2018/12/31 - 2019/01/01
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迷宮ねずみ420号さん
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新年のカウントダウンには花火がつきものですが、ザグレブの新年の花火はビルの屋上から上がります。ビルの屋上から上がる花火も珍しいかなとザグレブで年越しをする旅程にしました。
何度かザグレブに来ているのにクロアチア国立劇場に入ったことがなかったのでスケジュールを確認すると大晦日は18:00からバレエくるみ割り人形だったので公式HPからチケット購入。
夕方まではトラコシチャン城、ヴァラジュディンに行く予定を立てましたが・・・。
今回の旅程:
12月25日(火) 17:45 関空出発 エバー航空129 台北20:05着
22:30 台北発 エバー航空61(バンコクでテクニカルストップ)
12月26日(水) 8:25ウィーン到着 ウィーン中央駅を経由しブルノへ ブルノ泊
12月27日(木) スラブ叙事詩鑑賞、オペラ鑑賞
12月28日(金) 鉄道でウィーンへ ウィーン市庁舎見学 ウィーン泊
12月29日(土) ナッシュマルクト蚤の市物色後、バスでザグレブへ移動 ザグレブ泊
12月30日(日) ブリタンスキ広場の蚤の市、サモボル観光 ザグレブ泊
★12月31日(月) ヴァラジュディン、時間があればトラコシチャンへ(予定) バレエ鑑賞、カウントダウン花火見学 ザグレブ泊
1月1日(火) ブダペストへ移動、温泉体験 ブダペスト泊
1月2日(水) ブダペスト観光後ショプロンへ ショプロン泊
1月3日(木) 12:30ウィーン発 エバー航空66
1月4日(金) 7:05台北到着 トランジット者向け半日ツアー(三峡、鶯歌)参加
17:40 台北出発 21:05 関空到着
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 4.0
- ショッピング
- 4.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 高速・路線バス 徒歩
- 航空会社
- エバー航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
そういえば、クロアチアでお城みたことあったっけ?
よく考えたらリエカのトルサット城やスプリット、ドブロブニクの宮殿には行ったことがあるけど、アドリア海沿岸部のお城は白いごつごつした岩でできた城壁など私が思い描くチェスキークルムロフ城やノイシュバンシュタイン城のような「お城」とはちょっと違う。
クロアチアにはそのようなお城がないのか調べたところ、「トラコシチャン城」がネオゴシック様式の私が思い描くお城のようでした。このトラコシチャン城、地○の歩き方には「ヴァラジュディンのバスターミナルからバスが1~3時間に1便ほど(日曜運休)」と記載してあります。
トラコシチャン城とヴァラジュディン、ザグレブの位置関係。 -
ヴァラジュディンからのバスの本数が少ないので事前に知って効率よい計画を立てたい。トラコシチャン城のHPから12/31もオープンしているか、ヴァラジュディンからのバスの時刻表を教えて欲しいと問いあわせると「We will contact you as soon as possible!」と表示されたのに1週間経っても返信はなく、今度はヴァラジュディンの観光案内所に問い合わせメールを送りましたがそれも返信がありませんでした。
しつこくこのHPの問い合わせフォームでなく、Eメールで再度トラコシチャン城に問いあわせましたがやはり返信はきませんでした。 -
う~ん、なんかこんな対応されたら行く気なくす。こんな感じで旅行前からトラコシチャンに行く気はかなり失せていましたが、ウィーンからザグレブに長距離バスで移動中、クロアチアの国境を越えた辺りに「Trakoscan」という標識を見てこんな所までまた戻ってくるのかと思った時点でトラコシチャン城はなくなりました。
では、ヴァラジュディンだけでも行くかなとも考えていましたが16:30頃までにザグレブに帰ってこないといけないのに、片道2時間もかかるヴァラジュディンに行くのがだんだんしんどくなってきた。
しかも大晦日はどこも早く閉店、夕方に帰ってきたらもうザグレブでは買物は出来ないな等と考えていたらヴァラジュディンに行くよりザグレブでぶらぶら街ブラ+買い物した方が良いんじゃないかと言う気がしてきました。 -
12/30の夜は旅行中にはありえない、目覚ましを掛けずに就寝。(こんな事してる時点でヴァラジュディンに行く気ない証拠)
