2019/12/07 - 2019/12/07
500位(同エリア1422件中)
にふうささん
今年は紅葉が遅いので、12月に入ってさすがに紅葉は終わりかけだけど、まだ残っているかなあという希望的観測や、京都の定期観光バスを使って宇治方面へ行ってきました。定期観光バスの行程では、京都駅烏丸口を出発後、勧修寺、醍醐寺三宝院、萬福寺と訪問し、萬福寺の食堂で食事。午後からは、三室戸寺に行った後、宇治散策ということで、平等院鳳凰堂の中で解散し、およそ60分の自由時間ののちに、京都駅まで帰るという行程です。宇治方面は、私はほとんど行ったことのないお寺だったので、紅葉がなくても参加して非常に良かったです。
感想は2点ほど。紅葉は、さすがに12月なので終わりかけで、あと1~2週間早ければちょうど見ごろという状況でした。また、宇治は日本の国内外の観光客が非常に多く、オーバーツーリズムみたいな感じになっているのが残念だったなあ感じです。
日帰りなのですが、予想以上に長くなってしまったので、行程を分けて2回で紹介したいと思います。今回は、勧修寺、醍醐寺、萬福寺、三室戸寺といった京都市郊外の寺院を中心に紹介したいと思います。
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今回の京都定期観光バスはいつものように、京都駅烏丸口の定期観光バス乗り場から出発します。
京都駅 駅
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今回乗車したバス。普通の観光バスですが、京阪バスの運行です。京都定期観光バスは京阪が主に仕切っているようです。
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京都山科の勧修寺に到着しました。勧修寺は900年創建のお寺です。
また、右側には寒桜も咲いております。勧修寺 寺・神社・教会
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勧修寺の宸殿。階段の手すりが特徴的で、木を曲げて手すりの形をつくったのではなく、初めからそのような木を選んで加工したとのこと。
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書院の前庭。ハイビヤクシンという、ヒノキ科の常用灌木が這っているような感じが特徴。そして画面中央にある灯篭が、水戸光圀公寄進の「勧修寺型灯篭」だそうです。
また、後ろの方に見えるように、ここも紅葉は終わっていました。寂しいな。 -
勧修寺の観音堂。なかなか格好がいいものの、昭和6年に再建されたものでした
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勧修寺は、庭園が有名なのですが、もうすっかり冬景色となっていました。残念。
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次は醍醐寺へ。写真は、醍醐寺の駐車場から三宝院などへの道で、通称「桜の馬場」。道の両側には桜の木が植わっており、季節になると凄そうです。
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醍醐寺三宝院の入口。醍醐寺といえば、関白秀吉公の花見の場所です。事実、醍醐の花見を契機に整備されました。
醍醐寺 寺・神社・教会
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廊下を進んでいきます。
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醍醐寺三宝院の庭の一部。この庭が、関白秀吉公自ら縄張りして作成した庭で、なかなか趣深い感じでした。ただ、確かに秀吉公らしく、石をふんだんに使った豪華なものです。
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醍醐寺三宝院の勅使門。勅使が来たときのみだけ開く門。新しいのは、平成11年だかに落雷で焼失してしまって、再建したから。ちなみに、扉一枚2000万円かかっているとのこと。おそらく工事費は総額1億円ぐらいしたんだろうなあ
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醍醐寺の仁王門。ここから違う区域となるのですが、今回は時間がないので、泣く泣く残念。次はソロで来た時に訪れたい。
醍醐寺 寺・神社・教会
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次は萬福寺へ。萬福寺は禅宗の一派、黄檗派の総本山。中国から渡来した隠元禅師が1661年に開創した寺院で、中華風の建物が特徴です。
写真は、萬福寺の山門です。黄檗山萬福寺 寺・神社・教会
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萬福寺の天王殿。
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中には立派な布袋様がいました。布袋様は弥勒菩薩の化身とされているため、布袋様が神様として祀られているのはありなのです。
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このような回廊があります。
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萬福寺の大雄宝殿。道教に近い作りです。中には、釈迦牟尼仏、十六羅漢像などがありました。結構、身近にじっくりと見れまして、かなり勉強になりました。
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萬福寺の食事場「黄龍閣」にて、昼食の「普茶料理」をいただきました。要は、ちょっと中華風にアレンジした精進料理。味気なくて、物足りませんでした。ただ、天ぷらで油を使っているだけマシでしたけど、正直キツかった。
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大きな開椰(かいばん)もあります。これは現役だそうで、写真の反対側に行くと、はたかれた場所が痛んでおりまして、痛々しいので見せられません。
なぜ玉を加えた魚かというと、「魚」は目を閉じることがないので不眠を象徴しており、口からは煩悩玉を吐き出していると。このように僧侶の修行を励ます意味合いがあるそうです。 -
元々は上の魚のものですが、それをコンパクト?にしたのが、みなさん見ている「木魚」だとか。しかも、上の魚は玉を加えていますが、写真の「木魚」も中に玉があります。
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萬福寺の庭園。こちらも紅葉は終わりです。
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開山堂。
萬福寺には23棟もの主要建物があることから、見るだけでも時間がかかりますし、何が何だかよくわからなくなってきます。
そんなこんなで、萬福寺を後にしました。 -
次は「三室戸寺」へ。8世紀の創建と伝えられるお寺で、源氏物語の宇治十帖の話にも出てくるお寺です。西国観音霊場十番札所でもあります。
こちらも本堂までは石段を登っていきます。ただ見えているだけなので、さほどしんどくはないです。三室戸寺 寺・神社・教会
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三室戸寺の本堂。
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三室戸寺の三重塔。こちらも紅葉は終わってしまいましたが、紅葉している時期は非常に絵になっただろうなと思います。
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三室戸寺には変わったものがいくつかありました。こちらは「宇賀神」。耳を撫でれば福がつき、ヒゲを撫でれば健康長寿、しっぽをさすれば金運がつくというもの。ただ、やっぱり見た目は怖いよね。
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ウサギが持っている玉の中に、ダチョウの卵みたいなものが入っていて、すり鉢状の中で卵を立てると、運気が上がるというもの。中を見ながらやったら、意外と簡単にできました。ただ、やるのに夢中になって、正面からの撮影を忘れてしまいました。
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牛の口の中に玉が入っていて回転します。また、お腹のあたりには、小さな牛が入っていました。
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三室戸寺は、本堂の下にある、庭園も有名です。
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三室戸寺は、アジサイでも有名で、庭園にはたくさんのアジサイが植わっております。そのほか、ツツジや椿もたくさん植わっているとのことです。
ツツジ2万本、しゃくなげ1000本、アジサイ1万株だとか。
こんな感じで、宇治ツアーはすすんでいきまして、次は宇治散策編へと続きます。
ご覧いただきまして、大変ありがとうございます。
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