クアラルンプールから飛行機でたった1時間。<br />大都会から自然溢れるリゾートアイランドへひとっとび。<br />レンタルバイクとレンタカーで島中を駆け巡り、海、山、川、マングローブで遊びます！<br />痛恨のカメラ紛失という失意を乗り越え、後半はクアラルンプールに戻り街遊び！

マレーシア　ランカウイ島で海、川、山、街まるごと満喫旅！

10いいね！

2015/09/17 - 2015/09/23

576位(同エリア1245件中)

エリア

ランカウイ島(マレーシア)

朝6時10分　マレーシア
クアラルンプール空港KLIA2到着。
小型ジェットにトランジット。
8時45分クアラルンプール発、9時45分朝霧立ち込めるなか、ランカウイ着。
ホテルはランカウイ島西海岸のパンタイテンガー下方にあるヴィラ・モレック。
ボントンと迷ったがビーチに近いのが気に入って決定。
プールを取り囲むようなヴィラで、お部屋はリビングと寝室が別れたタイプ。
天蓋ベッドはちょっとうれしい！
そして、なりよりここは猫をたくさん保護していてニャンコと戯れられるのがGood！
のんびりとしたホテル。
荷ほどきしてから、
ホテルの横の中華レストラン、メイヒャンでランチ
焼きそばとチャーハンを注文。
おー、なかなかの味！！
どちらにも揚げた海老が乗っていて、これまた香ばしくて美味しかった。
原付バイクを2台レンタルし、パンタイテンガーの先からパンタイチェナンの上まで、旦那さんと二人でのんびりドライブ散策。
バイクレンタルは数軒あって安く、おすすめ！
パンタイテンガー、パンタイチェナンは歩くとそれなりの距離たが、バイクなら楽々。
国際免許証と日本の免許証は、要携帯。
レクチャーもなく、いっといで！とヘルメットを渡され、出発！
ビーチやお米博物館、アウトレットなどとりあえず、街を知るために一回り。

その後ホテルに戻って猫と戯れ、特典として付いていたフットマッサージへ。
夕食はホテルから徒歩10分、人気店のオーキッド・リア。
バタープラウン、イカのから揚げ、空芯菜炒めなどなど。
海老大きーい！ただし時価。グラムによって価格変動するのでよく店員さんに値段を聞いて決定。
この島はビールが免税なので嬉しい。
食後に近くの商店でビールをダース買いして部屋へ。
部屋のかなにヤモリが居たらしく、晩酌をしていたらケッケッケッケッ！と鳴いていたが、それもまた南国の楽しみ。彼らはなにもしないので放っておいた。
翌日。
ホテル隣のレンタカー屋さんにて、今度は車をレンタル。
今日は少し遠出をする。
マスリの墓を見学し、島の反対側のブラックサンドビーチ、タンジュンルーを巡り、ぐるっとドライブしながらランカウイスカイブリッジに行ってみよう。
昼食はトマトナシカンダー。
ナシカンダーとはインド系屋台。ここは安くて凄くおいしい！！！
これで300円しないぐらい。
マチンチャン山のスカイブリッジに行くために、ケーブルカーで山頂を目指す。中腹で乗り換えるが、このケーブルカーは高さがあってかなり怖い。
高所恐怖症の旦那さんはキモを冷やしたらしい。
サウジアラビアから来た若い夫婦と乗り合わせた。
写真を撮ってほしいと頼まれて快諾すると奥様は躊躇せずニカブを外してピースサイン！！
中東のイスラム系の男女はそういうのはかなり厳しくて、眼すら見つめてはいけないと考えていたが、今時の若い人はこういうオープンな人もいるのか！と驚き、はしゃぐ彼らをみて少し嬉しくなった。海外で、しかも乗り合わせたのが日本人だったし、個室でだけで許された事なのかも。
スカイブリッジに到着！
山あいに弧を描いてかかる歩道橋。
谷間から吹き上げてくる風が、足元から顔を撫で、高さに恐怖症ではない私も膝から下が冷たい気分になる。
翌日、午前中はホテルから歩いてビーチへ。
少し泳いだが、ビーチにいると物売りやアクティビティの勧誘がひっきりなしに来るので、ホテルへ戻ることに。