しかし12/31朝、起きたのはこんな時に限って急げばまだヴァラジュディン行きの電車に間に合う時間。
しかし、ゆっくり部屋で朝食を食べていたら電車の時間は過ぎました。朝食は前日にスーパーで買っておいたあんずジャム入りドーナツとヨーグルト、写真には写ってないけど紅茶とオレンジも。 -
この後のハンガリーもバタバタしそうなのでここでお土産も買っておきたかったし、クロアチアサッカー関係グッズもまだあきらめてなかったし、前日の夜見たAdvent in Zagrebの街の様子昼間ヴァージョンも見てみたかったし。
まずはドライいちじくどこかで売ってないかな?と、前日のみの市に行ったブリタンスキ広場へ -
やっぱり平日は野菜市で骨董品はありませんでした。ドライイチジクが欲しかったけどここでは見当たらなかったので後でドラツ市場に行ってみましょう。
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早い時間から空いているスーパーやドラッグストア、文具屋なんかを見てまわりました。お土産に良さそうな物ないかな、と、この日の閉店時間を確認しながら。
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イリツァ通りは素敵な建物がたくさん。
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ザグレブに来る度に歩いている通りですが、建物見学も楽しい。
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この建物はちょっと旧共産圏の雰囲気のような気がする。
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イリツァ通りにクロアチアの老舗チョコレートメーカークラッシュのお店が出来てたけど高級感漂いまくりのカフェ併設の店舗で「ちょっと物色」はしにくい雰囲気。以前来た事があるCvjetni trgの店舗に来てみたけどこちらも改装して高級感出してました。
イエラチッチ広場のクラッシュだけが昔のまま、レトロな雰囲気残る店舗でした。 -
クラッシュのチョコ製品、ちょっとしたもので良ければデパートnamaでも1階入った所あたりで売っていたので結局こちらで買いました。
ちょっと昭和な香りも漂う、ヨーロッパにしては天井も低いデパートですが、上の階もみてみようかなとエスカレーターを上がってみるとnama 専門店
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なんと天井がこんな素敵なステンドグラスでした。
nama 専門店
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今までこんな中まで来た事なかったから全然知らなかった。
いや~、見れて良かった。 -
ステンドグラス下の吹き抜け。こうやってみるとそんなに古くさい感じはしないんだけど
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デパート内にあったレトロな飾り付け。
吹き抜けのところ以外は天井の低さとか、日本でも昔のデパートこんなだったよね、と40代以上の人ならきっとわかってくれるようなデパートです。 -
クロアチアサッカー代表関係の雑紙や本とサインボール(土産物用)も探してキオスクや本屋なども巡っていたら9時頃からぶらぶらしていたのに11時を過ぎていました。
大聖堂はこの日も観光客がたくさん。ザグレブ大聖堂 (聖母被昇天大聖堂) 寺院・教会
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ドラツ市場にはドライいちじくを売っているお店が数店舗あったので何軒か試食させてもらって買いました。
いちじく、アジア人に人気?私が買った時は中国人3人組の女の子も買っていたし、次の日会った日本人もクロアチアでいちじく買ったと言ってました。青果市場 (ドラツ市場) 市場
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朝が軽かったのでそろそろお昼でも。
迷宮グルメザグレブ編の「Bistro Amfora」。ザグレブ初日夜に来た時は閉まっていましたが、昼間は開いてました。ドアを開けると地元のお客さんでいっぱい。
奥にTVにも出てたあのおばさまがいらっしゃいましたが、こちらの方を見てちょっと顔をしかめられたような・・・。
気のせいかな?TVの影響で日本人客殺到してちょっと嫌がられてるとか?
