モーリタニアでサハラ砂漠を満喫8ベニシャブ砂丘へ

2018/12/30 - 2018/12/30

嘗てから行きたかった国モーリタニア。
しかしながら未々観光的インフラが整っておらず、計画だけ立てては躊躇しているうちに、マリ国境付近の危険度があがってしまい、このままでは…と不安を感じる中、こうした方面に強い旅行社さんの団体ツアーが催行されると知り、急遽便乗させて頂きました。
個人では未々自由に効率的にとはいかないお国柄、結果サハラを満喫できてとても素敵な思い出となりました。

エリア その他の都市(モーリタニア)

今日も良い天気に恵まれそうです。

テーブル・マウンテンから朝陽が昇ります。

ホテルのバンガロー。

ホテルから眺めるアタールの街。

大きなモスクも見えました。

出発です。

アタールの街並みです。

郊外に出ました。

街の外に出れば、テーブル・マウンテンが周囲を囲みます。

テーブル・マウンテンに迫ってきました。

道端に刻まれた碑文。

アタールとヌアクショットを結ぶ道はモーリタニアの大動脈。
モーリタニアでは珍しい舗装された道を巨大なトラックが往き来します。

テーブル・マウンテンの谷間には小さな街がありました。

テーブル・マウンテンに囲まれた地形に入ります。

景色の良い場所で車を降りて、散策しました。

昨日アタールのバザールで買った民族衣装を纏ってドライバーさんと記念写真。
因みに裾を汚さないようにたくしあげて着ていますが、本来行儀の悪い着方だそうで、本来の着方は次回に紹介します。

テーブル・マウンテンに囲まれた谷に存在すると言うオアシスに向かいます。

テルジット村を目指して坂を降ります。

テルジットの村に到着しました。

テルジットのオアシスに分け入ります。

モーリタニアでは貴重な、貴重な、水が溢れるオアシスです。

なんと涌き出ているのは温泉です。

テーブル・マウンテンに登ってオアシスを見下ろします。

ゆっくり高度を上げていきます。

水のある場所だけ緑に包まれ、後は全て褐色の世界。

かなり登ってきました。

てっぺんからテルジット村方面を遠望しました。

谷間の水の流れに沿って椰子がビッシリ生えています。

オアシスに降りてきました。

源泉です。
温度は冷泉程。

オアシスの中心のホットスプリングスの畔のテントで昼食を摂りました。

昼食はトルティーヤです。

岩場からは清水が滴ります。

大地の褐色、椰子の緑、大空の青。

見上げる緑と青のコントラストが大好きです。

さようならテルジット・オアシス。

さようならテーブル・マウンテン。

また、ちっちゃなスイカもどきを発見しました。

中身はこんな感じ、赤くはありません。

往きに見下ろしていた小さな村を通り抜け。

再び何も無いまっ平らな世界を走ります。

珍しい草地は動物達の天国です。

驢馬さんが長閑に草を啄んでいます。

そのすぐ脇をヌアクショットへ鉱石を運ぶダンプが駆け抜けます。

この道はアタールと首都ヌアクショットを結ぶ幹線なので、巨大なトラックも多く、ヒヤヒヤします。

往きにも立ち寄った小さな街で給油します。

売店に寄りました。

モーリタニアで初炭酸です。

舗装されたアタール、ヌアクショット間の幹線を外れて、再び道無き道を進みます。

途中の井戸で生活用水を補充します。

砂漠に走るホースは井戸から村へと繋がる飲料水のパイプラインです。

蜃気楼が見えました。

笑っちゃう程何にも無い世界。

あるのは轍と影くらい。

砂煙を巻き上げながらラストスパートです。

本日のキャンプ地、ベニシャブ砂丘に到着です。

ベニシャブ砂丘は、これまで訪れた砂丘より、小ぢんまりとした砂丘ではありますが、それでも風紋の美しさはひけをとりません。

ひとつの風紋の中に刻まれた、小さな風紋もまた美しい。

緩やかにS字を描く砂丘。

本格的な風紋と出逢える砂丘も今日が最後です。

キャンプを振り返りました。

日没が近づけば急激に砂丘の赤身が増します。

芸術的とも言える砂丘と風紋。

陰影がたまりません。

日没が迫りました。

素敵な砂丘の稜線です。

チュニジアのクサール・ギレンが思い起こされる砂丘群でした。

晦日の夕陽も素晴らしい夕陽です。

夕陽が大地に着地しました。

嗚呼沈んでいきます。

日没しました。
今日も素敵な夕焼けをありがとう！

完全に陽が沈んだ後、暗闇が訪れる前のひっそりとした時間も好きです。

そんなひとときを楽しみながらキャンプへと戻ります。

縦横に刻まれた風紋。

燃える様に紅かった砂丘の色彩が失われていきます。

さてキャンプに戻りましょう。

キャンプへと戻ってきました。

本日の最後の太陽の輝きが妖しい色空を醸し出しました。

今晩もキャンプファイヤーです。

テーブルでは夕食の準備が整った様です。
モーリタニアで水が豊富な貴重なオアシス、テルジット。
ダイナミックでは無いけれど、繊細さが美しいベニシャブ砂丘。
とっても素敵な晦日になりました。

最後までご覧下さり、ありがとうございます。

次回は平成最後の大晦日、旅も遂に大西洋に到着します。

この旅行記へのコメント （2）

• kummingさん 2019/05/05 14:05:22

  初お披露目？！

  民族衣裳を身に纏ったさっくんさん、はじめまして～♪
  さて、あの民族衣裳、購入されて、いつどこで着用されるのか？興味津々^ ^
  旅行記に関係ないコメントでm(_ _)m

  さっくんさん からの返信 2019/05/05 20:27:06

  Re: 初お披露目？！

  こんばんは！
  みんなに聞かれます。
  ツアー・メンバーにも聞かれました(笑)
  実はこの旅にパキスタンの民族衣装を持っていった私(笑)
  ダボっとしているので部屋着に丁度良いのですよ。
  外には出られませんけどね(笑)