アイアントレインに乗るだけのためにモーリタニア行ってきたおっさんの日記

2023/12/01 - 2023/12/09

動画を見た時に「やられた！」と思った。青汁王子である。向こうはなんとも思ってないだろうが、先を越された感かハンパない。アイアントレインである。おっさんは、いつからかアイアントレイン乗車が定年退職後の楽しみになっていた。コロナ禍で鬱積した気持ちをやはりどこかで発散したい気持ちもあったのだろう、コロナ前に中東系で5万円台で行けたカサブランカ往復航空券も今では17万もしたが、おっさんは迷わず画面の前で「購入」のボタンを押したのだった。
航空券を購入したのは、おっさんとしては、結構前なのだが、出発日の2023年12月1日を前に、YouTubeを見て、おっさんの中に激震が走った。そう、青汁王子こと三崎優太が、おっさんに先駆け、アイアントレインに乗車しちゃってるのである。しかも結構過酷でかつ面白い。こっちは何年も前からの夢の旅行なのに…絶対、彼より面白い旅にしてやる。
と意気込み、モーリタニア入りしてみたものの、全体としては青汁王子のほうがアドベンチャラスで面白い内容だった。さすがだなぁ。

エリア その他の都市(モーリタニア)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 2.0
• ホテル: 2.0
• グルメ: 1.0
• 交通: 1.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 20万円 - 25万円
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス タクシー 飛行機
• 航空会社: ロイヤルエアーモロッコ カタール航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

久しぶりのレガシーキャリアでかつ長距離路線。
羽田発は深夜便なので、あっという間にドーハに着いた印象（寝てた）。ドーハではちょっとのアイダだけプライオリティ・パスで入れるラウンジに入って、すぐカサブランカ行きの飛行機に搭乗。写真はDOH-CAS間の機内食…。なんか微妙…。

ドーハのプライオリティパスが利用できるラウンジ。昨年はアブダビのラウンジを利用しましたが、どうもおっさんはこのテの料理よりタイ料理やベトナム料理のほうが好きです。

空港からカサ・ポール駅まで二等で50ディルハム。ディルハムに15を掛けて、日本円に換算して考えながら旅行していました。モロッコの鉄道、しかも空の玄関口から出てるエアポートエクスプレスですので、少し期待してましたが、一昔前の東南アジアの鉄道の車内を彷彿とさせるものがありました。カサ・ポール駅からの帰りも自動販売機は使えず、有人カウンターで空港までのチケットを買いました。すごい行列で非効率。

スーク内。

カサ・ポール駅からすぐのスークへ。子供らがチャリで爆走。やはりシノワシノワ言われます。

賑わってましたが、到着したばかりで、海外旅行の感覚がつかめずカフェには入れず仕舞い。臆病もの。

スークを出て、しばらく歩いていると市場に。

10ディルハム。美味しかった。モロッコのファーストバイト。

カサブランカから国内線に乗り、ダクラへ。
カサブランカの国内線のチェックインカウンターと搭乗口はターミナルの端と端。導線がすごく悪い。モロッコ国内線をカサブランカから乗る予定がある人は、職員にチェックインカウンターの場所を聞いてください。分かりづらい！
さてダフラに着いたら、市内までどうやってでるかですが、ホテルのシャトルバスがない旅行者は、タクシー利用となるでしょう。後日、ホテルの人に聞いたら深夜～早朝時間帯は10から15ディルハム（乗り合いタクシー利用）。ちなみに日中の利用は7ディルハムです（2023.12.2現在）

ホテル周辺はこんな感じ。初見コレだとビビります。特に深夜着だと。ホテルはブッキングコムで予約したwow jotelで一泊ドミトリー利用17ユーロ。
ダフラは安宿はないので、この値段が最低ライン。おっさんはこの旅の最終泊もダフラだったのですが、フルボード（3食付）のリゾートホテルが1万ちょいだったので、そこに泊まる予定でした（諸事情で泊まれませんでしたが）。wow も節約派旅行なら良いですよ。フロントの人も親切で色々教えてくれます。

朝9時発のヌアクショット行きのsupra tourのバス。おっさんは当日買おうとしたら、売り切れでした。同じ時間にCTMのバスが出るので、国境着いたらタクシー乗ってヌアディブ行けと言われました。
結局、このsupra tour のバスとCTM のバスは共同運行していて、CTMで買っても乗るのはこのバスでした。
spratourのダフラ→ヌアディブ行きは290ディルハム。CTMのダフラ→国境までは210ディルハムとなります。
ちなみに国境からヌアディブまでのタクシーは100ディルハムで捕まえました。なおサハラホテル周辺はモーリタニア人が多く生活しており、タクシーで直接ヌアディブに行けます。2023年12月現在、500ディルハムのFIXプライスとなります。おっさんのように当日の当日にダフラからヌアディブまでチケットを買おうとすると失敗する可能性大なので、日本にいるうちにダフラ→国境までのチケットをCTMのサイトで買うのがよいと思います（spratourはVPN使わないとアクセスできない）
Supratourのヌアディブ通しバスのチケットを買っても、国境→ヌアディブ（ヌアクショット）まではEl Moussavir PlusというモーリタニアのTransportを生業とする会社がその運送を担います。またパスポートコピーをたくさん持って行ったほうがいいと思い、持参しましたが、結局使ったのは、アイアントレイン乗る前だけ。

ダフラから国境までの景色は単調でつまらない

ヌアディブのアイアントレインの乗車駅舎の入口におばちゃんが食事を提供していました。200ウギア、約800円。いや、腹減ってたし、我慢できませんでした。日本から魚肉ソーセージとカロリーメイト持ってきてはいたんですが、食欲には抗えず

旅行駅。旅行系YouTuberがヌアディブから乗車する際と同じ駅に到着し感無量。夕方17時過ぎですが、まさか23時まで待つとは。

日本人というだけで一緒に写真撮ってと（笑）
日本でもこれくらいモテたいものです。

乗るのとは反対方向に行くアイアントレイン。

登るのはココから。変形性膝関節症のおっさんにはハードルが高いよ～。

日が沈む…18時にはこないみたい。
→きたのは23時

夜は寒いが日が出ると温かい→つか暑い

chomでおりてアタールまで200ウギア。
以上、2023年12月現在の最新情報でした。