思わずドアを閉めてしまいました。2晩に渡って満席でありつけてないシュトルクリも心残りなので、ちょっとそっちのお店も見に行ってみようか。 -
シュトルクリの店La Strukにいくと、開店したばかりだからか?お客さんが誰もいませんでした。思わずまだ準備中かと店先でたじろいでしまっているうちに、後から来たお客さんが迷わず入っていったので付いて入ってしまいました。
というわけで、ザグレブ最後のランチはこちら。迷宮グルメの店は結局今回は食べられませんでした。(こんなトラベラー名つけておきながら・・・) -
メニュー。 飲み物は、ビールばっかり飲んでたのでたまにはワインにしてみました。
シュトゥルクリとは、パスタ生地にチーズと卵をたっぷり使ったラザニアタイプのボリューム感満点のメニュー。今まで知らなかったけどクロアチアの伝統料理らしい。
しかも今回は冬の旅、温かそうなこの料理が絶対食べたいと旅行前から思っていました。 -
シュトルクリには焼きタイプとグラタンタイプ、それにチーズやナッツ、シナモンアップルなどのトッピングの具材によって種類たくさん。私はデザートではなく料理として、そして「よりクロアチアらしいもの」をいただきたかったのでグラタンタイプのトリュフトッピングをオーダーしました。
焼き上がるまで20分、出てきたシュトゥルクリ。(41kn)さすがにトリュフはそこまで大きい物が入っているわけではありませんでしたが、熱々のチーズ風味強いグラタンといった感じ。美味しかったです。 -
食後、トイレに向かったら壁に「Garden→」って書いてあった。店内以外にも中庭に席もあるんだ。暖かい季節には良いかも。
で、正面のトイレに入ってびっくり。 -
個室内にエアコンが付いてました。
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ランチ後も土産屋に寄ってクロアチアサッカーグッズを探し求めたり、前夜のインスタ映えスポットの明るい写真を撮ってまわったり
Radićeva通り -
絵になる?路地
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昼間の聖マルコ教会
聖マルコ教会 寺院・教会
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イコンが美しいキリスト教教会(Saint Cyril and Methodius)
この後、失恋博物館の前を通ったらすごい人でした。人気あるのね。 -
カトリック教会の右手の路地を進んだところはクリスマスマーケットでインスタ映えスポット多数でした。
前の旅行記に載せてます。
https://4travel.jp/travelogue/11464627 -
ぶらぶら歩いて、やっぱりカウントダウンの花火はケーブルカー乗り場のそばの高台で見ることに決めました。そこから宿に戻るルートを確認。
ケーブルカー その他の交通機関
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この辺りの高台、今まであまり来た事がなかったのでこれも知らなかったけど、この高台の途中から下る階段がある。
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この時も下から上ってくる人がいました。
この階段を下っていくと -
実はホテルヤゲルホルンの中庭。夏期は宿泊者はここで朝食をとったりするらしい。
カウントダウンの花火から帰りやすいという理由でヤゲルホルンに宿泊しようかとも考えましたが、宿泊客でなくてもこの中庭や階段を通れるらしいと言うことやザグレブ3泊のうち1泊を良さげなホテルでと考えたらエスプラナーデの方が勝ってしまって結局ここには泊まりませんでしたが、便利の良い場所にあるのに落ち着いた雰囲気で良さそうなホテルでした。ホテル ヤゲルホルン ホテル
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イリツァ通りに出て、少し疲れたので一旦宿に戻って休憩することにしました。
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宿の前の通りを警察官が守っていました。これなら安心だわ、と思いましたが肝心のカウントダウンの前後はいなくなってました。
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部屋でお茶を飲んで1時間強休憩。
その後、買い物ラストスパートのためまた街ブラ。 -
