訪問することに。
この入口の黒鳥居は、珍しいですよね。野宮神社 寺・神社・教会
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再び渡月橋の付近までやってきました。今度は渡月橋を渡って、南側へと行きたいと思います。
渡月橋 名所・史跡
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阪急嵐山駅に来ました。ただ残念ながら、阪急で帰るのではないので、ここから電車に乗るわけではありません。駅舎が改装されて、かなり綺麗になっているという印象を受けました。
あと、近くにレンタサイクル屋(阪急レンタサイクル嵐山)があるとのことで、見てみましたが、確かにレンタサイクル屋は大きそうです。
今回は、嵐電に乗って帰りますので、嵐電嵐山駅へと向かいたいと思います。嵐山駅 (阪急) 駅
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この日帰り温泉「風風の湯(ふふのゆ)」は、料金は平日1000円(土日祝1200円)と少し高いのですが、中は広くてきれいでしたし、嵐山散策で疲れた体を癒して、そして帰るために着替えることができて非常に助かりました。営業時間は12:00~22:00です。
風風の湯 温泉
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この日帰り温泉では、できる限り毎日小さなイベントを開催して、集客に結びつけようとしているらしく、今日は「かき氷」が半額の日でした。ということで、かき氷を注文してみることに。このかき氷は台湾式のかき氷でして、シロップで味付けされた氷を削っていくというものでした。そして、上にはマシュマロが乗っかっているというものです。食べてみましたが、非常においしくて瞬殺でした。
この日帰り温泉は休憩室で漫画読み放題だし、出前を取ることもできるしと、長居をしてしまいそうでしたが、次の予定があるので帰ることに。 -
嵐電嵐山駅にやってきました。最後はここから電車に乗って帰ろうと思います。
嵐山駅 (京福電気鉄道) 駅
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嵐電嵐山駅も中は改装して、だいぶ綺麗になっておりますね。私が訪れた大昔は、もっと殺風景だったのに。
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嵐電と高雄メトロが提携している宣伝がありました。つい半月前に高雄へ行ってきたばかりなのに。もっと早く知っていれば、ということしきりでした。
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嵐電が来ました。これに乗って帰りたいと思います。
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来た電車は、何かのラッピングカーだったのか、座席シートにキャラクターの絵があります。小さい電車ですが、面白かったです。
嵐電の太秦天神川駅から、地下鉄東西線へと乗り継いで、京都市内中心部へと行きました。これで旅行記は終了です。ご覧いただきまして、ありがとうございました。
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