2018/12/23 - 2018/12/23
16位(同エリア31件中)
さっくんさん
嘗てから行きたかった国モーリタニア。
しかしながら未々観光的インフラが整っておらず、計画だけ立てては躊躇しているうちに、マリ国境付近の危険度があがってしまい、このままでは…と不安を感じる中、こうした方面に強い旅行社さんの団体ツアーが催行されると知り、急遽便乗させて頂きました。
個人では未々自由に効率的にとはいかないお国柄、結果サハラを満喫できてとても素敵な思い出となりました。
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さて、出発の朝です。
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ビュッフェの朝食を胃袋に詰め込んで!
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ホテルを後にします。
今日、明日はテント泊となります。 -
街路灯に取り付けられている板はソーラーパネルです。
サハラ砂漠のモーリタニアでは太陽光発電はもってこいです。 -
可愛らしい玩具?を売っているお店がありました。
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町外れには早速驢馬車が登場です。
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郊外に出れば、途端に荒涼とした風景に変わります。
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ちょっとした砂丘が見えてきました。
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ドアミラーに書かれたアラビア文字が素敵でパシャリ!
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周囲の砂丘が少しずつ大きさを増していきます。
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ちょっとした砂丘でも其処には風紋が刻まれています。
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アクジュジットの村で給油を行いました。
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大型トラックが行き交うのは、モーリタニアの重要な貿易品である鉱石を運んでいるのだそうです。
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シンゲッティへ行くだけなら、このまま舗装された道を進んでアタールに向かうのが近道なのですが、ツアーはアクジュジット村から幹線を外れダートを走ります。
途中の村のスペースをお借りして昼食タイムです。 -
シンプルだけど、とっても美味しい料理です。
皆でワイワイなんて、いつも独り旅なので新鮮です。 -
大分砂漠らしい景色になってきました。
と言うか砂漠ですが…。 -
兎に角途方も無い広大な景色。
この広大な景色を最終日まで走る事になります。 -
砂漠で良く見かけたこの草。
ちぎると白い液が出るのですが毒があるのだそうです。
トゲトゲで食べにくいアカシアの木とか、砂漠で生き抜く為には植物も身を守る術が必要なのです。 -
近くはスマホで数十センチ、遠くても数十メートル先に焦点をあてて暮らす日本人の我々。
モーリタニアの大地を走ると焦点はいつも地平線に合わされます。
此処で暮らすと目が良くなりそうです。 -
駱駝乗りが登場しました。
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最初は観光客に写真を撮らせてチップを要求する人?若しくは駱駝ツアーの呼び込みさんかな?
と思いました。
でも良く考えれば此処には全く観光客が存在しません。
彼は普通の村人さんでした。 -
三匹の駱駝さん。
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なんか車のコマーシャルに使えそうな広大な大地。
TOYOTAハイラックス。
頼り甲斐のあるやつです。 -
と思っていたらパンクしてしまいました。
でもスタッフは慣れたものです。
砂漠と言っても砂砂漠、土漠、轢漠、クルクルとロード・コンディションが変わるので運転も慣れと経験が必要です。 -
360度の大パノラマ。
カーナビも無く、看板も無く、ドライバーさんはどうやって方角を見極めているのでしょう? -
ブッシュの脇をすり抜けて。
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ヤシの木をすり抜けて。
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今度は轢漠を疾走します。
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子供達が驢馬車に乗って何処へ行く?
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目指す先に一際目立つ岩山がありました。
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立ち寄って見ましょう。
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小高い砂丘の上からヒョキニョキと岩が飛び出しています。
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砂と岩が織り成す荒々しい光景。
こうした砂漠と轢漠が折り重なる大地がモーリタニアの典型的な大地です。 -
そして恐れていたものを発見してしまいました。
サソリはその格好や言い伝えから、怖いイメージが先行していますが、実際は猛毒のものは一握りで体も小さい事からそれほど恐れる必要は無いとの事です。
しかし同じ種類でも砂漠に済むサソリは餌が少ない環境上、一撃必殺を求められる事から毒性が強くなると言われます。
このサソリも例外的人を殺しかねない猛毒を持つデス・ストーカーと呼ばれる種類と思われます。
テント泊の前に怖いものを見てしまいました。 -
岩山から、本日テントを張るアマトリッチ砂丘地帯にあるアオウジャ砂丘が眺められました。
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ではさて車へと戻りましょう。
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緩やかにうねる砂丘を越えてキャンプ地へと向かいます。
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途中遊牧民の常設テント村を抜けました。
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ヤシの木の林を疾走します。
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キャンプ地が近づいてきました。
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キャンプ地は決められている訳では無く、風のコンディションを見ながらスタッフがその場で最適な場所を見つけてくれます。
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砂丘に到着しました。
早速砂丘に登ります。 -
砂丘の下はヤシの木が生えています。
地下水脈があるのでしょう。
モーリタニアには流れている川が殆んど存在しません。
地下水脈がある場所に植物が繁り、其処がオアシスとなり、其処だけが人の暮らせる場所となります。 -
此処の砂丘はとっても柔らかく、足が深く沈んでしまう為とっても登り難かったです。
たまに見つける固い地層を探って登ります。 -
砂丘と言えばボタ山の様になっても不思議では無いのに、どうして大波のうねりの様に形作られていくのでしょう?
風と砂がコラボしたアートです。 -
砂漠には何もありません。
あるのは砂のみです。
でも砂漠にいると何故か心が癒されます。
前世は砂漠で生きていたのでしょうか? -
滑らかに湾曲した斜面に出来た風紋がまるでモアレの様です。
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なんでこの様な造詣が出来上がるのでしょう?
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荒れる大海原が時を止めてしまったかの様な大砂丘。
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だけどもし生まれ変わって此処に来れたのなら、この砂丘は全く違った姿なのでしょう。
途方もない時間をかけて砂丘もまた波立っているのです。 -
下界ではテント設営が始まっています。
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このカーブ。
この風紋。
ため息が出ます。 -
登るのは大変でも降りるのは簡単。
ズズー、ズズーと足を深く砂丘に滑らせながら一気に降ります。 -
下界に降りて参りました。
残念ながら初日は西が雲に隠れ夕陽は拝めそうにありません。 -
夕食までもう少し時間がありそうなので、暮れなずむ砂丘にもう一度登りました。
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下界を見ればテント周辺が賑やかになってきました。
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夕食に遅れては一大事です。
急斜面を滑る様に駆け降ります。 -
テント泊初日の夕食はチキンです。
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これはチキンにかけるソースです。
散々悪路をドライブして、テント設営、そして夕食。
モーリタニアのスタッフの皆様の心配りで旅が順調に進んでいきます。 -
夜半、テントを出れば、満月とはいかなかったですが月が煌々と砂漠を照らしていました。
初日から本格的な砂丘と出逢えて感動です。
アオウジャの砂丘にありがとう!
最後までご覧になってくださり、ありがとうございました。
次回はザルガ山の麓でキャンプです。
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