大晦日のザグレブ、イリツァ通りやイエラチッチ広場周辺は14:00閉店~16:00閉店が多かったです。
この写真左の建物の1階はドラッグストアDMが入ってました。 -
Jurišićeva ul.の建物。右側の建物最上階のレリーフと、下の階の柵が素敵
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これは建物を撮ったのだけど、右下の赤いパラソル、冬のヨーロッパでは定番の焼き栗屋さんが写り込んでました。こんな感じで街中のあちこちで香ばしい良いにおいを漂わせています。
買いたての温かい状態を宿の部屋に持ち帰って食べたいので、ここでは買わずもっと部屋に近い屋台でこの後買いました。 -
美しい郵便局 ちょっとした文具なんかを売ってるコーナーもありました。
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大聖堂も夕焼けに染まってきました。
大聖堂のそばのミニスーパーは大晦日でもかなり遅くまで(19時ぐらいだったかな?)営業してました。ザグレブ大聖堂 (聖母被昇天大聖堂) 寺院・教会
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ケーブルカー近くの屋台のおばあちゃんから焼き栗を買いました。
細さが違う円筒のカップS、M、Lとあって、一人なのでSサイズを頼みましたが一番細いSの円筒じゃ栗がつっかかって空洞の部分が多いと思われ・・・。Mサイズにすれば良かったな。 -
紙をクルクル丸めて計量した栗を入れてくれました。宿に戻って数えてみたらSサイズだと栗7個でした。
栗はホクホク美味しかった。一人だと7個でも充分でしたが、複数人でシェアするなら絶対MかLサイズがお得。 -
部屋で休憩した後、着替えてバレエ鑑賞に出かけました。
ちょうど3日前、ウィーンで買ったワンピースがちょっとよそ行き風だったので早速ここで着ました。 -
チケットは事前にクロアチア国立劇場のサイト
https://www.hnk.hr/en/
で購入しました。英語画面があるものの、日付や演目は英語だけどそれ以外はクロアチア語というちょっと難易度高いサイト。
だいたい3ヶ月ぐらい前からチケット販売されるのかと9月末頃からちょこちょこサイトをのぞき、11月8日にやっと販売が始まっているのに気付いて慌てて購入手続き。
scheduleをクリック→希望の公演の「KUPI ULAZNICE」をクリックすると -
座席が選べる画面になりました。
2階ロジェ(個室)の最前列が結構安いカテゴリーであるのでここにしたかったのですがなぜか2席分選択してしまいます。このクロアチア語を自動翻訳したら、どうもここは後ろの席と2席以上じゃないと販売しないというようなことが書いてありました。後ろの座席だけなら1席で買えたのですが、そこは見にくそうなのでロジェはあきらめ、ブルーのカテゴリーの最前列を購入しました。 -
座席を選んだ後は自分の情報を入力する画面
単語は自動翻訳でだいたいわかりました。
名前、名字、住所、市、郵便番号、電話番号、携帯電話番号、勤務先電話番号、メールアドレス を入力
勤務先電話番号は空欄でも次の画面に進めました。どれか1つでいいのかも -
次のカード情報を入力する画面もクロアチア語。自動翻訳で訳しながら入力していきました。
さらにこの後、カード会社の画面(日本語)に切り替わりそれが完了したら「HVARA NA KUPOVINI!」(多分、お買い上げありがとう)という画面に切り替わったけどEチケットの画面はなく・・・。
手続き完了と同時にクロアチアの決済会社?Paywayから決済完了のメール(件名は英語、本文クロアチア語)とクロアチア国民劇場からメールが届きました。
たいていメールにPDFのT-ticketが添付されてくることがほとんどですが、ここはそうではありませんでした。メール本文を見せたらいいのかな??とちょっと不安なまま劇場へ向かいました。 -
宿はクロアチア国民劇場にも近かったので10分もかからず到着しました。
ヨーロッパの劇場はオペラ、バレエ、交響楽団等が共同で使用しているところも多いと思いますが、大晦日ってたいていオケがシルベスターコンサートしているような気がします。大晦日にバレエ公演をしてくれるなんてありがたい。クロアチア国立劇場 劇場・ホール・ショー
-
国民劇場の前にもAdventの?出し物が出来てました。
-
