2019/05/01 - 2019/05/01
41位(同エリア455件中)
ぴろろんさん
8泊で南ドイツを周遊
4/27 ヴュルツブルグ泊
4/28 ディンケルスビュール泊
4/29 ミュンヘン泊
4/30 シュバンガウ泊
5/1 シュトゥットガルト泊
5/2 バーデンバーデン泊
5/3 オーバーヴェーゼル泊
5/4 ハイデルベルク泊
5/5 フランクフルトから帰国
5/1 旅の5日目。午後にベンツ博物館に行きました。ここシュトゥットガルトはベンツの本社があります。同じくポルシェの本社もあって、博物館もありますが、今回はベンツ博物館に行くことにしました。ベンツの歴史は長く、世界で初めてのガソリンで走る車を作ったことでも有名です。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- レンタカー
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
シュトゥットガルトの町を抜け、ベンツミュージアムに向かいます。
-
ここがベンツミュージアム
自動車の歴史を軸にベンツ社の歩みを紹介する、Mercedes-Benzの私設ミュージアム。2006年にこの建物でリニューアルオープンしたらしい。
モダンな建物ですね。 -
博物館に入る手前に展示されている最新のベンツのモデル(らしい)
私は正直、あまり車には興味がなくて、車は交通機関として利用しているだけで、これといって好きなメーカーもないから、それほど来たかった場所でもない。
特に、「ベンツ」に関しては良いイメージがないからなおさらかも。 -
入場料を払って(確か10ユーロくらいだったと思う)館内に入ると、まず高い吹き抜けに目が奪われる。
見学者は最初にエレベータで最上階まで運ばれ、そこをスタート地点とし、時間軸に沿って自動車の発展の歴史をたどる 'Legend' エリアとテーマに沿った車の展示を行う 'Collection' エリアを交互に行き来しながら徐々にフロアを下っていく。
館内はバリアフリーで、エリア間は全てスロープでつながれている。 -
なんだかトイレもおしゃれで、どこが入り口がわからない。
恐る恐るドアを開けたら、トイレだった。 -
館内に入るときにオーディオガイドが全員に配られ、そのオーディオガイドに沿って見学をする方式をとる。それぞれのエリアに入ると自動的にそのエリアの案内が流れる。また、個々の展示物にも案内があり、端末をオーディオガイドマークに向け受信をすると、その展示物の詳しい案内を聞くことができる。
これは、各国の言語に対応しているので、日本語を選択してセットしてもらった。
オーディオガイドの本体はストラップで首からかけるタイプで、出口では、本体のみ返却し、ストラップは記念品として持ち帰ることができた。これは良い記念品になりますね。もちろん、ロゴ入りです。 -
エレベーターで最上階に運ばれ、最初に見る展示物がこれ。
世界最初のガソリン自動車。
パテント・モトールヴァーゲン
1886年1月29日にこの自動車が完成。
売れ行きが悪かったので、妻のベルタが長距離を走って、宣伝したのだとか。
その後、何台かの後継車を作ったけれど、これに妻が乗ることはなかった、と解説してました。
う~ん、なぜ乗ることができなかったのか、それが聞きたい! -
これが各展示物の説明書き。
右上にオーディオガイドのマークがあって、それにガイドの本体を向けると、自動音声が始まります。
これがすべての展示物に設定されているので、全部を聞くとなると、丸1日では足りないかも!です。 -
1800年代~1900年代初めの自動車。
映画に出てくるのでなんとなくイメージではわかります。 -
この頃のタイヤ。鉄製のタイヤなので、乗り心地としては最悪だったでしょうね。
-
さて、メルセデス・ベンツという社名の由来ですが、1926年にダイムラー社とカール・ベンツ社が合併して「ダイムラー・ベンツ」になりました。社名こそダイムラー・ベンツになりましたが、同社はレースで高い名声を得た「メルセデス」の名前を冠し「メルセデスベンツ」のブランド名で自動車を製造するようになったのです。
メルセデスとはダイムラー社の顧客だった富豪のエミール・イェリネックの娘の名前です。イェリネックは様々な製品に自分の娘たちの名前を付けて親しみを持って愛用していました。高性能なダイムラーの自動車には娘「メルセデス」の名前を付けて、レースに出場。数々の勝利を収めたことから「メルセデス」の名前はレースで速い高性能車のイメージになっていきました。 -
この頃になると、タイヤもゴム製、サスペンションもついて、ずいぶん乗り心地もよくなっているのではないかな。
それになんだか、贅沢なつくりですよね。 -
展示物は上の階から下の階へと並んでいて、どんどん年代が新しくなっていって、このあたりは1900年代初旬くらいでしょうか
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"メルセデスベンツSSK(1929年)"
1920年代を代表するスポーツカー。S、SSと連綿と続くSシリーズの最終形がこのSSK。
7L直列6気筒エンジン過給機付きエンジンは最終的に225馬力、最高速200㎞/h。 -
さて、メインのフロアと平行して、乗用車以外の展示コーナーも各階のサブフロアにあります。
日本ではベンツは高級な乗用車のイメージだけど、ヨーロッパでは「車」のメーカーとしてさまざまな種類の車を作っています。
たとえばこんなトラック -
古いタイプのバス。