事前に申し込んでいた、ランカウイ倶楽部の主催するカヤックdeジャングルというツアーに参加。
15時にホテルにバスが迎えに来て、世界ジオパークのキリム湾へ。
日本語ツアーなので、参加した4組7名は全員日本人。ボートに乗り湾を上りマングローブの森へ。
レクチャーを受けて17時にカヤック乗船(て言うのか？)

キィー！キィー！
パキッ、パチッ
カサカサッ。

静寂のマングローブの川には森の音が響くだけ。
カヤックは音もなくスィースィーと進む。
初心者だけどもすぐに馴れた。
不馴れなことばかりなのに、なぜだか落ち着く。
突然視界が開けた。
対岸の洞窟でコウモリ観賞。
立ち込める嗅いだことのない湿った匂い。
洞窟から出るときに掴んだ岩にはコケ類なのかカビ類なのか藻類なのか緑のものがビッシリ生えていて手がかび臭い緑になった。
それを川の水で洗い流してティータイム。
船上でクッキーとお茶を手渡された。
汚れた手はもはや気にならなかった。
とにかく囲まれた自然が美しくて、クッキーが美味しくて、そんなことはどうでもよくなった。

夕闇迫るなか、カヤックから川に飛び込んでみようとガイドの尾島さんから提案があった。
「ウェットスーツが浮くから大丈夫！」
「仰向けに大の字になってみて！」
言われた通りみんなで大の字で浮かんだ。
空は紫から群青に変わり、星が輝きだした。

「今度は恐れずに耳まで水にいれてみて！」
言われた通りやってみると、
コポコポコポ…
パチン、プチン！
プチン、コチン！
なんの音だろう。心地いい。
なんと貝が殻をパクパクしている音だって。
海と川の間の河口に浮かんで星を眺めながら海の底の音を聞くことは、最高のリラクゼーションだと知った。

その後みんなでいかだで夕飯を食べ、ビールと共に尾島さんからアジアの話、冒険の話、マングローブの話、マレーシアの話などたくさん教えてもらった。
夕食後、ジャングルを抜けるボートは本当に真っ暗闇。運転手さんは星や山で川の進む方向が分かるんだって。
ライトを消して水に手を入れると、夜行虫が水の中で発光して幻想的な煌めきを放った。

あぁ、なんて素敵なツアーだったんだろう。
ホテルまでのバスはみんなぐったりして無口だったけれど、誰しもそういう思いで帰路についた。
翌日
戻って参りました、大都会ＫＬ！
3ヶ月前から予約したスカイバーのプールサイドカウチ。
不思議なもので、来たら来たで都会も楽しめる。
グラスから伸びるツインタワー
セックス&ザ・シティみたいなお姉さまがた。
ヒューヒュー(古っ！)

隣の韓国人のおじさまがスマホをプールに落としてしまった！大変悔しがっていたが、プールがすく隣なのでスマホや自身が落ちないように要注意だ。
翌日
スルタン・サラフディン・アブドゥルアジズ・シャー・モスク。
通称ブルーモスク。
タクシーをチャーターして行ったので移動がなかなか高くついた。
ブルーモスクのスカーフは水色、ガウンは青。
バッグを背負ったままガウンを着ているから(言い訳)まるでだるまさん。もしくはマトリョーシカ。
ここの廊下は美しかった。
モスクの方が館内を案内してくれた
うわーーー！
広い、美しい！
モスクの天井。
タイルが細かい～。
吸い込まれそう。
KLに戻って、イスラミックミュージアム。
モザイクタイルが鮮やかで華やか。
旦那さんが、額縁付きの自宅に飾るための大きなタイルを購入してくれた♪
調度品の数々
デザインがすごくかわいい
こうなったらイスラミックのはしご。
国立モスク。

今回の旅行は海に川に、中華にナシカンダーに、ジャングルに大都会に、極めつけがイスラミック。
カルチャーミックス&プレイスミックスな旅でした。

ランカウイはのんびりしながらもスリリングも味わえる島でした。
実は1日クア観光をして、そのとき乗ったタクシーにデジカメを忘れるという失態をしてしまいました。走り去った後気がついてすでに遅し。たくさんの写真はタクシーと共に消えてしまいました。

それでも夢のような思い出はいつまでも心と頭に焼き付いています。
いつか近いうちに、またランカウイへ！
またあのカヤックで海の底の貝の音を聞くぞ～！！
パチン、プチン！！