クロアチア国民劇場のチケット購入に当たっていろいろ検索していたら、バレリーナの針山 愛美さんが2017年1月の中旬から2カ月にわたりクロアチアの都市ザグレブに滞在し、ウラジーミル・マラーホフと一緒に「白鳥の歌」の振り付け演出アシスタントを務めたという記事を見つけました。
劇場HPを見ると日本人ダンサーも多数所属されています。こんなに日本とつながりあったんだ・・・。 -
17:35、劇場正面から入ってみましたがまだ開場しておらずここでしばらく待ちました。クリスマスツリーも綺麗です。
5分ほど待って、入場出来るようになりました。劇場からのメールの画面をプリントアウトした物を係の人に見せると -
あなたの席は横のドアから階段を上がって、と指示されました。このドアから行くのね。
-
階段を上がっていくと綺麗な天井画のお部屋がありました。
-
さらにもう1階上がって行きます。
シャンデリアも綺麗ですが、これまで行ったヨーロッパの劇場に比べるとちょっと簡素な雰囲気 -
座席に入る前にクローク。ヨーロッパの劇場のクロークにはたいていチップをいれるお皿があるんだけど、ここにはそんな物はなかったし、他の客を見ててもさりげにチップを渡してる様子もありませんでした。
クロアチアは蚤の市が開かれていた広場のトイレもチップ不要だったし、そんなにチップ社会じゃないのかな。 -
座席に着くと、隣はかわいらしい幼稚園ぐらいの女の子が若いママと一緒に見に来ていました。アジア人が珍しいのか私のことをじ~っと見ていたので「ハロー、ドバルダン」と声を掛けてみましたがシャイなのか応えてくれなかった。
天井もシャンデリアも美しいです。 -
このブロックの最前列で遮るものはないと思っていましたが、照明器具が・・・。
椅子にもたれかかるとこれがちょっと邪魔になりましたが、ちょっと前のめり気味に見ると大丈夫でした。 -
照明で幕にハートが出来てました。
18:00開演。振付はデレック・ディーン。こんなにドロッセルマイヤーが踊るくるみは初めて見た。 -
なんと幕間に、シャンパン無料で配ってました。
これまでチェコ、ドイツ、オーストリア、バルト3国、アメリカ(NY)等でいろんな劇場でバレエ&オペラ鑑賞、音楽鑑賞してきましたが、シャンパンはドリンクバーで売っているもの。無料で振る舞ってくれたのは今回が初めて。 -
シャンパンを飲み終えてもまだ時間があったので階下の天井画が素敵な部屋に行ってみました。ここでも多くの人がシャンパンを楽しみながら談笑していました。
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窓が開くようになっていたのでベランダに出てみました。
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先ほどのAdventの出し物を上から見おろしました。この時間はもう閉まってライトアップしてただけ。
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上着はクロークに預けたままで、ワンピースで外に出たので寒くてすぐまた劇場内に戻り、中を散策しました。こちらのロジェ(個室)に続く階段は天井が素敵。
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劇場西側には美術工芸博物館が見えていました。
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20分ほどの休憩のあと、2幕。
中国の踊りの音楽が鳴り出したら隣の女の子が狂ったように踊り出してビックリ。 -
スペイン良かった。アラビアの女性の背筋すごい!
良い物見られました。素敵なシルベスター、1年の締めくくりになりました。 -
20:20、宿に戻ってこの日のディナー。年越しそば。キャリーケースの中でかさばってたのが、やっと片付けられる。
ビールはチェコで勝ったフレーバービール -
寒いのでもっとカウントダウンぎりぎりに出て行こうかと思っていましたが、部屋の中にいても花火の音がしだしたのが聞こえたので11:10、カウントダウンに出発しました。
まずはイリツァ通りを歩いて -
イェラチッチ広場へ。もちろんすごい人。私が到着してすぐにステージのバンドがウィンナーワルツを演奏しだして、踊る人達も。ダンスのホールドが自然とできるってやっぱりヨーロッパの文化よね。
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やっぱり昼間決めた高台の方が良さそうなのでケーブルカー横の階段を登っていきました。