1960年代くらいでしょうか。 -
これもステキ
ベンツのバス -
2階建ての観光用のバスも作ってたんですね
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これもステキ
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大型のバスや、小さなバス達
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ここにはトレーラーやダンプカーの類が展示してありました。
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さて、メインの展示室へ戻ります。
これは1950年代くらいの乗用車でしょうか。
一つ一つに音声ガイドが用意されていますが、ほとんど聞いていません。 -
これはまさしく「クラシックカー」という感じ。
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これは有名らしく、結構たくさんの人が集まってました。
ガルウィングドア! 目立つ~!
ガルウィングとはカモメの翼という意味らしいです。まさに!ですよね
ドアの開き方がなんとも未来的。 -
羽が生えて、飛んでいきそうな車です。
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これはスポーツカーですね。
1970年代くらいかな? -
流線型が美しい
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さて、またまたサブ展示場。
これはベンツの消防車 -
あ、はしご車だw
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博物館から外を見る
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ここのフロアは「有名人とベンツ」
有名人が乗っていたモデルと共に展示されてます(たぶん、本人が乗っていた実物ではないと思われる)
これはダイアナ妃の乗っていたモデル -
こっちは確かニコラスゲイジだったかな
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昭和天皇の御料車として使用されていた「770K」です。
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菊のご紋
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昭和天皇の写真と共に説明されていました。
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映画「ジュラシックパーク」の中のアトラクション内に使用されていたSUV
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これはメインの展示フロアの乗用車。
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未来系のベンツかな。
今、メルセデスベンツは、電気自動車や、より安全性に配慮した車作りに力をいれているのだそう。 -
次はレーシングカーのコーナーです。
ところで、なぜ「メルセデスベンツ」の色には銀色の車が多いのか? 展示されている1960年代までの「メルセデスベンツ」のレーシングカーは全て銀色でした。
これはF1などの世界選手権や国際レースはかつて国別の色(ナショナルカラー)に塗られて出場するのが当たり前だったからです。ドイツのナショナルカラーは銀色と指定されていました。
今やメルセデスベンツのコーポレートカラーにもなっている銀色に塗られ、矢のような速さをレースで見せたことから「メルセデスベンツ」のレーシングカーは「シルバーアロー」の異名で知られています。 -
こちらは1960年代以降のレーシングカーなので、カラフルです。
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トロフィーやスーツも飾られています
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展示コーナーの奥の方にはレストラン兼カフェも併設されていました
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これで博物館見学は終了。
たぶん2時間くらいかな。
駆け足で見た感じ。 -
ショップを少し覗いてみます。
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オリジナルのグッズも結構多いですが、ここの記念品は博物館のストラップで十分なので、何も買いませんでした。
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博物館もショップもちょうどよい感じの人の多さ。
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時刻は夕方の5時30分。
今日のホテルまでは、たぶんすぐのはず。
ホテルにチェックインしてから、夕食に出かけましょう♪
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