モーリタニアでサハラ砂漠を満喫9大西洋到達

2018/12/31 - 2018/12/31

嘗てから行きたかった国モーリタニア。
しかしながら未々観光的インフラが整っておらず、計画だけ立てては躊躇しているうちに、マリ国境付近の危険度があがってしまい、このままでは…と不安を感じる中、こうした方面に強い旅行社さんの団体ツアーが催行されると知り、急遽便乗させて頂きました。
個人では未々自由に効率的にとはいかないお国柄、結果サハラを満喫できてとても素敵な思い出となりました。

エリア その他の都市(モーリタニア)

2018年最後の一日が始まりました。

早起きして、先ずは砂丘に登ります。

砂丘に生きる一本の大木。

踏んでしまうのが勿体無い美しい砂丘の稜線。

キャンプも動き始めた様です。

2018年、平成最後の朝陽が昇りました。

今年も色々ありました。
良い一年をありがとう！

うっすらかかった雲も良いアクセントです。

素敵な朝焼けでした。

誰の足跡でしょう？

美しい風紋も

美しい砂丘も

今日が見納めです。
脳裏に焼きつけましょう。

おどけるガイドのジブリルさん。

西へ西へと進みます。

小さな村を通り抜けます。

更に西へ。

井戸があれば水を補充。

何も無い荒野を走るのも多分今日が最後です。

今度はいつ走れるかな？

西の果て迄あと一息。

遂に大西洋に到着しました。

独特の絵柄の漁船が並びます。

素晴らしい海の色です。

漁師さん達です。
モーリタニア人は殆どが遊牧民なので、漁師さんはセネガル系の人が多いのだそうです。

波打ち際を疾走します。
満潮だと走れなかったそうなのでラッキーです。

ありそうで滅多に体験し難いドライブです。

ペリカンさんがいました。

車に驚きカモメさんが飛び立ちます。

カモメさん。
いつも私の写真の良いアクセントになってくれます。

気持ちいいドライブです。

一週間、殆ど水が無い世界を味わってきたので、目前に広がる大西洋の存在感に圧倒されます。

右手に砂丘、左手に海を眺めて疾走します。

カモメさんが一斉に飛び立ちます。

海岸近くに迫った一際大きい砂丘が、この旅最後のキャンプ地となります。

流石ツアー。
コース取りが素晴らしいです。
これでもか！と言う程モーリタニアの砂漠を堪能させて、最後は砂丘は砂丘でも目前に大西洋の大海原を眺めて最後を飾る。
憎い演出です。

砂丘には貝殻がビッシリと。

貝殻でモーリタニアと書きました。

砂丘を駆け降りました。

砂浜と砂丘、微妙に色が違います。

砂丘を振り返りました。

そして目前には大西洋。

大西洋に突き出した砂丘の突端に最後のテントを張りました。

午後はのんびりとミントティーを楽しみながら。

近くの漁村を訪問します。

到着しました。

ビッシリと並べられているのは蛸壺です。
モーリタニアの人々は蛸を食べませんが、日本の産業促進の一貫として蛸壺漁が伝えられ、今では日本に輸入される蛸の多くがモーリタニア産となっています。
スーパーで蛸を見かけたら是非産地を調べて見てください。

西の空が黄金色に輝き、夕陽が近づいた事を知らせてくれます。

セネガルやマリの人々は原色の使い方がとても上手です。

素敵な柄です。

イカだよ！

お目当てのタコだぜ！

モーリタニアの民族衣装を纏って、セネガル系の漁師さん夫婦と記念写真。

大西洋の海が、空が、黄金色に輝きます。

漁師さん達が、今年最後の漁を勤しんでいます。

今年はどんな年だったかな？

静かに、ゆっくりと2018が暮れていきます。

黄金色から橙色へ。
夕焼けが迫ってきました。

もう日本は新年を迎えている筈です。

カニさんも夕陽を眺めに登場です。

漁村で時間を使い過ぎました。
平成最後の夕陽を眺めるべくキャンプ地の砂丘へ急ぎます。

焦る私を他所にドライバーさんがキャンプの必需品を砂浜で物色し始めたりしてハラハラ(笑)

間に合いました！

平成最後の夕陽が沈みます。

感無量です。

波打ち際より一際高い砂丘の上から眺めているので、よりワイドに夕景を楽しめました。

太陽が着水しました。

沈んでいきます。

2018年にありがとう！

静かに、穏やかに、今年最後の陽が沈みました。

ペリカンさんも夕陽を眺めにやってきました。

陽が落ちてからの空の色も大好きです。
先ずは右側。

続いて左側。

そして正面。

2018年が暮れていきます。

大晦日もキャンプファイヤー。

さて、本日のメイン登場です！

メインのタコが出来る迄、イカリングを楽しみます。

ジャジャーン！

大晦日のディナーは日本とモーリタニアを繋ぐ蛸を頂きました。

モーリタニアの大西洋、とっても素敵な夕焼けをありがとう！
今年の年越しは大西洋目前の砂丘で過ごしました。

最後までご覧になって頂きありがとうございます。

次回は最終回、バンダルガン国立公園で野鳥を観察します。

この旅行記へのコメント （2）

• kummingさん 2019/05/12 15:11:04

  ブラヴォー♪

  表紙の写真にやられました！
  果てしなく続いく砂丘とそこから昇る太陽、
  砂漠のはてにたどり着いた大西洋の青、
  とどめは黄金色に輝く夕陽を浴びた漁船と漁船に乗る漁師さんたち。
  モーリタニアの蛸漁と日本から産業育成の為に送られた蛸壺との縁、初めて知りました。
  日本も世界でいい事してるじゃん？と、嬉しく拝見^o^
  今後は蛸購入の際には、産地に気をつけなきゃ、ですね^ ^
  素晴らしい写真と共に、私も一緒に砂漠を駆け抜けてた感？！堪能させて頂きました♪
  民族衣裳姿も、なかなかサマになって来ましたね～

  さっくんさん からの返信 2019/05/12 20:02:49

  Re: ブラヴォー♪

  こんばんは
  いつもありがとうございます。
  蛸食べる度思い出します。
  やっぱり良く見かけます。
  モーリタニアとモロッコ産
  ちょっとモロッコが優勢かな？
  モーリタニアの人は食べないけど、ザンジバルでは地元の人も食べていたし、ヴェネツィアを含む東欧沿岸では蛸サラダが絶品。結構世界の人も蛸食べるんですね！
  モーリタニアは内陸は勿論、大西洋に至るまでサハラが続き、砂漠好きにはたまらない国でした！