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花火の前に、小銭が余っていたのでホットワインを買って温まることにしました。ブルノで赤を飲んだので今度は白のホットワイン。15kn(約\260)
隣で豚さんがえらいお姿に・・・。 -
ホットワインを飲みながら花火を待ちました。個人的にはホットワインはやっぱり赤の方が良いとわかった。
この高台、どんどん人がやって来ました。 -
0時になる前から勝手にみんなあちこちで花火を上げています。
緑の花火は結構至近距離で上げていて怖いぐらいでした。 -
高台なのでちょっと遠目ですがあちこちで花火が上がっているのが見えました。
そばの若者たちは歌を歌い出してました。 -
そして0時。Zagreb360°のビルの屋上からも花火が上がり出しました。
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うおお~。このビルの屋上から上がる花火は10分強だったでしょうか。それが終わっても街のあちこちで花火を上げているのが見えていました。しかし明日の朝早いので後ろ髪引かれながら退散しました。
-
元旦は現地5:30起床。夜間はビルの1階の玄関が閉まってると聞いていたけど、チェックアウトは部屋に鍵を置いておくようにホストに言われてました。この宿の玄関(4F)はオートロック。6:30に1階が開いているのか不安に思いながら降りていくと閉まってましたが、中からは開くようになっていてほっと一安心。
宿のすぐそばのトラム乗り場からトラムに乗ってバスターミナルへ向かいました。早朝はトラムの本数は少ないです。そしてこの写真で6:35、まだまだ真っ暗でした。 -
あまった小銭を使いたいけど、元旦7:00のバスターミナルなんてキオスクすら開いてないかも・・・と懸念していましたが、意外と開いていました。
バスターミナル2階のカフェも開いていました。 -
キオスク、ピザ、そして写真には写っていませんが小さなパン屋も開いてたのでパン屋でクロアチアのB級グルメ、ビュレックを買って
-
いざ、次の街ブダペスト行きのバスへ。掲示板をみても何番から発車するのかわからなかったのでチケット売り場に聞きに言ったらFLIX Busのチケットブースの窓にその日出発するバスの乗り場番号一覧の紙が貼ってありました。
ちょっとここで話しが脱線しますが、ザグレブの次はブダペストじゃなくて、本当はペーチに行きたかったのです。 -
ペーチに、というかペーチにある「ホテルパラチヌスシティセンター」に泊まりたかった。
このホテル、アールヌーボー建築のとても素敵な建物で一度泊まってみたいと思ってました。大晦日や元旦はほとんどのホテルは宿泊料が普段より跳ね上がるのに、ここは1月1日でもお手頃価格で予約を受け付けていたのでとりあえずキャンセル可条件で9月下旬に予約していました。
このホテルがどんなに素敵か知りたい人は↓へ
https://www.danubiushotels.com/en/our-hotels-pecs/hotel-palatinus?sid=nsmiug0f873jt31p8jdgklms30 -
ただ心配なのはザグレブからの足。ザグレブからペーチ行きのバスは見当たらず、
ハンガリー鉄道のHP
https://www.mavcsoport.hu/en
ではホテルを予約した当初、1月の予定はまだわからず、11月下旬頃まではハンガリーに入国してすぐのGyékényesという駅でハンガリー鉄道に乗り換える1日2本のルートが発表されていました。 -
11月に入った頃、クロアチア鉄道のコンタクトセンターにザグレブからペーチへの1/1のスケジュールを問いあわせると12/9以降のスケジュールはまだ決まってないからまた後日問いあわせて、と返事がありました。
言われたとおり12月9日に再度問いあわせると、16:38にザグレブを出発し、Gyékényesで乗換ペーチに21:49に到着する便しかないと。
1月1日はどこも開いてないだろうから移動日にするつもりでした。16:38までザグレブにいてもすることもないし、初めて訪れる場所に21:49着というのもできれば避けたい。 -
ザグレブ、ペーチ、ブダペストの位置関係。地図ではこんなに近くに見えるのに・・・。
他に方法はないのか。もっと早い時間のローカル電車で国境間際まで行って、徒歩やタクシーで国境越え出来ないのかと国境近くの町のストリートビューなどを見ましたが、駅前にタクシー乗り場があるような雰囲気の所でもなく、無人駅のような駅舎のが見つかったりでその案も断念。
ペーチの観光協会に問いあわせるとブダペストまでFlixBusで一旦でて、そこからハンガリー鉄道でペーチまで来たらもう少し早い時間にペーチに到着できるとお返事をいただきましたがブダペストまで一旦行ったら2日後にウィーンに行かないといけないのにまたペーチまで戻る気にならず、結局ペーチは泣く泣くあきらめブダペスト1泊、ショプロン1泊した後ウィーンから帰国便に乗るという行程になりました。
親切なご返信をくれたペーチ観光協会様。今回は行けなかったけど、そのうちきっとペーチに行きます。 -
乗る時に運転手さんにチケットとパスポートを確認されました。
ザグレブ→ブダペスト間も座席指定はしなかったのですが、HPからチケットを購入し、Eチケットが添付されたメールが送られてきたのと同時に、「Your free seat reservation on order XXXX」という別のメールも届き、そこに座席番号が書かれていました。 -
バスに乗車して朝食。さっきバスターミナルのパン屋で買ったビュレックは左。
パイ生地の中に挽肉とチーズが入っていて結構ずっしりきました。 -
車窓の朝日が綺麗で思わず写真を撮ったけど、みんないろんな格好で寝てるのがわかる1枚になってしまった。
この前の座席におでこつけて寝てるシルエットの人、この後、後ろの座席に移動して普通に寝てました。
私も朝食を食べた後いつの間にかウトウト。だってみんな寝ていてとても静か+バスの揺れが眠気を誘う・・・。 -
ザグレブを出発して1時間20分後、運転手さんの「パスポートコントロール」というアナウンスで目が覚めました。クロアチアとハンガリーの国境です。ここでは係員の人がバスに乗り込んできて乗客全員のパスポートを回収して事務所に戻っていきました。
私たち乗客はバスの中で待機。待っている間にまたウトウト・・・。30分は経過していたんじゃないでしょうか。そのうち係員が戻ってきて全員バスの外に出され、一人ずつ名前を呼ばれパスポートを返してもらった人からまたバスに乗り込む、という手順でした。
この名前の呼ばれ方ですが、最初クロアチア人がファミリーネーム+ファーストネーム(例:モドリッチ・ルカ、ラキチッチ・イバンなど)で呼ばれ、その次中近東ぽい名前の人が呼ばれ、そして日本人だったのですが、日本人の名前は読みにくいのかファーストネームだけでした。 -
そうして返してもらったパスポートにはクロアチア出国のスタンプ(右中)とハンガリー入国のスタンプ(右下)が押されていました。
驚いたことにクロアチアとハンガリー国境の手続きをした所は、私が乗ったバスの他にはバスも乗用車も1台も見ませんでした。すごくマイナーな場所なのか?クロアチアとハンガリーを往来する人は少ないのか?ハンガリーのペーチに行きたいと交通機関を探して見つからなかったのも、ネックはここの国境越えだったんだと思います。ハンガリーに入国してもしばらく対向車線の車も見かけませんでした。 -
国境から1時間強走ったSAでトイレ休憩。ここで、「○○子さん、日本の方だったのね」と同じバスに乗っていた日本人の方から声を掛けられました。先ほどのパスポート返却の際に名前を呼ばれたので、日本人が同じバスに乗車してることをお互いわかってました。「あけましておめでとうございます」と海外で貴重なご挨拶をいただきました。聞けばお母さんと息子さんで結構長い旅行をされているらしく、イタリアを点点とした後クロアチアに入ってそしてこの後ハンガリー。うらやましい。
札幌から来られた方でしたが「寒いですね」と言われ、関西在住の者からしたら「札幌の人でも寒いと思うのか」と驚きました。 -
トイレ休憩が終わってまたバスが走り出しても、やっぱり車内はみんな寝てるのかとても静かで私もいつの間にかウトウト。たまにふと目が覚めると湖の綺麗な景色が見えました。
そうだ、このルートおそらくハンガリーのリゾート地バラトン湖畔を通ってるはず・・・。 -
居眠りして綺麗な景色を見逃していたかも。
ところどころのどかな町、村を通り過ぎながらバスはブダペストへ向かいました。
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この旅行で行ったホテル
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ホテル ヤゲルホルン
3.31
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旅行記グループ 2018-2019年末年始一人旅 ブルノ、ウィーン、ザグレブ、ブダペスト
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